room41_20120807
ご案内:「リドリー人形店」にロネさんが現れました。 (08/07-22:21:29)
ご案内:「リドリー人形店」にリリスさんが現れました。 (08/07-22:25:52)
ロネ > 外:(茂みを抜ければ狭い路地に出る。路地から数歩も歩けば、石造りの洋風建築が並ぶ大きな通りが広がる。どんよりと曇った鈍色の空、黒煙の混じった煙った空気、着飾った女性とコート姿の男性が行き交う。馬車が幾度となく往来し、石畳の路上には馬糞があちこち転がっている。ここまで案内した小さな紳士はビール樽の看板を指さして早口で道順を繰り返し、手を振って大通りの向こうへ去っていく。道順通りに進めばやがて、裏通りにあるれんが造りの小さな店に辿り着くだろう) (08/07-22:27:48)
リリス > ここが、アレックスさんの世界かぁ・・・(どこか自分の世界と似た雰囲気だが、それでも自国の街さえろくに歩いたことがない彼女にとっては新鮮だった。周囲のものに興味を示しながら、アレックスに指示された場所を目指して歩き出す) (08/07-22:30:30)
ロネ > 外:(狭間の綺麗な世界に慣れた少女にとって、ここの空気や路上は汚いかもしれない。乞食や客引きに見送られつつ、寄り道をせずに十五分も歩けば、やがて人通りもまばらな狭い裏通りに。その裏通りの一角に、れんが造りの建物が一つ。茶色の板に白い文字で「リドリー人形店」と書かれた看板が掲げられ、大きなガラス張りのショーウィンドウには着飾ったビスクドールがいくつも並べられている。そしてガラス張りの扉には「CLOSED」の提げ札。扉の向こうは薄暗く、店に人がいる気配は無い。取っ手のすぐ下に鍵穴がある。渡された鍵を差せばちゃんと開くだろう) (08/07-22:35:44)
リリス > ・・・ここ、かな(そこで見たたくさんの人形をみて、ようやく気づいた)も、もしかしてココ、ロネさんのお店!?(思わずショーウィンドウに近寄って中を覗いてみる。しかし閉店しているわけだから、中に人などいない。とりあえず先ほど少年に渡れたカギを使って中に入ろう)<<カシャン・・・ギィ・・・・>> お、お邪魔します (08/07-22:45:39)
ロネ > (扉を開ければ外の曇り空を通した光が中に入り――出迎えるは、数多のガラスの瞳。そう広くも無い店内には、扉からカウンターへと抜ける僅かな通路を覗いて、棚から、床から、足の踏み場も無いほど大小様々なビスクドールが並んでいる。どれもこれも丁寧に色づけされ、豪奢な服を着ている)……誰かね?(扉の開く音を聞いてだろう、カウンターの向こうにある階段の奥から声) (08/07-22:51:10)
リリス > わぁ、綺麗〜(中に入ってまず目に入ったのはドールの瞳。こういうのは「見慣れている」ので特に怖がることはない。むしろ喜んでいる) あ・・・っご、ごめんください!私リリs・・・げふんごふん!!!い、医者です!(見知った声が聞こえ、思わずいつもの調子で答えそうになる。慌てて医者のフリをするも、そもそも何で医者が閉店してるはずの店の中にいるのか) (08/07-22:55:45)
ロネ > 医者?(まさかこの世界に別世界の知人がいるとは露ほどにも思わず)しかも女? 君、誰の紹介かね?(明らかにいぶかしんだ声) (08/07-22:57:43)
リリス > ((落ち着くのよリリス、ここで焦ったら怪しまれるわ!))・・・はい、アレックス様からのご依頼で、ロネ様の治療に参りました。「しかも女」ですけれども、腕は確かでございますのでご安心ください(丁寧にお辞儀をして挨拶。そしていつものように微笑む) (08/07-23:06:34)
ロネ > (階段の向こうでしばらく沈黙。お辞儀などされても見えないのだが、相手の丁寧な物腰と「アレックス」の名前に少々安心したようで)……分かった。そこのカウンターの扉を開けて良いから、二階に上がってきなさい。ああ、人形たちを踏まないでくれよ。(床や階段の段の隅にさえ人形は置かれているので、相当慎重に歩かないと踏まずに歩くのは至難の業である。カウンターは一部がちょうづかいの扉になっており、容易に奥の石畳の階段に進めるようになっている) (08/07-23:10:53)
リリス > わかりました・・!(見られていないのをいいことに、リリスは魔法でちょうづかいの扉を開け、瞬間移動の魔法を使って一気に階段の前まで移動した。そして何事もなかったかのように階段をゆっくり上がっていく) (08/07-23:14:29)
ロネ > (二階に上がれば窓からの鈍い光に照らされて室内がぼんやりと見えるだろう。薄い絨毯の敷かれた室内には実用的な机や棚が並び、壁一面に据えられた棚にはやはり人形が。ビスクドールに限らず、異国の人形もたくさん並んでいる。ベッドが奥に二つ並び、手前の一つに男が一人寝ていた。「医者」が階段を上ってくればむくりと起き上がって)アレックスも別の医者を呼んでくるとは……やあ、こんにちは。私がロネ=リドリーだ。(薄暗いのと相手の髪色も相まって相手の正体にはまだ気づいていないようだ。髪は下ろされ、長い焦げ茶の髪が無造作に背中まで垂らされている) (08/07-23:20:47)
リリス > (階段を上り部屋に入ると、そこに置いてあった人形に目がいく。自分の世界では見たことのない人形達をみて思わず目を輝かせてしまうが、すぐに我にかえり)・・・オーレリアと申します(再び丁寧にお辞儀をしてロネを見る。いつもとは違う雰囲気なので、少し新鮮だ)さっそくですが、治療を始めさせていただいてもよろしいでしょうか、旦那様?(そう言ってにこりと微笑む) (08/07-23:30:06)
リリス > (ちなみにオーレリアとはリリスの母親の名前で、偽名が思いつかなかったので咄嗟に名乗った) (08/07-23:30:38)
ロネ > 治療? 診察じゃなくて? ――ああ、ここは暗いだろう。少し待ってくれ。(胸の痛みに眉をしかめつつ、傍の机の上に置いてあるオイルランプに手を伸ばす。マッチを引き出しから取り出し、蓋を開けて火を点けると、ロネと「医者」の顔がより鮮明に映し出される)…………。(「医者」の顔を見つめることたっぷり数秒)……おや?(全身の格好、即ち黒いタートルネックの黒いワンピースを見ることたっぷり数秒)……リリス嬢?(半ば放心したようにその名を呼ぶ) (08/07-23:35:47)
リリス > ・・はて、お言葉ですが旦那様、人違いではございませんか?(怪訝そうな顔でロネを見つめる。服装は同じだが、髪型や目の色、髪の色は完璧に別人である。さらにいえば現在のリリスは元の世界での「業務用」の演技をしているため、雰囲気もどこか大人っぽい。だが内心は)((あっぶな!あっぶないわ!服装も別にするんだったわ何やってんの私ってば!!!)) (08/07-23:42:09)
ロネ > (じーっと胡乱げな瞳で見つめて)……ほう。(商売人を舐めるんじゃない。業務用の演技ぐらいすぐに見抜く)失礼、「お嬢さん」?(机に手をついて立ち上がり、「医者」のシニヨンを纏めているヘアピンと髪紐をひょいっと取る) (08/07-23:45:30)
リリス > ・・・っ!(次の瞬間、ロネに向かって催眠魔法を施す。この際夢オチだと勘違いさせれば問題ないだろう)((寝て下さい寝て下さい頼むんで寝てください)) (08/07-23:53:22)
ロネ > ……あれ、君は……っ。<<ドサッ>>(寝た。当たり前だ、こいつはただの人間である。ふっと全身の力が抜け、ベッドに横向きに倒れ込む。すやすやと寝息なんか立てちゃって) (08/07-23:55:30)
リリス > ・・・っ!(次の瞬間、ロネに向かって睡眠魔法を施す。この際夢オチだと勘違いさせれば問題ないだろう)((寝て下さい寝て下さい頼むんで寝てください)) (08/07-23:56:02)
ロネ > ……あれ、君は……っ。<<ドサッ>>(寝た。当たり前だ、こいつはただの人間である。ふっと全身の力が抜け、ベッドに横向きに倒れ込む。すやすやと寝息なんか立てちゃって) (08/07-23:56:53)
リリス > よっしゃー!魔力の勝利!!(などとガッツポーズして。やたら勝ち誇った顔をしている)よし今のうちに治してあげるわ、それこそもう目が覚めたら震え上がるほど健康にしてやるから覚悟しなさい(フフフフ・・・となんだか怪しい笑みを浮かべて) (08/07-23:58:07)
ロネ > (魔力に完敗して熟睡中。何だか相手が恐ろしい(?)ことを言っていることなど知らずに夢の中) (08/07-23:59:35)
リリス > (とりあえず気合いでロネをベッドに戻し、頼まれていた部分を見るため、服をめくる)そういえば肋骨ってどこかしら? (08/08-00:02:23)
ロネ > (左腕には添え木と包帯が、胸から腰にかけては支えのコルセットのような物がこれ見よがしに巻かれている) (08/08-00:04:04)
リリス > あ、こことここみたいね(なんとか患部を発見し、治療にとりかかる。まずは肋骨。スッと両手を患部の上に持ってくると、淡い光が手から生まれロネの体の中に入っていく)・・・多分治ってると思うけど。少なくとももう痛みは感じないはずよ(そう言って次は左腕を同じ要領で治療していく) (08/08-00:11:11)
ロネ > (初めはやや息苦しそうだったが、やがて呼吸は正常なものになり――治療は無事成功したようだ) (08/08-00:12:28)
リリス > (そういえば、足も悪いと言っていたが、高度な治癒魔法はかければかけるほど自然治癒能力が落ちてしまう。大嫌いな「神の魔法」を使えばそんなこと気にする必要はないが・・・)余計なマネはしないほうがいいわね。夢オチ夢オチ(そう言ったあとロネの様子をみる。まだしっかり眠っているようだ)おやすみなさい、ロネさん。元気になったらまた遊んでね!(聞こえるはずのない言葉を残し、リリスは元の場所、今住んでいる館へと戻っていった。念のため、アレックスに借りたヘアゴムや紙紐は持ち帰っておこう。リリスがロネの世界から去った瞬間、魔法は効果を失くし、彼は目を覚ますだろう) (08/08-00:18:42)
ご案内:「リドリー人形店」からリリスさんが去りました。 (08/08-00:19:50)
ロネ > (リリスが世界から去った同じ時)……むぁ。(変な声を上げて薄っすらと目を覚ます。ゆっくりと起き上がり、机の上にオイルランプと従業員に持たせたはずの店の鍵が置かれているのを見て眉をしかめ)アレックスのやつ……無用心だな、ったく。((変な夢見たな……))(オイルランプを消し、念のため戸締りがなっているか降りようと杖を手に立ち上がったとき)?(身体の異変に気づく) (08/08-00:24:07)
ロネ > ……?(息をするたびに痛んだ胸の痛みがまったくない。試しに上半身を倒したり逆に逸らしたりしてみるが、激痛はない。慌てて左腕をひびが入ったはずの部分を強く押してみるが、痛みはない)……何なんだ??(訳が分からない、といいたげな表情。ふとベッドの上を見ると、何か光る一本の細い糸が) (08/08-00:27:03)
ロネ > (随分長い一本の糸だ。拾い上げると、薄暗い日光に照らされてそれは銀色に光る。――否、糸ではない)髪の毛? こんな老婆みたいな……しかし美しい……(しばらくそれを見て、一瞬とんでもないことを思いつくが、ふっと笑って)((まさかな))(ぽい、とそれを床に投げ捨てる。痛みが無いことを不思議に思いつつも、気のせいかと適当に受け流して、一階の店へと降りていく。――次の日医者が診察に来て、信じられないことを告げられるのはまた別の話である) (08/08-00:34:24)
ご案内:「リドリー人形店」からロネさんが去りました。 (08/08-00:34:34)
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