room03_20130206
ご案内:「泉のほとり」にmistさんが現れました。 (02/06-19:49:07)
mist > (サラサラと、泉から沸きだす水の音と、ザワザワと揺れる木の茂みが奏でる風の音。 ゆったりと木に背を預けて、物思いにどっぷり浸る。 知らずに口元には笑みが浮かんでしまって) (02/06-19:51:01)
mist > (昨夜の光景は、今になると夢だったような気さえしてくる。 こういう感覚は何度目だろうか? 知らなかった感覚を知る度に、こんな風に1人物思いに更けるのが癖になっている。) (02/06-19:52:52)
mist > (ひょっとしたら。あれが本来の卍なのかもしれない。 やんちゃさはそのままに、無邪気に魔法瓶自慢したりして。 思わずくすくすと思い出し笑い) (02/06-19:54:24)
mist > …弟、か…。(ごそ、と懐を漁れば、本に挟んだ昨日貰った写真を取り出す。 ─初めて、誰かに血のつながりを感じて。 ─初めて、誰かを身内だと感じて。 でも、こんなに可愛く感じるものだとは。 我が子以外では、初めての感情だった。 夫に対する恋愛感情とも全く違う。 割りと、友好的な自覚はあった。 それなりに愛されているとも思う。 仲間や友人と言う愛情は、知っている。 ─でも。 他の誰とも違う、『兄弟』か、ともすれば我が子の様な感情。 初めて見た弟の姿は、それはもう言葉では言い表せないほど、可愛くて。 ピン、と指先で写真を弾く)幸せそうな顔しちゃって。(くすくすくす) (02/06-20:02:08)
mist > (きっと、気付いて無かったんだろう。 垣間見えた、ロネが咄嗟に自分をぶん殴った際の言葉とか。 気遣うように置かれたミルクの蓋とか。 何だか。 ─何だか、それが堪らなく嬉しくなった。 ゆるりと頬杖を付いて、写真を眺める。 目を細めながら。 もう一つ、知らなかった自分を自覚した。 どこかで、申し訳なく思っていた事に。) (02/06-20:07:19)
mist > (自分を、家族だと言ってくれる者は居た。 でも、何処か何時も冷めている自分を自覚していた。 愛しいとは、思う。護りたいとも、思う。 嬉しくもある。 そういう者は大勢居て、その気持ちに嘘は無い。 ─でも、何処か感じる違和感。 気持ちに答えたいけれど、何処か答えられずに居た自分。 『自分もだ』と、こたえる事が出来なかった。 昨日の一件は、自分の中からそれが消えた気がした。) …ほんと、お前には敵わない。 (02/06-20:15:41)
mist > …ロク達も見たかな…。(くす。あいつらは、知っているんだろうか?ああいう姿。 中で餓鬼だな、なんて、笑ってそうだ。 写真を本へと戻し、ぱたんと閉じる。 心地よさげに目を閉じて、月光を仰ぐ。 風は冷たいが、かえって気持ちが良いくらいだ) (02/06-20:18:26)
mist > (たった、瞬き程度の時間。 自分の生きてきた長い時間に比べ、僅か数年と言う一瞬の時間に、持ちきれないほどの感情を覚えた。 んーーーっと大きく伸びをして。ヒョィ、と立ち上がれば、満足げに空を見上げ。 ヒュルっと霧になって消える。 程なく上空に硝子細工の様な竜が飛翔して。 森の向こうへと飛び去っていく─) (02/06-20:21:37)
ご案内:「泉のほとり」からmistさんが去りました。 (02/06-20:21:47)
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