room42_20130310
ご案内:「魔族邸」にクォールツさんが現れました。 (03/10-20:46:09)
ご案内:「魔族邸」にロネさんが現れました。 (03/10-20:46:39)
クォールツ > (件の人形が出来た、と人形師の青年より連絡を受けた2月の末頃。日と時間を指定し、時狭間で。と締めた文を返し――今日がその夜。時狭間はいつものように明かりが灯されており、人の気配も感じられるのかもしれない。先に来ているのか、はたまたまだ到着はしていないのか、少なくとも扉の前で待っているようではないらしく) (03/10-20:52:51)
ロネ > すっかり遅くなってしまったなあ……。(時狭間の扉の前で、ふう、とボストンバッグ片手にため息。ごたごたあってはや二月も終わりに近くなってしまった。かの青年貴族はもういるのだろうか。とりあえずバッグを腕に引っかけ、扉に手をかけ、がちゃり、と開ける) (03/10-20:55:24)
クォールツ > (一歩足を踏み出した瞬間、違う空間に足を踏み入れたような奇妙な感覚がそちらを襲う。瞬き程の間に、扉の向こうは見慣れたホールとは全く異なる景色が広がっていた。 吹き抜けのエントランスホールに明るい大きなシャンデリア。真昼かと錯覚しそうな真っ白な内装。扉からの道を挟んで並ぶ、黒いシックなワンピースに身を包んだメイド達)「「いらっしゃいませ」」 (彼女達は一斉に、声を揃えて来訪者――ロネに向けて頭を下げる) (03/10-20:59:53)
ロネ > (唖然としている間に、背後で扉は閉まってしまうのだろう。)――――。(あまりの光景に声を失う。メイド達に挨拶されれば、帽子もコートも脱いでいなかったことを思い出し、慌てて帽子だけでも脱いで右手に持った。)こ、こんばんは。(条件反射でメイド達に会釈。頭の中はパニックになってしまいそう) (03/10-21:03:59)
クォールツ > (ギィ と重々しい音を立てて閉まる扉。その音さえ、聞き慣れた時狭間のものではなく。 コートを脱げば、お預かりします。とメイドの一人が前に出るだろう。自世界でも目にする容姿に姿だが、よく見ればその耳は人のものとは異なり、鋭く尖っていて)  あぁ、ロネさん。今晩は。(不意に、少し奥から声が届く。目をやれば、ホールの一角に置かれた椅子から立ち上がり、こちらへ向かい来るクォールツの姿が)  時間通りですね。参りましょうか?(そう、いつものにこやかな笑みを見せる。 その前に此処は何処なのか) (03/10-21:10:07)
ロネ > あ、ああ。ありがとう。(その辺りは慣れた様子で、帽子やコートを預かってもらおう。ボストンバッグは自分で持ったままだが。耳が尖っているのを見れば、少なくとも異世界だというのは判ったが)……クォールツさん?(声から察しはついた。参りましょうか、と言われても、はいそうですかとは返せない)あの、ここはどこなのか、教えてくださると助かるのですが?(若干引きつった微笑を浮かべ) (03/10-21:13:15)
クォールツ > (ス と一礼し、帽子とコートを預かったメイドは踵を返す。他の者も、二人を残して礼をし、去っていく。「レティアス様に」「はい」そんなやり取りが、短く交わされたのが耳に届くだろうか。 コツ、と磨かれた床に靴音を響かせロネの前に現れたのは、いつもの姿にコートだけを外したクォールツの姿で) ぁ、失礼。ここはレティアスの屋敷です。 ちょっとあちらのホールの扉に、細工しまして。(直接お越し頂けるようにしました、と片目を瞑って見せる)  妹には、プレゼントのことは秘密にしてますので。 店へとお願いしている人形ができたから、持って来てもらうと話してるのです。是非見たい、と申しましたので。(なので、最初はそういうことで。と手袋を嵌めた人差し指を立て、唇に当てて悪戯っぽく笑う) (03/10-21:20:57)
ロネ > (客の前に出るので、ネクタイもきちんと白色で、オーバーコートを脱げば下には黒のフロックコート。こういう場では背筋が自然と伸び、どこか貴族じみた表情にさえなって)成る程……。相変わらず驚かされますねえ。(いやはやとんでもないお屋敷である。相手の言葉には、こちらも笑みを返して)では、お嬢さんへのは後回しということで。(先にお店のをお見せしましょう、と) (03/10-21:26:32)
クォールツ > 本当は主人であるあの子に、出迎えさせるべきなのですが。そういうことで、ご容赦下さい。(胸に手を当て、非礼を詫びて。相手の服装と立ち居振る舞いを見れば、僅かに赤い瞳を細めながら) えぇ、お願いします。……慣れてらっしゃいますね。(貴族やそれなりの地位を持つ者が相手の商売とは云え、そうではなく彼自身の態度が。まるで貴族のようだ、と) 「こちらへ。ご案内致します」(二人残ったメイドが、奥へと続くのだろう扉に手を掛け、案内する。その先は長い廊下。十分な灯火があるので不自由はしないが、朧げにしか道の終わりが見えぬ程で。 こちらは先に一歩踏み出し、慣れた様子で廊下へと足を向ける。よく訪れているのでしょう) (03/10-21:34:42)
ロネ > 構いませんよ。(相手の詫びにはやわらかく返した)ええ、まあ。(慣れている、と言われれば曖昧な返事)様々なお方とお話する機会がありますから。(商売柄、という言い訳をつけておいた。メイドの案内の後に続き、杖をついて歩いていく。荷物を持っているのもあり、かなり遅い歩調になってしまうだろう) (03/10-21:38:58)
クォールツ > ありがとうございます。 ――成程。(小さく笑むと、それ以上は口にはしなかった。 玄関に比べれば、幾分照度の落とされた廊下は大人が二人並んで歩いても十分な広さがある。壁には大小様々な絵画が掛けられ、装飾品も飾られている。案内役のメイドの歩調はゆっくりと、ロネでも十分ついて来れるよう気を遣っている様子。「荷物、お持ちしましょうか?」と最初に問い掛けるようですが) (03/10-21:42:49)
ロネ > (ボストンバッグだけは、丁重に断って、自分で持ったまま。上品ながらも贅沢な内装に、感嘆の吐息が零れ)本当に、素晴らしいお邸ですね……さぞや歴史がおありなのでしょう。(心の底からの褒め言葉を) (03/10-21:47:45)
クォールツ > (その中身を知っているこれは、断られれば一つ頷いた。代わりにお身体に無理がないようにと、相手の歩調を気にしながら) 貴方の世界でも、貴族の邸宅とは似たようなものなのでしょうか?(感心しながらも、屋敷の造りそのものに驚いているではないロネの様子に、そんなことを問い掛けて。褒め言葉を頂ければ、自分の家ではないけれども、嬉しそうに表情が和らいだ) 歴史――はそうですね。1代で、数百年と生きる種ではありますから。(長い廊下の角を一つ曲がれば、更に続く道。装飾が控えめになった空間には、その片側に肖像画が幾つも掛けられている。きっとこの家の当主達なのだろう。男性が多いが、時折女性の絵もある。そこは、彼の世界とは異なる箇所かもしれない) (03/10-21:55:39)
ロネ > 魔法も何もないので、さすがに先ほどのようなことは無理ですが、(微苦笑を浮かべ)まあ、同じようなものですね。文化はよく似ていると思いますよ。(女性当主は別段無いわけではない。現にいまは女王の世である。ほう、と肖像画を眺めていって)数百年……途方もない時間ですね。(これだけの主が数百年ごとに代わっていったとしたら――想像もつかない) (03/10-22:03:24)
クォールツ > それはそうですね。 ですが、確かに。貴方の世界にお邪魔した時も、街の様子は近しいものがありました。(最もそれは、ここではなく人の世界の話ではあるが。そして最後の肖像画だけは、様子が違っていた。まだ新しい、描かれてから10数年と経っていないそれには、一組の男女が描かれている。穏やかな笑みを浮かべる長い黒髪の青年と、彼に寄り添うようにして微笑む、物静かで儚げな淡いローズピンクの髪をした女性。面立ちは、これの妹によく似ていると思うかもしれない)  最も、若くして次代に代わる者も多いのですがね。(顔を上げ、その肖像画の前に来た時だけ、これはどこか遠い目をした。 不意にメイド達は足を止めて、「こちらです」 そう、大きな扉の前に立ち、二人へと振り返る。 コンコンコン、とゆっくり3度ノックすれば、中から「どうぞ」と声が返ってきて) (03/10-22:14:07)
ロネ > (クォールツにつられて肖像画を見上げる。美しい絵だ、と思った。肖像画というより、絵画としての価値のある、美しい芸術品だと。)――ええ、本当に。(深くは追求せず、ただ、こちらも少々物思いにふけるような調子で言った。それもメイドが振り返れば、また威儀を正して扉へと向かう。) (03/10-22:18:19)
ご案内:「魔族邸」にレティアスさんが現れました。 (03/10-22:27:17)
クォールツ > (観音開きの扉のノブを、二人のメイドが片方ずつ手に開く。エントランスに近い明るい照明が、サァ と廊下に差してきて。広々とした部屋には、大きなテーブルに数人が掛けられるソファが幾つも並んでいる。白を基調とした家具や、レースやゴブランの落ち着いた色調で整えられた装具。 ソファの一角に腰掛けた、見覚えのある少女が立ち上がって) (03/10-22:27:25)
ロネ > (クォールツが中に入れば、そのあとから一歩中に入って、その少女に微笑んだ。いつもよりもどこか品の良い、貴族的な風貌で)こんにちは、お嬢さん。(丁重に礼をした) (03/10-22:30:32)
レティアス > いらっしゃいませ、ロネさん。(明るい声でドレスの裾を摘み、テーブルセットから出てきたのは彼も知る少女だった。長い髪を降ろし、後ろで軽くリボンで結って、床まで届く長いボルドーのドレスを身に纏っている。装いのせいか、いつもより大人びて見える姿だが、とと。と駆け寄って浮かべる笑みは、いつもの幼さを残すもので) (03/10-22:30:46)
クォールツ > (これは先に訪れた際、既に挨拶を済ませているのでしょう。二人の挨拶が終われば、案内役とは別の、中でレティアスと共に居たメイドが席を勧める。ゆったりとしたソファの備え付けられたテーブルは、ロネの荷物を置いても余る程のスペースがある。 もう一人、銀のワゴンを押したメイドが開かれた扉から。それぞれにカップを並べ、温かく蒸らした紅茶を注いでいった。ミルクとお砂糖を添え、一礼すれば皆一度、部屋を後にして) (03/10-22:37:53)
ロネ > (一旦失礼してバッグはカップの邪魔にならない、テーブルの隅に置かせていただこう。席を勧められれば、では、とソファに浅く腰かけ、杖を足元に置く。礼儀として紅茶を一口、慣れた仕草でいただこう)――美味しいです。(ゆったりと微笑んで、カップをソーサーに置いた)では、そろそろ人形をご覧になりますか。(二人にそうたずねた) (03/10-22:44:06)
レティアス > (ロネのバッグを見れば、チラ と視線をそちらに。きちんと席に着き、こちらも紅茶を頂くものの、ソワソワしてるのは目にも明らかで。彼の作った人形を見せて頂くのが、楽しみで気になって仕方ないのでしょう) ぁ、はい。すみません、わざわざ私の家までお越し頂いて…(本来なら、時狭間で兄が受け取れば良い話なのに。でもどうしても最初に、そして作り手の方と一緒に拝見したかったらしく。 クォールツの方は、くす。と落ち着きなくする妹に小さく笑みを浮かべながら、ロネの言葉に頷こう) (03/10-22:49:20)
ロネ > それでは――、(バッグを開く。その内ポケットから小さな木箱を取り出し、膝の上に置く。開くとそこには、きちんと並べられた真っ白な薄い布手袋。それを嵌め、箱はまたバッグに戻す。そして中からひとつ、一抱えある布包みを取り出した。淡い青色の布をするりと解くと、そこにはベージュの木箱。)こちらの“彼女”が、“ジゼル”です。(失礼、といってカップを脇によせ、そこに木箱を載せた。その蓋をそうっと開けた) (03/10-22:56:24)
クォールツ > (寄せられたカップを、邪魔にならないよう更に端にやって。妹の方は、早くも期待に瞳を輝かせ、腰を浮かし掛けているが――自分とて興味がない訳ではない、どころか彼の「作品」を拝するのはとても楽しみで。カップを置き、じ。と木箱を見つめて) (03/10-23:00:51)
ロネ > (展示用、を意識して、その人形は胴までまっさらな陶器、フルビスクで作られている。座らせることもできるが、ほとんど動かすことはできない。その代わりトン、と机上に立たせると、凛とその人形は自立した。薄く頬に紅を差しているが、全体的に雪のように白い。頭身はやや高く、五頭身ほどか。結い上げられた真っ直ぐな髪は鴉の濡れ羽色。淡い湖色の透けて見えるようなドレスを幾重にも纏い、頭には幾何学模様に編まれた白いレース製のベール。ベールは人形の背丈よりも長く、床に幾分か流れ落ちている。アクセサリーは一切つけておらず、その代わりと云っては難かもしれないが、その睫に縁取られた瞳は――燃えるような、深い、深い、海よりも尚一層情熱的な蒼色だった。)――いかがでしょうか。(人形師は、大切に育ててきた娘を見せるような表情で、ふ、と微笑んだ) (03/10-23:08:54)
レティアス > まぁ……(真っ先に、感嘆の声を上げたのはこちらだった。半ば浮かしていた腰で、思わず立ち上がっていて。小柄なこれは、そうするとちょうど人形と目を合わせる程…だろうか。 以前、彼の店で見せて頂いたものより大きなそれは、人に近い等身もあり、間近で見れば生きた少女のように感じられて。胸に手を当て、溜息を吐く。うっとりと、それでいてキラキラした瞳は、何かを口にする以上にその人形への感動を物語っていて) (03/10-23:21:20)
クォールツ > ――……(赤い瞳を見開き、一方のこちらは息を飲む。黒く長い、結われた髪色と白い肌のコントラストに一瞬言葉を失って) 嗚呼、今回はもう少し、気の利いた言葉が浮かぶと思っていましたが……素晴らしい、ですね。本当に。(口を突いたのは、月並みな、けれど心からの感想だった。はふ、と感嘆の息を吐き、上から下まで、まじまじと作り込まれたそれを眺める)  ジゼル……えぇ、あの部屋にぴったりの少女です。美しい。(そう、ようやく我に返り微笑んだ) (03/10-23:22:18)
ロネ > (赤子であれば、並べば頭が並んでしまいそうなほどの大きさ。)ありがとうございます。(このために人形師を続けているといっても過言ではないかもしれない。月並みな感謝の言葉しか、でてこないもので。)それでは、“こちらは”、貴方様に。(そっと再び木箱の中に人形を横たわらせ、蓋を閉め、布で包みなおした。そしてそっとそれをクォールツへ差し出す。一呼吸置いて、クォールツのほうをちらりと見やる。こちらから切り出していいものか。) (03/10-23:27:10)
クォールツ > (お姉様やローゼスが見たら、驚きますわね。と頬に手を当て、うっとりと宝石でも眺めるかのように人形に魅入る妹。箱を閉じられても、尚もその余韻に浸っているのでしょう) えぇ。お客様にご披露するのが楽しみです。(そっ。と瞳を閉じ、開いて笑う。こちらは、の言葉に頷いて木箱を預かろう。ロネの視線に、唇だけで素早く「お願いします」と伝えて、顔を妹の方に) レティアス。もう一つ、見てもらう子がいるんだ。(言って、木箱を手にこちらは少しソファの方へ下がる) (03/10-23:33:31)
レティアス > ? もう一つ…ですか?(夢心地覚めやらぬといった感だったが、兄の言葉にきょと。と大きな瞳を瞬かせて。自然と顔は、ロネの方を見やる。 当然のことながら、まだ何も理解してはいない) (03/10-23:35:14)
ロネ > (バッグに再び手を伸ばし、そうっとまた包みを取り出した。桃色の厚手の包装紙の上から、薄く透ける白い紙を重ね、さらに黒いシックなサテンリボンがかけられている。先ほどのより小ぶりなその包みをテーブルに置き、スッ、とレティアスのほうに差し出そうか)こちらは、お嬢さんのためにと、貴女のお兄様から承って作ったものです。どうか、お受け取りくださいませ。(穏やかにそう言った) (03/10-23:39:05)
レティアス > ぇ?(ぱち、と驚きで瞳が丸くなる。ぇっ、ぇっ?とあたふたと、普段の澄ました姿とは別人のように、包みを前にロネと兄の顔を交互に見やる。 「ロネさんが、頑張って下さったものだよ。開けてみて」微笑む兄の姿に、戸惑いを残したままながらも、こくりと頷いて。リボンに手を掛け、包みを丁寧に解く。そっ…と、木箱に入れられているのなら、その蓋を開けようと) (03/10-23:44:27)
ロネ > (胴は皮革に詰め物をしたものなので、自由に手足を動かせるだろう。四頭身ほどの、幼い顔立ちの人形。緩やかに波打ち、ハーフアップをして腰まで少女のように垂らした髪は、可憐で軽やかな茜色。甘いフリルたっぷりの桃色のドレスに、引き締めるようなファーつきの黒いガウン。ドレスと同色のハットを被り、真っ白で大ぶりの羽を二本、その帽子に差している。手には女性用の細身のステッキを持っており、大人びたけれど幼さの残る少女といった風貌で。人形師は相手の反応を楽しみにしているように見守っている。) (03/10-23:51:37)
ロネ > (胴は皮革に詰め物をしたものなので、自由に手足を動かせるだろう。四頭身ほどの、幼い顔立ちの人形。緩やかに波打ち、ハーフアップをして腰まで少女のように垂らした髪は、可憐で軽やかな茜色。ぱっちりとした丸っこい瞳は、太陽を思わせる若葉色。甘いフリルたっぷりの桃色のドレスに、引き締めるようなファーつきの黒いガウン。ドレスと同色のハットを被り、真っ白で大ぶりの羽を二本、その帽子に差している。手には女性用の細身のステッキを持っており、大人びたけれど幼さの残る少女といった風貌で。人形師は相手の反応を楽しみにしているように見守っている。) (03/10-23:52:53)
クォールツ > (そっ、とこれも向かい合う形で、上から開かれた木箱を覗く。先程の少女とはまた違う、幼い面立ちながらも大人びた雰囲気を纏う、華やかな色どりのそれを目にすれば、ほぅ。と溜息を漏らす。 少女から大人の女性へと変わる年頃といった姿の人形は、今の妹にぴったりだと そっ と微笑んで) (03/11-00:02:31)
レティアス > ……(大きな赤い瞳は、瞬きを忘れたかのように目の前の人形に魅入っている。驚きと感動と込み上げてくる嬉しさに、手袋を嵌めた手で口元を覆って) ぁ……ありがとう、ございます。とっても、本当に、嬉しい…です。(じゎ、と涙の滲む瞳でロネを見上げて。可愛い…とその涙を堪えるようにしながら、微笑んだ。そんな妹の様子に、いつになく兄は柔らかな笑みを浮かべているのでしょう) (03/11-00:02:47)
ロネ > (少女の瞳を見やって、一瞬、その潤んだ眼差しに目をしばたいたが、すぐに穏やかな微笑に戻り、)――光栄です。(胸に手を当て、ゆっくりと座礼をした。) (03/11-00:06:36)
レティアス > (唯でさえ感動しやすい性質なのに、こんな素敵なサプライズをされて ぅる。ときちゃったのです。木箱から取り出した少女を、そっと。でも ぎゅ、と抱き締めて。とっても嬉しそうに何度も眺めて) ありがとうございます、お兄様。(人形を再びそろりと木箱に戻し、きゅ。と兄の手を取って礼を言う。クォールツの方は、満足そうに「どう致しまして」と返すのだろう。ス と妹が見ていない所で、ロネに一礼して) (03/11-00:12:46)
ロネ > (せっかくのこの雰囲気をぶち壊しにしたくはないので、クォールツから一礼されついでに、)――これからもよろしくお願いできますか、クォールツさん。(何を、とは言わずに、あくまでさり気なく尋ねた。有体に言えば、これからも人形を注文してくれるか、ということであるが。ここで顧客ゲットできればかなり助かる、と男の脳内では早くもそろばんがパチパチ弾かれている) (03/11-00:17:02)
クォールツ > (妹の方は、箱に戻しても尚、飽きることなく人形を眺めている。手袋を嵌めた手で、そっ。と少女の肌に触れたり、ドレスの質感を確かめたりしながら。 こちらの会話など、届いていないだろう、とそちらを伺いながら) えぇ、勿論。貴方の作品をこれで見収めにするのは、あまりに惜しいですから。(言葉を選び、くす と胸の前で手を組んで。普段とも妹に向けるのともまた違う表情は、仮にも一店主らしいものだった。 それに、と少し間を置いて) 彼女さんのためにも、お仕事は頑張らなくてはなりませんものね?(ふふ。といつもの――否人形のようなものではなく、悪戯っぽい笑みをロネへと向けた。彼女さん、その言葉に ぁら。と妹も顔を上げる。そういう話はやはり、何かに夢中でも女の子は拾うものなのです) (03/11-00:27:13)
ロネ > ありがとうございます。(クォールツの言葉に、感謝の意を。そして唐突に己の、近日妻となる予定の少女のことを挙げられれば、)…………!(まったくの不意打ちのそれに、取り繕う間もなく顔をやや赤らめて)え、ええ、まあ、その、ハイ。(いそいそと手袋を脱いで元の箱にしまい、バッグに片付ける。頬の赤みを誤魔化すように、カップを持ち上げて口づけて。) (03/11-00:31:27)
クォールツ > (既に結婚を誓い合っていることまでは知らないが、赤くなる相手にくす。とこれは微笑ましげにするのでしょう。妹の方も、いつもとはちょっと違うロネの姿に、ふふ。と笑みを浮かべて)  貴方のお心を動かした方ですものね。どんな方か、一度お会いしてみたいものです。(なんて、これもだいぶ温くなった紅茶に再び口を付ける。失礼かもしれないが、彼はきっと、そう易々と他人に心を開くタイプとは思えないから。自分と同じように) (03/11-00:38:40)
ロネ > …………。ええ、そうですね……、(ふ、と微笑して)私が言うのも難ですが、素晴らしい女性ですよ。(そのままお茶をいただいて、多少談笑もしたりして、穏やかな時間が過ぎていくのでしょう。そして夜も更ければ、丁重にお礼を言って、お邸をあとにするようで――) (03/11-00:41:38)
レティアス > お兄様、いけませんよ。(当主とはいえ年相応の少女であるこれも、ロネのお相手の話に興味がない訳ではないのだけれど。というかとっても興味はあるのだけれど、だめですよ。とやんわり兄を嗜めた。 カップに手を掛ければ、すっかり冷えてしまってることに気が付いて) 新しいお茶をお持ちしますわ。(少し話題を変えて、新しいお茶とお菓子を運ばせよう。ロネが進んで話してくれることなら、これも微笑ましげに耳を傾けるのでしょうが。  お持て成しの後、暗くなれば今度は玄関まで行って見送るのでしょう。行きと同じく扉を潜れば、そこは時狭間を出た夜の森――だったとか) (03/11-00:45:12)
ご案内:「魔族邸」からロネさんが去りました。 (03/11-00:45:38)
ご案内:「魔族邸」からレティアスさんが去りました。 (03/11-00:45:42)
ご案内:「魔族邸」からクォールツさんが去りました。 (03/11-00:45:51)
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