room42_20121027
ご案内:「リドリー人形店」にロネさんが現れました。 (10/27-11:24:26)
ロネ > (作業部屋でひたすら針を動かす男が一人) (10/27-11:24:46)
ロネ > (暖炉の無い、薄暗い屋根裏。オイルランプの灯火。寒さゆえにコートとひざ掛け、ストールまで装備済み。一階と二階になら暖炉はあるが、馴染んだ部屋じゃないと作業に集中できない。手にあるのは小さな人形用のドレスではなく、人間用のドレス。地の部分は既にできており、今はひたすら布のひだを縫い付けている。さながらゆったりとしたフリルのような) (10/27-11:31:10)
ロネ > (白銀色のドレス。レティキュール――女性用の小さなバッグ――もドレスに合わせて作ってしまおうか、と思う。さすがに専門外だから外注しなければならないが。頼んだ靴はもうそろそろ出来上がってもおかしくない。甘い琥珀色の革のブーツ。きっと彼女によく似合う) (10/27-11:36:42)
ロネ > …………。(ひたすら針を動かす。室内用にハイヒールの靴。これはまた別の職人に外注済み。シックな黒のハイヒール。外出用のボンネットと、あとは室内用の小さなキャップも。それぐらい揃えておけばこの世界で過ごすのに苦はあるまい。ボンネットに添えるリボンはサテンが合うだろうか。花飾りがいいかもしれない、彼女にぴったりの花を) (10/27-11:39:33)
ロネ > (ペチコートには繊細な幾何学模様のレースを。これからの寒い季節、ビロードの上着がいいだろう。手袋もレース製のと毛皮製のを一揃いずつ)…………。(ぎり、と歯軋りをする。雑念を振り払うように無心になってちくちく、ちくちく。すばやく、そして丁寧に、ひと針ひと針) (10/27-11:46:00)
ロネ > (アクセサリーは何が良いだろう? いや、彼女には冷たい宝石よりも柔らかな真珠のほうが似合う。生の香りを感じる、乳白色の真珠。薄いピンク色がかった真珠もいいかもしれない。昼を食べたら宝石商と細工屋に交渉しに行こう。このドレスには蒼い刺繍がいいだろう。暗く黄色みがかった照明の下では、青色が美しく映えるから) (10/27-11:50:17)
ロネ > (ちくちく。ちくちく。……ふと、手が止まる) (10/27-11:53:28)
ロネ > …………。(しばらく黙って、また縫い始める。と、)……っ。(ちくり。針が指に刺さる。慌てて針を置き、血がドレスに垂れないよう指を口に入れる) (10/27-11:54:54)
ロネ > (杖をついて立ち上がり、絆創膏を取りに下へと降りていくようで。暗い琥珀色の双眸を伏せ気味に、かつん、こつんと) (10/27-11:55:23)
ご案内:「リドリー人形店」からロネさんが去りました。 (10/27-11:55:27)
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