room00_20121013
ご案内:「時狭間」にロネさんが現れました。 (10/13-19:49:11)
ロネ > <<からんころんからーん……>>(憂鬱げな面持ちで店の扉を開ける、黒尽くめの男が一人。目尻を手袋を嵌めた指で擦り、小さな欠伸を一つ。カウンターの隅の席まで歩いていき、帽子を脱いで座る。手袋を脱ぎつつ)紅茶を。(注文一つ) (10/13-19:51:05)
ロネ > (店内には寡黙なマスターと自分以外は誰もいない。紅茶を淹れるマスターに、)……同じことでずっと悩むのって、やはり駄目だよなぁ。(思わずぽつり。聞き流すだけでいいから、と前置きして、頬杖ついてため息)……エル嬢もアザミも、色々乗り越えようと頑張っているのに……優しいし、強い。(空気がなんとなく今日はどよんとしている) (10/13-19:53:58)
ロネ > (結局同じことで悩み、心を塞ぎ、拒絶するを繰り返しているだけなのだ。程度や状態の差あれど、そんな自分にいつも付き合ってくれるアザミに申し訳ない。それにそのたびに誰かを傷つけている。重くのしかかる罪悪感。弾の一発減った、コートの下に忍ばせているリボルバーがやたら重く感じる) (10/13-19:55:53)
ロネ > ……っはぁぁぁ。(こういう日こそワインの一杯でも引っ掛けたくなるが、自分が酒に弱いのと酒癖が悪いのは百も承知なので呑まない。だが何故今日は酔っ払ったように彼女に思われたのだろう? 抜け落ちた記憶が気になるが――ろくなことではあるまい) (10/13-19:58:23)
ロネ > (なのでおとなしく差し出された紅茶を一口飲んで、)……マスター、苦すぎないか?(なんて尋ねる。が、マスターは困ったように肩をすくめるだけ) (10/13-19:59:46)
ロネ > ……昔、酒呑んで目ェ覚ましたら、(ぼそっと呟く)……いや、何でもない。 (10/13-20:01:44)
ロネ > (紅茶でも酔っ払えてしまえそうなほど鬱屈としているが、酔えないものは酔えない。人形のことを考えようにも、ほかの思考に邪魔されて何も思い浮かばない)あ゛ー……。(うめいて腕を枕にカウンターテーブルに突っ伏してうめく。飲み屋でストレスたまっているオッサンそのものだ) (10/13-20:03:50)
ロネ > (と、そこに、カウンターの脇に置かれた一冊の本が目に入る。手を伸ばしてこちらへと引き摺って、表紙を見て中を一枚、ぴら、とめくる)何だ、白紙だらけじゃないか。(ぼつぼつと埋まっているページはあるものの、白紙のページが大量にある)……え?(マスターから簡潔な説明。自由に書き込んで良いらしい) (10/13-20:06:11)
ロネ > …………。(書き込む、と言われても。ハーピィの項目に、こんなんいたなぁと思いつつ) (10/13-20:06:48)
ロネ > (ふと。マスターに書く物借りれるかな、と言えば、簡素なペンとインク壺が差し出されて。この鬱屈とした気持ちの矛先をどこかに向けたくて。辞書のページをめくり、この辺りなら良いかなと)……見出しは……。(男の国の言葉でつづっても、この世界では全て通じる。癖の強い字で一行、書き込んだ。『Vampire』――即ち、「吸血鬼」) (10/13-20:10:47)
ロネ > (数回文をつづって、そしてペンとインク壺をマスターに返して。インクが乾けば、バタンッ、と辞典を閉じた) (10/13-20:12:10)
ロネ > (辞典をずざざと元の場所に戻す。紅茶をまた一口) (10/13-20:16:11)
ロネ > …………。(とてもくだらないことをした自覚はある。そもそもあの吸血鬼、この時狭間にも訪れていたではないか。自分の行動が滑稽でしかたがない) (10/13-20:18:58)
ロネ > (あの吸血鬼は苦手、というか嫌い、だった。血を吸われたから、というのもある。襲われた――こちらが先に武器を抜いたが――、というのもある。だが、それと同じくらい、否それ以上に、あの吸血鬼の引き摺る影の暗さ、己へ殺気を向けるその脆さが)…………。(嫌だった。理由は分からないけれど) (10/13-20:22:05)
ロネ > ……確かめるか。(ぼそっと呟いた) (10/13-20:23:36)
ロネ > (記憶は瘴気の地で途切れている。何か自分があの地でしでかしたのであれば、間違いなくそれはあの地だ。弾はまだ五発ある。剣も地を引っかいただけで幸い鈍らにはなっていない。あの地に自ら赴くのはこれで何度目か)((死にたくは無いがな))(そう心中で言い聞かせるように。しがらみなら、掃いて捨てるほどある) (10/13-20:26:05)
ロネ > (記憶は瘴気の地で途切れている。何か自分があの地でしでかしたのであれば、間違いなくそれはあの地だ。弾はまだ四発ある。剣も地を引っかいただけで幸い鈍らにはなっていない。あの地に自ら赴くのはこれで何度目か)((死にたくは無いがな))(そう心中で言い聞かせるように。しがらみなら、掃いて捨てるほどある) (10/13-20:26:34)
ロネ > (紅茶を飲み干して、カウンターテーブルに代金を置く。杖をついて立ち上がり、帽子を手に持ってマスターに会釈。そして杖をついて、右足をやや引き摺るようにして、扉を開けて夜闇の中へと去っていく)<<からんころんからーん……>> (10/13-20:27:41)
ご案内:「時狭間」からロネさんが去りました。 (10/13-20:27:45)
::::  PbsChat v2.5.1改変版  ::::