room02_20130131
ご案内:「荒野」にロネさんが現れました。 (01/31-20:52:33)
ロネ > (特に理由は無いのだと思う。数百歩分離れながらも、確固たる存在感を放つ其れ――黒き滝を、荒野の岩に腰かけて望む。轟々たる力の奔流。ぽっかりと浮かぶ欠けた月を仰がず、何をも飲み込む滝を睨んだ。) (01/31-20:55:10)
ロネ > (月見する気には不思議となれなかった。おもむろにポケットから小瓶を取り出す。コルクの栓を開け、小瓶の口を己の唇へ、直接近づけた。てん、と。小瓶から口内へ垂れる液体。) (01/31-20:57:31)
ロネ > (甘やかなそれを舌でじっくりと味わい、唾と共に飲み下す。栓を閉め、またポケットに放り込む。未来の我が妻に見つかったら即刻没収であろうその小瓶。先のブルー・ピルといい、このローダナムといい、彼女は何かと線引きをしたがる。そのくせ、前に葉巻の臭いを漂わせていたときには、彼女は何も言わなかった) (01/31-20:59:41)
ロネ > (夜闇の中でも、より一層の闇色を放つ滝を眺める。ここまで離れても感じる、圧倒的な“力”。自然の滝とはまた違う、ただただそこにあるだけの、迷惑千万な力の塊。金塊のように人を魅了し、熔塊のように人を焼き尽くす) (01/31-21:03:09)
ロネ > (ポケットの中の懐中時計を弄ぶ。ちゃり、ちゃりり、と金鎖が音を立てた。ふと足元を見ると、岩場の陰に、埋もれるようにして一輪の花が咲いていた。何かの弾みに、季節はずれで場所はずれなここに咲いてしまったのだろうか。既に密やかで白い花びらの縁は乾き、枯れかけていた。) (01/31-21:06:17)
ロネ > …………。(その花を見つめた。放っておけばいずれ枯れるであろう、その花。) (01/31-21:09:04)
ご案内:「荒野」にアカザさんが現れました。 (01/31-21:11:44)
ロネ > (手を伸ばした。何のためらいも無く、その花の茎を、引きちぎった。ぷちりと呆気なく花の茎はちぎれた。杖を傍におき、その花を見やる)――"She loves me,she don't."(何の気なしに、ぷち、と花びらを一枚、二枚とちぎる。すき、きらい、すき、きらい。) (01/31-21:12:25)
アカザ > (一つの影が地面を縫う。シュルリ、それは長い尾を揺らしながら、泳ぐように暗い荒野の影を進む。何か声が聞こえて、ゆるり、その動きを止めた) (01/31-21:13:49)
ロネ > "She'll love me,she won't."(ぷち。ぷちり。恋人になる、ならない。)"She would if she could――"(彼女はできればそうしたい――)…………。(お決まりの文句を続けようとして、ふと手が止まった)"――But she can't."(でもそうできない。)"So she don't."(だからそうしない。ぷち。都合よく、花びらは全てちぎれてしまった。――大人になって考えてみれば、なんて自分勝手な歌なんだろう。そう思った。) (01/31-21:17:51)
ロネ > "She'll have me,she won't."(ぷち。ぷちり。恋人になる、ならない。)"She would if she could――"(彼女はできればそうしたい――)…………。(お決まりの文句を続けようとして、ふと手が止まった)"――But she can't."(でもそうできない。)"So she don't."(だからそうしない。ぷち。都合よく、花びらは全てちぎれてしまった。――大人になって考えてみれば、なんて自分勝手な歌なんだろう。そう思った。) (01/31-21:18:56)
アカザ > (聞こえてくる歌は、どうやら恋人に関するもののようだ。影の中に身をひそめる者は、ぐん、と首を伸ばすだろう。ただの人間の視力には、この真っ暗な暗闇の中では殆ど目に映らぬ影の肌。だが、その大きさは20m越えなので、月明かりに若干照らされてうっすら輪郭が見える程度だろう。ただし、目は光っているので例外だ) …グルルル…。(別に何の意味もない、ただの唸り声。ぐるり、と首をロネの方へ向けようか) (01/31-21:21:28)
ロネ > (唸り声にはたと現実に戻った。忌々しげに眉をしかめ、裸になった花を投げ捨てる。黒き滝とは反対側、己の背後へと振り返った。月明かりの元、その影の竜は、星空と月光を食い尽くすことによって輪郭を露にするだろう)……アザミ……じゃ、ないな。(瞠目した。本能的に杖に手を伸ばし、握った) (01/31-21:26:23)
アカザ > (尻尾がやたらと長いだけあって、ロネのいる周りを取り囲むように纏まっている。娘とは違い、ゴツゴツと漆黒の甲殻が目立つ立派なドラゴンは、ただロネを見やるだけ) …グフ。(なんか笑ったような声を出した。相変わらずな様子だなーと思ったんだろう) (01/31-21:30:09)
ロネ > (何もしてこない。その声に、馬鹿にされたような気がした。黒き滝には劣るものの、なんという夜の色。紅き瞳。堂々たる体躯。あの爪一つで四肢が飛び、あの牙一つで首が飛ぶ。そう思うと、何だか唐突に全てがどうでもよくなって、肩と手の力をつと抜いた)……お前にとって、私なんぞ、吹けば飛ぶような虫けらのようなものなんだろうなあ。(薄ぼんやりとした口調で言った) (01/31-21:33:52)
アカザ > (今の状態では会話ができない。だが、一部でも会話したい相手の体に触れていればそれでテレパシーは伝えられる。シュルリ、と尾が伸びて、ロネの足元へ。そのまま、しゅるん、と軽く体へ巻きつけてしまおうかと) (01/31-21:36:38)
ロネ > ――――!!??(その“どうでもいい気分”というのは実にご都合主義で、尾が伸ばされればあっという間に消し飛んだ。杖を握り直し、岩場から咄嗟に地に転がる。月光に照らされた火傷の残る顔。尚も尾が迫ってくるのなら、思いっきり杖で強打してしまおう) (01/31-21:38:24)
アカザ > (あー、なんて言いたげにちょっと口を開いて頭がロネの転がっていく先を追う。別に尾じゃなくとも、影から伸ばせばいいのだ。追加の尾がロネの転がった先でシュルリ、と延びて、杖で叩けば金属的な音が響くだろう) (01/31-21:41:30)
ロネ > クソッ、喰らいたきゃ弄ぶなこの化け物が――――!!(最近、“化け物”という言葉を使う抵抗感が薄くなった気がする。理由は自分でも判らない。金属的な音が響き、男の顔がさっと青ざめる。杖を支えになんとか立ち上がり、退路を探そうと周囲を見る) (01/31-21:45:12)
アカザ > (ロネへ尾を伸ばし、そのままロネの体へ巻きつけて持ち上げてしまおうとするだろう。巻きついても苦しくないように力は込めず、ぶら下がる辛さもないように楽な抱え方にするだろう。あくまでも“対話したい”というのが目的なのだから) (01/31-21:47:11)
ロネ > (持ち上げられるときに、とっさに杖と、手近な石を引っつかんだ。帽子が持ち上げられる拍子で落ち、爛れた顔面が露になる。ある程度相手の顔面と自分の距離が縮まれば――ヒュッ、と。相手の左目目掛け、右手の拳大の石を真っ直ぐにぶん投げた。) (01/31-21:49:47)
アカザ > ≪ピシッ≫ (左目に当たって赤い色が飛ぶ。が、それでも気にする様子もなく、その目は一度瞬きをしてしまえばすぐに元に戻るようで) 『ようロネさんや、つれないねぇ…娘にまでこんな扱いしてるんじゃーないだろうな?』(笑い声交じりの声が、攻撃されたのも気にせずにのんきにロネの頭へ直接語りかけるだろう) (01/31-21:52:38)
ロネ > …………。(その声に軽く目を見開いて、すぐに元に戻った。顔はすでに見られているだろう、今更隠す気も起きない)……降ろせ。生きた心地がせん。(初対面時の慇懃無礼な敬語は消え失せていた) (01/31-21:55:16)
アカザ > 『あぁ、いやすまねぇ。ちょいと話をするのに本来の姿だと体の一部を相手に触れていなきゃいけなくてなぁ。』 (降ろせと言われれば、別に文句を言い返すこともなく、ちゃんと降ろしてあげよう。尻尾の巻き付きも解いたが、尻尾の先がロネの肩に乗ってる状態に) 『で、あんなところで何してたのさ (01/31-21:58:49)
アカザ > 『あぁ、いやすまねぇ。ちょいと話をするのに本来の姿だと体の一部を相手に触れていなきゃいけなくてなぁ。』 (降ろせと言われれば、別に文句を言い返すこともなく、ちゃんと降ろしてあげよう。尻尾の巻き付きも解いたが、尻尾の先がロネの肩に乗ってる状態に) 『で、あんなところで何してたんだ?』 (01/31-21:59:00)
ロネ > 別段何も。(即答した。降ろされれば、帽子を拾い上げ目深に被る。肩に乗った尾をやや不快そうな目で見やるも、何も言わない) (01/31-21:59:52)
ご案内:「荒野」にエジさんが現れました。 (01/31-22:02:14)
アカザ > 『そうかい。まあ、こういう所は程々にしておけよ。俺みたいなでっかい「化け物」に殺されたくねーだろうよ?』(グフフ、と竜が笑って。自分をちゃんと化け物だと自覚してるようだ)>ロネ (01/31-22:04:13)
エジ > 何じゃアレは。(荒野に入って最初に気付いたのは特徴的な黒い滝。夜道を延々歩いて来たからか夜目は割と効いていて。次に視界に入ったのは前方の月明りを遮る巨大な影だ。)…やァな感じー・・・。(物騒な気配なら即トンズラの用意をしつつ、若干迂回気味に接近中。) (01/31-22:04:22)
ロネ > 余計な世話だ。(じろ、と琥珀色の双眸で睨み上げる)用はそれだけか。>アカザ (01/31-22:06:00)
アカザ > (エジから見た竜はゴツゴツした甲殻と大きな翼と長い尾をもつ漆黒の竜。ロネへと語りかけてるが、その語りはテレパシーによるものなので、エジから見ればロネと巨竜がにらみ合ってるようにしか見えないだろう)>エジ (01/31-22:06:33)
アカザ > 『いんや、なんだかロネさんから妙に懐かしい香りがしてなぁ…阿片でも飲んでたか?』(懐かしい、とはこいつも昔に体験してたのだろう。他の生き物より一段と鼻がよく、わずかな香りさえ舌舐めずりをするほど嗅ぎとっている)>ロネ (01/31-22:08:57)
エジ > …んんん。(接近するにつれ徐々に浮き彫りになる巨影の輪郭はどう贔屓目に見たって物騒な何かだ。ロネの影はそこまで接近していないが故に見えず。二人を遠巻きに見ながらこっそりこそこそ通過中。) (01/31-22:09:07)
ロネ > それがどうした。(それこそどうでも良かった。カッ、と踵を返し、傲慢にも見える物腰で、その場から歩き出す。エジには気づかず、平行に、本人にしては早足――普通の人よりやや遅いぐらい――でざかざか歩いていく) (01/31-22:10:44)
アカザ > ……グルル。(なんか空気の流れが違う場所を感じ取った。そっちへグルリと頭を向けて、気配の元を探し始めるだろう。真っ赤に光る目が漆黒の体から目立つ)>エジ (01/31-22:10:53)
アカザ > 『んん、阿片ってのはなー、取りすぎると幻覚を見たりと娘を困らせることになるぞー?』(グッフフ、と笑って、歩き出すなら尻尾を離そうか。ここからは、もうテレパシーは伝えられないので追うことなく、ただのんびりとその場に突っ立っているだけ)>ロネ (01/31-22:13:50)
エジ > (巨影より足音が一つ遠ざかる。人が居た、と言う事が一つ解った。そしてこっちは確実ではないが―) バ レ た …?(ヤバし。と乾いた笑みを一つ、とは言え襲われるとしたら一つ離れた人影が気がかりだ。立ち止まり、しばし思案。) (01/31-22:14:30)
ロネ > 識っている。(そう、識ってはいた。ただそれだけだった。)>アカザ(ざ、ざく、ざ、ざく。杖をつき、右脚を引き摺るその足音がもし聞こえるなら、当人を判別できるかもしれない。そのまま足音は遠ざかっていく)>エジ (01/31-22:16:08)
ご案内:「荒野」からロネさんが去りました。 (01/31-22:16:12)
エジ > ―ロネさん…?(いやいや足の不自由な人なんか世界にゃ五万と居るワケで。影と足音だけでは断定には至らず。何より彼は魔物の類を忌避する様な性格だった記憶。何にせよ、人影が無事に遠ざかる様ならほっと一息。) (01/31-22:18:39)
アカザ > (エジの気配も気になるが、他にも気になる気配。これは別の魔物の気配だろうか? それなら、今いる人へ危険でも伝えておこうと思って、面倒だが喉の奥の構成を変えて、声を出せるようにする) …アーアー。ヨシ、イイナ。(でもやっぱり二重になるなり響きが重いなりの不完全状態。エジがいるであろう方角へ頭を向けたまま) オーイ、ソコニイル人ヤ。魔物ニ襲ワレルゾ。(何て声かけようか) (01/31-22:19:09)
エジ > ((魔物ってアンタやないかい!))(ビッシィ!!(≧∀≦;) って内心ツッコミ入れつつ、明らかにこっち向いてる影を見遣り。)((忠告されんでも逃げますよーだ。))(やっぱり遠巻きに、足早に。) (01/31-22:22:53)
アカザ > (逃げてる逃げてる。いや、自分も魔物だが、まあそれはいいとして。エジがある程度離れたところで、先ほどの場所から突如黒い影がぐぐ、と伸びて、警告していた魔物らしきものをひょいひょいと軽々と持ち上げていく。それを口へ抛ってバクリ、と食事をし始めていたり) (01/31-22:25:01)
エジ > …((な ん か く っ て る。))(標的が自分じゃなくなった事は喜ばしいが。ヒョイパクってアナタ、枝豆食ってンじゃねーんだから。みたいな支離滅裂なツッコミ入れつつ、見てる。とりあえず見てる。) (01/31-22:26:57)
アカザ > (その場でエジを狙ってただろう魔物は全て20mの影の竜に食われていった。でもやはり巨体故にまだ満足できていないよう。ぐるり、と周りを見渡して他に獲物はいないかと探しているような動き) (01/31-22:29:29)
エジ > (事情など露知らず、単に魔物同士の食物連鎖を観察してる程度に思ってる。と、影の動きを目にすると、くわばらくわばら、そそくさと退避を続行する。隠れる場所のない荒野はそれだけでやけにダダっ広く感じる。)―こっち見てるよねーアレねー…。 (01/31-22:31:45)
アカザ > ……グル。(何もいないようだと思えば、小さく鳴いて。地面へ頭を突如突っ込めば、振動も音もなく、ずぶりと巨体は長い尾を揺らしながら、影へと潜り込んでいくだろう。明るければ地面に巨竜の影が蠢く様子が見られたのだが、月明かり程度では相当目がよくなければ難しいだろう。影の中で翼を広げ、瘴気の濃い場所へとその影は泳ぐように向かっていくだろう) (01/31-22:34:47)
ご案内:「荒野」からアカザさんが去りました。 (01/31-22:34:54)
エジ > (魔物の動きをつぶさに観察しながら行動していた為、気配が消えればすぐに解った。飛び去ったでも土中に潜るでもなく、『消えた。』コレも確証はないが、衝突すれば厄介な類の魔物だったろう、と一息。)長居は無用、だァな。(小走りに荒野を横断開始。) (01/31-22:37:45)
ご案内:「荒野」からエジさんが去りました。 (01/31-22:37:55)
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