room00_20121106
ご案内:「時狭間」に少女さんが現れました。 (11/06-20:34:32)
少女 > (帳が落ちた。音も無く開く扉、音も無く生まれる気配。今宵も夜から生まれた異形が、闇色のブーツを纏いて脚を出す。 這い込む闇。従う黒髪。死人色の顔に埋め込まれた瞳はくすんだアメジスト。三日月が唇に浮かんだ。) Ciao. 御機嫌いかが? (11/06-20:40:04)
少女 > (微笑うて問うて、返る反応は如何なるものに為り得るか。其れが喩え否であったとて、哂う、少女は嗤う。) 今日は食事に来ようと思ったの。甘いの、辛いの、おすすめはなぁに?(無邪気に、否、邪気に充ち満ちて。瞼に隠れた異形の色が、再び唯一人の男を見据えた色が、三度重ねて紫苑を閉ざす。) (11/06-20:47:15)
少女 > 【(マスターが料理を運んできた。)『オバケロール だ。』(焼きたてロールパンにデコっておばけにしたサンドイッチと小さな蝙蝠型にカットしたクルトンの浮いたパンプキンスープのセットです。ロールパンを立てて目や口を付けた可愛いサンドイッチ。中の具は卵サンドとツナサンド、ハムサンドです。)】 (11/06-20:50:13)
少女 > (唯一つ彩りを添える唇が口角を上げる。彷徨い終えた夢と現、開いた眼が映したるはパンとスープ。) まぁ、かわいい。(死んだ白魚のような指先を、死化粧を施したような唇へ、宛がう。其処から零れる、少女のような笑い声。) (11/06-20:54:29)
少女 > (体温の無い指が、温かなる器に触れる。体温の無い指が、柔らかなる生地に触れる。) オバケ。(見つめる瞳は一対。囁く唇は一つ。伸ばした手は二つ。 一つ、手を引き戻す。口を付ける事の無かった器、さりとて内包した質量を失った器。) (11/06-21:02:01)
少女 > (手は、もう一つ。小さな手の中には、もう何も持ち得ない。 合掌。摂取行動を行わない唇に、三日月が浮かぶ。) 御馳走様。(異形は囀る。星の銀貨を差し出して、闇色の髪を従え痩身を翻して、開かれたる扉は今宵も夜を見逃した。) (11/06-21:08:28)
ご案内:「時狭間」から少女さんが去りました。 (11/06-21:08:34)
ご案内:「時狭間」にクォールツさんが現れました。 (11/06-22:01:13)
クォールツ > (コツン。と静かに扉を潜り、人気のない店内へ足を踏み入れて。 顔色はまだ青白いものの、一時に比べれば随分と良くはなった感。二つの包みを手に、その足でマスターの元へ向かって) (11/06-22:03:49)
クォールツ > 今晩は。マスター、少しお聞きしたいことが……ぇ?ぁ、はい。(マスターがこちらを見やったタイミングで声を掛け、断りを入れてから――としたところで逆に名前を呼ばれたりするのだろう。 ぇ、名乗っていただろうか。と思いつつも頷いて) (11/06-22:08:02)
クォールツ > (きっと翔から外見の特徴とかを聞いた――ということにしたい。藍色の髪にこんないかにも貴族な装いをした者は、そうはいないだろうから) 手紙……(差し出されたそれを受け取り、その裏に記されているだろう名を確認する前に、これを託した少年の特徴を聞いて、一瞬その肩がぴく と震える) ……そうですか、彼が……いぇ、ありがとうございます。(封筒の裏を返せば、やはり。と予感は的中して) (11/06-22:14:14)
クォールツ > (その場で封を開けることはなく、ス とそれは懐に仕舞う。そして改めて、手に持つ包みの内一つをカウンターテーブルへ置いて) 私の方からも、お聞きしたいことが。黒髪を後ろで束ねた、私と同じくらいの年頃の男性が、つい先日いらっしゃいませんでしたか?(特徴を話すのは、先日この近くの泉で薬を分け与えてくれた男性のこと。今更ながら、名を聞いておかなかったことを後悔しつつも、彼はここを目指すと言っていた。きっとあの後すぐ、訪れただろうと踏んで) ――ぁ、そうです。えぇ、そう。お名前までは……ですよね。(マスターは覚えがあるらしく、それを聞けば表情を明るくして。最もさすがに、名前までは知らないようだったが) (11/06-22:20:10)
クォールツ > いぇ、十分です。……申し訳ありませんが、私からも一つ頼まれて頂けないでしょうか。(ス とカウンターへ置いた包みをマスターへ。小さな手提げの中にあるのは、先日件の青年が渡してくれた医療ケースで。中の薬は1つ2つ使ってしまったが、それ以外は手付かず。そのまま頂くのは忍びなく、お返しするつもりで) (11/06-22:25:18)
クォールツ > (そしてささやかなお返しに、手紙と共に小さな包みが添えられている。生憎薬は妹と違い専門外なので、自身の店で扱う商品の中で特に気に入りのものをお礼に包んだのだ。包みを開けば小さなリボンが掛けられた小瓶が2つ。中身は鎮痛作用と覚醒作用を持つラベンダーとローズマリーのオイルだ。 これなりの、恐らく医療従事者なのだろう相手の役に立てそうなものをチョイスした結果) (11/06-22:29:40)
クォールツ > これを……本来なら直接お渡しすべきでしょうが、名前も存ぜぬ方、そう上手く巡り会えるか分かりませんので…(お願い、できますでしょうか。そう言って頭を下げる) (11/06-22:31:54)
クォールツ > (渡すだけで良いんだな。マスターの返事は短くも、了解を意味するもので) ……えぇ、それだけで。ありがとうございます。(もう一度ゆっくりと頭を下げ、面を上げて。改めて手にした封筒を見やる) (11/06-22:33:11)
クォールツ > (そして ス と一歩下がって) すみません、もう一つ行くところが。……それから先に、この返事を。(何もなければお茶の一杯でも頂いて帰るのだが。まずこれを確かめたいと、一言謝って踵を返す) 今度お邪魔する時は、ゆっくり参ります。(眉を下げ、ヒラリとコートの裾を翻して。そして忙しげに、再び扉を潜って行く) (11/06-22:36:35)
ご案内:「時狭間」からクォールツさんが去りました。 (11/06-22:36:41)
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