room02_20130128
ご案内:「森の奥の泉」にロネさんが現れました。 (01/28-20:35:44)
ロネ > (自分の世界から岩場の温泉に寄って顔の火傷を多少癒し――そして、不意にひとりになりたくなった。)…………。(ひとりになれる処、といえばここだった。森の奥、わざわざ誰かが来る場所でもない。泉に背を向ける形で座り、いつもの茂みにもたれかかった) (01/28-20:38:17)
ロネ > (冬の晴天の元、星は煌々と瞬き、月は冷たく輝いている。月明かりに火傷の残る顔を照らし出され、なんとなく後ろめたくなり、帽子を目深に被りなおす) (01/28-20:40:44)
ロネ > (泉の水面は鏡のような静けさだ。)((……誰も、何も言わなかったな。))(無断で仕事を休んだり、勝手なことをするのは日常茶飯事だ。工房の職人共は、たとえ雇い主がいきなり骨折しようが、顔面に大火傷を負おうが、笑って何も追求しなかった)…………。(瞑目する。) (01/28-20:46:38)
ロネ > ……甘えて、いたな。(ぽつりと言った。この世界だけじゃない、自分の世界の者達の手も、いつの間にか己にはたくさん差し伸べられていた。己はもう、己だけの身体じゃなくなっていた。己の手に余るぐらい、多くの手が周りにはあった。)((――けれど。)) (01/28-20:48:36)
ロネ > (いつの間にか右手が、己の左胸、心臓の鼓動をはっきりと感じるその場所へと伸ばされる。ぎり、と。コート越しにわしづかみにする。)弱い。(弱い。)……アザミには、吊り合わない。(弱い。あまりにも、弱い。) (01/28-20:51:13)
ロネ > (否、“アザミには吊り合わない”という理由も、本当は体のいい言い訳に過ぎない。結局本音は単純で――)……あー、駄目だ駄目だ。(ぶんぶん、と頭を軽く振った。考えすぎるのは悪い癖だ。) (01/28-20:54:30)
ロネ > (こういうときには別のことを考えるに限る。ポケットから掌大のノートと鉛筆を取り出した。誰も来ないのを幸いに、ノートを開き、かりかりと鉛筆を走らせる。走らせては止め、ちょっと考え、また走らせる。) (01/28-20:56:59)
ご案内:「森の奥の泉」にライラさんが現れました。 (01/28-20:58:34)
ライラ > (むいー) (そのノートを、後ろから覗いて) なんて書いてあるのか読めないわ。 (01/28-20:59:07)
ロネ > …………。(突然かけられた声を処理しきれずたっぷり三秒停止した。)!!??(そして瞠目し、ぎょっとして振り返った) (01/28-21:00:28)
ライラ > (にょろーん) (振り返る彼の目を避けるように) ねぇねぇ。 (彼の傍らを『泳いで』) なんて書いてるのう? (問う) (01/28-21:01:52)
ロネ > (振り返って数秒後に己の火傷の残る顔が月光に晒されたことに気づき、あわてて顔を伏せた。帽子のつばを下げた。極力そちらを見ないようにしているので、女性が“泳いで”いることには気づかない)こ、こんばんは、お嬢さん。(一応挨拶をした)……ビスクドールですよ。お嬢さんの世界にはありませんか。(ノートにはビスクドール――俗に言うフランス人形の頭部やドレス、手足や眼球なんかのデッサンとメモが細やかに緻密に描かれている) (01/28-21:06:40)
ライラ > こんばんわ、お兄さん。 (にこぉ) (挨拶を受ければ、嬉しそうに笑った。 「ふぅん」なんて相槌を打ちながら、そのびすくどーるとやらのメモを横から覗いた) 海の底にも、空の果てにも、そんなかわいらしい女の子も、綺麗なドレスもなかったわぁ? あぁ、でも。 ヒトの街でショーウィンドウの中でお辞儀をしてる、似たような子を見たことがあったような、なかったような。 (んー) (顎に指を当てて) なんだかバラバラになったヒトの子みたいだわ。 ブキミ! (01/28-21:12:47)
ロネ > (顔が明かりに照らされないよう極力気をつけつつ、ちらりと女性を横目で盗み見た。そして、そのあまりに奇天烈な外見に目を見張った。)((人魚!? いやでも翼が……))(この世界で外見に突っ込むだけ無駄である。頑張って平常心を保つ)作るときはばらばらだけど、ちゃんと繋ぎ合わせるから大丈夫ですよ。お嬢さんはドレスをお召しにならないのですか? お洒落なさればさらにお美しくなられるでしょうに。(口調に似合わず、女性は自分と同じくらいの歳に見えた) (01/28-21:18:16)
ライラ > (にやにやにや) (少しだけ覗いた目が、驚いたように見えたので、とても意地が悪そうに笑った) お兄さん、わたしが今以上にお美しかったら、鯨の腸の中でも、大鳥の背の上でも、ついていく! って言っちゃうでしょう? 物語のヒロインになるのは好きだけど、悲劇のヒロインにはなりたくないわぁ。 (ふふふふ) (笑った) お兄さんはもっと顔を見せると良いわ、お洒落な衣装も、顔が見えなければお人形さんが着てるのと同じだもの。 (01/28-21:24:09)
ロネ > おや、お嬢さんはご冗談が上手でいらっしゃる。(にべもなく言った。ぱたんとノートを閉じて、顔を伏せたままふふ、と微笑み)……少々、顔に怪我をしていまして。(半分正直に言った) (01/28-21:27:19)
ライラ > ふふーふ。 冗談の一つも言えないと、紳士の方々が振り向いて下さらないの! (にこにこ) (微笑みの気配に、嬉しそうに笑った) ふぅん? (怪我、と聞くと。 のんびりとした相槌を打って) だからそんなに元気がないのかしら? それとも、かわいいお嬢さんが振り返ってくれなかった、とか! (01/28-21:33:04)
ロネ > 半分正解ですね。未来の妻と怪我のせいで喧嘩してしまいました。(肩をすくめた。厳密には“怪我のせい”ではないのだが) (01/28-21:36:00)
ライラ > ふーん。 わたしには恋人の一人もいないのに! わたしが独り寂しい夜を過ごしている間、お兄さんはお嫁さんとの事で悩んでるのね! (ぷー) (頬を膨らませて、唇を尖らせるの、図) 例え普段がのんだくれのダメ夫でも、怪我をして帰ってきたら心配になるものよう? わたし結婚したことないけど。 (01/28-21:39:55)
ロネ > お嬢さんほどのお方でしたら、良縁も近いうちにございましょう。(慇懃に適当にあしらった)……のんだくれてはないですけどね。まあ、心配ゆえに怒っているのは判りますが。(淡く苦く笑った) (01/28-21:41:32)
ライラ > 本当!? ふふーふ。 それはとても楽しみぃ。 (ぽん) (と、両手を合わせて) それも分かっててスネてたら、お兄さんが反抗期のオトコノコみたいだわ? (にふふ) (笑いながら、彼の傍らを漂ってから) よいしょ。 (落ち着いた) (01/28-21:44:56)
ロネ > (反抗期の男子と評され、ちょっと眉を上げ――くくっ、と。紳士的とは程遠い苦笑)間違っちゃあいませんね。いえ、大当たりかもしれません。 (01/28-21:48:03)
ライラ > あれぇ、冗談だったのにぃ。 (『大当たり』だって) (きょとり) (目を瞬かせて) うーん。 (へにょり) (口を尖らせて) 喧嘩しても良いけど、仲直りはちゃんとするのよう? (01/28-21:52:37)
ロネ > はいはい。今はそれなりに和解していますので、ご安心を。(足元の杖を持ち、それを支えにゆっくりと立ち上がった)私はこの辺りで失礼しますね。“未来の妻”が家でまた心配してるかもしれませんので。(やはり、顔は其方に向けず、帽子を少し上げて会釈をした) (01/28-21:54:35)
ライラ > うーん……。 (止めることはなかったけれど) うー。 (不満げに手を振った) (01/28-21:56:59)
ロネ > (そのまま振り返ることなく、杖をつき、右脚をやや引き摺り気味に、男はひとり森の奥へと消えていく――――) (01/28-21:58:41)
ご案内:「森の奥の泉」からロネさんが去りました。 (01/28-21:58:44)
ライラ > ……。 (ぷー) (唇を尖らせて) ヒトって難しいわ! (01/28-22:00:19)
ライラ > うー。 うーうー。 (びたー) (転がって) なんだか、とっても悔しいわ! (ゴロゴロゴロ) (01/28-22:02:39)
ライラ > むぃー。 (両手を出し) 砂の国の王子様は、どれだけ歌っても森の国のお姫様しか見てなかったわぁ。 (口を尖らせ) (01/28-22:06:46)
ライラ > どーせ振り返りもしないくせに! 黙ってたら「歌っていない君は君らしくないよ」なんて言って! もーウキウキしながら歌ってたら無視していっちゃうんだもん! うー! これだから男っていやよー! (ジダンダ) (01/28-22:11:56)
ライラ > (ゴロゴロジダジダ) うー。 (ぺとり) せめて景気の良さそうな顔してれば善いのにぃー。 (ぺったぺった) (01/28-22:21:08)
ライラ > むー……。 (にゅるん) (魚の尾を揺らして) (どぼん) (泉の中へ飛び込んだ) (01/28-22:30:52)
ご案内:「森の奥の泉」からライラさんが去りました。 (01/28-22:30:56)
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