room02_20121031
ご案内:「森の中」にリストスさんが現れました。 (10/31-22:21:37)
リストス > (ざし、ざし、ざし。 森の中を、緑色の何かが移動している。どちらかといえば平坦な地面が続く森の中。そんな場所を、明かりも付けずに移動している。) (10/31-22:23:47)
リストス > (木の葉の隙間から差し込む月明かりが地面を白く照らしている場所がある。それに気が付くと、そちらへと歩いていく。) (10/31-22:27:18)
リストス > (光の中へは立ち入らず、まずは手前で立ち止まった。地面に映った光は、風によって木の葉が揺れると、その形を別のものに変えていく。 しばらく眺めてから、顔は上へと向く。) (10/31-22:30:27)
リストス > (ほぼ満月な月が空に浮かんでいた。) メジクゴウルス 違うか。 (顔は再び地面に張り付いているような月光に戻されて) (10/31-22:36:34)
リストス > (ざし、ざし、ざし。再び森の中を歩き出した。尻尾は自力では揺れてなくて、風に吹かれたり、歩くリズムで僅かに揺れているのみで。) (10/31-22:50:26)
リストス > 「寒い」な (そう呟いて。森の奥へと消えていった) (10/31-22:53:09)
ご案内:「森の中」からリストスさんが去りました。 (10/31-22:53:11)
ご案内:「森の奥の泉」にロネさんが現れました。 (10/31-23:32:36)
ロネ > (満月にほど近い空の下、そういえば今日はハロウィーンだったなと考えつつ、鬱々とした足取りで泉への道を行く。左手には杖、そして右手にも杖を持っていた。借り物だった。偶然会えれば返すつもりだったが、自ら返しに行く気は起きなかった。ならば時狭間にでも預ければいいのだが、今日は足が向かぬ。さらさらと清い水の流れる泉に辿りつけば、水面に背を向けて、茂みに腰かけた。ぼうっとしていたかった) (10/31-23:36:21)
ロネ > (あの日以来「彼女」には会っていなかった――一度たりとも) (10/31-23:37:08)
ご案内:「森の奥の泉」にネロさんが現れました。 (10/31-23:37:42)
ネロ > (いつからかはわからない。その気配は突如現れるもので) ………トリック・オア・トリート。(なんてロネへ聞こえるようにつぶやく。笑い声交じりか) (10/31-23:38:46)
ロネ > (会いたかった。が、会いたくなかった)…………。(浮かない顔。――と。そこに聞こえた声に)!?(けっこう、驚いて身体を起こした。そしてその声が知れたものだと脳が理解すると、もはや声の主を探すのもやめてまた脱力して茂みにもたれかかる) (10/31-23:40:38)
ネロ > なんだ、つれないですねぇ。何か言い返してくれたっていいじゃないですか。(己を探す気すらなさそうな様子にくすくす笑って。そんなこいつは、木の陰から降りてくる。赤い髪には同じ色の狼の耳が生えており、仮面は狼を象ったもので、下あごだけないタイプなので、口は見えている。その口はにんまり笑っていて。服も、茶色の毛皮でできたコートを着ている。腰から赤色の長い尾が伸びていて。それは、己の意志で動くものだ) (10/31-23:44:37)
ロネ > 『計略か褒美』? 意味不明なこと言われても困る。(無愛想に。そして現れた死神に眉をひそめて)仮装パーティにでも行ってきたのか? 閑人だな。(単純に、ハロウィーンの現在の風習にこの男の住む世界が追いついていなかっただけである。そして思いついたように右手の借り物の杖を死神に向かって放り投げた)助かった、感謝する。(無表情のままで) (10/31-23:50:10)
ネロ > ふふ、この文化にはあまり触れていない感じのようですねぇ。でも、今日はちゃんと意味を持っていますから。(それはハロウィンだからというわけでもなく。姿のことを言われれば、あぁ、と笑って) 屋敷のほうでギルベルト君がやろうよって言ったので付き合ってきたんですよ。まだ盛り上がってますけどね。どうですか?狼男のつもりなんですが。(ロネの前へふらり、と移動すれば尻尾がゆらりと動いて。杖を投げられれば、ぱしっと受け取って) いえいえ。もう新調できたんです? (10/31-23:53:54)
ロネ > 万聖節の前夜祭ならやっていたがな、(「この男の世界で」、の話だ)……異世界の風習はよく分からんよ。(そして最後の問いに)予備の杖ぐらいある。(仕込んであるのは一本しかないので、これはただの杖だが。そしてしばらく無表情で相手を見ずにぼうっとして、)……アザミの様子は?(ぼそりと) (10/31-23:58:07)
ネロ > へぇ、そうなんですか。ふふ、でも…異世界とは言っても、他の世界でも同じ文化があるらしいですよ。トリック・オア・トリート…つまり、お菓子をくれないといたずらをするぞ、という意味でとらえられているんですよ。(なんてちょこっと説明。予備の杖について聞けば、肩すくめて。アザミについて言われれば、口の笑みを突如消して) ……貴方のような方に、教える筋合いはありませんねぇ。(なんて、いたずらではないが、厳しく言おうか。今の彼の心境を見ての状態であって) (11/01-00:00:57)
ロネ > (死神の説明をふーんと聞き流して。そして最後の問いかけには、別段悲しむわけでも、怒るわけでもなく)……おや。(ただ、淡、と。琥珀色の双眸はどこか空虚で) (11/01-00:03:13)
ネロ > ……私が言いたいことは、今の貴方の心の在り様。そんな状態じゃ、あの子に会わせてあげる気にもなりません。寧ろ―――(キラリ。懐から取り出すのは、あのペンダント。そして、そこには小さく細い切っ先のナイフが石へと突きつけられていて) ―――この世に残しておいてあげるのも、可哀そうなぐらいです。(口は笑っていない。そして、座っているなら見えるだろう。仮面の下の目が金色で、見下すようにロネを見ているのを) (11/01-00:06:24)
ロネ > (死神の言うことには一理あるかもしれないが、その何もかも見透かしたような態度を不快に感じる。そしてその死神の行動に、すい、と。琥珀色の双眸を細めた)……お前が彼女に引導を渡すのなら――(そう。それは我侭)――お前を殺す。(不可能。金色の眼を琥珀色が捉えた) (11/01-00:09:30)
ネロ > (この態度を不快に思うまではいい。そこから、己が見えなくなるその意識が、この死神には会わせてないようにする理由だ。ペンダントにナイフを突きつけたまま) …やってみてください。今の貴方には誰も殺せませんよ。私も、あの…化け物に成り下がる魔物の少女も。(幾分高い声から、少し低くなった声。そして、二重に重なるもう1つの声。もう1つの声は、あの魔物の少女と同じようなものだ。その声は、悲しみの含まれる声色で) (11/01-00:13:17)
ロネ > …………。(ぎり、と。歯軋りをする音が静かな泉に微かに響くか。ゆ ら り 、と、杖を支えに立ち上がった。死神のふざけた仮面が目に入った。腰からリボルバーを抜いた。銃口を相手の額にぴたりと向けた。数歩ほど離れた距離。かちり、撃鉄を上げた。)その切っ先を少しでも動かしてみろ……もう一度殺してやる。(冷徹で、静かな。泉の水面のような。) (11/01-00:17:43)
ネロ > ……そう、その動きです。(当てられた銃口の位置。それにも動じない。一度ナイフを持っている方の手で、狼を象る仮面を外して、投げるように捨てる。その目は、怒りか、憎しみか、どれともいえぬ炎を宿していて) 貴方は、過去を背負い過ぎている。あのトラウマが忘れられない、化け物と呼ばれたことが憎い、あの少女を愛することで幸せになどできるはずがない。そう、思っていませんか?(ナイフを再び石へ突きつける。切っ先が石に触れていて、ぴり、と気持ち程度に表面が削れる) (11/01-00:22:05)
ロネ > (指先が引き金に動いた。ゆっくりと。その動きに澱みは無く。問いには一切答えず――否、答えられず――事実「そうであった」から。男は未だ過去に生きていた。指の関節があと僅かに動けば、銃口から鉛球が発射されるだろうと、そのぐらいで) (11/01-00:26:02)
ネロ > ……。(その指の動きをじっと見つめる。そして、口を開く) ロネさん、冷静になったらどうですか。今の状況をよく見てください。 貴方が引き金を引けば、私は彼女を道連れに死にます。貴方の過去の傷も、今の悩みも、永遠に引きずることになります。(その鉛の弾を撃たせまい、と真剣に。過去にとらわれ過ぎている相手を、一度見直すという意識を作り出してやろうと) (11/01-00:30:35)
ロネ > (指の動きが止まった。その言葉に、くつり、と。奇妙なことに笑みが浮かんだ。目はまったく笑わず、口角のみが引き攣ったように吊り上がり)……卑怯だな。(それは相手へか、己へか。) (11/01-00:32:28)
ネロ > …卑怯というならば、そうでしょう。ですが、貴方はその「再確認」という意識がまるでパズルのパーツのように抜けている気がします。 あの子は、貴方を守りたくて、己のみを削ってでも幸せを貴方へ受け渡そうとしています。あの事件から、彼女は立つことすらできなくなりつつあるというのに…今の状態のままでは、貴方を彼女に会わせられません。(ナイフの切っ先を下す。だが、ペンダントはしっかり握りしめたままで) (11/01-00:36:33)
ロネ > (その言葉に目を少しだけ開いた。彼女の足。己が彼女を「殺して」以来、不安定そうだったのは分かっていた、が。)……ふふ、(顔を少し俯かせ、肩を震わせた。がしゃん、と音がした。それは男がリボルバーを放り投げた音だった)はは、はっ、ふふ、(泉に響くのは、)――ふっ、はは、あははっ、あははははははっ!!(――悲痛な哄笑。何がそんなにもおかしかったのか、自分でもよく分からない。己の感情なんぞ己で全て理解できるはずも無い。理屈ではない。これは「嘆き」だ。頭を抱えて一、二歩後退したかと思うと、糸が切れたように脱力して座って。まだ笑い声は続いて) (11/01-00:43:53)
ネロ > (笑い声を上げる相手を真剣な顔のまま見やる。投げられるリボルバーのほうへ歩めば、そのリボルバーを拾い上げようか) ……貴方には、このような簡単に人を殺める道具は不似合いです。貴方に似合うのは、普通の杖と、人形を作り上げて、愛する人を抱きしめることのできる腕でしょう。 彼女の足が動かなくなりつつあるのは貴方のせいではありません。長時間、意識を引きはがされていたことによる副作用だと思います。だから…今の自分を責めたてず、嘆かないでください。(それだけは言っておこう。リボルバーとペンダントを持ったまま、いつの間にか目は銀色へ戻っていて。だが、顔は笑わない。笑うことすらできない) (11/01-00:49:22)
ロネ > (頭の中がごちゃごちゃだった。何が。どうして。自分は何を。彼女は。「彼女」は? どちらの? 「今」は過去の延長線上で、「未来」を考える頭はとうに失せた。笑い声がひとしきり続いたかと思うと、ふつり、と静かになって)……返せ。(顔を伏せたまま。リボルバーのことを言っているのかもしれない) (11/01-00:53:22)
ネロ > (落ち着いた様子の相手の声に、目を細めて、片手にリボルバー。もう片手にペンダントを持って) …どちらを、返せばいいでしょうか。貴方が自分で決めてください。ただし、どちらか一つだけです。(重要なところを強調する。それは、殺す道を続けるか、少女の命を取るか、の選択を表しているんだろう。両方取ろうとすれば、死神の姿が消えて取らせぬようにするつもりで) (11/01-00:56:05)
ロネ > (その問いかけに男は顔を上げた)リボルバーをだ。(即答した。そして目を細め、強く、だが静かな口調で)……私に彼女の命をどうこうする権利があるわけなかろう。そもそもお前がそのペンダントを持っているべきじゃない、とっとと返して来い。(死神が示した選択肢を全て無視した。そもそも同じ土俵で戦う気は無い) (11/01-00:58:57)
ネロ > ……。(その言葉に目を閉じた。そしてため息ひとつ) 貴方はわかっていませんね。私をこう動かしているのは彼女の意志でもあるというのに。 あの子だって、貴方の苦しむ姿を見たくないから、私へこうやって頼んでいるんですよ。(リボルバーは返さない。もう一度、選択のチャンスを与える。無視をすることは、彼女の意に反するのと同じだというのを、伝えたいんだろう) …あのまま、彼女を苦しめていいんですか?貴方を第一に思って日々、涙する乙女を置いておくのは英国紳士として恥ではないんですか? (11/01-01:02:28)
ロネ > ……卑怯だな。(ぽつりと。追い詰められているような、捩れた恐怖さえ感じた)両方くれてやる。(投げやりな調子) (11/01-01:06:13)
ネロ > …正しいことを言ったまでです。(卑怯という言葉には、そうはっきりと) いりません。 (そして両方くれるという言葉にはきっぱり、はっきりと否定を) 貴方は過去に食らった人のことで引きずっているかもしれませんが、その者が必ず憎んでいるとは限りません。寧ろ、今目の前にあるものを見つめてほしい、そう願う魂だってあるんですよ。夫を置いて死んでしまった女性の魂が、私に声をその夫へ届けてほしい。そう、頼まれた時がありましたから。(己の仕事の一つで実際にあった話を。閉じて炒めを開いて、ロネを見やり) それに、私には愛する人がもういます。あの少女と同じぐらい、幼い子です。ですが、私の姿にもおびえず、今もずっと傍にいてくれています。死神が怖い存在だと知りつつなのに。 (11/01-01:12:29)
ネロ > …正しい (11/01-01:14:18)
ネロ > …正しいことを言ったまでです。(卑怯という言葉には、そうはっきりと) いりません。 (そして両方くれるという言葉にはきっぱり、はっきりと否定を) 貴方は過去に食らった人のことで引きずっているかもしれませんが、その者が必ず憎んでいるとは限りません。寧ろ、今目の前にあるものを見つめてほしい、そう願う魂だってあるんですよ。夫を置いて死んでしまった女性の魂が、私に声をその夫へ届けてほしい。そう、頼まれた時がありましたから。(己の仕事の一つで実際にあった話を。閉じていた目を開いて、ロネを見やり) それに、私には愛する人がもういます。あの少女と同じぐらい、幼い子です。ですが、私の姿にもおびえず、今もずっと傍にいてくれています。死神が怖い存在だと知りつつなのに。 (11/01-01:14:43)
ロネ > ……ミュルリスか。(名前は知っていた。恐らく彼の恋人というのは彼女だろうと見当をつけて。長々と続く言葉には五月蝿そうに眉をしかめる。そして、たとえ話には余計に無表情になって)……彼女がなにを思っていようがどうでもいい。彼女の思いに非は無い。(ぼそりと。そう、言った) (11/01-01:16:56)
ネロ > …えぇ、ミュルリスです。(知っていたことに驚く様子は見せない。うっとおしそうにする様子に、リボルバーを地面へ置こうか。そして、ロネのほうへ近づいていき、少しだけ距離を置いた状態で座ろうか。お互い向かい合わせになるように) ……私も、貴方が食らった人の魂を実際に目で見ていないのでなんとも言えません。ですが、あの子…アザミの魂は、目に見えていますし、一番身近で、崩れそうになる心を必死に死守しながら、貴方のことで何度も相談をしに来ています。 その言葉の一つに、どうしても貴方の前で言えない言葉があると教えてくれた言葉がありました。(少しだけ間を開けて) 『僕は、ロネに愛されていないかもしれない。ただ、寂しさを紛らわせるために僕に近づいているのかもしれない。でも、愛してしまった。もしロネの命をつなぎとめることができるなら、自分の命だって捧げたいぐらいに…』 と。 (11/01-01:25:04)
ロネ > (その言葉にはっと息を呑んで、だがまた顔を伏せた。嫌だった。そういう、彼女の姿勢が、嫌だった。いっそ今すぐ死神からペンダントを取り上げてこの場で壊してしまいたかった。彼女に会いたかった。でも、心の底から全てを抱きしめられない)……私は、彼女を、(愛している、と。声に出なかった。口がどもるように動いたのみだった。あれだけ彼女に直接言ったのに、今になってどうして躊躇するのか)……帰ってくれ。一人にさせてくれ。(結局、逃げるのだ) (11/01-01:30:13)
ネロ > ……愛している、ですね。(詰まるように止まるその言葉の続きを言うように。そして、手に持つペンダントをロネの足元へ、ス、と静かにおけば立ち上がる) …あの子だって、貴方と同じぐらい……いや、それ以上に悩んでいるんです。貴方が本当に彼女を手放す気がなく、愛し続けたいと思っているなら、そのペンダントを彼女へ届けてあげてください。あぁ、それと…。(懐から畳まれた紙を取り出す。それをペンダントの上において) ペンダントを届けるときは、ついでにここへ連れて行ってあげるといいでしょう。貴方の為にもなりますよ。 …逃げていてばかりでは、全てが本当に見えなくなります。あの子の泣き叫ぶ声を、苦痛の悲鳴をしっかり真に受けてあげてください。(そう言い残せば、その場からすぅ、と消えていくようだ。畳まれた紙は、ある場所が記された地図であって、それは、おそらく馴染みがないであろうマークでしるしがされている。いわゆる温泉マークだ) (11/01-01:35:51)
ご案内:「森の奥の泉」からネロさんが去りました。 (11/01-01:35:55)
ロネ > …………。(地図を引っ掴んだ。ペンダントがころりと地面に落ちた。そして中身を見もせずに、ぐしゃぐしゃに丸めた。泉へと投げた。水面ぽちゃん、と紙が浮かんで、そして静かに岸へと運ばれていく) (11/01-01:38:50)
ロネ > (死神が消えるのは見送らなかった。ペンダントを睨みつける。どうして自分をこうも縛り続けるのだ、と。嗚呼そうだ、嗚呼そうなのだ、自分は昔の幻影を無意識のうちに彼女に纏わせていた、それはまったく否定できない。彼女のことを考えるときには昔日の幻が常に浮かび上がるのだ) (11/01-01:40:38)
ロネ > (ペンダントを掴んだ。彼女を救出に向かう前は、あんなにも頼みの綱としていたこのペンダントが、今はパンドラの箱のように見える。) (11/01-01:43:01)
ロネ > (リボルバーを拾う。ホルスターに収める。これは文字通り「お守り」だった。杖を手に立ち上がる。ペンダントをじっと見て――泉に沈めようかと一瞬思ったが――ポケットに滑り込ませて。そしてそのまま表情をなにも映さず、ゆらりゆらりと森の奥へと去っていった) (11/01-01:45:10)
ご案内:「森の奥の泉」からロネさんが去りました。 (11/01-01:45:15)
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