room01_20130121
ご案内:「月明かりの草原」にフォンセさんが現れました。 (01/21-20:19:37)
フォンセ > (月光の当たる草原の真ん中に一人、ぽつんと佇む。月明りの中、空を見上げるのは黒髪の姿で)………違和感を感じなくなってきたな。以前だったら、こうしたいとは思いもしなかったんだが。(空を見上げたまま、一人、呟く) (01/21-20:23:11)
ご案内:「月明かりの草原」にエリゴスさんが現れました。 (01/21-20:28:07)
フォンセ > (月光。それが自分にとって力の源となることはわかっている。それでも今までなら、イリスがやっていた事で自分が引っ込んでいるのがいつものことだった―――のだが)……やはり、少しずつ進んでいるのかな。(そっと胸元に手を当てて、呟く。返ってくる返事は肯定のもので)……そうなったら、私たちはどうなるんだろうな。(問いかける。だが答えはなく) (01/21-20:28:34)
エリゴス > <<――バチッ。>>(空にぽっかりと浮かぶ月に、微かに亀裂のような影が差した。すぐに消えた。) (01/21-20:29:45)
フォンセ > ……む?(一瞬感じた何かの違和感。すぐに消えたようだが)……なんだ、今のは…?(ゆっくりとだが周囲を、そして月を見上げ) (01/21-20:31:38)
エリゴス > <<バチッ。>>(地上から二十メートルほどの宙に走る、深い紫がかったひび。それがちょうど月と重なって、まるで月がひび割れたかのように見える。)<<バチッ、バチッ、ぢぢっ、ぎちっ、ぎぢぢぢぢぢぢぢ――――>>(刃こぼれしたナイフで無理やり獣皮を切り裂いたかのような音を立て、宙に一メートルほどの亀裂が走る。亀裂の内側はただただ黒いばかりで、何も視認できない) (01/21-20:37:07)
フォンセ > ……な…っ?!(突然空中に生まれた亀裂に思わず身構え、その場から数メートルほど距離を開けようか。そして自分の周りに四つほど光球を作り出せば、警戒心も露わに様子を伺って)……空間に亀裂だと。…何が起きてる。 (01/21-20:39:50)
エリゴス > (しばらくその亀裂は停滞していたが、不意に――にょっきりと、這うように手が出てきた。じたばたとその手はしばらく動いていたが、やがて両手が出、長い黒い髪がばさりと出てきて、そして――)うわっ、わっ、わっ!?(――間抜けな声と共に、黒いローブ姿の男が亀裂からいきなり落ちてきた。亀裂はあっという間に消えてしまうようで) (01/21-20:44:06)
フォンセ > ……あ…?(亀裂から落ちてきた人物。それは思いっきり見覚えのある人物だった。何がどうなっているのか判らないが、つくづく人騒がせな奴だと思いつつ近づいていって)…色々聞きたいことはあるんだが、一応先に聞いておこう。――大丈夫か? (01/21-20:46:47)
ご案内:「月明かりの草原」にフォンセさんが現れました。 (01/21-20:48:12)
エリゴス > (落ちたところはたまたま草の密集した地帯だったようで、生きてはいるようだ。息はしている。だが気絶してしまっているようで、目は覚まさない。全身打ち身&打撲で全然大丈夫じゃないのだが) (01/21-20:50:29)
フォンセ > (返事がない。ただの(ry))……気絶してる。やれやれ…。おい、起きろ。(その場で屈みこめば、ゆさゆさと揺すってみて) (01/21-20:53:21)
エリゴス > (しかばねではない。)…………、(ゆさゆさ揺さぶられれば、薄っすらと深紅の双眸が開いた。しばらくぼうっと視線は宙をさまよっていたが、唐突に見開くと)……っ!!(がばりと起き上がろうとして、全身に走る激痛に顔を歪め、またどさりと倒れた) (01/21-20:55:53)
フォンセ > …目を覚ましたな。あの高さから落ちたんだ。とりあえずじっとしとけ。(そういいつつ片手に魔力を集めていって)…ヒーリングとか使っても大丈夫か?(以前、光属性の力で粘液を蒸発させたことを思い出し、使っても大丈夫だろうかと、ふと疑問に思い) (01/21-20:58:55)
エリゴス > (目を細め、フォンセの姿を視認する。微かに口を開いて、)今なら、多分、大丈夫だ……。(ゆるゆると首にかかっている首飾りに手を伸ばし、じゃらりとにぎりしめた。額には盛大に青あざができていた) (01/21-21:01:11)
フォンセ > そうか。まぁ、もしまずそうなら言ってくれ。(そう告げてから、片手をかざす。魔力がエリゴスを包み込み、痛みや痣などをすぐに癒していく事だろう)一体、何をしたんだ? 異常事態の類かと、さすがの私でも焦ったぞ…?(ヒーリングをかけつつ、今度は事情聴取に入る←) (01/21-21:04:04)
エリゴス > (男のかけている首飾りや、男そのものから光の魔力に対する多少の抵抗を感じられるかもしれないが、そのまま傷は癒されていく。理由を問われれば、決まり悪そうな顔になり)……魔術を試して、成功はしたが、着地地点までは決められなかった。(ぼそりと言った) (01/21-21:07:41)
フォンセ > ……と言う事は、あれは転移系の魔法だったわけだ。(なんつー転移の仕方だと思いつつも、納得もした)転移系の魔法でよくある失敗だな。行き先をちゃんとイメージしないと、大抵失敗して変な場所に跳ばされたりする。(傷が大体癒えれば、ヒーリングは中断。このくらいで充分だろうと思ってのこと) (01/21-21:11:51)
エリゴス > 知らない魔術を行うのは初めてだったんだ。……疲れるな。(はあ、とため息をついた。治癒を中断されれば、ん、とうなってのそりと身体を起こし、痛みがだいたい失せたのを確認すれば)ありがとう。(ややぎこちない様子で礼を言った) (01/21-21:14:05)
フォンセ > …ふむ。まぁ、初めてであそこまで出来たのなら、もう一歩と言ったところだろう。(着地点があれだったとは言え、跳べたのだから。もうちょいがんばれば上手くできるようになるだろう)当然だ。特に転移とかは魔力を使う魔法だからな。(疲れるとのボヤキには、呆れ顔で告げて)どういたしまして。(ぎこちない相手に対し、こちらは自然に答えて) (01/21-21:19:53)
エリゴス > いや。本当に、“知らない”魔術というのを、やったことがなくてな。(若干おかしな言い回し)同じ世界でさえここまでとはな……。先が思いやられる。(はあ、とため息をついた) (01/21-21:21:26)
フォンセ > ”知らない”魔術……?どういうことだ?(言い回しの違和感に気づいて、再度聞き返し)…一体、お前は何をしようとしたんだ?(続く言葉に、何か大きな目的が背景にありそうな気がして。されど、それがわかるわけでもない。…というわけで、続けて聞いてみる。質問尽くし) (01/21-21:25:05)
エリゴス > (質問攻めにされてしまった。はてさてどこまで喋っていいものか、と眉間を指で押さえた)……何でもいい。お前は物語を読んだことがあるか。(質問に質問で返した) (01/21-21:26:47)
フォンセ > 物語? ああ、幾つか読んだ事があるが…。(関連性などわかるはずもなく、質問の意図もわからぬまま首を傾げつつ答えて) (01/21-21:28:25)
エリゴス > 全ての物語は、始まりから終わりまで決まっている。(座ったまま、ぼんやりとした調子で)時間によって伝えられた物語が違うこともあるらしいが――少なくとも、語られたその瞬間、もしくは本等に記された物語は変わらない。本を読み終えてひっくり返せば、またまったく同じ話が始まる。(目をすいと細めた)……私がいたのは、そんな世界だった。だが、私はちょっとおかしかった。 (01/21-21:31:50)
フォンセ > ………。(とりあえず口は挟まず、語られる話に静かに耳を傾け)…おかしかった?(つい気になって) (01/21-21:34:11)
エリゴス > ……その世界は本とは少し違っていて、繰り返されるたびに僅かな差異が生じていたのだが、結末は全部同じだった。(ふう、と息をついて)全部覚えていた。(とん、と頭を指でつっついた)繰り返して何度目か、この前はどういう風に終わったのか、これから何が起こるのか――物語の登場人物が、そんなこと覚えているはずないのにな。(肩をすくめ)ま、覚えていたところで身体は脚本どおりに動いていたが。(変化のある世界に来て、やっと冷静に自分の世界を見ることが出来た。そして――自分のおかしさにも、気づいた) (01/21-21:39:09)
フォンセ > ……そんな世界が…。(色々な世界があるだろうとは思っていたが、そんな世界があったことに、秘かな驚きを。そして彼が、そんな世界の住人であった事にも)だが、他の住人は違ったわけか。(話の流れからすると、彼だけが覚えていたのだろうと思いつつ)…それで…? (01/21-21:42:42)
エリゴス > それで、ある時突然、この世界に来てしまった。(唐突に話の流れが変わった)始めは戸惑った。“違うこと”を知らなかったから。まあでも、なんとか生きてこれた。(目を伏せ気味に。息を吸い、長く長く吐いて、)……それで、最近、あの世界を探そうと思った。 (01/21-21:46:20)
フォンセ > ……それで、そのために”知らない”転移魔法を使おうとしたわけか。(なるほど、と小さく頷いて)それなら一つ朗報がある。この世界には、他の世界と繋がる境界がある。そこを通れば、たぶんお前が探している世界にも行く事ができるはずだ。(突然と言う事は、少なくとも自分とは違う道のりで来てしまったのだろう。となれば、森の境目のことを知らないかもしれない、そう思って) (01/21-21:50:08)
エリゴス > (その言葉に、大真面目な表情は崩さぬまま微かに首を横に振った)……行こうとしたけれど、行けなかった。私がここから出られないのか、“登場人物”を失ったあの世界が消えたのか、何なのかは判らないが――同じ世界の転移はまだ序の口だ。(静かな決意を秘めた双眸が、宙を睨んだ) (01/21-21:53:46)
フォンセ > ……そうか。(行けなかった。その言葉に、幾らかしんみりと。――すでに試した後だったとなれば、もはや自分に出来る事は少ない)世界を越えるレベルの転移魔術か…。(決意を秘めた双眸に、考える。そして)…それなら、これを持ってけ。少しは何かの足しになるだろう。(スッと自分の腕を撫でるような仕草をし、いつの間にか手にした銀色の鱗を一枚、エリゴスへと投げてよこす) (01/21-21:59:13)
エリゴス > (投げてよこされた銀の鱗。それをきょとんとした顔で見て)……何だこれは。(月光にかざしてみたり、なでてみたり。興味津々) (01/21-22:01:54)
フォンセ > 銀竜の鱗だ。それにはちょっと変わった特性があってな。魔力を溜め込んで保持すると言う特性がある。世界を越えるほどの魔術を使う気なら、少しでも魔力は多いほうがいいだろうからな。(言うなれば、魔力のバッテリーとでも言ったところ。容量限界はあるにしても、一枚でもそれなりの魔力を溜め込む事はできるだろう) (01/21-22:06:17)
エリゴス > …………。(黙ってその鱗を見て、ゆる、と其方を向けば)……ありがとう。(さっきよりはぎこちなさは消え、ふ、と。ほんの微かに笑った。そしてゆっくりと立ち上がった) (01/21-22:08:30)
フォンセ > …ただの気まぐれみたいなものだ。気にするな。(かすかに笑った事に気がつき、こちらも笑みを返す。そして立ち上がるのを見れば、下から見上げて)簡単にはいかないだろうが、行けると良いな。自分の世界に。 (01/21-22:10:50)
エリゴス > ……行くことだけが、目的じゃないからな。(ふう、と息をついた。その顔に、見た目の年相応の威厳さが一瞬だけ滲んだ――かも、しれない。)よい夜を。(どこでそんな言葉覚えたのか、それだけ言って、すたすたと歩き出した) (01/21-22:13:46)
フォンセ > あぁ、良い夜を。(返事を返し、その場で立ち去る様を見送って――) (01/21-22:14:53)
エリゴス > (ゆらりゆらりと、その姿は夜闇へ――)<<どたっ。>>(――二十歩先で、石にけっ躓いてずっこけた。数秒の沈黙の後、何も無かったかのようにもそもそと立ち上がって、今度こそ草原から歩き去った) (01/21-22:17:35)
ご案内:「月明かりの草原」からエリゴスさんが去りました。 (01/21-22:17:39)
フォンセ > ………大丈夫か。あれ…。(いきなりつまづいたのを見て、ちょっと不安になった)……はぁ、まぁいい。……そろそろ、戻ろうか。(その場でのんびりと立ち上がれば、その姿を光の粒子へと変え、消えていって――) (01/21-22:21:27)
ご案内:「月明かりの草原」からフォンセさんが去りました。 (01/21-22:21:31)
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