room00_20120426
ご案内:「時狭間」にサガミさんが現れました。 (04/26-15:30:04)
サガミ > (兄貴分の暮らす館から、こちらの世界への外出は随分と久しいだろうか。キ、と扉を押し開いて店内へ脚を踏み入れれば、御挨拶なんぞする愛嬌も無く、ずかずかカウンター席へ一直線)焼酎。 (どかっと座って、真昼間っから自棄酒注文) (04/26-15:33:40)
サガミ > (何せ相手はマスター。注文内容を気にする風も無く、さらりと酒で満たされたグラスをサーブしてくださるのでしょう。代金と交換でそれを受け取って、ちらと酒を舐めた) (04/26-15:38:08)
サガミ > (グラスを片手に、ぼんやりと視線を送るのは窓の外。此処から見える範囲には無さそうだけれど、もう桜の花も散ってしまった訳で、ちょっとした郷愁めいた気分に襲われた。ぼろり、と鳶色の瞳から雫が落ちて、カウンターに上体をぐてりと預けて、腰の尻尾がだらりと垂れた) (04/26-15:43:16)
ご案内:「時狭間」にハイトさんが現れました。 (04/26-15:51:12)
ハイト > <カランコロン…>(来客を告げるドアベルが店内に鳴り響いた後、一つの靴音がカウンター席へと向かう。音の主はサガミとは左に一つ離れた席に座ると、ゆったりとした口調と凛とした声で言う) おや…これは珍しい。貴方とここでお会いするのは、初めてですねぇ?サガミさん(愛想の良い微笑湛えつつ小首を傾げてそちらを向いて) (04/26-15:56:45)
サガミ > (不意の音にピクリと尻尾が揺れた。酒を片手に涙が一筋垂れた頬、非常に情けない格好だとの自覚はあるか、袖でぐいと頬だけ拭って、顔を上げれば見知った顔が眼に入るようで)……お久し振り、で。そう来る機会もありやせんし、奇遇っすね(言葉を返しながらも、気恥かしさにそうっとそうっと顔を反対側へ背けた。涙の残る目許もぐしぐし拭って) (04/26-16:02:24)
ハイト > ……何か、お悩み事ですか?(相手の顔を見れば、目元に浮かんだ涙も一緒に視界に飛び込んできた。すぐに拭われてしまったが、こちらの疑問は拭われぬままである。愛想の良い微笑を表情から消し去ると、小首を傾げたまま問うて) (04/26-16:07:24)
サガミ > (問い掛けに、ゆるりと相手へ顔を戻す瞳には淡い酒気を帯びていて、言葉を悩むように僅かに眉を顰めた。しかし、相手の立場を思い返すと思わず口を開いて)……御主人を亡くした畜生が、その最後の望みを叶えられねぇってのは……唯、情けない事、だと(ぼろり、無表情の瞳から二つ目の雫が零れた) (04/26-16:11:56)
ハイト > (涙ながらに語る相手の目にはほんのりとした酒気と再びの涙。ともあれ話を聞こうと思った悪魔は、更に問う) …最後の望み…ですか…? (04/26-16:18:27)
サガミ > ……新しい主人を見付けてちゃんとしなさい、ってんで(はっと軽く鼻で笑うように、視線を伏せて応えるとグラスに残る酒をぐいっと呷って)第一…っ、あの御主人は勝手過ぎまさァ。次に仕える主人は、もっと上品で理知的で…そう簡単に死んだりしねェような、俺を盾にして生きるような…(ぼろぼろぼろ、と溢れる涙と一緒にカウンターへ突っ伏した。そのまま、じと、と拗ねたような瞳で相手を見上げよう)……ハイトは?(ちゃんと御主人様してますか、と訊きたいような) (04/26-16:24:22)
ハイト > (ぼろぼろ泣いては崩れ落ちるという一連の流れを黙って聞きつ見つしていたが、不意な質問に面喰らった顔をして) …貴方の仰るように、品があり理知的であるかどうかは分かりかねますが……少なくとも、簡単に死ねるような主人であるつもりは、ありませんねぇ…(考える素振りをしつつ視線泳がせ) (04/26-16:30:17)
サガミ > (相手の返答に、じとーっと聞き入る瞳は多少なり据わっている。空のグラスを揺らしてからから氷の音を立て)それで、充分、でさァ。シモベからすりゃ、御主人が死ぬ事が…一番、何よりも悔しいモン、で…(軽く息を吐いて、僅かに持ちあがっていた尻尾が再びくてりと垂れた。そして、ふ、と再び口を開こう)…………お試し、一匹要りやせんか? (04/26-16:38:01)
ハイト > ……私の下へ来る、と?(なんだか先程から珍しい事ばかり起きている気がした。少々驚いたような困ったような、何とも複雑な表情を浮かべ聞き返すと) まぁ、人手は多いに越した事はありませんが…貴方はそれで構わないのですか?(況してや酒が入った状態だのに、と) (04/26-16:42:19)
サガミ > ハイトの許可が、出るのであれば(酔いが入った言葉にしては流暢に告げて、疑問符を受けてとろとろと酒気の残る鳶色の瞳を瞬いた)…オレは、亡き御主人の最後の命を果たせやす。ハイトは、従順な下僕が増える、って考えりゃァ…利害一致しやせんか?(すっかり酔っ払い理論ではあるものの、ようやくカウンターから身を起して相手へと体を向けた。背中で尻尾がゆらりと揺れる) (04/26-16:46:49)
ハイト > (少しの間相手の据わった双眸見つめ、沈黙と同時に思考。勢いに任せた言葉ではないと判断したのか、ごく小さく息を吐くと、こくり頷いて) …分かりました、良いでしょう。ただし私の下に来るからには、それなりの覚悟が必要になりますが…宜しいですね? (04/26-16:52:30)
サガミ > (承諾の声を聞けば、沈黙の間じぃっと相手を見つめていた瞳から、溶けるように酔いの色が醒めた。グラスを置いて椅子から立ち上がると、今度は相手を見下ろして)勿論、仕えるからには俺の命は主人のモノになりまさァ。ハイトこそ、その言葉に二言はねェんで? (04/26-16:56:10)
ハイト > (見下ろされればこちらも椅子から立ち上がる。しかしこちらが見下ろす事は身長的に不可能であった。結局相手を若干見上げる形でいつもの道化の微笑を浮かべると) さて…それは貴方の働き次第ですよ(不敵に言って退けた) (04/26-16:59:51)
サガミ > (重ねた肯定の言葉に表情の乏しい瞳を細めると、立ち上がる相手の前へ片膝を着いて跪き)……なれば、今この瞬間からオレの牙は貴方様の刃。此の身はその全てを護る盾となりましょう。月に誓って貴方様に絶対なる忠誠を、我が主(相手を真っ直ぐに見上げて忠誠の言葉を告げると、自らの胸元へ手を添え恭しく頭を下げ) (04/26-17:05:43)
ハイト > その言葉、偽りがない事を信じましょう。ついておいでなさい、私がよしと言うその時まで(眼前に跪く相手を見下ろしつつ、クスと微笑零してそう告げた) (04/26-17:10:18)
サガミ > 勿論、主殿の御心の儘に地の果てまでも(ようやく、口元に薄っすらと笑みを浮かべて応えると、体勢を崩す事なく不意に相手へ片手を持ち上げて)と、一滴だけ血を貰っても構いやせんかい? (04/26-17:14:04)
ハイト > 血、ですか…?(持ち上げられた自らの片手と相手の顔を交互に見たが) ええ…まぁ、構いませんが(一先ずはこくり頷いて) (04/26-17:17:28)
サガミ > (主人からの問い掛けに答えるより先に、その手を掴む事を許されては委ねられた指先へそっと牙を立て一滴だけ血を舐め取ろう)…これで、主殿のお呼びとあれば何処へなと。(契約の一環だと言いたげに、相手の手を解放して) (04/26-17:22:25)
ハイト > (指先に走った痛みと生暖かさに何とも言えない表情浮かべるが、告げられた言葉より必要な儀式か何かだったのだろうと、解放された片手を見下ろした) …血の一滴だけで、私の元へ来れる、というわけですか…? (04/26-17:27:05)
サガミ > 血が一滴有りゃ充分でさァ、これで主殿の匂いを見失う事はありやせん。移動手段は風を(数珠を着けた右手をすいっと持ち上げれば、ふんわりと店内に微風が流れた。緩慢な動作で立ち上がると、相手へ再び椅子へ促すように軽く背へ触れようと)他に何か確認すべき点が御座いましたら、お答えしますが? (04/26-17:32:55)
ハイト > (高度な魔術――かどうかは不明であるが――を使うものだと感心しつつ、背を押され促されるままに椅子へと座り直すと) いえ…今は特にありません。問う必要があれば、その時に聞きますよ。貴方こそ、何か問うべき事はありませんか?(相手を横目で見つつ、漸くマスターに紅茶を注文して) (04/26-17:39:20)
サガミ > (実は多少なり不便な術具ではあるのだけれど追加説明はせず、先程より席を一つ詰めて今度は相手の隣へ当然のように腰を下ろそう)そう、…っすね。何か誓約や、仕える上での必要事項があれば(浅く首を傾けて、相手へ視線を投げ返し) (04/26-17:45:11)
ハイト > 必要事項、ですか…(ふむと考えるように視線を宙に泳がせていると、マスターが紅茶を運んできた。いつも頼むダージリンの、良い香りが辺りに漂う) ……では、ひとつだけお伝えしておきましょうか(泳がせていた視線を紅茶に落とすと、カップを手に取り一口味わって) (04/26-17:48:49)
サガミ > (ふんわり漂う良い香り。あまり飲めはしないが香りは好ましいもので、ゆらんゆらんと尻尾が揺れて) ひとつ、ですかい?(多少なり意外そうな声が出て、カップを傾ける主人を眺めましょう) (04/26-17:52:28)
ハイト > ええ(短く答え、カップをソーサーへと戻すと、相手の顔を見て) 勝手に死ぬ事は、許しません。例え理由が何であっても (04/26-17:55:54)
サガミ > (予想外の言葉だったか、揺れていた尻尾が驚いたようにピタリと動きを止めて) ……それは、勿論、主殿が死なない事を前提として、ですかい?(問い返す言葉は必然、静かながらに何かが籠もったような) (04/26-18:00:49)
ハイト > ――……。 …私は、そう簡単に死にませんよ(言いかけた言葉を紅茶と共に飲み込んで、代わりの言葉を吐く) ですから、貴方にも簡単に死んでもらっては、困るのです(正面を向き、双眸伏せて) (04/26-18:08:02)
サガミ > (返答に、ほんの少し眉間に寄った皺を指でぐいと伸ばして、小さく息を吐き出した) そう云った意味の言葉であれば、御心の儘に。この身は既に貴方様のモノ、主殿の許可無く朽ちることは無いと、誓いを改めましょう(そ、と胸に手を添え言葉を紡げば、その手を伸ばし主人の頭をわしわし撫でようと) (04/26-18:14:38)
ハイト > っ…!?(突然頭をわしわし撫でられれば、少々慌てた様子でその手を掴まんと右手を泳がせて) これでは立場が逆でしょうっ…! (04/26-18:18:47)
サガミ > (相手の反応に、薄っすらと悪戯な笑みを浮かべて、掴まれた手で懲りずに撫で続行) そんな事ァありやせんぜ、主を労わる一環のスキンシップでさァ。しっかり御元気で?(密やかに尻尾を揺らしながら、ゆるりと顔を覗き込もう) (04/26-18:22:46)
ハイト > 主を労わるなら、美味しいお菓子の一つでも作って持て成すものですっ(威厳も矜持も損なわれ始めたのはほんの序章なのだろうか。ともあれ顔を覗き込まれれば少し身を後ろに引き、しかし相手の手は掴んだまま未だその動きを止めようと頑張っているのである) (04/26-18:27:32)
サガミ > へぇ、主殿は甘いモノが御好きですかい。和菓子?洋菓子?(力比べならば負けぬだろうと抵抗は微笑ましい状況として受け止めて、しかしながら軽く身を退かれては撫で難さが勝ったか、ようやく頭からは手を離すようで。表情は何時の間にやら常の無表情に戻ってはいるものの、揺れる尻尾は相変わらずに問い返して) (04/26-18:31:57)
ハイト > (漸く頭から手を離されればふうと一息ついて髪形を整えながら) 和菓子も嫌いではありませんが、洋菓子の方が紅茶に合うので好きですよ。(髪を整え紅茶の代金をカウンターに置くと、残りの紅茶へ口を付けて) (04/26-18:35:55)
サガミ > (必然的に掴まれていた手も解放されたようで、自分の手を引き戻すと新たなる主人の情報を脳内記録。代金を支払う姿に、店を出るのだろうかと判断すれば座りを少し浅くして) お帰りで?(そうならば、主人の屋敷へ着いて行こうと既に決めている顔) (04/26-18:39:46)
ハイト > (紅茶を飲み終えればカップを置いて) ええ。私は魔界へ戻りますが、来ますか?(軽くそちらに顔を向け問う。愛想の良い笑みは、どうやら僕には向けないらしい) (04/26-18:43:31)
サガミ > (魔界、は初体験。相手の種族から予測はしていたものの、一度ゆるりと瞳を瞬いて) 勿論、我が主が赴くならば地獄の果てまで(薄い笑みと共に応じ、少しだけ物珍しげな眼差しで主人の顔を見たような) (04/26-18:46:44)
ハイト > クス…では、行きましょうか(こちらも小さく微笑零すと、席を立って店から出ると、後からついてくるであろうサガミと共に、魔界へと戻ってゆくのです) (04/26-18:53:06)
ご案内:「時狭間」からハイトさんが去りました。 (04/26-18:53:11)
サガミ > (主人の後に続くのは下僕の嗜み。久しい再会なんぞが待っているかもしれない初体験の魔界へ、主と共に赴くのでしょう) (04/26-18:54:38)
ご案内:「時狭間」からサガミさんが去りました。 (04/26-18:54:44)
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