room03_20121204
ご案内:「森の奥の泉」にロネさんが現れました。 (12/04-21:14:34)
ロネ > (頭が真っ白に焼き切れそうだった。今回の発作は特に酷くて、痛みに理性が吹き飛ばされてしまい、半ば転がるように、無意識のうちにたどり着いていたのが、ここだった)……ぁ、はぁ……、(土にまみれてしまったコート。息は荒い。全身にはべったりと嫌な汗をかいている。ゆっくりと這いずるように泉へと近づく) (12/04-21:17:28)
ロネ > (泉のほとりに膝を着き、手袋もつけずに飛び出したせいでかじかんでしまった手を泉の水につける。痛い。冷たい、というより、痛い。そして水を掬い、口につけた。それを数度繰り返せば、水の冷たさに手の感覚は消えてしまって)……ふ、ぅ。(しもやけになりそうだ。コートのポケットに手を突っ込んで、せめてもの暖をとる) (12/04-21:20:36)
ロネ > (がしがしと頭をかく。短くなってしまった髪。濃くなった隈。もともと痩躯ではあるが、若干こけた顔。顔色はあまりよくない。)…………。(口をコートの袖でぬぐった。ほとりに座り込み、杖を傍らに置く) (12/04-21:24:16)
ご案内:「森の奥の泉」にジオさんが現れました。 (12/04-21:24:38)
ジオ > らん らんたらー ららんたー たったらー (隠すことなくそのままの足音を立てながら、しかも、何やら歌を歌いながら。確実に近づいてくる気配。) (12/04-21:25:46)
ロネ > (館はどうやら安全らしいが、ここだといつ何が来るかはわからない。だが移動する気力が回復するには時間がかかる。冷涼な空気にあてられ、)狽チくしゅ。(小さくくしゃみを一つ。と、なにやら聞き覚えのある能天気な声に、顔を上げた) (12/04-21:26:47)
ジオ > っお? (くしゃみに、ほんの少し方向修正。ざかざかざかと歩いていくと…) あーら 居た居た。 みーっけた! (あはっ と。能天気な笑顔を見せながら、茂みの奥から現れた) (12/04-21:28:32)
ロネ > ……やあ。(あまりにも相手が能天気な調子なので、こちらも引き摺られてやや砕けた調子になってしまう。相手に気を使う元気もないが。ゆるり、と手を上げた。昨晩よりさらにやつれている)昨日の続きかね?(何かこいつするつもりだったっけ、と未だに痛みの残滓のある頭で考えつつ) (12/04-21:30:36)
ジオ > そうっ (ぱふん と革手袋の手を叩き) キミの未来の奥さんと赤ちゃんの為でもあるからねっ どうにかできるところまでは、どうにかしに来たよっ (にこー) (12/04-21:32:03)
ロネ > そう。(ゆる、と穏やかに微笑した)……ありがとう。(それがただの気まぐれであろうが、何だろうが、その言葉だけでも嬉しかった) (12/04-21:33:48)
ジオ > と、ゆーわけで。 はいっ 呪いを見ます。 (しゃきーん。 どこからか、丸いレンズの眼鏡を取り出して、しゃきっと装着!) (12/04-21:35:00)
ロネ > ……はいはい。(眼鏡を取り出す様子に淡く苦笑いをした。随分彼も出会った当初からは印象が変わってしまったものだ。正直脱ぐには寒いが仕方あるまい。その場でジオの方に座ったまま向き直る。コートとシャツ、肌着を脱げば、そこそこ筋肉のついた肉体が露になる。胸から胴まで巻かれた包帯を解き、ガーゼを外す。肉体には所々に銃弾の掠り傷や、切り傷などの痕が残っているが、もっとも目立つのは、)これ。(ふふ、とその傷の周囲を指でなぞった。また緩やかな苦笑。それは今も尚「腐り過ぎぬよう腐り続ける」、胸から下腹まででかでかと何かの刃物で乱暴に刻まれた「鬼」の一文字。じくじくと毒で疼き、少々膿んでいる) (12/04-21:41:12)
ジオ > おーおーおーおー あーあー 痛そう痛そう (眉間にしわを寄せて包帯を剥いていく様子を眺めて。で、すべてが露出したなら、その前にしゃがみこんで) あー… うわー… まーた… はー あーららーららー (じーっと文字を見て) (12/04-21:43:49)
ロネ > (じーっと見られてなんだか勝手に気まずい。やや目を伏せ気味。もしかしたら、男の身体に密やかに潜む、消えない傷と同じく、毒気と「思い」から生み出された「毒虫」にも気づけるかもしれない。それは、不定期に男の身体に神経から激痛を与えるもの) (12/04-21:47:31)
ジオ > んー… むー… ほー… …ふむふむ… (半裸の男をじっくりと眺める魔法使い。) はー 中に居る方はちょっといじれないかなー… んー… こっちの刻まれちゃった方は… んー… なんとか… (顔を上げて) あー。完璧には消せないからね? (12/04-21:49:50)
ロネ > 構わんよ。(少しでも軽減されるのであれば、自分のことしか考えられない、最悪な現状からは少しぐらい免れられる。正直、また自分が「戻って」しまいそうで怖かった) (12/04-21:52:08)
ジオ > っよーし。 じゃーじゃーじゃー やろうかっ ばばーんとっ! とりあえず、横になってね? あーちょっと待ってね (人のコートを勝手にばさっとひろげて) ささ、こちらへー (シャツをくるんくるんと丸めて頭の位置へ。) (12/04-21:54:38)
ロネ > (本当に妖精のような男だ、調子を崩される。)分かったよ。(なんとなーく返事も投げやり気味。真面目に返事をしてもしょうがない気がした。おとなしくそこにごろりと仰向けに寝転がって。寝転がったことで若干傷口が広がり、微かに眉をしかめたがすぐに戻って) (12/04-21:56:48)
ジオ > じゃっ まー 楽にしてー 楽にならないだろうけどー まぁ、うん。 なんとなくでー (ロネの横に立つと革手袋をぽんぽん、と叩いた) (12/04-21:58:48)
ロネ > 寒いから早くし始めてくれると助かる。(淡々と言ったが、正直に言うと――すごく、寒い。腕とかすでに鳥肌が立っている) (12/04-22:00:23)
ジオ > んもー 解ったよう (そう言うと、再び革手袋の手を叩く。 星屑のような光が ぱっ と弾けて) ≪ 穏やかなる赤 命の灯火 汝 夕焼け色の使者 ≫ (ぽう、と何もない空間にオレンジ色や黄色、赤に揺らめく炎が現れて。周囲が暖かな空気に包まれて) (12/04-22:02:33)
ロネ > (最近あまり色々な事象に驚かなくなってきたが、詠唱と共に現れた炎達にはやはり少し目を見開いて。暖かくなってこれば、ほう、と安堵の息。じくじくと疼き続ける傷の痛みは、もはや慣れてきてしまった。慢性的に続く痛みに、脳が若干あえて麻痺しているのかもしれない) (12/04-22:05:18)
ジオ > んじゃ やっから。 (よいせっ と。 ロネの腰のあたりでロネをまたぐ。 ぬーっと見下ろして) まぁ、もともと痛いところに痛い事はしないから。 (左手をぐっと握りこむ。すると、青白い光が燈る。それから、指の間、拳の中から光の粒がボロボロと零れ落ちていく。それは、ロネの体に触れる前に消えてしまう。) はい 充填中… 充填中…っ (右手は左手の手首を掴んで。集中ー集中ー もりもりと魔力が左手に集中し始める) (12/04-22:08:40)
ロネ > (目を己の腹に向ければ、何かが零れ落ちては消えていく。百、二百年ぐらい遡って、魔女に何かされている気分だ。――あながち間違っちゃいないか、と頭の隅で考え直す)…………。(一切の治癒効果を跳ね除ける呪。いったいなにをしているのか分からないまま、口も挟めるわけが無く、とりあえずおとなしくしている) (12/04-22:11:32)
ジオ > (す、と目を閉じて。 次にゆっくり開くときには… 空色と、明るい黄緑の瞳の奥、小さい焔が揺らめいているようで。 薄く唇を開く。 ) キミは世界に『自分はここに在る』と叫ぶことに決めたんだ。 (左手を徐々に開いていく。光の粒は大粒になって、まるで滾々とわき出る泉のようにどばどば零れていく) だから今も、その呪いに負けてない。 (完全に左手を開ききる。それから、ぴっ と人差し指を立てて。そーっと、ロネの胸の傷の左横へと触れる。) ならば… 声高らかに!! 堂々と!! キミの存在を世界中に知らせたらいい!! (ぐぐ、と鬼の文字の横、人差し指で何かを描いていく。単純な線のようで。) ≪ 言え! ≫ (一度指を離して、すぐそばに指を付けてぐぐっと再び線を引き) ≪ 云え!! ≫ (ぐぐぐ、ぐ。短い線を、いくつか引き終えた。) ≪ キミは此処に在ると『云え』! 『鬼』に向かって堂々と! そうすれば! 全てはキミの! 『魂』 になるから!! ≫ (12/04-22:21:10)
ジオ > (す、と目を閉じて。 次にゆっくり開くときには… 空色と、明るい黄緑の瞳の奥、小さい焔が揺らめいているようで。 薄く唇を開く。 ) キミは世界に『自分はここに在る』と叫ぶことに決めたんだ。 (左手を徐々に開いていく。光の粒は大粒になって、まるで滾々とわき出る泉のようにどばどば零れていく) だから今も、その呪いに負けてない。 (完全に左手を開ききる。それから、ぴっ と人差し指を立てて。そーっと、ロネの胸の傷の左横へと触れる。) ならば… 声高らかに!! 堂々と!! キミの存在を世界中に知らせたらいい!! (ぐぐ、と鬼の文字の横、人差し指で何かを描いていく。単純な線のようで。) ≪ 言え! ≫ (一度指を離して、すぐそばに指を付けてぐぐっと再び線を引き) ≪ 云え!! ≫ (ぐぐぐ、ぐ。短い線を、いくつか引き終えた。) ≪ キミは此処に在ると『云え』! 『鬼』に向かって堂々と! そうすれば! 全てはキミの! 『魂』 になるから!! ≫ ( バ ン ッ と 周囲に。空まで明るく染め上げるような光が弾けて、消えた ) (12/04-22:22:03)
ロネ > (その言葉に、まるで催眠術にかけられたような、そんな心持になる。空色と明るい黄緑色の瞳の奥に揺らめく小さな焔、それに見せられたかのように。言え。云え。その言葉に魅せられたかのように、)……私は、(ゆる、と、唇が紡ぐ)――私は、ここに、在る。(――胴に刻まれる新たな文字。) (12/04-22:26:25)
ジオ > わっ ( ぱぎっ。 そんな妙な音がして、魔法使いはロネの上から何かに軽く弾き飛ばされた。 どさっ とロネから1mほど離れた場所でしりもちをつく) うー たたたた… …はぁ とりあえず上書きできたかな… (軽く唸りつつ立ち上がり、横になっているロネを見下ろして) キミがキミであろうとするなら、その文字はキミを助けてくれるよ。 でもねぇ、掛かってた呪い、相当根強いね? 呪いの効果を…気休め程度しか緩和できなさそう。 あと…定期的に、お嫁さんに魔力を籠めながらなぞってもらって? (イヒヒヒ) そーすれば、消えてなくなることはないだろうからねー (12/04-22:31:50)
ロネ > そう。……ありがとう。(本当に心から感謝して、笑んだ。だが最後のいたずらっぽい笑みと共に告げられた言葉に、妙に気恥ずかしくなって、慌てて背を向けて包帯を巻きなおし、服を身に着ける。心なしか、少し傷の痛みがやわらいだ気がした) (12/04-22:34:02)
ジオ > 良いお嫁さんじゃんかー (ぎゅ、と革手袋を引っ張ってはめ直して) 頑張ってねー? (12/04-22:37:31)
ロネ > んー……(頑張れ、と言われて少し眉尻下げて)……ま、生きるさ。(とりあえず、今自分ができることがそれぐらいしか思いつかないのが情けない。散々苦しんでいるのは自分だけでは無いはずなのに。コートを羽織って、杖をついてゆっくりと立ち上がった) (12/04-22:39:44)
ジオ > うわっ 目標高いね! (あはっ と苦笑して。来た方向へと歩き出す) まっ 何かあったらお手伝いさせてもらうよ。 ボクは皆の『ハウスキーパー』だからねっ (手を振り振り。森の奥へと去っていった) (12/04-22:42:06)
ご案内:「森の奥の泉」からジオさんが去りました。 (12/04-22:42:15)
ロネ > ……ハウスキーパー?(はて。首をゆると傾げるが、まあ、一々気にしていたら身が持たないだろう。さて、と歩き出そうとしたとき――)…………っ。(――うっ、と呻いて、その場に再びうずくまった) (12/04-22:45:35)
ロネ > (からんと杖を取り落とす。ころころと杖は転がって、少し泉の水に漬いた。膝が折れ、地に伏せる。息が荒くなる。胸の傷をかきむしりそうになるが、草を掴んで堪える。歯を食いしばり、頬からぽたりと汗が流れ落ちた)……っ、ぁ、……、っ、(声にならない声が漏れる。ここで悲鳴でも上げたらそれこそ何が来るか分かったものじゃない) (12/04-22:48:15)
ロネ > (何時来るか分からない、全身を走る激痛。こんな惨めな姿はアザミに見せたくなかった。それがきっと、彼女を余計に悲しませているのだろうということは、様子から薄々察することができるけれども)…………、(もはや声ではなく、息が荒く零れるだけ。――この場に彼女がいたら、また甘えてしまう気がして。これ以上、彼女に負担をかけるわけにはいかない。これ以上痛みを共有したら、また自分は「身代わり」を作ってしまいそうで――) (12/04-22:51:55)
ロネ > (――怖かった。卍でもなく、ミストでもなく、他の誰でもなく、男は彼自身に怯えていた。すぐに「戻って」しまいそうになる、自分に。)……私、は、(ぎり、と。痛みは治まってきた。胸を手で押さえて息を整えつつ、杖を支えに、再び立ち上がった)私は、ここに、在る。(自分に言い聞かせるように、強く、言った。そう、ただ一人、自分はここに在る。そして今、その自分のすべきことは)……帰らないとな。(ぼそりと呟いた) (12/04-22:55:40)
ロネ > (何を捨てようとも、彼女だけは幸せにしたかった。彼女の幸せのためなら、己は何をも捨て、裏切るつもりだった。そう、決めた。彼女の腕の中で号泣したあの日に。――その考え自体が彼女を悲しませているということに気づくのは何時か。)帰るよ、アザミ。心配かけたろうね――、(そう呟いた。そして杖をつき、ゆる、ゆるり、と男は森の奥から消えていく――) (12/04-22:59:37)
ご案内:「森の奥の泉」からロネさんが去りました。 (12/04-22:59:44)
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