room41_20121216
ご案内:「リドリー人形店」にロネさんが現れました。 (12/16-21:48:08)
ご案内:「リドリー人形店」にmistさんが現れました。 (12/16-21:48:40)
ロネ > (昨日も今日も明後日もきっと霧が深く立ち込める街。黄色がかった霧のせいで、一歩先の景色さえ見えるか怪しい。そんな中を、たとえミストが何といおうが、二人乗りの辻馬車に乗り込んで店までの道のりを行くだろう。悪臭や煙っぽさは相変わらず。うるさい喧騒とけばけばしい人ごみはやがて遠ざかり、所狭しとレンガ造りの建物が立ち並ぶ、せせこましい裏通りへと入っていく。) (12/16-21:50:56)
ロネ > (もちろん、道には馬車がもりだくさん。ぶつからないよう馬車と馬車と人間の間をうまく辻馬車は走っていく。) (12/16-21:51:50)
mist > (必殺鉄面皮状態。クサイのも嫌いなら馬車も苦手だった。正味どんよりだが、感覚を無視するにはこれが一番効果があったりして。 見た目的にはロネの下男的に見えそう。 無 言 っ。)…。 (12/16-21:53:12)
ロネ > ……えっと……、(隣で鉄面皮でいられるとこちらもそわそわする。そりゃ、あんな綺麗な世界で暮らしていたら、ここの空気は酷く汚く見えるだろう。霧の竜なら尚更。そんなこんなで十五分ほど揺られれば、街灯の明かりさえあまり届かない裏通りの隅に押し込まれるようにして建つ、小さな店の前で辻馬車はとまる)……ミスト、下男役やってくれるんなら、先に降りて御者にこれ渡してくれよ。(こんなところで怪しまれたらたまらない。銀貨を一枚ミストに渡しながら)ついでに四人乗り馬車を連れてきてくれって頼んでくれ。(荷物を載せたいからだ) (12/16-21:56:58)
mist > (こっくり。頷けばコインを受け取り)はい、旦那様。(しれっ。普段じゃ絶対口にしないセリフをさらりと言ってのければ一礼し、馬車を降りて御者へと向かう。)ご苦労さん。 旦那様が四人乗り馬車を手配してくれと仰っておいでだ。 頼めるかい?(御者へとコインを渡しつつ) (12/16-21:59:36)
ロネ > (旦那様、と言われてぞわわわわっと背筋に寒気が走った。何故だ。ミストの後に続いて、杖をつきつつ、慎重に馬車を降りる。御者は快く承知して、からころとその場から去っていくだろう。さて、と周囲に人がいないのを確かめれば、ポケットから店の鍵を取り出して、ガラス戸までかつこつと歩いていく。ショーウィンドウから覗く人形。「CLOSED」の札のかかった扉の鍵を開け、扉を開いた)ま、入ってくれよ。大して空気は変わらんが。(下手するともっと埃っぽい室内。霧は防げるが) (12/16-22:02:39)
mist > (ロネの後に続き、はい、なんてまた柄でも無い返事を返しつつ店の中へとお邪魔します) …体が黄ばみそう…。(ぼそっ) (12/16-22:03:53)
ロネ > そういう街なんだよ、ここは。東に大工場地帯があってね。(室内には相変わらず、所狭しと人形が並ぶ。カウンターまで歩く。オイルランプを出そうとして――ちょっと考えて――カウンター下から、火屋と紙にくるまれた蜜蝋燭を取り出す。オイルランプより随分臭いがましなのだ。火屋に蝋燭を刺し、マッチで蝋燭に火をつけた。室内がぼんやりとした灯りに照らされる)屋根裏部屋から運び出したいから、ついてきてくれ。(火屋を持って、カウンター扉を開け、奥の階段へとミストを案内し) (12/16-22:07:54)
mist > 了解。(軽く肩を竦めれば、ロネの後へと続く。)蜜蝋か。そっちは大分マシな香りだね。(癖なのか、僅かに周囲を警戒をしながら。) (12/16-22:10:14)
ロネ > 高いけどね。何でもかんでも税金かけるんだよ、この国。(かつこつと階段を上っていく。暖房が無いため、それなりに寒い。二階の寝室を素通りして、作業部屋である屋根裏へと出る。低めの天井。小さな窓。壁に大きな作業机が据えつけられている。向かい柄の壁にはこれまた大きな戸棚があって、床にも棚にも、何が入っているか分からない箱や袋が山積みだった)……さてと。あ、ちょっと待ってて。(ほふ、とため息をつけば、その山へと果敢に向かっていく) (12/16-22:13:06)
mist > なる。 で、あのせせこましさ、か。(苦笑。 何処の世界も似たような場所はある。小さく肩を竦めて。 ふぅん、と屋根裏部屋を眺める。こういった工房の様な場所は結構好きだったりして。 面白そうに周囲を眺め) うん。(笑みを向けて) (12/16-22:15:21)
ロネ > これでも、多分、この街はこの星で一番発展しているよ――科学文明、新時代の幕開けだとか浮かれ騒いでいる。(えーっとえーっととがさごそ袋や箱をあけては閉めて。床に置かれた布袋を蹴っ飛ばしてしまい、中からどさどさと出るわ出るわ、薄いパラフィン紙にくるまれた、束になった色んな人種の髪の毛。うげ、となって慌てて袋に押し込む)これどうしようかな……。(ぶつぶつ。ひとまず大きなボストンバッグを床に一つ置いて、戸棚や床から色んなものを放り込んでいく) (12/16-22:18:28)
mist > 科学は僕の所だと魔力の補助的なものだからなぁ…。 こう臭いと良いのか悪いのか。(なんかこうなるなら科学じゃなくて良いやな気分。 発展と引き換えにこうなるなら、発展などしなきゃいいと思うのは、自分が獣に近いせいか。 うぇーっと舌を出して) …ロネの工房面白いなー。(目を輝かせて眺めて) (12/16-22:21:32)
ロネ > 魔法は無いからね。(と言って、少し考え、冗談半分に)……いや、もしかしたらあったのかもしれないけど、百、二百年ぐらい前に魔女狩りっていうのがあって、教会にほとんど殺されたんだ。そういう力を使う者は。(箱からごろごろ人形のガラスの目玉が転がり出たり、様々な布地の山をひっぺはがしたり大忙し。片付けは苦手なのだ)ま、人形師なんてそう多い職じゃないからな。(取捨選択に困る。まあ、いつでも戻ってこれるし、ある程度は工房に引っ越させるかー、とか考える)もっと大きな工房は別にあるんだ。そこだと、絵付けもできるし、窯もある。 (12/16-22:25:38)
mist > 魔女狩り、ね。 ロネの世界の話かは判らないけれど、そういう話が書かれた本は以前読んだ事があるな。 …へぇ…。 此処で全部作ってるわけじゃないのか。(なんか色々出てくる。 面白い、っと興味深げに眺めつつ) (12/16-22:29:53)
ロネ > 教会に反対する者は罪人なんだよ。(あっさり言う)窯はなかなか街中に建てられないし、人手もいるしね。それに、私はもう一人で全部作ることはできないから。信頼できるやつにある程度は任せている。(ん、と唸って、戸棚の奥から平べったいボール紙の箱が一つと、長い木箱が一つ出てきた。何だこれ、とちょいと開けると、とても嫌そうな顔になった。少し躊躇ってから)……捨てよう。(その二つの箱を足蹴にして部屋の隅――ミストの方向に押しやってしまう。そしてまた戸棚漁りに戻った) (12/16-22:33:53)
mist > 罪人ね。(くすくすと笑い)その本に書かれていたんだけど、ある地域ではその教会に反する者は悪魔とされて、別の地域ではその教会に汲みする者が罪人とされていたんだって。 人間ってやっぱり面白いな。 …。(何これ、っと押しやられた箱、ちらっと視線を向けて。首を傾け) …この箱、要らないなら見ても良い? (12/16-22:38:50)
ロネ > そういうものだよ。(ふふ、と笑った。そしてミストの言葉に肩をすくめて、)……構わんけど、つまらないものだよ。多分ここに越してきたときに詰め込んだんだ。(ふぅ、と息をついた。とりあえず一通り戸棚はあさり終わったので、机に移動。またごたごたと引き出しを漁りはじめて) (12/16-22:41:30)
mist > 人間の書く本と言うものは面白いよ。 色々な事をかなり曲解して考え込んでいたり、かと思うと様々な事を解明して真理を導き出してみたり。 …ふぅん?(なんだろう、っと箱開けて) (12/16-22:43:35)
ロネ > まあねぇ。本ももう少し安くなってくれるといいが。(そちらを見ないように引き出しの中の選定をして。細長い木箱の中には、一丁のマスケット銃が分厚い布の中に納まっている。相当使い込まれた形跡があり、手入れすればいつでも使えるだろう。平べったい箱の中には――まず、おびただしい量の鉛筆で描かれた旧い素描。どれもこれも、長い髪の、少々南国風の顔立ちをした女性が、あらゆる角度から精密に描かれている。経年劣化しており紙も縁が黄ばんでいる。その下にはぼろぼろの紅い軍服一式が丁寧に畳まれて納まっている。ほんの微かに、旧い血の香りがするだろう) (12/16-22:49:00)
mist > ((オリヴィア、か。))(一度目を伏せれば、ふ、っと笑みを浮かべて箱を閉じ) こっちじゃ本って高いんだ? 向こうじゃ割りとポピュラーなんだけどね。 安いものなら1冊あたり銀貨1枚程度で買えるし。 (12/16-22:51:09)
ロネ > 高いよ。貸本屋の方が庶民にとっては身近かな。(ボストンバッグが一つ一杯になり、もう一つ追加。分厚い日記帳をまず放り込み、当面の布地や裁縫箱も無理やり押し込んで。そして床に積まれた袋の奥から、古びたバイオリンケースが一つ出てくる。あー、といった表情になり、ちょっと躊躇うも、それもボストンバッグの横に並べ。そしてさっき足蹴にした箱をちらと見やって、眉尻を下げて、杖をついてすたすたと歩いていき)……思い出ってのは、なかなか捨てられんな。(木箱はひとまず脇によせ、平べったい箱を開けた。そしてその中から、素描を一枚一枚、選定するように取り出していく) (12/16-22:56:01)
mist > 貸本、か・・・。館の本はそんな感じだけど。 僕の場合同じ本を何度も読み返すから、貸本じゃ面倒そうだ。(ははっと笑い) …まぁ、思い出の品って言うのはそう言うものじゃないかな。 僕もそうだし。 で、結果もう神殿の倉庫整理しようと思ったら途中でめげた。(ちろり。舌を覗かせ) (12/16-23:00:48)
ロネ > 思い出に引き摺られそうになるけどね。私なんか。(苦笑気味に。そして一枚だけ、女の横顔の描かれた素描を取り出す。そしてぼろぼろの軍服の、血の残った金ボタンを一つ引きちぎり、ポケットに滑り込ませた。それ以外のものはまた箱に押し込んで、木箱もろとも隅に寄せた。素描は丁寧に折りたたんで、ボストンバッグへしまった。あと数個、こまごまとしたものを放り込んで)よし。こんなものかな。(ぎゅうぎゅう詰めになったボストンバッグ二つと、バイオリンケース一つ。) (12/16-23:04:44)
mist > 思い出、か…。 思い出に対してどうするか、も、人によって答えは皆違うし、ね。 ─ん。これで大丈夫?(ひょぃ。軽々とボストンバッグ持ち上げて) (12/16-23:07:57)
ロネ > さすが。(布地がけっこうな量を占めているので、相当重いだろうに。もう笑うしかない。自分はバイオリンケースを左腕に引っ掛けて)じゃあ、行こうか。何から何まで――感謝する。(蝋燭の灯る火屋を持ち、階段へ先導しようか) (12/16-23:10:59)
mist > どう致しまして。(ふふっと笑えば、ボストンバッグ2つ軽がると『片手』で抱え、もう片手は開けた状態で後に続き) (12/16-23:12:13)
ロネ > (そのまま外で待っている四人乗り馬車に乗り込み、公国の家へと「帰って」いくのだろう――おびただしい量の「思い出」を残して。) (12/16-23:13:43)
ご案内:「リドリー人形店」からロネさんが去りました。 (12/16-23:13:48)
ご案内:「リドリー人形店」からmistさんが去りました。 (12/16-23:14:01)
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