room03_20120711
ご案内:「岩場の温泉」にケンさんが現れました。 (07/12-02:16:52)
ご案内:「岩場の温泉」にツウさんが現れました。 (07/12-02:17:46)
ケン > (やだやだ、と暴れるツウを脅したり宥めすかしたりしながらひょこひょこ温泉へ。湯気の香り沸き立つあたりまでくると、鼻をひくつかせ)ここのようだな。にしても片足にゃちと負担の大きい距離だったな。(などといいつつ、「男」と書かれている方の湯に入り、ツウとその足を下ろした) (07/12-02:19:00)
ツウ > ・・・・ うぅ、うぅぅ・・・ (唸りながらもなんだかんだで連れてこられた。鎌をつかむことはできず、妖怪に捕獲されている状態。) …。 (温泉に入ると、なにやら体が癒されていくのを感じた。)((…。))(こういう時、お礼の一つでも言わなきゃいけないのだけれど、どうしたらいいかわからなかった。ただ黙って湯に浸かり、ケンを見上げている) (07/12-02:21:14)
ケン > 何だ、坊主。そんなに大事なものか?(鎌を指差してにやりと歯を見せた。少し黄ばんでいる。自分は湯に入らず、あぐらをかいてツウを見下ろしている)一瞬も手放したくないってのは、一種の病気みてえなもんだぞ。あまり気にするな。(と、煙草を取り出してライターで火を点ける。ふー、と煙を吐き出し) (07/12-02:24:37)
ツウ > …。 (大事なものと言われればコクコクと頷いて。) 手放しちゃ、行けない… お母さんがくれた大事なもの… (気にするなと言われれば、ピクリと手を伸ばすのを止めるが。今にも泣きそうな表情で大鎌を見つめている) (07/12-02:26:24)
ケン > ふん、まざーこんぷれっくすってやつか?(きひひ、といかにも面白がっている笑い)ええか、坊主。こんなデカいもん使ってしか身を守れん奴は、エラいとばっちりをいずれ食らうぞ。自分のからだ一つで身を立てることも考えてみい。(年寄りの説教のようなことを垂れながら、煙草ぷかぷか) (07/12-02:28:52)
ツウ > (兵器にはマザーコンプレックスの意味がわからなかった。どうでもいいから返してとでもいうように眉を釣り上げてケンを見上げる。) …僕は兵器だ。身を守る必要なんてない。 (07/12-02:30:42)
ケン > ほー。(片眉吊り上げ、妙な顔つきで煙草を咥える)……おめー、何ぞ嫌な歴でも背負ってんのか。(こんな坊主がなあ、と顎鬚を撫でつけながら言う) (07/12-02:32:16)
ツウ > ・・・・? (嫌な歴と聞かれて、目をパチクリさせ首をかしげた。) 意味が、わからない… (言葉の意味がわからなかった。それほどに言葉を知らない少年なのだ) (07/12-02:34:04)
ケン > 手前が望んで兵器とやらになったのか、望まずになったのか、どっちでもないか。どれだ。(ガキめ、と笑いながら選択肢を示してやる) (07/12-02:35:23)
ツウ > …。 僕は。 兵器になるために生まれてきた… そう言ってた。 (望んでいるかどうかと言われれば、わからない。望んでいないのかと言われても、わからない。ただ、わかるのは兵器として生まれ、育てられたことだけ。  でも、今は戦いから離れ自由に生きている。…だから発する言葉にはどことなく曖昧さと疑問が混じっていた。) (07/12-02:38:12)
ケン > ……カーッ、言われるがままに危険物になってたわけかい、情けねぇ。(ばりばりと右側の頭をかきむしり、顔をしかめた)坊主、人はな、ひとつの方向しか示されないと、そこにとらわれちまうもんなんだよ。分かるか? お前のことだ。(だからな、と杖を突きつける)一旦、自分が兵器だってことは忘れろ。 (07/12-02:42:45)
ツウ > 危険物…? 僕は。 (と言葉を続けようとしたが、ケンの話を聞くことにした。しかし、あまり理解することができなかった。) …僕から、兵器をとったら… 何が残るの? (07/12-02:43:54)
ケン > そりゃ、悪いが何も残んねえな。(ずばりと切り捨てる)その空っぽになったところに、兵器以外のもんも一旦詰め込んでみろ。何か気に入ったものがあれば、それにのめりこめ。気に入らなければ別のを試せ。……全部ダメなら、しゃあねえ、手前は骨の髄まで兵器だよ。どっかの戦場で野垂れ死ぬんだろうな。(へらへらと、一見残酷に見える言葉を遠慮なく吐き出していく) (07/12-02:46:53)
ツウ > 気にいる…? (気にいるという感情がわからない。のめりこむという状態もよくわからない。 でも一つだけわかるのは、今のまま自由に生きて、何かを見つけろと。前のマスターに言われたこととなんの変わりもないということ。) …。 (ふと浮かび上がっている大鎌を見上げて、刹那げな表情をみせる。)  … 僕には、よく、わからないよ。 (ぽつりと、そう言って目を伏せた) (07/12-02:49:43)
ケン > ふん。分からないならそれで構わんよ。(頑固なガキだ、とけらけら笑った。こちらも別に手取り足取り教えてやるほど暇ではない。金ももらわずに慈善事業をする気は無かった。ただ、ひとつ講釈を垂れたくなった、ただそれだけのこと)分からないってのは、便利な言葉だよなあ、坊主。今のままでいられて、安心するだろう。(ちゃっかり毒は撃ち込んでおくのだが) (07/12-02:51:58)
ツウ > 安心。 どうなんだろう… (少年は毒とも知らずに、わからないことだらけにただうつむいてしまう。 安心とは何か? 心が落ち着くことだろうか? それとも…)  ………。 (両手を顔に覆い左右に振った。 わからない。よくわからない。 でもなんなんだろう。 自分の中に芽生える感情。その感情に動揺している。) (07/12-02:56:45)
ケン > (どうやら自分の撃ちこんだものが少しずつ効いている様子である)驚いてるな。初めて「理解できないもの」に接した顔をしてんぞ。(けらけら笑いながら立ち上がる)せっかくの湯治だ。その感情に、湯の中でとことん付き合っておくんだな。それがお前のためだよ。(と、それを最後に、湯気が一段と濃くなった。その湯気の中に、じわりと彼は溶け込んでいき、やがて見えなくなったのだった。ちなみに、鎌は律儀に湯船から離れた場所に立てかけてあった) (07/12-03:00:57)
ご案内:「岩場の温泉」からケンさんが去りました。 (07/12-03:01:06)
ツウ > …………。 ((僕は… どうしたらいいの?))(両手を被ったまま、肩をゆらす。 そしてハ。と顔を上げてケンがいただろうソコへ顔を向けるが… 相手は既に居なくなっていた。)      … 僕のため…    (それは、いいことなのだろうか。それすらもわからない。 悩む事を初めて強いられ 彼は今。 初めて人の心で、考え込むのだった) (07/12-03:04:39)
ツウ > (しばらく経つと体に体力が戻ってくる。怪我は治らないものの眠る体力だけは戻ったようだ。)((…ゴボウ、卍。 僕は二人に何をしたの? それは僕のためのものだったのかな…))(ぼんやりと、湯気に包まれて、意識をそのまま手放すのであった───) (07/12-03:06:37)
ご案内:「岩場の温泉」からツウさんが去りました。 (07/12-03:06:54)
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