room42_20121218
ご案内:「(※)とある邸宅」にロネさんが現れました。 (12/18-17:31:45)
ロネ > (西へ西へと馬車を走らせる。男は普段より随分堅苦しい格好をしていた――黒のトップ・ハット、白いネクタイとベスト、白い手袋。黒のフロックコート上下ひと揃え。手に持っているのは封緘紙の貼られた便箋で、『Lone Ridley――Adelaide Marcia Philips』といった調子で宛名と差出人が流麗な字で書かれていた)……っはぁ。(非情にも馬車は、高級住宅街のとある邸宅の前で止まる) (12/18-17:38:30)
ロネ > (石炭ストーブの排煙で真っ黒になった空。帰る頃には白い手袋が灰色になっているかもしれない。馬小屋のようだと形容される悪臭は、この瀟洒な住宅街にも色濃く漂っている。黄色い濃霧のせいで、馬車から降りて御者に代金を渡すと、あっという間に馬車は見えなくなった)……さて。(かつこつと仰々しい正面玄関への階段を杖をついて登る。そして、ベルを鳴らした) (12/18-17:41:48)
ロネ > (今回は連絡を取っておいた。しばらくすると、恭しい様子でバトラーが出てきた。ご夫人が来客に会うにはぎりぎりの時間帯だ)ロネ=リドリーです。(一応名乗る。コートと帽子をバトラーに預け、杖をつきつつ、贅沢なじゅうたんの敷かれた室内へと案内される) (12/18-17:44:33)
ロネ > (普通、台所は地下に、食堂は一階に、客間は二階にある。だから階段をバトラーに案内されるがままに上がっていくのだが――)((……あれ。))(二階を通り過ぎて三階へと)君。もしやと思うけれど、場所を間違えて――(にっこりとした表情をバトラーに向けられる。黙ってついてこい、と言いたいらしい。三階のとある部屋の前でバトラーは止まった)「奥様がお待ちです」(がちゃ、と扉をバトラーは開けた。) (12/18-17:48:19)
ご案内:「(※)とある邸宅」にアデレイドさんが現れました。 (12/18-17:51:13)
アデレイド > お兄様ぁぁぁぁあぁああぁぁぁああっ!!!!!!!(ロネに向かって猛然と突進する女性一名。) (12/18-17:52:17)
ロネ > 煤I?(と、さり気なーくバトラーは男を室内へそっと押して、華麗に扉を閉めて出て行ってしまった。うわなにこれ。とりあえずペチコート15枚も重ね着しているくせに異様なスピードで突進してくる女性を華麗にキャッチ――できるはずもなく)<<どむっ☆>>(扉に叩きつけられるようにして、女性に抱きつかれた。唖然茫然。) (12/18-17:54:28)
アデレイド > ロニーお兄様本当にお久しぶりですわ何通お手紙お送りいたしてもちっとも返事が来ないんですものああ大丈夫です夫は今日は職務で遅くなるそうですから何も気にしなくてよろしいですわy――――キャー!!?? お兄様!!??(男の半分生気の抜けた様子にやっと気づいたのか、がばっと身体を離して男を解放した) (12/18-17:57:04)
ロネ > (解放されれば、杖を持ち直してなんとか体勢を立て直す。こほん、と咳払いして)……レ、レディ・フィリップス、失礼ながら、客人に対する礼儀を勉強部屋からやり直したほうがよろしいのでは……?(嫌なぐらいそっくりな相手の琥珀色の瞳を見やった) (12/18-17:59:27)
アデレイド > そんなー、もー、ロニーお兄様ったら、レディなんて堅苦しいですわ! 折角わざわざわたくしの部屋にいらしてくださったのに。昔みたいに「エディ」って呼んでくださって構いませんわよ?(ふぉああああ、と男を見上げて)にしてもロニーお兄様、すっかりご立派になられて……(うるうる。) (12/18-18:01:53)
ロネ > そもそもフィリップス中佐夫人の私室に、一介の職人がいること自体……私はもうフィリップス家の人間ではありません。(ジト目。玄関先で弾かれることも用意に考えられたが、まさか私室に呼ばれるとは思っていなかった。華奢な書き物机やドレッサー、壁には上品な絵画がかけられている) (12/18-18:06:43)
アデレイド > 所詮もうフィリップス家なんて形ばかりの家ですわ。(肩をすくめる)お父様が無理やり頼んで入り婿なんてしていただきましたけれど、実権はあちらですし。じきに消滅しますわ、この家名も。(20過ぎぐらいであろう、この女性の表情はくるくる変わる)そんなことより! ほら、折角いらっしゃったんですし、昔みたいにお喋りしましょう! そーんな固くなっていらっしゃるのなら、わたくしがとっておきの昔話をしますわ!(にまにま。ほらほら、と細やかな細工の施されたテーブルセットまで歩きながら)えーっとあれは確かお兄様が八つでわたくしが五つのときに、ナンシーがわたくしにくださったお洋服があんまりにも可愛らしかったものですから、負けないぐらいお可愛らしかったお兄様をちょっぴり縛って―― (12/18-18:11:59)
ロネ > …………。(女性の言葉に眉尻を下げる。だが、始まった昔話にさっと顔色を変えて)――待て待て待て待て!!!!(慌てて制止)わ、分かった、分かったよエディ。でも今日はお喋りしにきたんじゃないんだ。(砕けた口調になった。全身冷や汗だらだら。) (12/18-18:14:11)
アデレイド > …………?(きょとんとした表情で振り返る)何でございますの?(椅子を引いてよっこらせと座る。分厚いペチコートの束が邪魔である) (12/18-18:19:04)
ロネ > あー……(こちらは立ったまま、非常に言いにくそうに)……結、婚、することになって。(全力で目を逸らしつつ) (12/18-18:20:25)
アデレイド > (その言葉に数秒硬直。数秒俯き、顔を上げたときには)……あら。おめでとうございます。(涼やかな笑顔になっていた) (12/18-18:22:49)
ロネ > …………。(謎の寒気。七、八年間の間にとびきり美しくなっていた妹だが、何か別の技能も会得してしまったらしい。恐るべし社交界。)……それでな、結婚許可証が必要なんだ。でも……その、彼女、ほら、外国人で。(察してくれ! っていう視線。) (12/18-18:25:10)
アデレイド > ……教会で式が挙げられませんの?(ははーん、と察する) (12/18-18:25:50)
ロネ > ……そういうことだ。(はあ、と)別に結婚登録だけでも構わないんだけど、((――式は別「世界」で挙げるし。))色々面倒なんだ。私の名前は一応、教区に登録されているはずだしね。(眉尻下げて)なんとかならないか? (12/18-18:28:04)
アデレイド > (しばらく黙って、はあ、とため息)認めたくはありませんが、ロニーお兄様がお決めになられたことです、できるだけのことはいたしましょう。宗家の方にも相談してみますわ。――これでもわたくし、引く手「だけ」は数多でしたので。(うふふ、と艶やかに笑んだ)……あの黒髪の女ですわね。(そして何か呟いた) (12/18-18:32:10)
ロネ > ――頼む。(軽く頭を下げた。そして何か聞こえた。)……え? (12/18-18:32:39)
アデレイド > あら、いえ、何でもありませんわ。(うふふふふ、と上品に笑う)女は常に話の種を探さないといけませんの。ああそうですわ!(がたっ、と立ち上がった)この前素敵な茶会服を一着しつらえたんですけれど、わたくしが「うっかり」サイズを間違えて書いてしまいまして、わたくしが着るには「ちょおっと」大きいんですのー♪(にまにまにまにま。) (12/18-18:35:35)
ロネ > !!???(がたた、と扉まで杖をついているとは思えぬほどのスピードで近づく。が。――扉が開かない。)((閉じ込められた――――ッ!!))(冷や汗だらっだら。) (12/18-18:37:28)
アデレイド > (とびっきりの笑顔で近づいていく。いつの間にか手には豪奢な白銀色のドレス一着。)ロニーお兄様?(うふふふふ。)――八年間の溝を、今、ここで、埋めましょぉぉぉぉぉぉ!!! (12/18-18:39:45)
ロネ > (――その後、タウンハウスから悲鳴が聞こえたとか聞こえなかったとか。) (12/18-18:40:12)
ご案内:「(※)とある邸宅」からロネさんが去りました。 (12/18-18:40:16)
ご案内:「(※)とある邸宅」からアデレイドさんが去りました。 (12/18-18:40:22)
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