room01_20121104
ご案内:「※泉の畔」にmistさんが現れました。 (11/04-19:08:59)
mist > (サラサラと、小さな段を作る岩棚より湧き出す水があふれ出しては零れ落ち、小さな水音を立てる。 あふれ出した水はその下へ澄んだ泉を作り、清浄な空気を生み出していた。 泉の畔の木の1つへと背を預け、銀色の竪琴を奏でて) (11/04-19:11:08)
ご案内:「※泉の畔」にアザミさんが現れました。 (11/04-19:11:58)
mist > (口元に、静かな笑み。少し目を伏せるようにして、泉の音を聞きながら、その音にあわせる様に響き渡って行く竪琴の音。風の音。 静かな時間が流れて行く) (11/04-19:13:05)
アザミ > (ふらり、竪琴の音に誘われるように、前よりは軽い足取りでやってくる少女。きっと温泉に足をつけてきた帰りなんだろう。おそらく、相手と泉を挟むように反対側から姿を見せるだろうか。ちょっと寒くなってきたけど、いつものワンピースの姿) (11/04-19:14:41)
mist > (人の気配を感じれば、ゆるりと視線を上げる。静かな笑みを浮かべたまま。竪琴へ滑らせる指はそのままに、声を掛ける)──アザミ。 (11/04-19:16:06)
アザミ > ……ミスト?(遠巻きで見えた姿を改めて確認すれば、かけられる声で確信。そちらへと歩いて行こうか) ちょうどよかった、ミストに相談したいことがあって…。(少女の表情はやや鬱に近いものになっているのがわかるかもしれない) (11/04-19:18:10)
mist > (にこり)うん。昨日、猫に変化する少年に聞いたよ。(竪琴の手を止めると、竪琴を草の上へと置き、おいで、と言う様に片手を差し伸べて。) (11/04-19:20:00)
アザミ > 猫になる少年…カヲルに?(何時の間に会っていたのだろう、と疑問も浮かぶが、それならちょうどよかったもので。やがてミストのすぐ傍まで近づけば、眉下げた困り顔に) ……ロネのことなんだけど、僕、ロネの手を噛んじゃって……治すのも断られちゃって…。(ぼそぼそとした声で、罪悪感に押しつぶされそうな気持ちを堪えながら) (11/04-19:25:53)
mist > (くす、っと笑って。 ふ、と周囲に視線を巡らせれば、ふわりと手を流す。 スゥ──っと周囲に白く霧が立ち込めて) …人には、聞かれたくない話みたいだね。 結界を張っておいた。 …カヲルって言うのかな?あの子。多分そうだと思う。 …ロネの怪我なら心配は要らないよ。 昨日脅して無理やり大人しく治療を受けさせたから。(人差し指を立てて、ふふっと笑み。大丈夫、と言う様に) (11/04-19:28:22)
アザミ > (周りに立ち込める霧を一度見る。すぐに視線をミストへ向けて) うん…ありがとう。 カヲルは、僕たち反乱集…同志の集まり、のほうがいいかな。その内の1人なの。  …え、本当に?ありがとう…ロネが否定するから、無理に言うと、また嫌われちゃうんじゃないかって怖くて、相談したかったの。(相談事はそれだけではないものの、1つの心配が消えた。ほっとするも、すぐに悲しみに暮れる顔へ変わってしまって) ……ロネが、もう一度やり直そうって言ってくれたけど…なんだか、芝居みたいに思えちゃって…僕、ロネにどう接すればいいのか、わからなくなっちゃって…。 ロネ、僕が噛んじゃって、また悲しませちゃったかもしれなくて…。(あぁ、どういえばいいのか。混乱もやや見え隠れしつつ、心配事をぽつりぽつりと) (11/04-19:34:29)
mist > (ローブを脱ぐと、アザミの肩へと掛けようと。掛けながら、アザミの顔を覗き込み。 静かに目を細めて) …僕は、逆だと思うよ。アザミ。 ロネが君に傷を治すことを拒んだのは、恐らく自分の為に必要なものだからなんだ。 だから、あの傷はね。彼自身の為に、痛みや傷跡は治さない方が良いものなんだよ。 大丈夫。ちゃんと時間が立てば治るようにしておいたから。 (11/04-19:38:06)
アザミ > (ローブは肩に大人しくかけられるままで。顔を覗き込まれれば、相手にとてつもなく縋りついて全てを放り投げてしまいたくなるのを我慢しながら) 何が正しくて、何が間違ってるのか、もう、僕もわからなくなっちゃったの……。ロネの傷が治るのは嬉しいけど……ロネと一緒に居たいから、結婚したいとか…僕、急ぎ過ぎたのかな…もっと、時間をかけて知り合った方がよかったのかな…。(目頭が熱くなってくる。手が、少し震えていて) (11/04-19:43:11)
mist > (微笑を浮かべて静かに見つめる。 ツ、と手を伸ばせば、きゅっと抱きしめて) 君もロネも、本当に不器用なんだから。 そういう時は堪えるものではないよ? 我慢はしなくて良いんだ。 …これから話すのは、あくまでも僕の憶測ね。(耳元で、静かに囁くように言って) (11/04-19:44:58)
アザミ > (抱きしめられて、涙が滲む。罪悪感のおかげで、涙線が緩くなりすぎているんだろう) ……我慢、したくないのに…ロネを、思うと、そうしなきゃって…思うの…。(泣き声になりつつ、ミストの言葉をしっかり聞く姿勢はそのままに) (11/04-19:47:45)
mist > …まずは、絡まってしまった糸を解いて行こう? …最初は、ロネの事から。 ロネの過去は、知っているね?(ゆっくり、髪を撫でながら。) (11/04-19:49:11)
アザミ > (髪をなでる感覚。ミストの言葉に、涙を流しながらうなずくだけで) (11/04-19:50:16)
mist > 彼がまだ、軍人だった頃、彼は大事な者を自らの手で、屠ってしまった。 彼にとっては、大きな大きな罪。 …恐らくだけど、その時に誰かに罵られたんだろうね。『化け物』って。(淡々と。まるで、何かの物語でも紡ぐように) (11/04-19:51:45)
mist > 此処で彼の心には、決して消すことの出来ない傷が2つ生まれたんだ。 1つは殺めてしまった罪と後悔。 もう1つは、『化け物』になってしまったこと。 (11/04-19:52:52)
アザミ > (あぁ、知っている。彼から直接聞いた言葉だ。でも、何も言うことなく、今はその語りを静かに聞くだけで) (11/04-19:52:55)
mist > 彼はそれがきっととっても怖かったんだろうね。 何とか人間で在ろうとしたんだ。 それが、『魔物を殺める』と言う事。 それが彼の世界での、『人間の在り方』だったから。 (11/04-19:54:10)
アザミ > ……うん。僕は、一度ロネに殺されてるから…今もわかる。魔物とか、化け物が怖いってこと…。でも、それでも守ってあげる。  それが、僕の最初の約束だったのに………僕は…。(貫いてしまった。彼の右腕を。母親に縋りつくように、ミストに抱き着くか。涙が止まらない、罪悪感) (11/04-19:59:09)
mist > (ううん、と首を振って)…少し違う、かな。 ロネが恐れているのは、それじゃないと思う。(ふわり。頭を抱くようにして、胸元へと引き寄せる。静かにゆっくりと髪を撫でて) (11/04-20:00:51)
アザミ > ……化け物が、怖くなかったら、何におびえてるのかな…。(抱き寄せられる。止まらない涙はミストの服に落ちて、濡らすか) (11/04-20:03:50)
mist > 君が誰よりも良く知っている事だと思うけれど、彼はとても優しくて繊細でしょう? だから、そこに矛盾が生まれてしまったんだよ。 『殺す事に対する罪悪感』 と 『殺さなければ人間で居られない恐怖』 。 君達から見れば、彼は紛れも無く、君を捕らえた側の『人間』なんだ。 怖いのは、自分もその『敵』と同じである事。(静かに言葉を紡いで) (11/04-20:04:39)
mist > 彼が怖いのは、ね。魔物じゃなく、きっと自分自身なんだよ。 (11/04-20:05:55)
アザミ > (上に属する人々、彼らとロネが同じ?あぁ、そんなはずはない。軍としての共通点は持っているが、少女にとって彼は悲しみと寂しさに沈みきってると思っていた) …ロネが、ロネ自身を、恐れる…? じゃあ、僕は…ロネにどう接すれば、安心してくれるのかな…。(ぐす、と嗚咽混じりで) (11/04-20:08:07)
mist > アザミも、ロネと同じ所でぶつかっているんだ。(にこり、と笑みを向けて)良いかい?君は化け物なんかじゃない。(低く囁くような、静かな声がその部分だけはっきりと。そっと両手でアザミの頬を包むと、視線を合わせるように見つめて) (11/04-20:10:06)
アザミ > …え?(同じところでぶつかっている。その言葉に疑問を持ってしまった。頬を手で包まれ、視線が合えば、酷いぐらいの泣き顔なのがわかるだろう) ……でも、僕は、影の魔物だよ…影の力を操る、竜人だよ…。(あぁ、なんで否定してしまうのか。数千年間、影に沈んでいるうちに、己の人間としての性分を大幅に忘れてしまったのか) (11/04-20:15:09)
mist > (にこり。笑みを向けて) アザミは、『アザミ』でしょう? 泣き虫で、いつも人の傷に胸を痛めてる優しい女の子。 誰かのために、無茶ばかりしてしまう、そんな優しい女の子だよ。 アザミは、アザミで良いんじゃない?魔物だなんて思う必要は無い。君は、君。 (11/04-20:16:58)
mist > ロネも同じなんだよ。 彼は『人間で居なくちゃいけない』って思ってしまって、だから苦しんでしまうんだ。 その『人間』と言う認識の枠に自分を当てはめなくてはいけないと思いこんでしまってね。 でも、ロネは『ロネ』でしょう?意地っ張りで頑固で繊細な青年。 …違う?(ふふ、と笑って) (11/04-20:18:46)
アザミ > …僕は、僕…?(続く言葉に、不思議と納得ができてしまう。目を細めて、涙が押し出されるように流れて) ……そう、だけど………僕、我儘な子、じゃないかな…。(自分の都合だけで結婚さえも考えてしまった。まだ、罪悪感が消えないままで、心を闇が蝕んでいる) (11/04-20:22:05)
mist > (くすっと笑って)好きだから、我侭にもなる。 君も、彼もね。(覗き込んで) (11/04-20:23:29)
mist > 好きだから、不安になる。 これで良いのかな、って。 僕もそうだよ。 リュウヤの前では何時だって不安。 我侭になる。(ちろり、と悪戯めいて舌を出して) (11/04-20:24:51)
アザミ > ……。(言葉が思いつかない。自分はどうしてこんなに弱いのかな、なんて思ってしまって。もう一度、ミストの体に縋りつくようにしっかり抱きついて) …ロネと、お店を継ぎたいと思ってるの。この願いも、我儘も、叶うのかな…。(不安という言葉に、ふつふつと思う未来。とてつもなく遠く感じてしまう未来を、夢を、つぶやいて) (11/04-20:26:00)
mist > 叶うと思うよ。 …だってね。君とロネは、お互いの事ばかり思ってる。 2人とも、お互いを思って、お互いを案じて、自分を責めてばかり。 もうね?君もロネも、自分を責めなくて良いんじゃないかな? (11/04-20:27:42)
アザミ > ……じゃあ、もう、泣くことも少なくなれるかな…。罪悪感とかに、とらわれなくていいのかな…。(涙が枯れてきて、嗚咽だけが名残を残す。心配する気持ちが、まだ不安を少々残していて) (11/04-20:30:44)
mist > これからね?何度も迷ったりすると思う。ぶつかることもあると思う。 それでも、お互いを思う気持ちがあれば、大丈夫だって、僕は思うよ。 ロネは色々考えすぎて、こんがらがっちゃってるだけ。(くすっと笑って) (11/04-20:31:58)
アザミ > …じゃあ、今ロネに会っても、突き放されることも、別れ話を出されることも、ないんだね………。(疲れた心が少し、すっきりした気がした。重くのしかかる罪悪感は、今はどこかへと飛んでしまっていて) (11/04-20:35:13)
mist > ロネは直ぐにどんより落っこちるから、無いとは言えないけどさ? 1つ言える事があるよ。『それは本心では無いはず』。(人差し指を立てて)…まぁ、恥ずかしい話なんだけどさ。(ポリ。ちょっと気まずそうに頬を掻いて視線を明後日へ向けて) (11/04-20:37:13)
アザミ > ……その時は、今度は僕の力でロネを引っ張り出せるように頑張ってみたいな。(本心ではないはず、その言葉を信じることにしよう。信じて、関係をより戻したい) …ミストが恥ずかしがるなんて初めて見た。(泣き顔はキョトンと。ついくすっと笑ってしまうか) (11/04-20:42:07)
mist > …実は僕も良くやっちゃうんだよ。 人間の嫌な部分目の当たりにすると、ついね。 人間に対する怒りを八つ当たり状態でリュウヤにぶつけちゃって突っぱねちゃったりして。 人間なんて嫌いだーってね。(はは、っと眉を下げて) …でも、後になって自己嫌悪。 悲しくて悔しくて、それをリュウヤにぶつけて甘えてるだけでさ。 もう、僕の事なんて放っておく方がリュウヤの為だって思うんだけど、その反面、それでも好きで居てくれることを望んじゃってるんだよね。(苦笑を浮かべて)…ロネも似たようなものなのかもね? (11/04-20:42:24)
アザミ > そうなんだ…ミストも、やっぱり悩みとか不安があるんだね。(話を聞いてると、確かにロネのように思える。そんな相手に縋りつく自分も、あまえたがりなのかもしれないが) ……ミスト、ありがとう。僕、混乱してた頭がやっと整理がついたよ。 ロネに、今度会いに行って、僕の素直な気持ちを伝えてみる。(涙の名残がある顔で、ようやく笑みを浮かべて) (11/04-20:46:17)
mist > (ふふっと笑って)ん。 可愛い。 そうやって笑っておいで。 心は鏡だから。(ぽんぽんっと頭、撫でて) (11/04-20:48:35)
アザミ > …今は可愛くないよぉ。泣きすぎちゃって、顔ぐしゃぐしゃだと思うし…。(照れた。頭ポンポン撫でられれば、うー、と涙を手でぐしぐし拭って) (11/04-20:50:05)
mist > (ふふふっと笑って)…ん。もう、大丈夫みたいだね?(よし、っと) (11/04-20:51:00)
アザミ > うん、ミストに相談したらいろいろ晴れたよ。ありがとう。(泣きすぎて目の周りが赤く腫れているけども、今日一番の笑顔を向けようか) (11/04-20:52:34)
mist > (にっこり。笑顔を向ければ、フワ、と片手を揺らす。サラリと周囲を覆っていた霧が晴れて行き) (11/04-20:53:11)
アザミ > (霧が晴れれば、ずっと抱き着いたままだったので、名残惜しみつつもゆっくり手を離そうか) えへへ、目の周りがひりひりしてるや…。 (11/04-20:55:19)
mist > 泉で顔、洗ってくると良いよ。(くすくすっと笑って)冷たくて気持ちが良いと思うよ。 (11/04-20:56:46)
アザミ > うん、ちょっと洗ってくるね。(すっきりして、いつもの明るい調子に戻りつつある。泉のほうへ走ろうとしたらまだちょっとふら付きがある。おっとと、とこけないように走っていけば、泉の岸部に座って、もうすぐ冬で冷たくなった水で顔をパシャパシャ洗おうか) (11/04-20:58:08)
mist > (荷物からタオルを取り出して。アザミが顔を上げたら、其方にタオルを軽く放り) (11/04-20:58:52)
アザミ > (泉の水で濡れた前髪の水気を飛ばすように顔をプルプル振っているときにタオルが飛んでくる。ばふ、なんてそれを食らうか) Σふぁっ…… びっくりしたー。(タオル落ちないように手で持てば、拭き拭き顔を拭いて) (11/04-21:02:05)
mist > ははっ。 さ。お姫様? 途中まで送って行くよ。風邪でも引いたらまぁたどっかの誰かが勝手に心配のあまり落っこちかねないからね。(どうぞ、っと恭しく片手を差し出して) (11/04-21:03:21)
アザミ > (タオルで水気しっかり取れば、立ち上がって) えへへ、そうだね…じゃあ、途中までよろしくお願いします。(最後は丁寧に、相手に合わせて。タオルを忘れないように差出しながらミストの傍まで歩いて行って、差し出される手を掴もうと手を伸ばして) (11/04-21:05:59)
mist > (にっこり。タオルを受け取ると竪琴と一緒に荷物に押し込み、その手を取れば、エスコートなどして送って参りましょう──) (11/04-21:07:27)
ご案内:「※泉の畔」からmistさんが去りました。 (11/04-21:08:01)
ご案内:「※泉の畔」からアザミさんが去りました。 (11/04-21:08:39)
ご案内:「森の境目」にアルゲスさんが現れました。 (11/04-22:25:25)
アルゲス > (ザクッザクッ、生い茂る茂みを踏みしめながら森の奥へと進む影が一つ)……ふぅ、整地もされていないようだ。(奥へ進む足取りは重い) (11/04-22:26:23)
アルゲス > (その歩を止めて一度地面に目を向ければ)だが、確実に人が通った痕跡がある…、と。(茂みを分けるように出来た轍。新しいものかそうでないかは群生する植物の覆いで如何とも把握しづらい) (11/04-22:28:50)
アルゲス > (ザクッザクッ、さらに奥へ。不意に視界が木立を捉えれば)!……人伝えに聞けば、これより境となるわけだが……。(木立の奥を見据える。鬱蒼とした森はただ深く、己に境界線というものを知る由は無い) (11/04-22:32:09)
アルゲス > …………………。(この数日をかけて元の世界へ戻る情報を集めてきた。未だ、この世界へ迷い込んだ直前の記憶は欠如したままだが何よりも公僕としての使命感が元の世界への焦燥を覚えさせる。そしてたどり着いた「境」と呼ばれているこの場所。状況証拠も整い、信憑性も増すばかり) (11/04-22:37:55)
アルゲス > ………………っ…。(しかし二の足を踏む。それは己がこの世界へ誘われた理由に起因する。それは欠如した記憶に他ならないのでは?不意に先日マコトと話していた憶測が、口から漏れる) 死。 (11/04-22:42:30)
アルゲス > …ままよ。(一間おいてから、意を決し歩みを進める。考えるに易くない問答は自己解決すらままならない。木立の先、その奥へと)……………!(木立を抜け、広がる光景に目を見開く) (11/04-22:46:25)
アルゲス > (飛び込んできた光景は己が元居た世界の石畳を基調とした都市部ではなく、己が最前、意気込んで入った森の入り口だった) (11/04-22:52:46)
アルゲス > ………………。(振り返ればそこに木立は無く、ここが森の入り口と分かる轍の始まり。先ほど確認したそれだ) なるほど。(ため息もつくことなく、後頭部をガシガシと掻く) (11/04-22:57:07)
ご案内:「森の境目」にソウジさんが現れました。 (11/04-22:58:17)
ソウジ > (からん、ころん。アルゲスの後方、其処が境目の入り口なのか出口なのか、何にしても彼が歩いて来た筈の方向から、からん、ころん、と下駄の音色が響く。ゆらり、ゆらり、暗い森で揺れるのは青白い灯り) (11/04-22:59:43)
アルゲス > (眉尻を下げながら、言いようの無い笑みを浮かべる) 無駄足だったようだ。 (肩をすくめて振り向いた視線を元に戻そうとした矢先)………ん…?(己の歩いてきた方向より聞きなれぬ音。石畳を叩く革靴とも違う、足音か?) (11/04-23:02:48)
ソウジ > (からん、ころん。森の中でも不思議と響く下駄の音。 徐々に、徐々にアルゲスの元へ近付くそれは、青白い提灯の明かりを掲げて) あれ、こない夜更けにお散歩どすか?(照らし出されるのは一人の和装の少年、薄っすらと微笑んで、首を傾けお伺い) (11/04-23:06:25)
アルゲス > (風変わりなランタンに青白い光、彼が装うゆったりとした服装も見慣れないものだが。声をかけられてから、体をソウジヘ向け相対し)寝付けずにうろつくような場所でもないかな。まぁ、この場所にまつわる要があって来た次第だよ。(肩をすくめて、笑み返す) (11/04-23:10:42)
ソウジ > (まじまじと、失礼ながらも思わず相手の姿を見詰めてしまってから、ゆるりと首の角度を戻して) ああ…、もしかして道に迷うてはったんやろか。ハイカラなお兄はん。(此処は世界の境目。相手と似た格好の人は時狭間に多い気はするけれど、迷い込んだばかりの方だろうかと) (11/04-23:15:10)
アルゲス > (翡翠色の瞳が己を凝視している。やはり文化圏の違う世界からの来訪者ともなれば、それ相応かと、頬を掻き) お兄さんと呼ばれる歳じゃないが、ありがたく頂戴しておこうかな。いや、単刀直入に言えば元の世界に戻ろうと、この中に入ったつもりだったんだが。(森の入り口を指差す。カマをかけるには己の情報量は少なすぎる。彼の素性は己よりもここの経験が深いものだと判断した) (11/04-23:19:27)
ソウジ > (外見上は己より幾らか年嵩に見える相手の反応に、手先まで覆う着物の片袖で口元を隠して小さな笑みを) 成る程、帰り路に悩んではりましたん。せやったら、此処を……(口元から外す袖を、ちょいっと森の奥方面へ向けるものの、はた、と言葉を止めて相手へ視線を戻し) ……抜けても、帰れはらへんかったん、やろか。(あー、と。瞳が少し、気の毒そうとも取れる色に) (11/04-23:24:44)
アルゲス > (相手の仕草は貴婦人が羽扇子を口元に当てるそれに似ている。その裏の表情を知ることは敵わぬが、まぁ、想像はつく。応じるように、はにかんだ笑みに変え)あー…、察しが良くて助かるよ。 何か心当たりがあったりすると、非常に助かるんだが。(相手の視線の色に良い予感など無い。瞳の揺らぎをジッと見つめた) (11/04-23:28:38)
ソウジ > (ふーむ、伸ばしていた袖を再び己の口元へ戻して、暫しの思案顔。それから、深い青色の瞳と視線を交わそうか) 僕も、そう詳しい訳ちゃいますよってハッキリとは言えやしまへんけど。こっちの世界に来はった時と同じように、何かの拍子…えーと、たいみんぐ?で、もしかしたら今日はあかんくても、還れるんちゃうかと。(思うんですけれど、という響き。やんわりと、先程より表情も和らげて) (11/04-23:32:41)
アルゲス > (交わされた視線と紡がれた言葉。聞けば、腕を組む。思案顔は嘘ではないように見えた) うん、私も同じことを考えていた。 意を同じくしてくれて信が足る結論になりそうだよ。(ソウジの和らいだ表情にあわせて己の表情も柔和なものになる) 助かったよ、ありがとう。 (11/04-23:38:10)
ソウジ > (取り乱す事も無く、落ち着いたアルゲスの様子には、こっそりと袖の向こうで安堵の息を吐いた。礼の言葉に、ゆるり、と首を振って) いえいえ、そうお役にも立てませんで。(ふふり、笑んで口元から離す袖をちょいっと揺らして見せ) せやけど、そうなると暫し此方に滞在される事になる思いますけど、大丈夫そうどすか? (11/04-23:41:57)
アルゲス > 何、十二分さ。己のみの目盛りでは如何せん、今の状況が把握しきれないものでね。(一礼しながら、ソウジの外見年齢以上の応対に感心する。己の世界を振り返りながら、まだまだ、と一人ごち) あぁ、大丈夫かといわれると、簡単に首を縦には振りにくいな。恥ずかしながら仮宿を時狭間の店主の好意で、宿泊所に泊めてもらっているところだから(頭を後ろ手で掻く) (11/04-23:46:40)
ソウジ > (釣られるように、ゆったりとした会釈を返すと、何かが琴線に掛かったのかくすくすと小さな笑みを零して) お兄はんどしたら、大丈夫やて僭越ながら僕がお墨付けときたいとこですわ。 時狭間は知ってはるんやったら、幾らか安心どすなぁ。(ふーむ、少し考えてから今度は違う方向を袖で示して) 後は、あっちに無償で宿泊出来る洋館が有りますよって、気が向かはったら是非。此れから冬の寒さに堪えますえ。(なんて、冗談めかす口振りで、にこりと微笑み) (11/04-23:53:12)
ソウジ > (釣られるように、ゆったりとした会釈を返すと、何かが琴線に掛かったのかくすくすと小さな笑みを零して) お兄はんどしたら、大丈夫やて僭越ながら僕がお墨付けときたいとこですわ。 時狭間は知ってはるんやったら、幾らか安心どすなぁ。(ふーむ、少し考えてから今度は違う方向を袖で示して) 後は、あっちに無償で宿泊出来る洋館が有りますよって、気が向かはったら是非。此れから冬の寒さは堪えますえ。(なんて、冗談めかす口振りで、にこりと微笑み) (11/04-23:54:23)
アルゲス > (彼が漏らした笑みに、何か不調法があったかと慮るが、思うところ無し。合わせて笑み返しつつ)君のお眼鏡に敵うなら、いくらか安心出来そうだ。 っと、安心し合ってるというのも時間の流れを緩やかにさせそうで、滑稽な話だが。(声に出して笑えば、髭も揺れる。一心地ついたようだ。彼の袖の先に視線を這わせつつ)ほぅ、洋館。無償で開放とは、管理人も中々剛毅な人物のようで…。(方向を確認しつつ、冬の寒さのくだりには外套の前を締めて震えてみせる) (11/05-00:00:55)
ソウジ > もし帰還をお急ぎで無ければ、折角やし…云うんもあれどすけど。還れるまでは、のんびり散策なんぞ楽しまはるんもええやもしれまへん。(ね、なんて湛える笑みは相変わらず。剛毅な管理人、の言葉に管理人代理の顔を思い出すと、ぺふっ、と口元に袖を当て直して今度は無駄に笑いを堪えたり) や、それはもう、ほんまに、お逢いする日を楽しみにしてええ思いますえ。(こくこく、頷いて答えて、意味深ふふーり) (11/05-00:06:19)
アルゲス > 急ぐ用事は無いから、鷹揚に構えたいところではあるんだがね。 バカンスを楽しむには、些か窮屈な職に就くものだから。(抑揚無い物言いで、森の入り口に再度視線を送る。翌日には再びここに来ているであろうことを暗喩させ) うん? まぁ、厄介になるともなれば挨拶もしなければならんとおもうが…。(彼が堪えているのは失笑に見えるが。少し、管理人の人物像に興味が湧いた) (11/05-00:12:29)
ソウジ > (成る程。なんて相手の視線を追って森の奥を見るものの、気付けば中々に良いお時間。からん、と一歩、踏み出して) 此処には色んな人が居らはりますよって。もしかしたら、お兄はんを元の世界に戻せるような方も居らっしゃるやもしれまへんえ。(曖昧な物言いながらも、声音は穏やかに表情を和らげて。続いた言葉には、やっぱりふふり、と笑ってから) …っと、せや、僕はソウジ言います。またお逢い出来る御縁と、お兄はんがええ出逢いに恵まれるよう祈うとりますわ。(それは少し相反する事柄かもしれないけれど。ゆるり、微笑んで森の奥へもう一歩、ころん、と脚を進めましょう) (11/05-00:21:20)
アルゲス > (また、この音。発信源が彼の履いているものにあると感じれば、その意匠と風合い、彼の佇まいが見事に一致している。改めて彼の姿を見て)待てば海路の日和あり、か。(確かに己の四肢のみでは限界もある。得心しながら気持ちが少し楽になった。表情にそれは表れるだろう) アルゲスという。 良い出逢いは今日この日を含めてのカウントとなりそうだ。 次に会うときは、のんびりと散策した時であることを私も祈っているよ。(彼の進む方向に僅か首をかしげるが、その後姿を見送る。 (11/05-00:30:53)
ソウジ > (相手の表情変化を見た翡翠色の双眸は、自然と何処か嬉しげに綻んで) おおきに、有り難うございます。ほんのお遣い事の帰り道の筈が、僕も素敵な夜の散歩になりましたわ。(そ、と口元へ添える袖の向こうで、ふふり、と笑みが漏れる。灰色の裾をひらり、翻して、下駄は再び軽やかな音色を奏で) どうか、ええ夜を。アルゲスはん。(肩越しに緩く振り返るように御挨拶を残すと、からんころん。闇夜に響く下駄の音色と、仄かな青白い灯りは、闇に紛れるように消えてしまうのでありました。) (11/05-00:36:34)
ご案内:「森の境目」からソウジさんが去りました。 (11/05-00:37:39)
アルゲス > (PL:こちらこそ!とても素敵な時間をありがとうございました!お相手に感謝感謝です) (11/05-00:38:53)
アルゲス > それは重畳。こちらばかり得をしては、些か気が悪くなってしまう。 …あぁ、良い夜を、ソウジ君。(彼の表情が華やいだように見えた。纏う雰囲気からしてどこか気品がある為、その様相は下駄の音と相まってとても心地のいいものだった) なるほど、悪いことばかりでもない。 一期一会、か。(ひとりごちれば彼の袖が指した方向へ足を向ける。心遣いには礼節をもって答えるとしよう) (11/05-00:46:02)
アルゲス > (やがて、その歩は洋館へと向かって進んでいく。夜気が身に染みる頃合まで、何か暖かいものが己を包んでいた) (11/05-00:47:27)
ご案内:「森の境目」からアルゲスさんが去りました。 (11/05-00:47:31)
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