room42_20130306
ご案内:「※ キャラバンガード」にルカさんが現れました。 (03/06-19:14:52)
ご案内:「※ キャラバンガード」に状況さんが現れました。 (03/06-19:15:26)
状況 > 2週間後、出発が迫る。
バレンチノンの話によると、エミーリアはトゥームトラまで同行するらしい。
なんでも、そこには修道院があり、今年の冬はそこで越すのだそうな。
「エミーリアが、トゥームトラまで行くらしいから、俺たちについてきてもらうことになったよ。」
キャラバンの仲間達が集う酒場で、バレンチノンはそれを告げる。エミーリアはその後ろからひょっこりと現れて、にこやかにキャラバンの人々に挨拶をする。
「短い間ですが、またお世話になります。皆様、宜しくお願い致します。」
爽やかな笑顔で頭を下げる白頭巾の乙女。 (03/06-19:15:50)
ルカ > (向こうはもう春も近いがこちらはそうではないらしい。時間の流れが違うのだ、当然と言えば当然か。 頭を下げるエミーリアに自分も頭を下げ。) (03/06-19:17:10)
状況 > 「「「「「うおおおおおおおおおおおお!」」」」」」」
「清純の力は偉大だ!そうだろ!お父さん!」
ディランは神に気持ちをぶつけた。
「あうあうあうあう。エミーリアちゅわぁん。」
マグマースはくねくねと腰を振り、もじもじと両手を動かしながら言った。
「ちゅわんって言うなキモいマグマース。」
ドナルドはにべもなく言った。
「きもくない!でかいからきもくないんだぁぁぁぁぁぁ!」
マグマース頭を抑えて絶叫する。傷ついているようだ。
「しるかぁぁぁ!」
ドナルドはうざそうに叫んだ。
とにかく騒がしい。
そういうわけで、エミーリアはトゥームトラまでついてくるぞ!
出発だ! (03/06-19:17:29)
状況 > ハルトブルグの門を出てすぐに少しずつ上へ上へと登るゆるやかな傾斜が始まる。
目の前には雄大なるアドナ山脈が世界の果てまで広がっているといわんばかりに左右に留まる事無く山の連なりを見せている。
君はデズモンド・キャラバンの人々が集まるのを街門の外で待っている。
君たち護衛チームはともかく、馬車は外に出るときに門で手続きをしなければならないらしく、君たちはそれを待っている。
「フン!面倒な手続きが終わったぜ!」
ずいぶんと血気盛んな御者が出てくる。
彼もまた、キャラバンの御者の一人なのだが、血気盛んな様子から時々、護衛チームの方の人間なのではないかと言われかねない強気な男だった。
以前、君は自己紹介を受けたことがあることを思い出す。
「俺の名はドナルドだ。真の名前はドン!俺こそが最高の御者だ!」
デズモンドのキャラバンと共にアミブルの街を出発した際に君はドナルドと言う御者にそのような自己紹介を受けた事がある。
この男。
御者というイメージが世間一般でのイメージより強気すぎる性格のように見える。
もっとも、バレンチノンの話にすると、コミューンの方ではそれほど珍しいタイプでもないらしい。 (03/06-19:18:20)
ルカ > (護衛メンバーのインパクトで忘れがちであったが、エミーリアを助けた時この人のインパクトが復活した。……この人も、思った以上に癖のある人物であった…。 信頼できる人物ではあるのだが。) (03/06-19:20:41)
状況 > 「まぁ。御者ってーのは、危険と隣り合わせだからなぁ。エンパイアでもコミューンでも町の外とか出る馬車の御者やってる連中は鼻っ柱が強いヤツが多いんだぜ。なんせ、あちこち魔物と盗賊が出てくるからな!」
ハルトブルグからキャラバンが出発するまで、バレンチノンはそんな話を君にする。
それを聞きつけて、ジグムンドは何気ない様子でその話を補足する。
「御者が死ぬと馬車を動かす者がいなくなる。それに御者が死ねば馬車を動かせるヤツがいなくなるから、敵から的にされ易い。よって、軟弱者では御者は務まらない。街中で貴族を城から屋敷へ、パーティ会場へ、等と安全な市内で人を運ぶ事を生業としている御者はそれほど強靭性と危機管理を求められる事はないが。」
「あぁ!タクシーとか、バスとかもそうだよな。かなりデカイ都市じゃないと無いけど。」
バレンチノンの話によると、タクシー…いわゆる辻馬車、個人を指示された場所に運ぶことを生業とする者や、バス、これは定期的に街中や時には町の郊外を巡回している乗合馬車がエンパイアやコミューンの大都市では見かけられるようだ。
ちなみに大都市の規模は人口が10万人以上のものを指すらしい。
まだまだ、この世界の食糧事情や文明レベルでは、10万を越える都市は限られているようだ。 (03/06-19:20:59)
ルカ > (なるほど、とドナルドの言葉に頷き。言葉を交わす。)…つまり、お強いんですね。(バレンチノンの補足ににっこりと微笑んで。ドナルドはおう、と答えてくれることだろう。) タクシーに、バス?(それが何を指すのかよく分からずに少し首を捻る。バレンチノンが補足してくれるだろうか。) (03/06-19:25:06)
状況 > そんな話をしているとデズモンドが馬車に乗って最後にやってくる。
「やあやあ、みなさん、たいへんお待たせいたしました。」
にこやかに初老の男は手を振りながら君たちに声をかけた。
「ようし出発だ!行くぞものども!俺の名はドナルド!真の名前は勇敢なる御者ドンだ!」
ひひーんっ。気合を入れて馬に鞭をくれる御者ドナルド。
それを掛け声に、キャラバン一行は国境都市トゥームトラを目指して、登山を開始した。 (03/06-19:25:26)
ルカ > (バレンチノンとともにキャラバンの後ろにつき、出発します。) (03/06-19:26:04)
状況 > 山に敷かれた石畳の上をキャラバンは行く。
やはり街道の左右には森があるが、今までよりもさらなる原初の息吹を感じさせるような気配がある。
静寂とした空気は森以上のもので、所々に隆起した岩場などが見えたりする。
キャラバンは緩やかな坂道を登り続けるが、常に真っ直ぐとは行かず、時には右に左に緩やかにカーブしたり遠回りしながら、上へ上へと登ってゆく。 (03/06-19:26:26)
状況 > 誰かに見られている気がする。
判定
目標値6 (03/06-19:27:54)
ルカ > (気配の正体をを察することは出来るか…?) [6面2個 1+2=3] (03/06-19:28:41)
状況 > 「またゴブリンが今夜か明日くらいに襲撃してくるんじゃないかな。」
バレンチノンがぼんやりと言った。
「ああ、さっき見てるヤツがいたんだよ。」
笑って言う。何も心配していない楽観的な顔だ。
だが、しかし…。 (03/06-19:28:57)
状況 > 「あまりいい地形じゃないな。」
ジグムンドは呟いた。
なだらかな坂道の街道をキャラバンはひたすら登っているのだが、左右には緩やかな傾斜があり。所々の岩場に何かが潜んでいるかもしれない。
「ここでゴブリンの襲撃を受けるとなると、多少の面倒は想定したほうがいいだろうな。ジャコモ!ヤツ等が上から来るようなら、すぐに動いてくれ。」
「クシシシッ、合点!」
ジャコモは目の奥をぎらぎらとさせながら、笑って頷いた。
「…嫌な予感がするな。キャラバンに止まってもらうか…?」
ジグムンドは君の横で一人で呟いては、周囲に視線を走らせて、ずいぶんと注意深い様子を見せている。 (03/06-19:29:27)
ルカ > (自分の隣を歩くジグムンドのただならぬ様子に気を引き締める少年。) (03/06-19:30:39)
状況 > 「いかんな。あまり良い予感がしないぞ。すまんが、ここの持ち場を頼むぞルカ。」
そう言って、ジグムンドは走り出し、デズモンドに何やら話をしはじめた。
そしてそれが終わると、他の馬車や護衛チームに話をしに走り回るジグムンド。
やがて、キャラバンの馬車たちはゆっくりと速度を落とし、停車した。 (03/06-19:31:03)
ルカ > はい!(強く頷き、走り出すジグムンドを見送る。 馬車が速度を落とし、停車すればやはり気を引き締めたまま。) (03/06-19:31:54)
状況 > 「どうするんだよ、ジグ。」
デズモンドを交えて、バレンチノン等護衛チームとジグムンドは話をしはじめる。君もそれに混ざっている。
「いいか。地形的にこの辺りは襲撃に適している。だから、ジャコモとクーパーを斥候として先行させる。」
「相手はゴブリンだろー?オーガーもいるかもしれないけど。」
マグマースは不思議そうに首を傾げる。
「まあな。普段の我々なら迎撃するだけで事足りるが、今回は慎重に事を進めたい。此処最近は詰めの甘さで不覚を取る事が目立っているような気がするからな。あまり、この地形を何の対策も無しに進むのは気が進まない。キャラバンの被害を無くすために、ぜひ慎重かつ的確に安全を確保しながら進みたい。いかがでしょうデズモント氏。」
最後には丁寧な口調でデズモントに伺いを立てる。
デズモンドはふむ、と顎に手を当てたかと思えば、すぐに頷いた。
「いいでしょう。少々、進行が遅くなってしまいますが、馬車の破損の費用や、荷を奪われる事を思えば、考えるまでもありません。ジグムンド君の計画通りにお願い致します。」
方針は決まった。
ジグムンドの指示により、ジャコモとクーパーが隠密行動で前に先行する。
しばらくの休憩も兼ねた待機の後、再びキャラバンは出発する。 (03/06-19:32:24)
状況 >
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!」
悲鳴が上がる。
クーパーのようだが。
「なんだ、どうしたんだ?」
バレンチノンは訝しげに首をかしげた。
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーー!イァァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
ただならぬ叫び声にキャラバンの人々が落ち着きなく辺りを見回している。
「バレンチノン!ここを任せたぞ!」
「おお!」
ジグムンドはバレンチノンに後を託すると、デズモンドにキャラバンを停止させるよう言ってから悲鳴がした方角へと走り出した。 (03/06-19:33:25)
ルカ > (ただならぬ…どころではない。と少年は思う。一体何があったんだ…ごく、と唾を飲み込み。) (03/06-19:34:22)
状況 > 「やれやれ、どうなってんだ?こいつぁオーガー所じゃないかもしれんな。」
バレンチノンは、頭をかきながら辺りを見回す。
マグマースは不安そうに辺りを見回している。
ディランは貧乏ゆすりをしているが、震えているのではないようだ。斧槍を担いだまま、今か今かと何かを待ち構えているようだ。
<ズザァァァァァーーーーーーーーーー!>
岩の陰から唐突に斜面を滑る音が。そして、飛び出してきたのは茶色い毛皮に覆われた、熊のような鼻を持つ大柄な生き物だ。
手足は長く革の鎧や、鉄球をつけた棒のようなものを持っているものや、剣や槍を手に持つものたちもいる。
彼らは滑りやすそうに削られた木の板を尻に敷いて、それに乗って次々とキャラバンに向かって滑ってきたのだ。 (03/06-19:34:49)
ルカ > (何か来た…少年は剣に手を掛け、抜き放つ。いつでも迎え撃てるように。) (03/06-19:35:55)
状況 > 「バグベアが此処で来るのかよ!」
バレンチノンは叫んだ。
「いや。地形的にこいつらが住んでいてもおかしくないか。ちくしょう。エンパイアの警備隊が睨みを利かしてくれりゃいいんだがなぁっ!」
「ルカ!手短に説明するぞッ!あいつらはゴブリンの上位種みたいなもんだと思え!ゴブリンみたいにずる賢いが、ゴブリンみたいに敵を怖れたりしない!戦い方も姑息だから、無茶な突進はして来ない!とにかく捌いて時間を稼げ!ジグたちが戻るまで頑張れ!」
もはや問い返している時間もない。目の前にバグベアが、その大きさはバレンチノンよりも高く2m程はある。のしのしと迫ってくるバグベアたちが君に向かって鉄球突きの棒を振り回して襲ってきた。
【判定】
目標値10 (03/06-19:36:26)
ルカ > はい!!(バレンチノンに言われたことを頭に叩きこむ。剣を構え……) [6面2個 1+2=3] (03/06-19:37:34)
状況 > バグベアたちはゴブリン達のような臆病さはないようだが、ゴブリン達より輪に掛けて狡猾で慎重そうだ。
ジグムンドのツヴァイハンダーの攻撃をうまい具合にかわしながら、一対一の戦いをせずに、必ず二匹以上で攻撃をしている。
ディランやマグマースも同様に巧みに攻められている。
バレンチノンが何発か矢を命中させるものの、致命的な箇所に当てることが出来ない。
多少の傷ならば、バグベアは物ともしないようだ。
君が守りを固めているキャラバンの後ろ側にもバグベアたちがやってきた。
「もちこたえてくれルカ!数さえ減らせりゃぁ!」
バレンチノンは弓のストリング(弦)何度も震わせながら、君に呼びかけた。
【判定】
目標値10 (03/06-19:38:30)
ルカ > (押されている…強い。 何とか持ちこたえなければ。) [6面2個 2+3=5] (03/06-19:39:30)
状況 > 「だいじょうぶかルカ!」
君はバグベアの猛攻を何とかしのぎきろうと奮闘したが、いかんせん、体格差や体力の差もそうだが、数が違いすぎた。
君は全身に切り傷や、打ち据えられた傷を抱えて立っている。
バグベアたちはキャラバンの馬車の壁を打ち壊し、いくつかの品物を強奪して、次々と山の奥へと走り去ってゆく。
「なんとか、なった、なぁ……。」
全てを奪われたわけではない。そういうニュアンスだろうか。バレンチノンはキャラバンの被害を眺めながら呟いた。
「ああ。何とかなった。とにかく、バグベアの集団からキャラバンを守ったんだ。」
ジグムンドは肩で息をしながら、歩いてくる。
満身創痍と言う様子で、彼の顔にいくつかの切り傷や、打ち据えられたような痕がある。 (03/06-19:40:19)
ルカ > (ルイの加護で致命的な一撃からは逃れた。)……僕は大丈夫です、ジグムントさんこそ、大丈夫ですか?(酷い有様だ。自分も見た目は大して変わらないかもしれないが。) (03/06-19:41:57)
状況 > 「クーパーは?」
「負傷して動けないが無事だ。今、ジャコモが迎えに行っている。」
「一応死者はなし、か。キャラバンの損害はどうなるんだろうな?」
「そこまで深刻ではないようだが、トゥームトラの当局に被害届を出す事になるだろうな。いくらかは保証されるだろう。警備隊が交易路を守るのは国の義務だからな。」
「おっかないな。ああいうのがこの辺りに住んでるなんてなぁ…。」
「…バグベアはもう少し北東の山脈に居を構えているはずなんだが、此処最近の魔物の増加と言い、何か情勢が変わっているのかもしれないな。」
「だな。何にせよ、今日は疲れたぜ。早く野営できる場所まで言って飯にして寝ちまおうぜ!」 (03/06-19:42:40)
ルカ > ↓ミス (03/06-19:44:07)
状況 > 君は目を覚ますとすっかりと夜が更けている。
星空ではない。空には地上に注ぐ光はない。
焚き火の音がする。そして、それに照らされて君を手当てする女の顔がある。
「あ、気がつかれましたか、ルカさん。」
エミーリアだ。君に治療を施していた所のようだ。
「他の皆様も無事ですよ。お怪我されてしまわれましたが…。でも、安静にしていれば治ります。」
そう言うと、ふと、エミーリアは視線を横に向けて何かを見た後、首を振って柔らかな微苦笑いを浮かべる。
そちらに視線を向けると、淡々とした顔のジグムンドと、いつもより陽気さが薄れているが、笑みを浮かべて彼と話をしているバレンチノンの姿が見える。
何を話しているかは聴き取ることが出来ない。深刻そうなジグムンドの空気と、それを和らげようとしているバレンチノンの雰囲気は観察していれば感じ取れそうだ。
「今は休んでください。ルカさん。」
エミーリアは優しい声で君に囁いた。
「休んでいる間に、きっと悪い事もよくなっています。だから、不安にならないでください。安心して、今は安らいでください。」
柔らかに微笑みながら、エミーリアは君の手当てを続けた。 (03/06-19:44:29)
ルカ > (ルイの加護も空しく、意識を手放してしまった。ジグムンドとバレンチノンの様子は…想像通りと言った所だ。今は休もう。次の戦いの為に。次は守ろう。) (03/06-19:46:29)
ご案内:「※ キャラバンガード」からルカさんが去りました。 (03/06-19:46:34)
ご案内:「※ キャラバンガード」から状況さんが去りました。 (03/06-19:46:39)
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