room10_20120829
ご案内:「闇の集う場所」に天之川 星さんが現れました。 (08/29-21:00:43)
天之川 星 > (土の上を歩む。 泥と焼けた土と枯れ草、それと思い出したように時折生えた枯れ木。 荒野と錯覚するような光景の続く中を、ブーツが歩む) …。 (明かりになるはずの星も見えず。 暗い闇の中) (08/29-21:02:57)
天之川 星 > (土を踏む音だけが耳に入る。 時折つまさきが触れた石が転がり、土の上でてんてんと小さな音を立てる) …。 (その音が現れてから、数秒の後。 荒野の如き地を行く影と、それに続く一つの影。 四足でゴワゴワとした毛並みの、黒塗りの狼) …。 (背後に目配せもせずに気配を辿れば、目を細める) …。 (「送り狼」…。 かと、己の心内で思い) (08/29-21:08:10)
天之川 星 > (ねぐらがあるようなものでもないので、夜の中を転々と歩きはした経験はあるけれど、己の知る「妖怪」にまさか出会うとは思わなかったな、などと) …どうしたもんかな。 (角帽の鍔を引いて角帽を深く被り直しながら、一つ吐息。 恐らくは石を投げても逃げないであろうし、隙を見つければ己は餌と化すのだろう) …確かに危険だな。 (時狭間の店主が言っていた事は誇張でもなかったらしい。 大人しく聞いておけば良かった、と肩を竦め) (08/29-21:12:26)
天之川 星 > …。(暗い景色の中、横手に見えた崖に近い下り坂を目に入れれば) (このまま歩き続けるにもいくまい、と一つ深呼吸をする。 一度背後の気配を窺えば) (駆け出す。 その動作に肩から蝶が飛び上がり、背後の狼は足を速める) (ば、と下り坂へ飛び込む。 崩れやすい土と石で出来た坂を何度かステップを踏んだ後、その先の石を踏む) (ずる) (石が土を滑る感覚。 その石が坂を転がり始める前へ飛べば、もう一つ先の石へ。 それがまた崩れる前にまた飛び出し、土の上へ) …っと…! (ず、と足が滑る) (体が斜めに傾げ、バランスが崩れたと思った時には体はもう倒れている。 坂の上を転がり落ちる) あ、ぶっ…! (坂が緩んだ辺りで手を着けば、ちょっとした慣性で体が揺らいだところで静止した) (08/29-21:23:47)
ご案内:「闇の集う場所」にキメラ森さんが現れました。 (08/29-21:26:19)
キメラ森 > (天の川が手をついた地面からは、) (08/29-21:26:44)
キメラ森 > (天の川が手をついた地面からは、ゆらゆらと瘴気が立ち上っていた。熱せられた昼の大地の陽炎の様に、雲間から射した月光の光で空気が揺らめく。) (08/29-21:28:04)
ご案内:「闇の集う場所」にフィルさんが現れました。 (08/29-21:32:41)
フィル > (翼を持つ少年は、ふらふらと飛んできて異様な森を見る。いったい何かと思って)あれは・・・いったい?(じーっと、キメラ森のある方角を見る。空気が揺らめいているが、分析してみるとごく透明かつ小さい物質がある・・・いったい何かと思って近づく) (08/29-21:33:40)
天之川 星 > …。 (目を細める。 手を着いた先、土から漂ってくるのは病魔の気配。 腐敗した肉の臭いに似た臭気を感じれば、眉根を寄せながら立ち上がる) …痛……。 (転がっている中で細かい石やら大きめの石やらで小さな裂傷や打撲の痕が見える。 痛みはないが少しばかり身体が重たい気もする) …。 (坂の上へ視線を向ければ、頂上から此方を見下ろしている狼の光る相貌が見える。 戻れもしないし狼も降りてくる事もないだろう) …。 (辺りの景色を確かめながら、フヨフヨと舞い降りてきた蝶を待つ。 全身にこびり付いた土汚れは落ちる気配もない。 シャツの裾で拭った頬には血と土が着いていたらしく、シャツの裾が血と土で汚れた) (08/29-21:35:37)
キメラ森 > (その瘴気は触れる者の感覚を侵す。肉体の限界を痛みを忘れさせ、刹那という短い時を一瞬という長さへと変える。蚊に例えるなら瘴気はさしずめ唾液だろうか。胞子を皮膚や呼吸器系から着床させるために、瘴気に触れる者の正常な感覚を狂わせるのだ。短期的には火事場に立ち会った時の様に超常的な能力を発揮できるだろう。胞子を肉体の奥へ引き込むのと引き換えに。) (08/29-21:37:43)
フィル > (森に近づき、胞子やら何やらがあるぎりぎりの範囲まで近づいてみる。これは胞子や種の集合体だと感じ、翼をはためかせ風で胞子を押し戻そうとする。あんまりにもこれは危険ではないのか・・・と感じて) (08/29-21:41:15)
キメラ森 > (空気が撹拌される。今天の川が居る崖の様な坂から立ち上る瘴気はフィルから離れる方向へと押し出され、空へ空へと舞い散っていく。 自然、押し出された空気の代わりに、フィルの後方から風が吹き付けるが、その風に瘴気は──。ダイス判定2D6をどうぞ。出目が(フィルの主観で)高い値なら、他の土地に根付いた『別の』キメラ森から発生した瘴気が、よどんだ空気に濃密に乗っている。)>フィル (08/29-21:46:19)
フィル > (逆流し、空へと舞い散っていく・・・が、後ろから風が。そして・・・大方偶数なら瘴気に当てられて、奇数なら胞子を吸い込むのだろう。結局墜落するのだが・・・) [6面2個 4+6=10] (08/29-21:49:15)
天之川 星 > (痛覚が薄いのは身体に大規模な怪我を負ったのか、とも思ったが、身体に触れてみても小さな傷と軽い打撲程度。 なら別の何かか、と思えば…) (ズボンからハンカチを取り出す。 左手でそのハンカチで口と鼻を押さえながら呼吸する空気を最小限に抑え、肩に蝶が舞い降りたのを見止めれば、瘴気の出元から離れようと歩みだそう) (08/29-21:50:16)
キメラ森 > (瘴気の立ち上る範囲は広い。そして発生源を辿るならおそらく深い。土地の深くに根付いたキメラ森が、胎児が胎の中で成長する様に、外へ出る準備をしているのだろう。瘴気は大地を侵しながらも、地表へ昇るごとに広範に拡散され、その結果が今天の川が見ている現象に繋がっている。 とりあえずは約200mも歩けば、瘴気が噴き出す範囲から逃れることができる。)>天の川 (08/29-21:55:13)
フィル > (瘴気に当てられた翼が重くなり、バランスを崩し・・・ちょうど、もう1人のところに落下するだろう。そして起き上がると、そのまま後ろにくっついていく)>星 (08/29-22:00:33)
天之川 星 > …。 (人の死肉が腐敗して放つ臭いに似ているようで違う。 疫病の原因菌を含んだ臭気とは違う、どちらかと言えば天然自然が生存の為に用いるような…) …。 (…種?) (などと己の中で仮定を立てつつ、その瘴気から逃れようと歩んでいる中で) ! (頭上の葉々が揺れたかと思えば、そこから人影が落ちてくる。 目を見張って後ずさると、目の前に落ちてくる少年の姿) ……。 (なんだこいつ?) (目を細めて、その少年を見ていれば、立ち上がった) …。 (怪我をしているのかどうか、薄暗い景色で確認するのは難しかったけれど、立ち上がる姿からは怪我の気配も感じられず…) (08/29-22:06:42)
キメラ森 > (瘴気が噴き出す大地は、2人に対してなんら積極的な反応を示さない。 大地を歩く魔物や動植物を取り込む動きを示すには、もう少し地中の森が大きく育ち、大地を侵しきって、自由に土の固さを変えることができる様になってからになるだろうか。今はまだ、この土地には珍しくもない荒野然とした佇まいを見せている。) (08/29-22:06:52)
フィル > (生きている人は居ないのだろうか。この人はまず間違いなく生きている気配を感じない・・・だが、だからこそ付いていく必要がある。意思があれば、この危なっかしいものから本能的に逃げようとするのは解っている。声を立てても危険なので無言で付いていくのみだ)・・・(怪我はとりあえず無いが、種や瘴気があちこちに付着しているだろう。体に隠され、一部表面に出ている水晶の部分までこの種は犯せるかどうかは解らなくとも・・・ここに長居することは得策ではないだろう) (08/29-22:10:23)
天之川 星 > (どうも、この少年は付いてくるらしい。 突然の来訪、そして無言の追尾。 先程の送り狼に似た薄ら寒さを感じながらも、今はとりあえず、背後の少年よりも瘴気からは逃れる事が先決だろう。 この少年が何者だろうと、刃物が通るなら幾らでも始末出来る。 それが出来ない胞子の方が今は危険) …。 (と、思いつつ足を進めようか。 辺りに点々と生える「植物のようなもの」が瘴気の元かとも予測してみた。 とりあえずは落ち着いて息の出来る場所へ向かおう。 こんなに息苦しい場所に長居はしたくない) (08/29-22:16:26)
フィル > (やっぱり彼はここから逃げ出そうとしている。ほっと安心して・・・でも声を出せばここの胞子をもっと吸い込んでしまいそうで怖いのでぴったりと歩いて付いていく。先ほども行ったが瘴気か、胞子の影響でバランスが崩れてしまった。この調子だと飛べる気がしないのだ・・・歩くにしても道標が必要であり・・・それが彼であるだけのこと)>星 (08/29-22:18:10)
キメラ森 > (瘴気は、付着した場所を己が着床できる様に変質させる。強力な酸の様に付着した部分を溶かし侵して、金属をさびさせる様にゆっくりと侵食していく。植物由来またはシルクなどの服は一晩でボロになり、鍛えられた魔法金属も時間さえかけることができるなら、きっちりとその性質を歪めていくことになるだろう。) (08/29-22:19:33)
天之川 星 > …。 (チラと後ろを見れば、少年は確かに着いて来ていた。 近付きも離れもしない。 一定の距離を保って歩いてきている…) (その少年へ、自分が口に当てていたハンカチを投げよう。 少なくとも呼吸器から付着しようとする胞子は防げるだろう) (己は、と言えば。 肘丈まで折り畳んだシャツの袖を破る。 意外と簡単に破れてしまった事が引っかかったが、今は気にしている場合でもないか。 その破いた布の輪を破って広げれば、それで口と鼻を隠すように顔に巻く) (08/29-22:27:17)
フィル > ・・・ハンカチ、大丈夫・・・(ハンカチを投げ返すと、一瞬だけ風の術を使い羽の種子をふるい落とす。それから羽を口に当ててそのまま歩いていく。こうすればよかったのだと思いつつ、このまま付いていく)・・・服とか、危ない・・・よ?(服もぼろぼろになってきている。自分のは戦闘用にある程度の体制をつけているのだが、それでも少しずつ腐食しているように見えた) (08/29-22:31:08)
キメラ森 > (天の川が見た「植物のようなもの」は、こんもりした土台に四本の枝が空に向かって突き出した姿をしている。 時折吹く風にびくんびくんと空に突き出た四枝が震え、その表面を芽吹いた胞子の蔦が這う。まるで祟りを凝縮して捏ねて伸ばしたようなその蔦からは小さなどす黒い葉が茂り、月の光を存分に吸収していた。) ヒュヒィィィィィッ…… (という空気が漏れる音は、風が枝を抜ける音だろうか?) (08/29-22:31:44)
天之川 星 > (ヒラリと飛んできたハンカチを手に受け、折り畳めばポケットの中へ収めた) 話は後だ。 この気味の悪い場所から離れられたら幾らでも相手をする。 (低く沈めているが、妙に高く、澄んだ声色。 一度だけ少年を振り返ったけれど、それからは振り返らなかった) …。 (震える植物は植物と言うより動物の類にすら思える。 植物は動かないもの、という固定概念がある訳では無いけれど、見て分かるほど素早い動作を行う植物は酷く少ない。 己が知る内では、遠い地に「虫を食う草」がある、というものはあったけれど…) …。 (鳴いている? 不気味に木霊する、その音に眉根を寄せながら、兎にも角にも、離れるのが一番良いだろう、と判断) (08/29-22:39:14)
フィル > ・・・わかった。(うなずいて、そのままくっついていく。気味の悪い植物があちこちに生息し、しかも耐え難い音を立てる・・・こんな場所、もう一秒も痛くないと思って)・・・ありがと。(お礼を言うと、後ろを随伴する。こういう場所が増えていくのは好ましくないが、対策は今度したほうがいいと考える) (08/29-22:41:49)
キメラ森 > (2人が道を急ぐ中、遠く背後から<<キシャァァァァアアアアアアアアアッ!!>>と、龍の叫び声が響く。バサッと翼を空に打ちつける様な音まで聞こえてくるかの様な臨場感を伴って、2人の鼓膜を強く震わせる…………。 暫く黙々と歩くなら、2人は無事瘴気の立ち上る大地から離れることができる。 さらに安全マージンをとれる位置まで暫く歩いて、先の大地を振り返ったなら、キメラ龍が空から降りたたち、先のこんもりとした山に四肢が空に突き出て震えていたあの植物をぐちゃりぐちゃりと引きちぎりながら喰らっているのが見えるだろう。) (08/29-22:48:55)
ご案内:「闇の集う場所」からキメラ森さんが去りました。 (08/29-22:49:55)
天之川 星 > !? (聞いた事も無い声だ。 何物とも聞き取れぬその叫び声に肩を震わせた。 暑さと緊張で浮かんだ汗が、頬を伝って口に当てていた布地に染み込んでいく。 振り返り、その声の主を探せたかも知れない。 しかしそれを本能が許さなかった。 足を速めるでも無く、落ち着いた足取りで歩いて行く) …。 (臭気が薄くなった気がする。 それからもう少し歩けば、臭気を感じるのも薄い。 そこで立ち止まって背後を見れば…) …。 (「龍」? 異形の巨体に目を見張る…) (08/29-22:53:43)
フィル > ・・・これは・・・(声を聞き、びっくりして・・・ようやく胞子が薄いところで振り向くと巨大な龍が。半端じゃないほど大きい上にこれまで見たことも無い・・・息を呑んでしまう)だ、大丈夫・・・?(そして、目の前の人に声をかけよう。) (08/29-22:56:31)
天之川 星 > …、あ、あぁ。 (あの「龍」が呼んでいるのかどうかは分からないけれど、そちらの方へ風が吹いていく。 風の変化で臭気も感じない、もう大丈夫だろうと布を取った) そっちは大丈夫か? (ふう、と息を吐きながら、緊張に引きつりながらも笑みを浮かべた。 布地を捨てて、角帽を手に取る。 熱のこもっていた頭を風が冷やすのが、少し心地良い) (08/29-23:00:32)
フィル > (羽を口元からとって、そのまま身を震わせて胞子を払う。ようやく瘴気も消えた場所に来てホット安心する)今は・・・大丈夫。そんなに気分も悪くないから・・・(少し疲れた様子で。徒歩で歩くのはなれていないようだ。)・・・よかった。あの森から脱出できたのは・・・君のおかげだ・・・(少し疲れたのか座り込む) (08/29-23:02:42)
天之川 星 > …。 (よく見れば、羽が生えている。 「なんだこりゃ?」と少年の風貌を改めて眺める) …、「天使」。 (宗教画や彫像で見た事のあるもの。 そんなもので記憶に残っていたものを手繰り寄せてみた) 具合、悪いのか? (座り込む様子に目を細める) …、薬、持ってきてなかったな……。 (元々は遠出の予定でも無かったので、荷物は無いのだ…) (08/29-23:07:51)
フィル > ・・・翼が珍しい?いや、天使じゃないんだ・・・翼人と言われている種族。(首を振って)よく間違われるけど、そんな神聖なものじゃない。(そしてそこまで格式ばっても居ない。割と自由だ)・・・疲れたんだ・・・くたくたで・・・歩くのもなれてなくって・・・(普段、翼でかすかに浮いて移動しているので歩くのは疲れるようだ)・・・いや、いいよ・・・大丈夫。少し休めば落ち着くから・・・(などといって安心させる) (08/29-23:09:52)
天之川 星 > 翼の生えた人間ってのはね…。 「ハーピィ」、だったか。 翼の生えた人間、ってのはいるなんて話も聞いた事はあるが。 (「翼人?」と、首を傾げた) ふぅん…。 (よく分からん。 曖昧な相槌を返す) それは災難。 わざわざ疲れてまでこんな処に何故来たのかは知らんが。 (ふ、と笑みの息を吐きつつ肩を竦めて見せて) 此処だって安全な場所とは限らない。 多少歩けるようになったら、すぐに移動するぞ。 (体調が良くなるまで悠長に待たない、と) (08/29-23:16:27)
フィル > ハーピィは両腕が翼だね・・・(んー、と考え込んで)とにかく・・・まぁ、翼が生えて寿命が無い。ころされればしぬ。そんな存在だよ・・・(天使に良く似ているかもしれないと思って)・・・飛んでここまで来たけど、さっきの変な空気を浴びたら・・・翼が動きにくくなって、バランスを崩して、後は付いていっただけ・・・(そういいつつ、翼を動かしてみていけると思って)だいぶ調子も良くなったから、後は飛んで付いていくよ。 (08/29-23:18:20)
天之川 星 > 詳しいな。 (己よりも知識がある様子に緩やかに頷き) 空が自由に飛べて寿命が無い、ね。 人間が望む理想の姿みたいだ。 (目を伏せて、ふ、と笑い) この辺りは危険らしい。 正直物見遊山でやってきたが、空気は悪いし、余り近寄るのも良くないみたいだな。 (この少年がその事を知ってか知らずかは興味無いけれど、時狭間の主人が言っていた事に体験談を交えて口から出そう) 付いてくる、ねぇ…? (胸元に落ちる髪を背中に払いながら首を傾げると、角帽を被り直し) まぁ、良いか。 (行こうか、と手をひらりと揺らして、歩き始め) (08/29-23:24:45)
ご案内:「闇の集う場所」から天之川 星さんが去りました。 (08/29-23:24:50)
フィル > ・・・そうだね・・・ここで、物見はやめたほうがよさそう・・・(首を振って。あんなに危険なのがいれば近づきたくも無いようだ)・・・まぁ・・・ここを出るまでは・・・ね。お願い。(うなずけば、そのまま少しだけ浮いてついていく) (08/29-23:30:49)
ご案内:「闇の集う場所」からフィルさんが去りました。 (08/29-23:30:51)
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