room03_20120827
ご案内:「闇つど近くの森」にロネさんが現れました。 (08/27-21:42:58)
ロネ > (汗が全身から滲む。息が荒い。こういうとき、己の右足を酷く恨む――走りたい。だが右足は思うように動いてくれなくて)クソッ!(柄にも無く悪態をつく。コートのポケットから一折りの桜の枝を取り出す。出会いの数だけ花が咲き、その命の終わるとき花は散る。今その先端にぽつんと一つ咲く、異様な黒い桜の花は、心なしか頼りなげで)((不死だとほざいていた癖に、死んでいたら許さんぞ……!))(心の中でうめいた。瘴気が色濃く、そして森が黒々と先が危険な地であると警告する) (08/27-21:48:45)
ロネ > (近づくにつれて殺気が、瘴気が、そして――闘いの気配が。人智を超越した戦い。それこそ自分など吹けば飛んでしまうような。でもここで引き下がったら恐らく、自分は、)((後悔する))(強く。強くそう思った。本能ではかの魔物の青年を恐れ忌み嫌っていたとしても、男の理性は、心は、)生き延びていろよ……。(アザミを想っていた。今だけは、間違いなく) (08/27-21:54:44)
ロネ > (そして全て終わった戦場へと男は現れるのだろう。全てが終わっていたとしても何かできると、根拠も無く信じて) (08/27-21:56:39)
ご案内:「闇つど近くの森」からロネさんが去りました。 (08/27-21:56:45)
ご案内:「東の泉」にロネさんが現れました。 (08/27-22:54:11)
ご案内:「東の泉」にアザミさんが現れました。 (08/27-22:56:39)
ロネ > (さらさらと清い水の流れる美しい泉)…………。(肉付きのよくなってきた月が美しく水面に照らされたその泉は、かの青年と初めて会った――いや、語弊があるが、まともに初めて話した――地だった。疲れた様子で傍の木に腰掛けて。その表情は水を打ったように静かだ) (08/27-22:58:09)
アザミ > (ついていくこと暫く、見えてきた景色は懐かしい、あの舞を踊った場所だ。ロネの表情がすごく気になるが、何故ここへ連れてきたのか、というのが一番不思議だった。ガサ、と草地に力なく座って) ………で、なんでここに? (08/27-23:01:00)
ロネ > ……私はね、後悔しているんだ。(琥珀色の瞳は水面を見て)あの日、私は君の考えや過去に首を突っ込むべきではなかった。まさか君がああも私の言葉を重く受け止めるとは思っていなかったんだよ。(淡々と) (08/27-23:03:21)
ロネ > ……私はね、後悔しているんだ。(琥珀色の瞳は水面を見て)あの日、私は君の考えや過去に首を突っ込むべきではなかった。まさか君がああも私の言葉を重く受けとめるとは思っていなかったんだよ。(淡々と) (08/27-23:03:57)
アザミ > 後悔?(続く言葉で、意味はなんとなく分かった。下へうつむいて) ……俺は、心が弱い魔物なんだ。だから、何から何まで正そうとする。結局は偽りの正義を作ってるにすぎないんだ。(あの時のはやりすぎたに等しい行動だ。触覚が垂れ下がり、反省の色が見えている) (08/27-23:08:14)
ロネ > 偽りの正義? そんなものは無い。それは君の考えであり思想であり――信念だ。それに偽りも何も無いよ。(そんなことではない。自分の言いたいのはそんなことではなくて)……アザミ。私は多分、君が思っているほど立派な人物じゃない。いや、それどころか、君にとって唾棄すべき者だと思う。(すっと振り返って。酷く寂しげな色をその目は湛えていて) (08/27-23:11:04)
アザミ > …無いって、え?(偽りなんてないと言われ、どう答えを導き出せばいいのかわからなくなる。続く言葉には、首を横に振って) …ロネは、俺と違って限られた命の中で必死になって生きている。死にかけても、ロネの心の中で何かが応援してるんだと思う。だから、生きていけるんじゃないか。(寂しげなその目の色。光る魔物の目はどこか悲しくなってくる) (08/27-23:15:45)
ロネ > 違うんだよ。そういうことじゃないんだ。(ここで突き放さないと自分は一生後悔する。そう、思って)君はネロという死神を知っているね?(お互いに知っているような死神の口ぶりを思い出し)……私は彼を一度殺した。数日前にね。(淡々と。殺した、の言葉の奥底には冷たい響きを感じられるだろうか) (08/27-23:19:37)
アザミ > ……ネロ。(知ってるも何も、彼とは遠い遠い仲間だ。そして、続く言葉にフ、と笑って) そっか、殺したのか…殺した後、どんな思いだったんだ?(冷たく重い響きを感じるも、それが後悔からくるものなのか、憎悪からくるものなのかはわからなかった) (08/27-23:25:04)
ロネ > 恐かった……恐かったんだよ……殺した死神も、手を下した自分も。(己の右手を無意識のうちに見て)私は本当にただの人間だ。魔物を忌み嫌い、恐れ、そして害をなす――そういう人間だ。理性で抑えこんでも本能は変わらない。(再びアザミを見やって)アザミ。もう、私が傷つけられても、私が――仮に死んだとしても、戦うな。何があってもだ。(冷たい響き。だがその声はほんの少し震えていて) (08/27-23:31:40)
アザミ > ……。(ここまで怯え、震えるロネを見たのは初めてだ。ス、と立ち上がり、ロネの方へ振り向いて) ………もし、仮にその問いかけに嫌だと答えたら?(そう問いかける。だが、己の性格上、ありうることなのだ。だからこそ、問いかけた) (08/27-23:36:33)
ロネ > (分かり切っている。これは自分の我侭だ。二度と、二度と、自分のためなどに相手が傷付くのは嫌だった。これ以上他人の傷は背負えない。背負えるほど自分は強くない。そして、自分は、傷付く者を守れるほど――強くない)……君を、(だから突き放す。相手が人あらざる者だからこそ。これ以上、相手が傷付かないために)君を、殺す。(す、と杖に手をかけた。かちりと止め具を外し、木の幹を支えに立ち上がる) (08/27-23:42:38)
アザミ > …そうか。(殺す。そういわれても怖がらない。寧ろ、笑みが浮かんだ) なら、俺はロネが死ぬまで守ってやる。それなら、文句はないだろう?(立ち上がるその姿を見ても動かない。軽く、袖の破けた腕を広げて迎え入れるように) (08/27-23:49:54)
ロネ > ――やめろ……(そんなことを言うな。)<<ジャッ>>(剣を抜き、切っ先を向け、不死の魔物と対峙する)やめてくれ。私を守るなど……もう嫌なんだよ。恐い。魔物が――人あらざる者が――どんなに分かっていても恐いんだよ。アザミ。私に構うな。私を守るな。やめてくれ。これ以上他人の傷は背負えない……!(琥珀色の瞳は恐怖と、哀しみと、そして痛みと――悲痛なまでの懇願。支離滅裂なことを話しているのは自覚しているが、思考がまとまらない。剣の切っ先は小刻みに震えているだろう) (08/27-23:58:01)
アザミ > (切っ先を向けられても動じない。表情からは笑みが消えたが) ……………。ロネ。(ゆっくりと歩み、ロネへと近づこう。途中刺されたって大丈夫だ。震える剣の切っ先を気にせず、近づく。そして、逃げ出す前にロネに抱き着こうと。抱き着いても、その腕は力を籠めず、優しく抱えるように) (08/28-00:05:43)
ロネ > (構えた剣は下ろさない。下ろせない)<<ドスッ――>>(剣の切っ先はアザミに突き刺さり、そのままの姿勢で男は抱かれるのだろう。その琥珀色の両目は見開かれたままどこか違うところを見ていて。何か言おうとしても、喉から言葉が出てこなくて) (08/28-00:09:16)
アザミ > ………もう、魔物に必要以上に怯えなくていいんだ。ロネは教えてくれただろ、俺に、人間を殺す意味もないことと、生きる価値を教えてくれたこと。 だから、もう、怖がらなくていいと思うんだ…。(剣は己の胸の中央に深々と刺さる。剣には漆黒の血がまとわりついている。優しく抱く今のその姿は、心配する女そのものだ) (08/28-00:11:59)
ロネ > ――人を……(うめくように。半ばうわ言に近くて)人を食らうと、魔物は恐ろしいと、魔物は、理解できないと……でも、私は……自分が、そうだから、(こんなにも己は脆かったのかと、どこかで冷静な自分もいた)お願いだ、私のために傷付かないでくれ――もう、傷は、背負いきれない。私は弱い……弱い、ただの人間だから……(声は弱弱しい) (08/28-00:19:09)
アザミ > ……魔物の中にも、人を食らわず、魔物を食らう者がいる。俺が、それだ…。(続く言葉には目を細めて、手に少しだけ力が入る) ロネは弱くなんかない!ただ、そう思い込んでるだけなんだ…。 ロネが背負う傷が多いなら、俺も傷を背負ってやる。頼むから、もう、弱いなんて言わないでほしい…。(強く生きてほしい。そう願って、声が震える。震える声の魔物の目からは、透明な滴があふれそうになっていた) (08/28-00:26:37)
ロネ > …………。(相手の言葉に押し黙って。そして搾り出すように)――君は背負わずともいい。君は君の傷だけを背負えばいい。(こちらが背がある分、相手を見下ろす形となるだろうか。すっ、と相手の血で濡れた黒髪を撫でて)……アザミ、君は優しいな……。(涙に濡れた相手の紅い瞳にふっと微笑んで)……ありがとう。 (08/28-00:31:30)
アザミ > (己の傷。それは遥か遠くに己が罪と思い込んでることだけだった。人間なのに、異種族の仲間をかばい、呪われた体でよみがえった存在という価値を) ……俺だって、人間だから…。(撫でられる髪は、黒い血でべったりとしている。仮にこれが人間だったら致命的な量だ。それでも、不死の体は死をゆるさない。撫でられたことで少し安心したのか、目を閉じて) (08/28-00:38:20)
ロネ > そうか。……そうだな。(穏やかな肯定。そして息をつき、)――すまない。ちょっと痛いけれど。(囁くように言う。そして髪を撫でていた手をそっと離し、相手に刺さりっぱなしだった剣を)<<ズッ――>>(抜いた。血が出れば、恐らく自分も黒い返り血を浴びるのだろうか。不死だから相手が死ぬ心配はしていないが、それでも辛そうに自分も目を伏せて) (08/28-00:42:14)
アザミ > …あぁ。(剣を抜かれ、黒い血が剣に振られて少々飛ぶだろう。だが、所詮は血の成分そのもの。しっかり洗えば落ちるだろう) ……ごめん、痛々しいよな。(自分はそんなに痛みを感じないが、見ている側は痛々しく感じることもある。申し訳なさそうに) (08/28-00:46:55)
ロネ > 大丈夫だ、大したことはない。(黒い血に濡れた剣をポケットから取り出したハンカチでぬぐって鞘に収め、止め具をかけた。そして決まり悪そうに――先ほどまでの言動をやっと冷静な目で思い出して――目を逸らして)その、えっと、すまない。見苦しいものを。(自分の我侭につき合わせてしまった) (08/28-00:49:18)
アザミ > (ぬぐったハンカチはすぐに真っ黒に染まるだろう。それこそ、スミにつけたような) …ん、別にいい。俺も、勝手に突っ込んでしまったのには反省してるし。(目にたまる涙を袖のない腕でぬぐいながら) (08/28-00:54:08)
ロネ > (真っ黒なハンカチをコートのポケットにしまう。袖から覗く腕が意外と華奢で――それこそ、“女みたいで”、意外だな、と思いつつ)相変わらず君は若いな。(苦笑しつつ涙目のアザミの頭を撫でる。べったりとした黒い血が手にもついてしまうのだろう。完全に年下扱い)だけど本当にあんな真似はよしてくれよ。私の神経が持たないから。 (08/28-00:57:10)
ロネ > (真っ黒なハンカチをコートのポケットにしまう。涙をぬぐうアザミの腕が意外と華奢で――それこそ、“女みたいで”、意外だな、と思いつつ)相変わらず君は若いな。(苦笑しつつ涙目のアザミの頭を撫でる。べったりとした黒い血が手にもついてしまうのだろう。完全に年下扱い)だけど本当にあんな真似はよしてくれよ。私の神経が持たないから。 (08/28-00:58:18)
アザミ > (先ほど刺されていた剣の位置は、胸の中央。勢いのまま刺されていたのなら、少し着物が開いていて、中に全体的にサラシが巻いてあるのが見えるかもしれない。見る余裕があるのなら、だが) …あぁ、心も含めて、若いかもしれない。(頷いてしまう。血は少しずつ止まりつつなのだろう。最初ほどのべたつきはない) …わかった、気を付ける。(頷いた。ロネがそれでひっくりかえってしまったらこっちが心配してしまうから) (08/28-01:04:39)
ロネ > (だが連日の疲れもあって男にサラシまで気配る余裕など無かった。最後にふ、と笑んで杖を支えに立ち上がる)若いのは良いことだよ――年を食うとろくなことがない。泣くのが下手になる。(琥珀色の瞳はいつも通り穏やかで)今日は……ありがとう。(改めて軽い礼を。ほんの少しだけ、異種族への恐怖が抜けた気がした) (08/28-01:10:16)
アザミ > …一応、1000歳以上なんだけどな。(それでも、気持ちはいつも子供らしく、大人らしく、とバランスを保っている。穏やかな瞳を見れば、ほっとして) どういたしまして。俺からも、止めてくれてありがとな。(あそこで止めてもらえなければ。脈を確認し終わってから殴りに行ってただろうから) (08/28-01:13:47)
ロネ > 不毛な争いは見苦しいからな。(なんて、そっけなく言って。そして去り際に、ああ、と振り返り)桜の枝、受け取ったよ。君の花が散らぬことを祈っている。(散るはずも無いのだけれど。そんなことを言い捨てて、ゆらりゆらりと杖をついた男は森の奥へと消えていく) (08/28-01:16:52)
ご案内:「東の泉」からロネさんが去りました。 (08/28-01:17:01)
アザミ > (ロネが持っていた桜の花を見て、あ。と小さくつぶやいて) よかった、届いたんだな…あぁ、絶対散りはしない。(頷き、強く思おう。自分も、今日は仲間の屋敷で休もう。森へ向かっていけば、白と黒のポータルへと入って行って) (08/28-01:19:02)
ご案内:「東の泉」からアザミさんが去りました。 (08/28-01:19:06)
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