room42_20130118
ご案内:「※ シャーフラン」にルカさんが現れました。 (01/18-18:52:54)
ご案内:「※ シャーフラン」からルカさんが去りました。 (01/18-18:53:52)
ご案内:「※ シャーフラン」にルカさんが現れました。 (01/18-18:55:05)
ご案内:「※ シャーフラン」に状況さんが現れました。 (01/18-18:55:35)
状況 > 「ジグー、どうした?つかれた顔をして。」

シャーフランに滞在してそろそろ2週間ほど経った頃だ。
キャラバンの護衛チームと君が彼らが宿泊している宿屋の食堂で食事をしていると、ジグムンドが妙にやつれたような顔をして、クーパーを伴って外から戻ってきた。


「まあ、なんか、わかった気がするけど。」

にへにへと無邪気に笑う小人のような大人の顔を見て、バレンチノンは軽く笑いながら言葉を続けた。

「そうだ。こいつめ。また、人様のものに手を出している。私はこいつを被害者の元に連れて行って謝らせて、なんとか裁判沙汰だの晒し台行きだのを未然に防いだということだ。」 (01/18-18:56:18)
ルカ > (またか…とバレンチノンの言葉にいい加減慣れた様子。自分も初めて会った時はスられたものだ。) (01/18-18:58:06)
状況 > うんざりした顔でバレンチノンそう言ってから、ジグムンドはうろんそうにクーパーを見下ろした。

「えへへへ。楽しかったね!」

少年のような小さな親父は元気一杯にそう言った。

「そんな馬鹿な言葉が何処から出てくるのか、クーパー。」

ジグムンドは疲れたように皆がついているテーブルの席に座り、ウェイトレスを呼んで、パンやソーセージの盛り合わせや、シチューなどを注文する。
クーパーもパンやアミブル風シチューを注文する。

「お腹すいたなぁ!ごはんごはん♪」

クーパーは話を聞かずに歌うように言っている。 (01/18-18:58:31)
ルカ > (食事を取りつつそんなやりとりを聞いている。……一歩間違えば大事だが。クーパーの様子はいつも通り。今日は制裁は受けなかったのか反省の色がまるでないなぁと、口をはさまないまでも、思うようだ。) (01/18-19:04:32)
状況 >
「おまえが織工の娘から取ろうとした財布はおまえにとってははした金かもしれないがな、あの時の彼女の顔をおまえはしっかりと見たか?財布を返された時の安堵の顔も見たか?」

ジグムンドは仏頂面のまま、クーパーを見据えたものの、当の本人はへらへらと笑うばかりだった。

「おい、ジグ!その織工の娘はかわいこちゃんだったか?」

マグマースは突然元気になって、ジグムンドに食いついた。
彼は既にビールをジョッキ三杯を喉に流し込んでいた。
顔が赤いのは興奮しているのではなく、酔っているせいと思われるが、今となっては何とも言えない。

「マグマース、黙れ。」

ジグムンドは呆れ果てた様子と共に、疲れ果てた様子で言った。 (01/18-19:05:37)
ルカ > ぶぐっ(マグマースの反応速度にシチュー吹きそうになる。けほけほ咳き込み。器官に入った。 少し落ちついてから、ジグムンドに)お疲れ様です。(と告げる。) (01/18-19:07:19)
状況 > 「かわいこちゃんなら、ぜひ、俺にも紹介してくれよ。ああ、織工のかわいこちゃん、どんな子なんだろうなぁ。毎日、病弱なめんこい弟のために、健気に働いてお金を稼いで、パンを買ってあげて、自分のは半分だけ。弟には全部あげる。そんな可憐で優しい彼女の前に、でっかい男が現れてこう言うんだ。俺のものになれば、もっといい暮らしさせてやるよ!」

「おい、マグマース。ぷくくく。おまえ、本当にそんな誘い方をすんのか?」

バレンチノンは興奮してまくし立てるマグマースを指差して、肩を震わせながら聞いた。


「ああ!だから、ジグにかわいこちゃんを紹介してもらうんだ!」

「だれが、紹介すると言ったんだッ!?」

ジグムンドはたまりかねて頭を抱えて叫んだ。


「まったく。こいつらといると頭痛が酷くなるばかりだ。」

ジグムンドは普段は愚痴を言わないが、今日ばかりは君にそのようにこぼしてしまうようだ。 (01/18-19:07:59)
ルカ > (妄想力逞しいなぁとマグマースの言葉に半目になる。 今日は本当に疲れている…と、ジグムンドを見て。もう一度)お疲れ様です。ええ…本当に……(と少年は繰り返した。) (01/18-19:10:29)
状況 > 「おい、クーパー。マジで狙う奴はすくなくとも選んだほうがいいぜ。」

バレンチノンは珍しく、クーパーをたしなめた。

「えー、なんでー?」

「ジグも言ったろ。彼女がどれだけ悲しい顔をしてたかって。織工の女の子なんて、財布なんか取られた日にゃ明日はどうすりゃいいの、なんて事になっちまうかもしれないんだぜ。」

「ふーん。でも、オイラ、ちゃんといつも返してるんだぜ!」

「おまえね。女の子を悲しませることがどれだけ罪深いことか知らないな?」

「オイラ、子供だからわかんないー。」

「おまえ、俺より年上だろ。」

バレンチノンはかっかっか、と、カカ笑いをした。

「子供だから、わからないなぁ〜。ルカはバリーの話どう思う〜?ルカも女の子好き?」 (01/18-19:11:16)
状況 > そういうわけで、この日のジグムンドは「先に休む」と食事をするとすぐに宿泊部屋に引っ込んでしまうのだった。


「おい、クーパー。マジで狙う奴はすくなくとも選んだほうがいいぜ。」

バレンチノンは珍しく、クーパーをたしなめた。

「えー、なんでー?」

「ジグも言ったろ。彼女がどれだけ悲しい顔をしてたかって。織工の女の子なんて、財布なんか取られた日にゃ明日はどうすりゃいいの、なんて事になっちまうかもしれないんだぜ。」

「ふーん。でも、オイラ、ちゃんといつも返してるんだぜ!」

「おまえね。女の子を悲しませることがどれだけ罪深いことか知らないな?」

「オイラ、子供だからわかんないー。」

「おまえ、俺より年上だろ。」

バレンチノンはかっかっか、と、カカ笑いをした。

「子供だから、わからないなぁ〜。ルカはバリーの話どう思う〜?ルカも女の子好き?」

何やら、好奇心の矛先を見つけたらしく、小さな叔父さんと言ったら怒るだろうが、無邪気な背の低い少年のような男はきらきらと君につぶらな瞳を向けた。 (01/18-19:12:43)
ルカ > (早々に暇を告げたジグムンドにおやすみなさい、しっかり休んでくださいね。と伝え食後のカフェオレを味わうことにしたが、小さいオッサンの不意打ちをふらうことになり再びカフェオレ吹きそうになる。)…きゅ、急に何聞くんですか!?(少年には心に決めた少女が居る。不意にそのことを思い出して赤くなる。) (01/18-19:15:36)
ルカ > (早々に暇を告げたジグムンドにおやすみなさい、しっかり休んでくださいね。と伝え食後のカフェオレを味わうことにしたが、小さいオッサンの不意打ちを食らうことになり再びカフェオレ吹きそうになる。)…きゅ、急に何聞くんですか!?(少年には心に決めた少女が居る。不意にそのことを思い出して赤くなる。) (01/18-19:16:01)
状況 > 「ハハッ。少年っつったら、マジで関心ないか、そそられるけど、恥ずかしい時期だろうな。いや、俺らなんか、バカみたいに女の子にちょっかいかけるか、もじもじしながら、見てるだけとかそういう時期があったもんだぜ。」

「な、なにい!バリーにももじもじしてる頃があったのかい。」

マグマースはびっくりして、思わず料理を口に運ぶ手を止めた。ちなみに今はローストされた羊肉をフォークで食していたようだ。

「おい!けっこうシャイだったんぜ俺は!」

ガハハハッと笑いながら、マグマースに言うバレンチノン。

「うひゃー、以外だなぁ。バリーってば、昔からずっと、ぷれーぼーいなのかとおもってたよー。」

クーパーは目を丸くして言う。

「マーシエン風に”遊んでるぼうや”って意味だろ、それ。おまえ。」

バレンチノンはくっくっくと肩を揺らしながら笑っている。 (01/18-19:17:03)
ルカ > (恥ずかしい時期だった。 そしてバレンチノンの発言にマグマースがもの凄い勢いで食いついて目を丸くする。) (01/18-19:18:57)
状況 > バレンチノンの風貌は男らしさと女性らしさが混在したような顔つきだ。
整っているがたくましい顔立ちに、大きな瞳は生き生きとした暖かな輝きを持っていた。

伸ばした金髪を後ろで束ねて三つ編みにしたり、左右の髪を編んで垂らしたりしている。
髭は薄いらしく丁寧に剃ったりするようだが、それほど手入れを必要としないようだ。

ちなみに、マグマースは髭がすぐに伸びるので、彼とは対照的だ。

大きな背丈に力強い手足は貴公子と言うよりは、地中海の船乗りの好青年と言うような風貌に近い。

それにしても、彼の特徴はその眼差しにあった。ジグムンドやデズモンドもそれぞれと特徴のある眼差しがあるが、バレンチノンのそれは穏やかな陽気で常に輝いている。まるで夏の海辺のそよ風のような雰囲気を常に漂わせていた。 (01/18-19:19:45)
状況 > 「モテる秘訣はあるのかい。バリー。」

クーパーは興味津々、バレンチノンに尋ねる。

「さあねえ。うーん…。やっぱり楽しく会話する事と、優しくすることじゃないかな?」

バレンチノンはどう言えばいいかと首を捻りながら言った。

「女の子は楽しいことと、優しくされることが大好きだからな!」

長身のこの男が笑みながら言う様子は、やはり爽やかなそよ風のようで、それでいて、楽しげだ。 (01/18-19:20:40)
ルカ > (さて、これが少し前ならこの少年もさり気なく食いついてたかもしれないが、無事に想いを果たしたのでどこか余裕の様子だ。頬杖を突き、ぼんやりと聞いている。) (01/18-19:22:13)
状況 > いいなあ。織工の女の子。可愛いんだろうなぁ。」

マグマースが話題を蒸し返して、溜息をついた。

「おまえ、会ってもいないのによくそんなメロメロになれるなぁ。」

バレンチノンはビールを飲みながら、にやにやとしている。

「いやあ、バリーにだってわかるだろ。おれのこの、もやもやとしたきもち。」

「すまん。わからん。」

あっさりと笑って否定をするバレンチノン。

「ちくしょおぉ、おまえは仲間じゃないんだな。」

「いやいや。俺たちは仲間だよ、マグマース。ただ、さっきも言ったけど俺は女の子には優しいんだ。」

「俺だってやさしい!」

「そうだな。その通りだな。ハハッ。」



そんなこんなで他愛のない話が続いて、夜が更けていく。
翌日、キャラバンが次の街へと出発する旨が護衛チームに知らされた。 (01/18-19:22:36)
状況 > そういうわけで出発だ。

羊たちがウンメェ、メケメケ、などと言っているのが聞こえてくるシャーフランの東門で翌日集合し、出発するとの事。


翌日。
護衛チームはシャーフランの東門の前に集合して、キャラバンの面々が手続きを済ませて門に出てくるのを武装した姿で待っていた。
ディランは別行動を取っていたが、今は君の隣で何やら沈思するような面持ちで朝日を眺めている。 (01/18-19:23:58)
ルカ > ((そういえばディランさん、ずっと居なかったな…))(少し苦手意識を持っていたので、気にかけてたようだ。決して悪い人ではないのだが、急に聖なる文言を並べ立てるのはどうにも落ちつかなくてかなわない。) (01/18-19:26:56)
状況 > 「クククク…。猛るぞ。猛るものを感じるぞ!どうだ、ルカ、おまえには猛り狂う竜が潜んでいるのか?」

唐突にディランは君に話を振った。
この男は相変わらずスキンヘッドに上半身は半裸という姿で、君の隣で腕を組んで立っている。

君の反応がどうであろうと、彼は話を続ける。


「いや、おまえにもいるんだろう。聞かなくてもわかるぞ。隠さなくてもいい…。おまえのなかの、竜が!俺とともにとぐろを巻こうと囁きかける…!」

そう言うが早いか、君に対して、右腕の力こぶをアピールした。 (01/18-19:27:44)
ルカ > …ぇ?な、なんですか、急に。(少しビクッとして。 改めて少し真面目に考える。猛り狂う竜、か。竜かどうかは分からないが、猛る心なら、一応持ち合わせては居るだろう。)…そ、そうなんですか?(いつもとは違う意味で気圧される。) (01/18-19:30:12)
状況 > 「いつか、おまえと共にこの腕を絡めて、ドラゴンを表現したいものだ。おまえの中のドラゴンが早く天に昇る日を待っているぜ…!」

そう言うと、君の肩を叩いて、ふらりと別の場所に歩いていくかと思いきや、辺りを走り出した。


「おい、ディラン、落ち着けよ。」

ジグムンドは呆れた調子でディランを窘めて、彼を止めるべく歩き出した。

「へへっ。ディランなりにルカに発破掛けてるんじゃねえかな、ありゃ。」

バレンチノンが笑いながら君に言った。 (01/18-19:31:16)
ルカ > …そりゃあ、強くはなりたいですよ。(に、と小さく笑って返す。そこには純粋な力を求める意志が存在する。相手の言葉は少し意外だったから驚いたが、肩を叩かれれば、そう悪い気はしなかった。 バレンチノンの言葉に。)……そうなんでしょうか。…頑張ります。 (01/18-19:34:22)
状況 > 「まあ。なんだかんだで、チームプレーの仕事だからさ。そこんところをみんなよくわかってるし、ルカがそれに混ざれるようになるのを楽しみにしてるんだろうな、ディランのヤツ。」

「ま。だからって、あんまり気負うこともないけどな。気負ったっていいことなんて何もねえよ。」

半笑いしながら、君に軽く手を振る。そして、バレンチノンもディランを追いかけるジグムンドに混ざるようだ。 (01/18-19:35:09)
ルカ > そうですか。(苦手意識を持っていたことを少年は恥じる。元来真面目なタチなのだ。あまり気王事はない、と言われるが、溶け込めるようにもっと努力しよう、と思う。)あ、待って下さい、僕も行きます!(少年は走り出した。) (01/18-19:38:41)
状況 > しばらく歩いていると、再び街道の左右が盛りに森に挟まれた光景になってゆく。
再び君とキャラバンは原初の息吹を漂わせる森に挟まれて旅を続ける事になる。

そうして、君はキャラバン共にシャーフランの街を後にして行った。
キャラバンは次の街ハルトブルグを目指す。 (01/18-19:39:27)
状況 > シャーフランの街を立つ。
街門を出ると羊の移牧の影響か、草地が広々と広がっている。
左手を眺めれば、少し遠くの位置にヴィッターゼン丘陵の連なりが眺められ、そこで羊の群がわらわらと動いているのを見かけるだろう。


「うまかったなぁ。ラムステーキに羊のパイに、羊のチーズ。後はアミブル風シチュー…。」

マグマースは哀愁をただよわせながら、羊達の群をぼんやりと眺めた。

「ハルトブルグでも食えるさ!」

マグマースをバレンチノンが励ました。

「だなぁ。しかし、やっぱり本場が一番だぜ。」

マグマースにとってはその差が大きいらしく、やはりぼんやりとバレンチノンに返事を返した。

「気を抜きすぎるなよマグマース、バレンチノン。今年は魔物との遭遇も多いからな。気を引き締めていくぞ。」

そう言って、ジグムンドはキャラバンの先頭に向かう。
マグマースは首を振りながら、左翼へと向かった。
その他の面々も既に持ち場についている。

「次はハルトブルグだぜ。国境の町トゥームトラをのぞけば、帝国の最後の街になるな。」

「トゥームトラを抜ければ、シクレッタだ。そこでようやく楽しい楽しい冬休みってところだ。それまでは気を引き締めてがんばろうぜ。」

バレンチノンは笑顔で君の肩を叩いた。 (01/18-19:40:20)
ルカ > (仲間たちのやり取りを聞いてから、キャラバンの後ろについて歩き出す。バレンチノンに肩を叩かれれば、薄く笑って。こちらの時間より向こうの時間は大分早くて、既に長めのお休みをいただてしまったんだが。) (01/18-19:43:06)
状況 > しばらく歩いていると、再び街道の左右が盛りに森に挟まれた光景になってゆく。
再び君とキャラバンは原初の息吹を漂わせる森に挟まれて旅を続ける事になる。

そうして、君はキャラバン共にシャーフランの街を後にして行った。
キャラバンは次の街ハルトブルグを目指す。 (01/18-19:43:24)
ご案内:「※ シャーフラン」から状況さんが去りました。 (01/18-19:43:36)
ご案内:「※ シャーフラン」からルカさんが去りました。 (01/18-19:43:42)
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