room03_20121231
ご案内:「ベンチの丘」にさんが現れました。 (12/31-21:56:27)
> (年の瀬の匂いは、この異世界でもきちんと感じる。久しく訪れていなかった場所で、一人ベンチに腰掛け、珍しく高い酒をしつらえの良い杯へ移し口付ける。) (12/31-21:58:25)
> (この一年を思う。ただただ暴れ回り、戦い続けるだけの変わらぬ一年と言えば毎年通りと言っていいだろう。けれど。) (12/31-22:00:06)
> (心に大きな何かを残す出会いと別れが、在った。年内には片付ける事が叶わなかった大きな大きなトゲは、心に刺さったまま。己の中の『強さ』に対する憧れも、この一年で大きく変わった。 毎年通りと言うには、苦過ぎる。) (12/31-22:04:01)
> (―激動の一年が、終わる。) (12/31-22:04:38)
>           (―まだ、生きている。) (12/31-22:04:53)
> (―来年は?) (12/31-22:06:27)
>      (―そんなモノは無い。まずは明日だ。) (12/31-22:06:43)
> (―止めるか?) (12/31-22:09:17)
>      (―止めぬ。) (12/31-22:09:24)
> (―諦めるか?) (12/31-22:09:35)
>      (―諦めぬ。) (12/31-22:09:46)
> (―ただ、己が己である事を貫く。) (12/31-22:10:38)
> ―快なり。 ってか。((なァ?ロク。))(一年の澱みは飛び切りに上等な酒で濯ぐ。ゆるりと自然に浮かんだ笑み。冷たい雪が、頬に触れてじわりと解けた。) (12/31-22:13:14)
ご案内:「ベンチの丘」にロネさんが現れました。 (12/31-22:35:57)
ロネ > (右手に提げた布の手提げ袋から、微かなチーズの香り。ちょっとだけここの空気を吸いに来たら、)…………。(丘の上に見たことのある人影。ゆるりと淡い苦笑を浮かべ、そちらにゆら、ゆらと杖をついて歩いていく) (12/31-22:38:03)
> (ゆるりと杯を傾ける様子に普段の凶悪な面影は無い。持つ物の上等さがそうさせるのか、日本人特有の厳かさすら漂う。此方へ近付く気配に気付けばソレも普段どおりに戻るのだが。ちらと向けた視線。) (12/31-22:40:24)
ロネ > ……新年ぐらい奥方と過ごさないのかね?(ベンチから二歩ぐらい離れた場所で立ち止まる。雪のしん、と降る中、琥珀色の双眸を細め) (12/31-22:42:51)
> お前の隣に誰かが居る様に見えねェが。(お互い様ってコトだろうか。視線を夜空へ戻せば、杯に口付け。) (12/31-22:44:29)
ロネ > ちょいと買い出しだよ。(自分の世界の空気が不意に恋しくなった、とも言う) (12/31-22:45:55)
> …お前も大変だな。(何が、とは言わないが。静かに酒を飲み下すと小さく一息。頭の問いに答える気は無い様で。) (12/31-22:47:39)
ロネ > 彼女もつわりが酷いからね。(多分見当違いだろうな、と思いつつ返事)私が動かないと。 (12/31-22:49:39)
> ハッ。(当たり前の幸せと相手、と言うのが男の中ではどうにも可笑しい。鎧を着た剣士にバスケットでも持たせるような違和感を感じて、鼻で笑った。) (12/31-22:50:58)
ロネ > ……ま、君が「父親」だったら、って考えても似合わなさすぎるしなぁ。(笑われた。まあ、相手に子を持つ者の気持ちは判らないかもしれないな、と勝手に解釈した) (12/31-22:54:35)
> 無頼者にガキなんざただの荷物だ。(相手にとっては違うのだろうか。男には全く理解の出来ない感情だ。) (12/31-22:57:26)
ロネ > 荷物、ねぇ。(自分にとっては何なのだろう? と考えたとき、存外無関心だったのに気づく)何なんだろうねぇ。あまり可愛いとも思わないな。(まだ実感がそこまで伴ってないせいか。ちょっと考えて、)――嫉妬するかもしれん。(クク、と冗談交じりに) (12/31-23:01:03)
> (本音交じりの台詞にクスリと浮かぶ笑み。あまり、か?何て意地悪な問いはよそう。)あのややこしい嫁とガキにお前の人生は食いつぶされるンだ、今の内にやりてー様にやっとけよ。平穏や幸福なんてお前に取っちゃぬるま湯の地獄か平和な牢獄だ。(ざまァ見ろと言わんばかりの笑み、口端を上げ。) (12/31-23:03:35)
ロネ > ハッ、食い潰されるためにここまで生き延びてるんだ、上等だよ。(にやりとこちらも口角を吊り上げる)やりたいようにやる度胸も無いししがらみも多いんでね。 (12/31-23:08:04)
> ま、自虐気質のお前には極楽か。(もう勝手に相手の居る環境を「地獄」と定義している。ニヤニヤと。) まァいいや、だったらだったでいっそ落ち着け。 (12/31-23:11:12)
ロネ > 互いに「愛する」人がいて、子供までいるんだ、(ふう、と息を吐いて)これ以上望んだら罰が当たるよ。(がしがしと頭を右手で掻いた) (12/31-23:16:17)
> テメーと俺を人括りにして喋るな、気持ち悪ィ。(罰。罰ならもう当たっているんじゃないかと思う。苛烈な罪の人生の果てに相手が得た「幸福」が、男には相手が受けた一生を費やす「罰」に見えた。) 地獄でも慣れれば麻痺して何も感じなくなる。その先にそれなりの楽しみも見付かるかも知れん。   ――アンタは幸せになれ。(自分でも何故そんな事を言ったのか解らない。酒を呷りながら、降る雪を見つめた。) (12/31-23:19:03)
ロネ > ふぅん。そうだねぇ……(彼らには彼らなりの、夫婦の形があるのだろう)……こうやって普通に暮らすのに憧れていたのに、何やってんだか。(ぼんやり雪空を見上げ、ぽつりと独り言。そして不意に聞こえた彼らしくも無い言葉に、ふっ、と笑んで)努力しよう。(ひらりと雪が舞い降りた) (12/31-23:23:18)
> 憧れは憧れだ。俺も「最強」って肩書きを掴む日が来たら、案外アンタみてーに悩むのかもな。(相手の笑み、受け容れられると何だかこっ恥ずかしくて居心地が悪くなる。ちら、ちら、数度相手を見た後、視線は相手と同じ空へ落ち着いた。) ―面白ェ奴がまた一人居なくなる。俺に取ってアンタはただの海千山千の、凡人になる。  ソレでイイじゃねぇか、戦いに生きた人間が戦いを止めちゃならねェなんて、誰が決めたンだ。 (12/31-23:27:12)
ロネ > (卍の言葉に、しばらくぽかんとした顔を向けていたが、不意にクク、と笑った)随分と殊勝だな。君らしくもない。(やっぱり視線は空に戻る。右手に提げた手提げ袋から微かに漂うチーズの香)じゃあ、君にはとっとと私の手の届かない、見えもしない所に行ってもらわないとな。え、未来の「最強」? (12/31-23:32:19)
> 何かに気が狂うほど憧れる気持ちは解る。意味も無く、理由も解らず。(最強と言う言葉に憧れる心は、少年以上に無垢で純粋だった。幸せを渇望した相手の心がそうだったのかは解らないけれど。) そうだな、アンタに梃子摺った時点で俺の最強はまだ遠い。(手の平を見つめる。この鈍足め。たったコレだけの距離を進むのに、どれだけの命を取り零しただろう。拳を、握る。) (12/31-23:35:23)
ロネ > 気が狂うほど憧れていたくせに、身体は正反対のことをしていた。……随分、遠回りをしたものだよ。(掴む一歩手前で、今も燻っている。)何をもって「最強」とするかなんて知らないけどね。――私から見れば、つまらなさそうな肩書きだが。(なんでそこまで追い求めるんだか。小さなため息一つ。) (12/31-23:40:56)
> さっきも言った、憧れは憧れだ。「ソレ」がどんなモノか解らないから憧れるんだろ。 ―間違いもするさ。(許される間違いなのかどうかは別だが。一度の間違いで命を失う、そんな間違いも含めて。) その肩書きの「価値」は、俺だけが知っていればいいさ。アンタにとっての幸せも同じ様なモンだろう。 (12/31-23:44:06)
ロネ > ……間違えたツケは、いつか支払わされるさ。(それがいつになるかは判らないけれど。)ふふ、君だけ、ねえ。――ま、私も勝手に幸せになるよ。(おもむろに踵を返した) (12/31-23:47:23)
> 居直ればいい、「だからどうした」ってな。(口端を上げ、見上げた相手。) せいぜい息災でな。(両目を細め、同じく立ち上がれば軽く伸びをして。) (12/31-23:49:23)
ロネ > そこまで図太かったら、ここまで堕ちてやしない。(ひら、と手提げ袋を引っ掛けた右手を振る)そっちもな。(彼に似合わない、己の生死を気遣う言葉に、不意に、変なことを思った)精々生きろよ。そうだなぁ、(彼が死んでほしくないと、思った)私より後に死ね。(無責任に言い放って、歩き出した) (12/31-23:54:01)
> 俺に命令すんじゃねェ。(きゅっと眉寄せ言い放った後、へらりと笑い。) ―当然だ、馬ァー鹿。(べ、舌出すと軽く地面を蹴って飛び立つ。その姿は瞬く間に雪の夜空へ消え。) (12/31-23:58:45)
ご案内:「ベンチの丘」からさんが去りました。 (12/31-23:58:58)
ロネ > そうそう、その意気。(適当に返事をした。そしてふらりふらりと、新年に程近い闇の中へ、男の姿は去っていき――) (01/01-00:00:19)
ご案内:「ベンチの丘」からロネさんが去りました。 (01/01-00:00:26)
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