room42_20130117
ご案内:「※ シャーフラン」にルカさんが現れました。 (01/17-19:19:12)
ご案内:「※ シャーフラン」に状況さんが現れました。 (01/17-19:19:55)
状況 > 時は一週間と少し遡る。。
君はジグムンドやバレンチノンに誘われて、シャーフランのシャーフ通りに来ている。

(あるいはこのテキストを読んだ後、ルカは単独行動でこのテキストの中の景色を歩いたことにしたとか、ジグムンド等が話していた内容は町で聞いたということにしてもいいだろう。)

ここは普段は教会が聳える広場へと続く通りなのだが、今は定期市が催されていた。
シャーフとはエンパイアの言葉では羊を意味するそうだ。
直訳するなら羊通りと言うわけだが、その理由は君はすぐに見当がつく。

「ウンメェェェエェェェェッ!」

「メケメケェッ!メケメケェッ!」 (01/17-19:21:20)
ルカ > (呼び出しを受け、気合を入れ直しこの地に戻ったが、どうにもすぐにでも仕事、というわけではないらしい。こののどかな風景に、昨日の出来事に最近人生に追い風が吹いている) (01/17-19:22:55)
ルカ > (呼び出しを受け、気合を入れ直しこの地に戻ったが、どうにもすぐにでも仕事、というわけではないらしい。こののどかな風景に、昨日の出来事に最近人生に追い風が吹いているように感じられる。羊たちの声が聞こえる。) (01/17-19:23:30)
状況 > そうだ、羊がたくさん居る。
正しくは、羊を檻に入れた荷車を引っ張る馬車が行列をなして、君の横を通り過ぎていったり、または羊が手綱をつけられて君とすれ違って通りの外へ消えていったりしている。
人間の往来に混じって羊の往来が多いのだ。

今日は定期市。
羊が売買されている。
デズモンドによれば、定期市では北のヴィッターゼン丘陵を越えてやってきた、移牧者たちが市場で羊を売り払うが、特に質の良い羊については広場で競売をかけるのだそうだ。 (01/17-19:24:08)
状況 > 「メェメケェェェッ!」

エンパイアの羊は威勢が良いのか、良く鳴き声をあげる。
それどころか、君に向かってガンを飛ばす羊もいる。

「ウンメェェェェエェッッ!」

今も君に何をみてるんじゃボケとでも言いたそうな羊が君に向かって足を踏み鳴らしたり、脚をシャカシャカ地面にこすり付けて威嚇してから、のそりのそりとすれ違っていった。 (01/17-19:25:09)
ルカ > (羊に睨まれた。軽くびくっとする。よく見ると結構恐い目をしているな…等と考える。無論折りの中だし、外であっても無害なことは分かってはいるが、どうにも威勢のよさに、どこかたじたじとしてしまうのだった。) (01/17-19:28:32)
状況 >
「なんで羊ってのは、あんなに言う事を聞かなさそうなんだろうな?」

「……さあな。マーシエンや、コミューンの方の羊はもう少し大人しいそうだが?」

「まあな。あれは、エンパイア人への神様からの挑戦なんじゃねえかな。俺たちは言う事聞かねえんだぞ、なんでもかんでも決められたとおりになると思うなよ、とな。」

「…まぁ、神の定めたもう運命というのは往々にしてそんなものだろう。」

ジグムンドは苦笑いをしながらも同意を示した。


「おい!ルカも居ることだし、もうちょっと面白いものがある通りに行こうぜ!」

バレンチノンはジグムントと君の肩を叩いて、別の通りへと出る小路へと誘った。
木造の4階立てくらいの建物が迫り出して、何やら上の方で口付けでもしあっているかのような、一見、危なっかしそうな通りで、とても狭いのだが、バレンチノンが一人楽々と通れる程度の幅は一応はあるので、君は余裕で通り抜けることが出来る。 (01/17-19:29:39)
ルカ > 面白いもの?(肩を叩かれ、バレンチノンの方に首を傾げ、とりあえずついて行く。 人がすれ違うのは難しそうな道だな…等と考えながら。) (01/17-19:31:55)
状況 > 「ここは改修しないのか。」

ジグムンドは呆れたように言うのだが、バレンチノンは笑っている。

「ハハッ。珍しいよなぁ。エンパイアにこういうのがあるってぇのは。あれじゃね。これも一種の伝統って奴なんじゃね。」

「なるほどな。そういわれると気持ちはわからないでもないが…。」

「ハハッ、ルカ、ジグの奴ああ見えて物持ちがいいんだぜ。あのいつも使ってる剣なんて10年ぐらい使っているからな。」

「モノは大事にするものだ。特に自分の命を預けるものはそうだろう。」

何を当たり前のことを、というような様子で言葉を返すジグムンド。

「きっと。ここの住人も忘れられぬ過去があろうのだろう。この建物への思い入れがあるのだとしたら、簡単に改修などと考えることも出来ない程の何かがあるに違いない。」

ジグムンドは感慨深そうに言った。

「まぁ、コミューンに行けばこういう小さい路地はけっこうあるんだけどな。」

そう言って、バレンチノンは君に笑いかけた。 (01/17-19:32:41)
ルカ > なんとなく、わかります。(ジグムンドが物持ちがいいと聞いて、生真面目そうな彼のことだ、身近な道具は大切に扱うだろう、と考える。笑いかけるバレンチノンには自然に笑みが向き。) (01/17-19:35:33)
状況 > そんな狭い小路を出ると、そこは広場になっており、ここでもバザールが催されていた。
屋台に所狭しと並べられた円形のチーズたちが君の目に飛び込んできた。
広場の中央には、女性の石像がある。

あちこちから客引きの声や、値切る声や、チーズの味を批評する声が聞こえて来る。

「らっしゃいらっしゃいー!美味しいシャーフラン・チーズがあるよ!美味しいブリランティ・チーズもあるよ!ベイシード・チーズも今日はあるよ!まったりチーズに、ぴりっとチーズ、ふくよかチーズによりとりみどり!さあ、見ておいで買っておいでー!」

シャーフランの市場では、そんな呼びかけの声が聞こえてきたりもする。 (01/17-19:36:18)
ルカ > (わぁ、と賑やかな様子に少し口が開く。周囲にはチーズの香りが漂っていることだろうか。) (01/17-19:37:31)
状況 > 「そういやあさぁ、確か、ジグってベイシード・チーズが好みなんだよな。」

「ああ。あれはうまく出来てる。柔らかすぎないし、塩辛過ぎないし、濃厚な味わいだ。チーズの完成形の一つと言えるだろう。」

「マーシエンからだろ?ずいぶんと遠い所から取り寄せてく来るもんだよな。」

「全くだ。エンパイアとの関係が良好な間でないと食えないのが玉に瑕だが。」

「そうそう無いだろ。あそこは傭兵の輸出国だぜ。どこでもウェルカムだろ。」

「どうだろうな。おまえの言う事は楽天的過ぎる。歴史を振り返ればマーシエンは何度か大陸に侵略して来ている。100年戦争なんかがまさにそうだろう。」

「ハハッ。まぁな、あれからまだ100年も経ってないらしいしな。何があるのか世の中わかったもんじゃないよな。…お、そうだ!店の親父にいくつかチーズを買って行くとしようぜ。みんなで美味しいチーズを食べようぜ!」

まるで客引きの親父の声を物まねするように笑顔でバレンチノンが言った。

「そうするか。」

歴史の講義を始めかねない様子だったが、ジグムンドはおもむろに肯定するよう頷いて、話題を引っ込める事にした。 (01/17-19:38:09)
ルカ > (チーズの話から妙に大局的な話になるなぁと思うが、自分がそういった面を見てこなかっただけで、世の中というのはそういうふうに出来ているのだろう、と少年は考える。) (01/17-19:40:53)
状況 > 「お、マグマースだ。」

チーズ市場の片隅で、チーズを物色する巨漢の姿があった。

「おお!ジグ、バリー、ルカもいるのか!てめえさんがたもチーズを買いに来たのかい?」

「てめえさんは今、そうしようと思ったところさ。俺らはぶらぶら市場を眺めて楽しんでるのさ。」

バレンチノンは笑いながら応える。

「シャーフランのチーズを今のうちに買っておこうと思うんだがなぁ。どれがいいかなぁ。」

「どれどれー。」

バレンチノンとマグマースでチーズを物色しはじめた。

ジグムンドはその間に、ベイシードチーズとシャーフランチーズを選んでしまう。

「これにするぞ、バレンチノン。」

「ジグ、おまえ、はやいな。」

バレンチノンは半笑いしながらも、呆れたような様子で言った。

「特に長く時間をかける理由もないしな。」

ジグムンドは肩をすくめた。

選び終えると、市場の他の場所を適当に回るようだ。 (01/17-19:41:16)
ルカ > (マグマースを見れば軽く頭を下げ。 それにしてもチーズか。確か名無しさんが好きだったな、とか思い出す。日持ちのしそうなものを選んで買って行くことにする。) (01/17-19:42:55)
ご案内:「※ シャーフラン」からルカさんが去りました。 (01/17-19:44:02)
ご案内:「※ シャーフラン」から状況さんが去りました。 (01/17-19:44:19)
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