room42_20130307
ご案内:「※ キャラバンガード」にルカさんが現れました。 (03/07-19:33:09)
ご案内:「※ キャラバンガード」に状況さんが現れました。 (03/07-19:33:53)
状況 > 山道の街道。静寂とした道をずっと歩いている。
そろそろ1週間目になるだろうか。途中で山道の宿場町などに止まったり、野宿したりと、山ではあるが今までのように途中で宿場町などがあり、身も心も休息させることが出来る。
平穏な時間が過ぎてゆくと、ディランはだんだん猛りたくなってくるらしい。

だから、今は歌を歌っている。
今の彼のお気に入りの歌い手たちの歌だ。
バトル・アイアン。鋼鉄に宿る戦いの霊の歌。 (03/07-19:35:24)
状況 > 【バトル・アイアン】

バトル・アイアン!
バトル・アイアン!
バトル・オブ・アイアン!


鉄と言ったらわかるだろう?
俺たち戦いの道具になるのさ。
男達の誉れのために、手に手に渡る剣になるのさ。
それか、情けない死に方をしないための盾や鎧になるのさ。

さあ!俺たちと一緒に戦いに行こう!
俺たちは鋼鉄に宿りもの!
生きて、生きて、生き抜くために。
俺たちの名前を戦場で叫ぶんだ!

バ・ト・ル・アイアン!!
クズだったおまえの価値を今、最高にしてやる!
女に嫌われた傷を今は忘れてしまえ!
栄光のためにおまえは過去を捨てる。
だから、高らかに我が名を言え。
バ・ト・ル・アイアン!!
死を前にした時に女も金も無い。
俺たちは過去を捨てて、栄光を勝ち取りに行く。
死んでも生きてもおまえには賞賛が待っている。
本当に命を賭けられる男こそが富と女を手に出来る!


バトル・アイアン!
バトル・アイアン!
バトル・オブ・アイアン!!

栄光を手にして生きるか、
栄光を手にして死ぬのか、
そのどっちかだ!
過去を捨てて、今を生きろ!
迷いも期待も命取りだ!
妄想を捨てて、俺たちの名前を叫べ!

バトル!バトル!バ・ト・ル・アイアン!



熱唱が終わると、ディランは満足げになる。
しばらくは静かにしているが、やがて……。 (03/07-19:35:53)
ルカ > (キャラバンの最後尾からもディランの歌声が聞こえてくる。いつものことらしく、平和だなぁ、とそれを聞いている。ふとそんな気持ちになると別の不安がこみあげてきて。ああ、早く次の街に辿り着かないかなぁと思う。) (03/07-19:37:58)
状況 >
「カネ寄越せ。積荷寄越せ。」

背の低いひねくれた眼差しでジグムンドに言う髭面の男がキャラバンの前に立ちふさがっている。
その後ろには木材や石のブロックを積み上げて作ったバリケードがある。

「断る。我等はおまえたちに言いなりになる言われはない。おまえたちがそう言う神の名に恥じない正当な根拠を述べられぬ限り、我々はここを通る。」

ジグムンドは淡々と言った。

「…そうか。なら、シネ。」

わらわらとバリケードの後ろから、素朴ながらも良く出来たハンドアックスや、バトルアックスを構え、鉄兜や胸当て、鉄枠で補強した木の丸盾などを身に着けたたくましい小人たちが現れる。 (03/07-19:38:28)
状況 > 「ありゃあ、ツヴェルグか。ちと、骨だなぁ。」

バレンチノンは君の横でぼやいた。

「ドワーフっていう妖精族は知ってるかい?鍛冶や細工物が得意で、山に住んでいて、鉱山にも詳しいんだが、ツヴェルグっていうのは、一応、ドワーフなんだが、ようは悪者なわけさ。悪い事をするようになっちまったドワーフのヤツのことをツヴェルグって言うんだ。…あいつらは力が強いし、色々なものを作れるから、色々と注意しないとなぁ。」



戦闘が開始される……。 (03/07-19:38:50)
ルカ > ……ツヴェルグ? そう、 ですか…また相手をしなければいけませんね。(こくりとバレンチノンに頷いて、いつでも剣を抜けるように手を掛ける。) (03/07-19:40:29)
状況 > 「……なんだなんだなんだって、オイ!あれはカタパルトじゃないか!なんで投石器なんか持ってきてるんだよ。」

バレンチノンは目を丸くして叫んだ。

バリケードの向こうには、いそいそと投石をするための木造の機械を組み立てて、何やら距離を測っているツヴェルグがいる。

「ジャコモ!阻止しろ!」

ジグムンドはすかさず指示を出す。

「ルカ!ジャコモの穴を埋めるんだ!前に出てきてくれ!」

伏兵はいないと判断し、ジグムンドは君に前線に加わるよう指示をする。

「俺が正面を、左右はディラン、マグマースが受け持つ。君は突破されたら、そいつを相手してくれ!バレンチノンとクーパーの仕事を邪魔されないようにするんだ!」


ツヴェルグたちが雪崩かかってくる。
戦闘開始だ。



目標値9 (03/07-19:41:23)
ルカ > はい!!(前線へと走って行く。剣を抜き…) [6面2個 1+2=3] (03/07-19:42:23)
状況 > 君は初激で危うい一撃を受けてしまった。バレンチノンとクーパーが君を助けようとする。ジャコモへのフォローが疎かになり、ジャコモが負傷する。

戦闘には勝利できるが、しばらくは、修理のために動けない…。 (03/07-19:43:15)
ルカ > ……すみません、僕のせいで…(ジャコモに深く頭を下げることになる。大して気にはしないでいてくれるだろうが、罪悪感は残ってしまう。 最近めっきり調子が悪い。鍛錬が足りないか…深く反省をする。) (03/07-19:45:06)
状況 > 山を登り始めたため、それに伴って体感気温も下がり、君は寒さが深まるのを感じている事だろう。
誰もが吐いている息で靄を作っている。
朝方はあたりの草や地面が薄っすらと凍結している所もあるぐらいだ。


「エンパイアの冬を体感しなくなって、久しくなるな。」

野営中。
日没の茜色の光を受けながら、君の傍に座って焚き火に当たっていた、ジグムンド。
何気なく話をはじめる様子は、遠い思い出に浸るかのような淡々とした調子だ。 (03/07-19:46:09)
ルカ > (山の寒さは故郷を思い出させる。あの村の冬は寒かった。白い息が当たり前のように流れ、消えていく。) (03/07-19:47:36)
状況 > 「エンパイアの冬は寒い。世界で一番寒いかと思うほどだ。コミューンの冬も寒いが、エンパイアの寒さはその上を行く。…それが当たり前だった。昔は。」
焚き火を見つめながら、君に対してなのか、それとも独白なのか定かではない調子だ。

「母から教わった事がある。それは寒さは神の恵みだということだ。"寒さ極まれば、神近づけり"という言葉がある。これは寒さのせいで死が近づく事を現すと共に、寒さが人の心を引き締めて、体と心を鍛えて丈夫にしてくれる事…それに、寒い空気には不思議な力があり、それを吸い込むと魂に活力を与え、病魔を払うと言う言い伝えがある、」
焚き火を眺めながらそう言うと、ようやくゆっくりと君の方へ顔を向ける。どうやら独白ではなかったらしい。 (03/07-19:48:04)
ルカ > (深く頷き、寒さに、揺れる炎をぼんやりと思う。)神の恵み…ですか。(あの日も本当に寒かった。そんな事をふと思い出して、胸が痛む。こくり、ジグムンドの言葉に頷いて。) (03/07-19:50:11)
状況 > 「コミューン人からすれば、馬鹿げた話なのかもしれない。だが、私は確かに冬の寒い大気が、身体の動きを鈍らせる事に比例して、何か根源的な活力と言うべきだろうか。精神的な清らかさを高めてくれるような感じがするんだ。」

それは君に何かを伝えようとしていたのかもしれない。ジグムンドの無骨そうではあるものの、繊細で真っ直ぐな光を帯びた眼差しが、君に向けられている。
ジグムンドの眼差しは深い。そして、その深い場所から厳しさと力強さがやってくるかのようだ。
バレンチノンの暖かで陽気な眼差しとは異なる、静かで、規律や信念に従う事が出来る、強い意志が秘められた眼差し。
その奥には生命を育む水がたっぷりと湛えられた湖の静かな湖面のような透明さと、堅牢に組み上げられた機械のような理性的な光とが混在しているかのような雰囲気が秘められている。

「冬の寒さは忌むべきものではない。我々は寒さで強くなれる。どんな苦しみも、より高みへと手を伸ばすことが出来るようになるために、必要なものだ。」
静かな光を瞳に宿しながら、囁くように語り掛けるそれは、君に何かを伝えたいという意志と共に、相手を理解し、己も理解されたい、という思いも含まれているようだ。 (03/07-19:50:47)
ルカ > 高みへ…(膝を抱える。だが顔は上げる。ジグムンドの言わんとすることがなんとなくわかる気がした。 深淵から見える光。それはまさしく高みを見上げるものの目だ。)解るような気がします。……冬というのは試練のようなものだと。僕は一度、それに負けてしまいましたが。(多くは語るまいと思うが、ふいにそんな言葉が漏れて。) (03/07-19:55:00)
状況 > 「さむいなぁ。さむいさむいっ。」
バレンチノンが腕を手で擦りながら、君たちの焚き火の近くにやってきた。ジグムンドと、君とそれぞれ対面できるような場所に腰を下ろした。

「ジグ。やっぱさぁ、寒いものは寒いぜ〜。」
眉を下げながら、焚き火に両手を翳して暖を取るバレンチノン

「まぁ、生まれ育った環境もあるのかもしれないが、それでも、おまえが私と同じ考えになれば、そう悪くもないと思えるようになるかもしれないぞ。」
薄笑みを浮かべながらジグムンドは言う。

「こればかりはどうだろうなぁ。いや、言いたいことはわかるんだけど、…あ、でも、ジグと友達になってから、確かに寒さに強くなってきた気がするなぁ。今ルカに話してたようなことを聞いてるからなのかな。」
不思議そうに首を傾げるバレンチノンを眺めながら、ジグムンドは軽やかに笑い声を上げる。楽しんでいるようだ。 (03/07-19:56:10)
ルカ > (丁度いいところでバレンチノンが遮って行った。多くを語り過ぎずに済んだ。 ジグムンドが声を上げて笑うのは珍しいな、と少し思ったり。) (03/07-19:57:44)
状況 > 「ルカは寒いのはどうだ?慣れてるか?それともつらいか?」
バレンチノンは寒そうに暖を取りながら、君になにげなく笑顔を向けて聞いてくる。

「俺は昔から寒がりでね。でも、ジグやヴァルの旦那と出会ってから、何故か、だんだん寒さに強くなってね。今じゃあ寒いとは思うけど、震えることはなくなっちまってな。よっぽど寒いところに行かない限りは、ガタガタ震えたりはしないのさ。…ほんと、不思議だよな。」
しみじみとしながら、暖炉に両手を翳しているバレンチノン。

「彼には……。何か不思議な感化力があるように思える。だが、寒さに強くなるのは、別の理由があるかもしれないな。」
ジグムンドはバレンチノンの顔を注視しながら、顎に手を当てて、何やら考えを巡らせている。

「んー、なんだろうな…。」
バレンチノンも考えを巡らせて見るようだ。 (03/07-19:58:28)
ルカ > 生まれ故郷が寒いので慣れてます、…と言いたい所ですがやっぱり少し寒いですね。(苦笑を浮かべ、バレンチノンに返事をする。)……不思議ですね。(くす、と小さく笑って。 ヴァルシードのことを思う。向こうに帰っても会っていない。今頃どこで何をしているのだろう。) (03/07-20:01:15)
状況 > その時。


「アハァ〜〜〜〜ンッッ!」
奇妙な調子で、ディランが遠くの焚き火の方で叫んだ。両手を拝むようにあわせながらだ。
何故か上半身が裸で、青いズボンを履いてるのだが、裸足である。

「神よ、神よ、神よ、神よ、神よ、神よ、アハァァ〜ン!我が主よ主よ主よ主よ、アーーーーーーーーーーーーーーッッ、メェェェェェーーーーンッ!」
礼拝にしては激しい勢いで、神の呼称をひたすら唱えているらしい。

「ねえねえ!ディラン!アハーンってなぁに?」
その傍にいたクーパーが不思議そうに尋ねる。

「アハーンは”偉大なるもの”という意味だ!東方から伝わった言葉の中にそういう言葉があったのだ!アハーンは決して色仕掛けの言葉じゃないぞ!アハーンは神の言葉だ!アハァァァ〜ン!フォゥッ!」
ディランは猛りながら主張した。そして、猛る事でさらに気分が良くなったらしい、最後に甲高く叫んだ。

「そうでしょ!アハァン!おとうさん!」
天におられる偉大(アハーン)なる父にディランは今日も話しかけたようだ。

「アハーンおとうさん!」
クーパーはディランの足もとで両手を広げて一緒に天を仰いで叫ぶ。

「アッッハァァァ〜〜ンッ!」
グッジョブだ!と言わんばかりに、それを見たディランは満面の笑みを浮かべて親指を立てた。 (03/07-20:01:50)
ルカ > (ディランさん寒いのに元気だなぁと最早何を言ったらいいのかわからないのでそんな当たり前な発想しか浮かんでこない。 猛っているから寒くないのか…謎である……。) (03/07-20:03:38)
状況 > 「何をしているんだアレは……。」
ジグムンドは呆れた様子で呟いた。

「猛りたいんじゃないか?ほら、寒いし…。」
バレンチノンは笑みながらのほほんと答える。

「あればかりは私も理解し難いものを感じるな。」
ジグムンドは首を振る。まるで見ているだけでも疲れそうだといわんばかりに。

「かかかっ、まあ、あれも気持ちの盛り上げ方の一つなんだろうな。」
バレンチノンは陽気にカカ笑いをした。

「みなさぁん。夕食が出来ましたよ〜!」
エリーリアが声を張り上げて、夕食の時間だと呼ばわると、バレンチノンがすかさず立ち上がった。

「まってましたー!」
「アハァンッッ!」

待ちかねたように、嬉しそうにエミーリアの傍に行くバレンチノン。
何やらディランも嬉しそうに筋肉を動かしながら、その後ろを裸足でついてゆく。 (03/07-20:04:16)
ルカ > ……理解したら負けな気もしますけど…。(ジグムンドの言葉に軽くツッコミ。 バレンチノンさんは器が大きいなぁ。大きすぎて時々よく見えなくなる。食事だと告げられればゆっくり立ち上がり。) (03/07-20:06:47)
状況 > 「なあ、ディランは寒くないのか?」
笑い混じりに、半裸の様子に眉を下げながらバレンチノンが聞く。

「お父さんが守ってくれる。アハン・ファーザーがな。」
泰然とそう言うと、おもむろにディランは空を見上げた。

「そうでしょ!」
やはり神に確認を求めるらしい。

「そうでしょ!」
クーパーがそれを真似た。



「エミーリアちゅわわぁぁんっ。俺、お腹がぺっこぺこんだよぉ〜〜〜。」
「マグマース、きもい。ふつうにしゃべれよ。」
「んなこと言うなぁぁぁあぁぁ!?」
「<くすくすくすっ>」

コミューンの男たちに混じって、騒がしくいつもの掛け合い?をするマグマースと御者のドナルド。
それを見て思わず笑ってしまうエミーリア。
あっという間とは言わないものの、巡礼者のこの女がキャラバンの人々の中に溶け込み、もはやいることが当たり前になるまでそれほど時間がかからなかった。 (03/07-20:07:24)
ルカ > (やっぱりこの人達解らない……と思いながらもなんだかんだで自分もなじんでしまってるんだろうな、と食事を待つ。) (03/07-20:08:42)
状況 > コミューンの男達は母親にご飯を告げられた、お腹ぺこぺこの子供達のように、キャラバンのうら若きお母さんとなったエミーリアの元へ駆け寄り、口々に彼女に話かけたり、笑顔で普通に話しかけたりしている。
そして、彼女もまた、穏やかな笑顔でそれに答えているのだった。

ハルトブルグを出てから彼女はキャラバンの人々の料理を作り、男たちの破れた服を修繕し、食事の支度をしたり、良く働いていた。
眠りに付けば、朝日が昇る前に目覚めて、神への祈りを捧げている彼女は、見張りの交代のために護衛チームの遅番が起きてくれば爽やかに挨拶をしたり、目覚ましのお茶を用意したりしてくれている。
細々と気を配りながらも、よく働く彼女は、まるで母親のようだ。
キャラバンの男たちに慕われ愛され敬われると共に、護衛チームでも彼女のウケは良かった。
マグマースとディランは言うまでも無く、クーパーは彼女に懐こうとするし、ジャコモも感謝の念を抱いているようだ。
バレンチノンとジグムンドも良き働き手であり、話しやすく心地よく接する事が出来ると感じているようだ。 (03/07-20:09:03)
状況 > 「世俗の権力に埋もれて欲しくはないものだ。彼女には。」
ジグムンドは、焚き火に当たりながら、淡々と君に言葉を投げかけた。
エミーリアが食事を煮炊きしている場所は込み合っているので、バレンチノンに続かず彼はまだ焚き火の傍に居る。

「権力と財産は人を腐らせる。大金や豊かな土地を手にした途端、横柄になるものは多い。」
語る様にその眼差しは淡々としたものだ。

「聖職者になれば、司祭になり、司教になり、然るべき土地を切り盛りし、組織を運営し、今彼女がしているような事は他の誰かがやるようになる。…今の彼女の姿を、教会が奪ってしまうかもしれない。…教会を非難するわけではないが、軍にせよ、貴族にせよ、ギルドにせよ、教会にせよ、組織が絡むと人はそれに合わせて変わってしまうものなのだ。」
何か深い記憶が心に去来しているのか、ジグムンドは固く目を瞑っている。

「彼女の美点、それが失われる事がないような、そんな未来を彼女が選んでくれればいいのだが。」
そう言うと、ジグムンドはゆっくりと腰を上げる。


「喋り過ぎたな。」
にやりと口元を動かすジグムンド。
そして、君を伴って、エミーリアたちの所へと食事を取りに行くのだった。 (03/07-20:10:15)
ルカ > ……難しいお話ですね…。(自分もかつては聖職者になるべくとして司祭や司教を目指していた。だが少年は純粋な信仰心だけをもち、組織と言うものとしての立場など考えたこともなかったかもしれない。ジグムンドに言われて初めて気がつく。)そんな、未来…(自分は歩めなかった未来。エミーリアが自分の映し身のように思えた。呆然と立ち尽くす中喋りすぎたというジグムンドの言葉で我に帰る。) (03/07-20:14:03)
状況 > トゥームトラ。
そこは完全なる国境の町と言えるだろう。
エンパイア側が石灰岩で築き上げた鈍色の堅牢なる監視塔が、国境線を示す高い防壁に連なっているその様相。
それに3重の格子の門を突破された後でも、応戦を続けるために、防壁の後ろにこれまた控えている監視塔がラインを引くように連なる様、それまた後ろには篭城戦が出来るように、監視塔よりも幾分広い塔が、またいくつか点々と配されている。

君はハルトブルグからアドナ山脈を登ってきて、今、その塔の街の前にいるのだが、街壁の向こう側にある塔が連なる物々しい様子が目に見える。
かろうじで文化的な雰囲気を添えているのは、その街に唯一ある教会の鐘楼と、聖人のレリーフとステンドグラスが配された屋根ぐらいだろう。
そこだけが、石造りにしては花のある雰囲気で、精緻で色鮮やかに見える。 (03/07-20:16:39)
ルカ > (ハルトブルグでも感じたとことだがこの町もなんだが身が引き締まるような雰囲気がある。) (03/07-20:18:13)
状況 > 街では自由行動が出来る。滞在期間は2週間ほどだそうだが、商人同士の交渉や会合、販売の事情などで出発時期の前後はあるようだ。
給与については、護衛の仕事が発生しないため、支払いがなくなるものの、商人たちと同行してボディガードや荷物の運搬などといった手伝いをすることで、賃金が支払われる。
支払いは最低賃金の銀貨5枚が支払われる。
護衛チームは十分に稼げていると判断しているらしく、特にデズモントから要請されない限りは街で休暇を楽しんだり、戦闘技術を訓練したりしている。
ジグムンドとバレンチノン、ディラン等は毎日トレーニングを欠かさない。君も申し出れば混ざることが出来る。
ちなみに、ジグムンドとバレンチノンはそれぞれの武器の訓練がメインだが、ディランは何故か腕立て伏せをしていることや、町の郊外などで全力疾走をしていることが多い。
君はディランに付き合う場合は、なかなかついていくことは出来ないが、もしも今後彼に付き合い続けるなら、相当な体力がついて、彼と同じような戦い方が出来るようになるだろう。
ジグムンドとバレンチノンに混ざる場合は、君は剣の構え方から、間合いの取り方、移動動作まで細かくレクチャーされることもあるが、これは君がどれくらい訓練に参加するか参加頻度による。
マグマース、ジャコモ、クーパーはたまに訓練に混ざるようだが、ほとんど顔を出すことはない。


君は今回は宿場町とは違い、キャラバンの出発までは自由行動のため、宿泊場所も好きに選べる。
実際、他の護衛チームの面々も食事時には大抵集まるものの、宿泊する場所はまちまちだ。
節制するために、ジグムンドとバレンチノン、それにジャコモとクーパーは共有の大部屋に宿泊するようだ。
マグマースは食べ歩きをするらしく、泊まる場所を日によって変えるつもりのようだ。
ディランは教会の近くに宿泊したり、ジグムンドたちと同じ宿に泊まったりと色々とするようだ。

君は神隠しの森の館に一時的に戻っても良いし、ジグムンドたちと同じ部屋に宿泊することも出来る。

しかし、連絡が可能であるようにしておいて貰いたいとジグムンドには言われるだろう。
君が何処で何をしているか等の細かい事についてはジグムンドやバレンチノンから深く尋ねられることはない。(もっとも、君が話すつもりである気配を感じれば、彼らは君が話しやすいように促してくるだろう。) (03/07-20:18:52)
ご案内:「※ キャラバンガード」から状況さんが去りました。 (03/07-20:19:02)
ご案内:「※ キャラバンガード」からルカさんが去りました。 (03/07-20:19:10)
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