room02_20130317
ご案内:「時狭間近隣の森」にヌコさんが現れました。 (03/17-22:01:36)
ヌコ > << ちりりん ちりんりん >> みゃあおん。 ( 月明かりの差す森の中を きょろり きょろり と何かを探し回るように視線を巡らせる妹猫。その頭の動きに合わせて揺れる兄猫。仔猫の鳴き声、鈴の音。 ) (03/17-22:03:08)
ヌコ > ( 音も無く草を踏み締め、一歩、また一歩と慎重に歩む。しばらくすると、ふと何かに気付いたように猫耳を ぬこっ と立てて。 ) みゃ! ( 小さな歩幅で駆けていく。見つけ近付き拾い上げたものは、なかなか良い塩梅に乾いた倒木。 ) きょうはこれを使うみゃ! 「ニャーン」 (03/17-22:04:43)
ヌコ > ( 倒木を抱えて、妹猫はまた歩き出す。月明かりが良く注ぐ開けた小道を見つければ、小さく頷いて其処へと駆けていって。 ) ここがよさそうだな、っと。 「ニャオ」 ( 地面に胡坐を掻くような形で、足で倒木を抱え込む。それから指を押し当てる形で倒木を削り始めた。ごりごり。 ) (03/17-22:14:48)
ヌコ > ( 指先にかける力に強弱をつけながら、まずは大雑把に形を整える。削り落とした欠片は横で兄猫がちょくちょくと集めていこう。 ) 今回はどんなポーズにしようか。 「ニャー」 ふむ、香箱…そうだな、そうしよう。 ( 兄猫に向かって頷けば、合わせて指の動きを変えてまた大まかに削る。徐々に現れる、頭、そして身体っぽいフォルム。 ) (03/17-22:24:05)
ヌコ > ( ぴんと立てた耳。丸みのある背。そこから伸び足元に巻かれた尻尾。大まかな削り動作が徐々に小さくなっていく。 ) んー。 ( 一度手を止めて木彫りを月に翳し、手の中でゆっくりと転がしていく。気になるところがないようであれば細かな削りに戻り、あったならば其処を重点的に調整し。 ) (03/17-22:35:38)
ヌコ > だいたいこんな感じかみゃー。 ( そう呟く頃には出来上がっている、全体的に猫っぽい感じの形をしている木彫り。それを地面に置けば、今度は兄猫が爪を伸ばして微調整を始める。目元やひげ、手元やらなんやら。妹猫がこのあたりの調整をするとぶっとばしたり切り落としたりが少なくない。 ) (03/17-22:44:33)
ヌコ > ( しばらく兄猫の作業を見守った後。 ) できたみゃん! 「ニャーン!」 ( 再び夜空に向けて掲げる、香箱座りのポーズを取った木彫りの猫像。それの出来栄えを楽しむように眺めた後、地面に置きなおして兄妹猫は揃って手を合わせる。 ) ねこがみさま、ねこがみさま。どうぞおおさめください。 「ニャーオ」 (03/17-22:54:59)
ヌコ > ( 祈りを捧げた後、笑みを浮かべて木彫りと一緒に兄猫を抱え上げる妹猫。 ) ではこれをかざりに行くとしようか。 「ニャオン」 ( 頷く兄猫に応じるように歩き出す姿は、木陰の奥へと消えていく。 ) (03/17-23:15:40)
ヌコ > << ちりりん >> (03/17-23:15:46)
ご案内:「時狭間近隣の森」からヌコさんが去りました。 (03/17-23:15:48)
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