room42_20130403
ご案内:「※ 偏狭の地」にmistさんが現れました。 (04/03-12:04:34)
mist > (食事を済ませ、アザミを連れてやってくるのは時空の狭間の向こう側。 境目を潜れば、高い岩山に囲まれた緑豊かな偏狭の地。 丘を下った先に小さな村が見える) (04/03-12:06:46)
ご案内:「※ 偏狭の地」にアザミさんが現れました。 (04/03-12:06:51)
mist > (にこり。笑みを向ければ、アザミのお腹の負担にならないように、ゆっくりと丘を下って) 今日教えるのは、ね。 『お金』 って物について。 (04/03-12:08:39)
アザミ > (ミストに連れられて、やってくるんだろう。まるで母親に知らない場所に連れてこられるような気分で、少しだけ人見知り気味かもしれない) ……お金…。(お金には苦い思い出しかない。ロネの世界で金額を間違えたり、価格の単位がわからなかったり、色々あった。表情が苦くなる) (04/03-12:10:01)
mist > そう。お金。 普通獣はお金なんて使わない。 その日、飢えを凌ぐ獲物を捕らえて喰らう。それだけ。 でも、人はね。 そのお金が爪であり、牙でもある。(ゆっくりと歩きながら) 僕や君は長い時を生きているし、その価値に対して鈍感になりやすいでしょう?容易く手に入れられるからね。 でも、容易く手に入るという事は、その金には価値は殆どないって事でも有るんだ。 今日はその価値について。君に教えたいものがあるんだよ。 (04/03-12:13:04)
mist > (村に入ればなれた足取りでとある場所を目差す。 畑を耕す物や、野菜を手入れする者が帽子を軽く上げて会釈をしてくる。 顔見知りの様で) (04/03-12:14:50)
アザミ > お金は、爪と牙…。(復唱する。きっと帽子を被ってるドレス姿のままだから、帽子を少しギュッと持って下げて、やや人見知りな子供みたいに。今回の件で自分が少し怖くなったのかもしれない) (04/03-12:16:17)
mist > 此処はね。時折僕が仕事に来る場所。(少し意味深な言い方。 ふふ、っと笑って) 君に必要なのは、経験。身を持って知ること。 通常人がどうやってその牙である金を手に入れるのか。 それで得た金にどのくらいの価値があるのか。 此処ではそれを学べる。 着いたよ。(目の前に広がるのは、黄色い棘のある花が咲き乱れる花畑。 因みに現在時刻は此方ではまだ早朝。 数名のおばちゃんが花畑の中で花を摘んでいるのが見える。 監督らしい男に一声かければ腕まくりをして) そこの籠を持って、で、此処の花の額の部分が下がった花だけを摘む。棘があるから気をつけて?(始めるよ、なんて) (04/03-12:21:11)
mist > (見ればアザミと同じ様にお腹の大きな若い奥さんもちらほら。 広大な花畑に居るのは女ばかり。 時々小さな子供も混ざってたりする) (04/03-12:23:44)
アザミ > …え、お花摘み?(枯れたものを取るらしい。つまり、仕事ということになるんだろうか。言われた通り籠を持てば、おばちゃんたちに小さく頭を下げて。自分と同じような人もチラチラ見える様子に、自分でもできるような簡単なことなんだろうと思って。棘ぐらいは別に刺さっても気にしないので、枯れた花を探し始めようか) (04/03-12:26:42)
mist > (花の位置は結構低い。自然と少し腰を屈めた体勢になる。)花は潰さないように、丁寧にこんな風に摘むの。(額から上の部分だけを丁寧に摘んで) …こうして摘んだ花は染料になる。 丁寧に摘まないと、この後の作業が大変になるんだ。 少しでも異物が混じれば、染料の色合いが濁ってしまうから。枯葉や痛んだ花は下に捨てる。(直ぐ横でやって見せて。 少し立つと見た目以上に重労働なのがわかってくるだろう。指先も赤く染まる様) (04/03-12:29:55)
アザミ > (ミストの動きを見て、前かがみになって花を積み始める。普通に腰とか痛くなってくるのは変わらないので、長く続けてると動きがトロくなってきたりとするのだろう。でもそれは別に昔の延長戦だと思えば文句は言えまい。無言でコツコツ進めるんだろう) (04/03-12:36:14)
mist > ただ、摘めば良いって物じゃないんだよ。これを染料にする者、花を育てた者、同じ様に仕事をする者。色々な者に繋がっていく。 この作業をいい加減にするだけで、仕事を失い今日食べる食事にさえありつけなくなる者も居るんだ。(淡々と話しながら、花を摘んでいく。小さな棘が指先に小さな傷を幾つも作り始めるだろう。 血が出るほどでは無い傷は、ずきずきと痛むだろうそれは、染料の作用か。 そのまま作業が進められる。1時間、2時間…。) (04/03-12:37:41)
アザミ > (ミストの言葉がなんだか妙にジクジクと胸を痛くする。指先も同じようにジクジクする。体も痛くなってくる。真っ赤な指先に目を細めて、手が一度止まってしまう。ぐすっと鼻をすする声が聞こえるかもしれない) (04/03-12:44:12)
mist > (ふっと笑みを向けて) アザミには簡単な作業かもしれないけど…。楽な作業じゃないの、判るでしょう? ちょっと見てごらん?(ちょぃ。 指差した先にアザミと同じくらいのお腹の女。 やっぱり指先は赤く染まり、額に汗して花を摘んでいるも、口元には笑みが浮かんでいる) 大変だけど、楽しそうでしょ?彼女。 (04/03-12:46:48)
アザミ > (楽じゃない、ということにコクと頷いて。あぁ、ロネも毎日こんな気分で仕事をしてるのかと思えば、自分がどれだけおろかだったか思えてくる (04/03-12:49:44)
アザミ > (楽じゃない、ということにコクと頷いて。あぁ、ロネも毎日こんな気分で仕事をしてるのかと思えば、自分がどれだけおろかだったか思えてくる。指を差し示す女性の方へ振り返れば、同じような妊婦の人。あの楽しそうな笑みに、なんだか劣等感を感じてしまって俯いてしまうだろうか) (04/03-12:52:14)
mist > 彼女とは前に少しだけ話した事があるんだ。 傍に寄ると判るんだけど、彼女摘んだ花に話し掛けてるんだよね。 綺麗な色を頂戴ね。綺麗に染まってね、ってね。 自分の摘んだ花が、誰かの為の布を染める。 それでその布を手に取った人が喜んでくれるのを想像すると、とても幸せな気持ちになれるんだって。 ロネもあんな顔すること良くあるんじゃない? きっとね。受け取る人の喜ぶ顔が見たいからなんだと思う。 ・・・で、アザミもその感覚は知っている筈なんだよ。 思い出してみて?僕にあのオルゴールを作ってくれた時の事。 (04/03-12:55:48)
アザミ > ………。(オルゴールを作ってる時の自分。ひたすら願ってた事が確かにあった) …ミストに、絶対死んでほしくない…ロネが、戻ってきてほしい…そればかり、狂ったみたいにつぶやいてた。(小さな声で。再びお花の方を見て、花を摘み始めながら) (04/03-13:01:07)
mist > うん。 まぁ、それとは違うかもしれないけど。 喜んだら良いな。気に入ってくれるかな。そんな風に思いながら、彼女は花を摘んでいるんだよ。<カラーン・・・>(遠くで昼を告げる金の音がなる。ふぅ、と額の汗を拭って腰をトントン) はい。 お疲れ様。 (04/03-13:03:16)
アザミ > …ロネも、お人形作ってる時、同じなんだね…。(そして鐘のなる音に動きが止まって、自然と空を見上げて、鐘の音の元を探してしまう。重労働で汗が酷く、髪が肌にペタペタまとわりついてくる。帽子もかぶってて気持ちが悪くなってきて、ぱさ、と外してしまって。塗料の色が少し帽子につくけど、それすら気づかず) (04/03-13:06:35)
mist > そう。どんな布を使うか。どんな表情を生み出すか。 どんなドレスにするか。髪の色は? ドレスのレースは? 何日も掛けて、大事に大事に作る。 花を育てる者も、ね。虫がつかないように、嵐で潰れないように。1年間、大事に大事にこの花を育てるんだ。 綺麗な花を咲かせておくれよ、ってね。 給料貰いに行くよ。おいで?(ふふり。向けた笑みはまだ何か企んでるような笑み) (04/03-13:08:02)
アザミ > ………僕は、ロネのコト…全然知らないんだ…。(悲しくなって、ぐすっとなってしまう。あぁ、また昨日みたいに頭に怒声が響く。忘れられずに大きく傷をつけた、あの怖い声。給料をもらいに行くよと言われれば、トボトボと付いて行こうか。ミストの笑みも、視界に今は入らないで) (04/03-13:11:32)
mist > (先ほどの男の所へ行けば、半分程度の女達が給金を受け取るのに並んでいる。 順番が来れば、ご苦労さん、また頼むよと声を掛けられ、見慣れない紙幣1枚とコインが幾つか渡されるだろう) 有難う。(男へと笑みを向ければ、先だって歩き出して) …これで、硬い小さなパン1個と、小さなリンゴ1個分くらいが買える。(ふふっと受け取った給金を掌に乗せて) (04/03-13:15:00)
アザミ > (並んでる中で、自分の順番が回ってきて男から見慣れない紙幣とコインを受け取った。掌に乗る幾らかわからないその姿勢に視線を落として。リンゴ1個とパン1つなんて、まるで庶民以下の食事みたいだと思ってしまった。でも、ロネももしかするとこれぐらいのお金しかもらえてなくて、それを此間のことで台無しにしてしまったのなら――罪悪感が自分にのしかかってきて、その場に屈みこんでしまって) …………ばか、僕のばか…クソガキ…。(ぽつり、自分に向ける罵声) (04/03-13:18:47)
mist > 彼らはね。 こうして、汗水流して僅かな金でパンを買い、暮らしてる。 服を見た? 皆あれ、1枚しかない服を何度も繕いながら大事に着ているんだよ。 服は高いから、彼らの賃金じゃ、何日も働いて貯めないと、新しい服なんて早々買えないんだ。 だから、この僅かな金がとても大事なものになる。 落ち込めって意味じゃないんだよ? 知ってほしいんだよ。君に。 お金ってものの本当の価値について。 (04/03-13:22:24)
アザミ > ……ロネも、皆解雇しちゃって…一人で、これぐらいしか稼げてないの、かな…。(自分に服を作ってくれて、お店で嘘をついてまで笑顔をくれる。そんなロネが、突然羨ましくなってしまった。なんで自分は働けないの?女だから?妊婦だから?でも、ここの人たちは働いている。働かないと食べていけない。死んでしまう) … (04/03-13:26:14)
アザミ > ……ロネも、皆解雇しちゃって…一人で、これぐらいしか稼げてないの、かな…。(自分に服を作ってくれて、お店で嘘をついてまで笑顔をくれる。そんなロネが、突然羨ましくなってしまった。なんで自分は働けないの?女だから?妊婦だから?でも、ここの人たちは働いている。働かないと食べていけない。死んでしまう) …僕、昔…人を一人始末するだけで、あの山の中の1つ2つをもらってたの。あざといよね…そんな人殺しでお金をもらうなんて…。(こうやって見てみると、あの仕事がいかに楽で、悲しいことか分かる。自分も、無茶をするぐらい働いてみたい、そう思ってしまった。ロネみたいに、毎日働けば、稼いで一緒に幸せになれるんじゃないかと――) (04/03-13:28:33)
mist > 必要なのは『理解』する事だよ。 僕だって鱗をたった1枚売るだけで、簡単に金が手に入る。 でも、その金には価値なんて殆ど無い。 そうして得た金は僕は国の復興に使ったり、冒険者への報酬に使ってる。 貴族や商人を返り討ちにして得た金は奪われた者に返し、贅沢な家具や武具は売ってその金で狭間の世界で祭を開いたりね。そういうのに使ってる。 僕が日常的に使う金は、冒険で得た報酬か、こうして働いて得た金なんだ。 じゃないと価値を忘れてしまいそうだからね。 アザミももう知れたでしょう? こうして得た金は少ないけれど、尊い。 (04/03-13:33:17)
アザミ > ……うん…。(力なくうなずく。冒険、仕事、働く。それらは、自分が行うとロネが不機嫌になる。出来ない) …お仕事、したいのに…ロネに、怒られちゃうの。 何も出来なくて…お店にいるか、時狭間に遊びにいくだけ…。(ぐすん。自分がまるで閉じ込められてるような気分になる。縛られて、まるで前みたいに行動を制御されるような) (04/03-13:36:14)
mist > それは君と君の子に負担がかかるのを懸念しているからでしょう? アザミ、木彫りの細工が得意だったよね? あれを作って売ってみたら? で、売れた金で材料を買う。染料だとかを、ね。 残った金が君の得た金になる。 (ゆっくり歩いて、次に連れて行くのは狭間経由で小さな町。 石畳の広がる街道には、左右に工房が立ち並んでいて。その内の1つへと入っていき) (04/03-13:38:23)
アザミ > ……ロネの、お人形が売れなくなったら怖いから…売れないの。(それがもどかしくなってしまう悩みの1つだと思うが、こればかりはロネも本当のことを隠すだろうから、相談しようにも相談できないのだ。また違う街へと、ミストについて行く。知らない街並みに、なんだか古い時代の時を思い出す。たまにふらふら足が遅くなるが、ミストに遅れないように頑張ってついていく) (04/03-13:43:26)
mist > アザミ?それ失礼すぎるから。(苦笑して) ロネの人形はロネが丹精込めて作ったもの。 君のそれに劣るほど、手を抜いたものなど彼は1度たりとも作った事など無いはずだよ。 良いものは見るものには判る。 だから売れなくなるなんて心配は無用。 (歩調はアザミのそれに合わせてゆっくりしたもの。 工房に入れば、そこが家具職人の工房なのがわかるだろう) …こうして切り出した木を丁寧に切って、製材して研磨する。 形は作り手が使いやすく、丈夫で長持ちをするように。 選ぶ樹、目の方向、そう言うのも配慮して作るんだ。 (04/03-13:49:01)
アザミ > ……えぅ…だって、怖くて…ロネが、怖くて………。(つい、本音がこぼれてしまう。此間のロネほど恐ろしく焼き付いた恐怖なんてもの、生まれて初めてかもしれない。同時に、自分の無知さと無垢すぎて汚く見えてしまう自分も、怖かった) ………椅子、壊しちゃったこと…怒ってるんだよね…。(家具を見ると自分が何も考えずに齧ってしまったことを悔やむ。作り手の温かさとかはしっかり伝わってくるのに、それよりも自分の感情がそれを冷たくしてしまった気がする) (04/03-13:53:46)
mist > 此処もさっきと同じ。 使い手を思い、何百年も時を経た大事な樹を使い、1つ1つ、丁寧に仕上げていく。 こうして作られた物は、親から子へ。なん世代も渡って行ったりするんだよ。(先ほどの花摘みと同じ様に、額に汗して働く人々。表情は真剣そのものだ。) いい加減に作ろうと思えばできるだろうね。でも、彼らはそうはしない。何故なら彼らは職人としての誇りを持っているから。 いい加減に作れば、直ぐに人々は彼らの作った物等見向きもしなくなるだろうね。頑張って汗水垂らして得た大事な金だから、大事に使う。 …これは、ロネも同じ。 アザミは、昨日どう感じた? 僕がオルゴールを壊したと思った時。僕が言い訳をして見せた時。 (04/03-13:55:39)
アザミ > (いろんな人の表情を見る。真剣だけど、どこか楽しげな様子。汗を流して作業に取り組むその姿。思えば、木工細工なんて手暇かけず、簡単に作れてしまう。なのにおくがふかくて (04/03-14:01:00)
アザミ > (いろんな人の表情を見る。真剣だけど、どこか楽しげな様子。汗を流して作業に取り組むその姿。思えば、木工細工なんて手暇かけず、簡単に作れてしまう。なのに奥が深くて、同じようなものかと思う。細かく、本物に近くしたいから、どうしても手を込んでしまう。きっと、あの人たちも同じなんだと思って。ロネも―――) ……あれが、本当に壊れてたら…もう、何も作りたくなかった…。(あんなに脆く簡単に壊れるなら、作らなければいいのだと。悲しくて、悲しくて、自然と涙が目に溜まってきてしまう。それを隠すように帽子を深くかぶってしまって。おかげで視界も安定せずにふらふら、変な方向に歩き出したりしちゃうけど) (04/03-14:03:05)
mist > 言い訳された時に、どう思った?(丁寧に削られた樹を慈しむように撫でて) (04/03-14:04:48)
mist > 『背凭れが不安定だったせい。 エイプリールフールのせい。 あんなところに置いた僕のせい。』 (昨夜のセリフを口にして) (04/03-14:06:29)
mist > それじゃしょうがないね。   …って、思えた?(目を細め、微笑して) (04/03-14:07:24)
アザミ > (その言葉に頭をぶんぶん横に振る。まるで自分の姿が鏡越しに見せられてるような気分になって、体が痛む。心が痛む。苦しむためにお話ししてるはずじゃないのに、思考と意識がなぜか否定してしまって、足が止まる。いやだ、あんな嘘つきの自分なんて、消えてしまえばいいのに) (04/03-14:10:11)
mist > それが、『言い訳をされた側の気持ち』、なんだよ。 『エイプリールフールのせい。お金のせい。魔物のせい。馬鹿なせい。』 …関係、無いじゃない? そんな言い訳なんて、壊された側には、さ。 寧ろそういって誤魔化そうとすることの方がよっぽど不愉快になる。 だから、『言い訳はしない』。 …判る? (04/03-14:12:38)
アザミ > …でも、本当のことを言っても…怒られるのに…どれが本当で、嘘か、もうわからないよ…ロネも、僕に嘘をついて、本当のロネがどこにいるかわからなくなっちゃう………コワイの…。(だんだん最後の方になっていくにつれて、小声になっていく。泣き声が勝ってきて、もごもごしたものになるだろう。言い訳をしたくないのに、本当のことを言っても棘を差される。昔の自分だったら殺されてただろう) (04/03-14:15:52)
mist > そりゃね?怒るよ? アザミだってオルゴールを本当に壊されてたら怒るでしょう? 僕がアザミなら、ただ謝るよ。 謝って、反省して、同じ事は繰り返さない。 反省してるかどうかなんて、言葉では幾らでも言える。だから、行動で示すだけ。 …もし、あのオルゴールが本当に壊れてて。 僕が同じものを作る、死んで詫びる。アザミが怒って怖いと嘆いているだけだったら? …重ね合わせてごらん。 自分がした事を、している事を、自分が受ける側だったら、どう思うか。 (04/03-14:18:53)
mist > どうだったからなんてどうでも良い。有るのは現実として自分がしてしまったことだけだよ。 僕がもしアザミと同じ様に、愚かな事で怒らせたのなら、何故壊したのかではなく、壊してしまった自分の行為をただ只管詫びるよ。許してもらえなくとも。 (04/03-14:22:05)
アザミ > ……謝っても、ロネに、背を向けられて…捨てられたと、思っちゃった…。(ようやく顔を上げるが、すでにその顔は涙でぬれていて、また昨日の繰り返しだ) …もう声をかけてくれなくて、怖くて…出てから戻るのが怖くて…もう声もかけられないんじゃないかって…せっかく……結婚前なのに…。(えぐえう、涙が止まらなくなってしまう。周りから見たら突然泣き出して変なこと極まりないだろうに) (04/03-14:22:20)
mist > アザミ。 僕がロネなら今のセリフ、即結婚取りやめにするよ。(じ、と見下ろして)君はしてしまった事よりも、嫌われたくない事ばかり考えて居ない? それ、反省してるように見えないよ? (04/03-14:23:46)
mist > 僕がロネだったら間違いなく捨ててる。 反省も出来ないヤツなんて容易く同じ事を繰り返すもの。 面倒見切れないし腹立つから。(何ごとだ?とこっちを眺める職人に軽く帽子を上げてみせて。気にしないで?と言うように) (04/03-14:25:45)
アザミ > (結婚取りやめ。一番聞きたくない言葉に目を見開いて。嫌われたくない。一人になりたくない。もう、あんな暗い人生はイヤだ) …どう、すればいいの…嫌われたくないのに、帰るのもためらうぐらいに反省してるのに…ロネに…なんていえばいいの…。(怒られた子供のように、涙が止まらない。問いばかり。あぁ、自分て本当に無知だと思った) (04/03-14:26:39)
mist > 普通に反省すれば良いでしょ。 アザミさ。自分がした事はどうでも良いと思っているようにしか見えない。 ロネが怒った事ばかり。 そりゃ怒りたくもなるんじゃない? 何かのせいにして自分は怒られて捨てられそうで可哀想な子って嘆いて居るだけなんだから。 ハイ。問題。 君は此処にある家具を壊せる?(軽く腕を広げ、工房で生み出されたばかりの家具を指して) (04/03-14:31:30)
アザミ > (普通に反省すればいい。でも、ロネは反省する事すら許さない勢いで怒ってきた。自分はそれだけのものを壊してしまったんだと。周りの家具を示され、壊されるかと聞かれれば、恐怖に顔をゆがめて、ひたすら顔を横に振る。振り続けて、否定を全身で全うに表す) (04/03-14:33:24)
mist > 今のまま反省も出来ないなら、何れ捨てられるよ? それが嫌なら、失敗から学べ。 …それは何故?(ゆるり。首を傾けて。判っているのか否かの問い) (04/03-14:34:20)
アザミ > …だって、ここの人たちが一生懸命作ったのに…全部壊されたら、怒るどころか殺されるかもしれない…それで、食べていってるなら尚更だから…。(殺される、という思考にどうしても映るのは、過去が酷く焼き付いているからだろう。今は殺されることが恐怖なのだから) (04/03-14:36:27)
mist > 少しはずれ。 怒られるからではないよ。 そう。彼らはこの家具を一生懸命作ってる。 それに込められた思いはさっき教えたよね? 君はその思いを踏みにじれる? (04/03-14:37:49)
アザミ > …踏みにじれない…どんなに価値が低くても、作り手の思いが籠ってたら、それだけで宝物なんでしょ…ロネの椅子も……。(きっと何十年も思いが籠ってたんだろう。それを、あっけなく壊して怒らないはずがない。もし誰かから思い出としてもらっていたなら、尚更――) (04/03-14:40:10)
mist > それが『学ぶ』って言うコト。 自分がどうされるかじゃない。 相手の思いを汲み取るんだ。 アザミ。此処で、椅子の作り方を教わってごらん。(トン。軽く職人の方に押して) (04/03-14:41:39)
mist > 1つの椅子を作るのには数日かかる。少しの間通って、此処で椅子の作り方を教わって、椅子を1つ、作ってごらん。 (04/03-14:43:19)
アザミ > ……え?(押されるままに、職人の方へ向かうことになるんだろう。涙でぐしゃぐしゃの顔を、急いで袖で拭って、職人のほうを見やる。自分に椅子を作れ。つまり、ロネの壊れた椅子の代わりの為なのだろうかと思って) ……うん。(通って、椅子の作り方を学ぶ。そして1つ、作ってみる。きっと大変だろうけど、自分にできることならもうなんでもする。大切に物を作り出して、仕事ができるなら) (04/03-14:45:22)
mist > ん。 ロネには僕から話を通しておくから。 椅子が出来たら、それを持ってロネの所へお帰り。 そうして、君が学んだこと。反省したこと。覚えたこと。彼に話して、そうして誠心誠意謝ってごらん。 君がこれから作る椅子は、君の思いも篭る。 ロネにはそれが伝わるはずだよ。彼も職人だからね。(ふっと笑みを浮かべて) (04/03-14:47:29)
mist > じゃ、大将。宜しく頼むね。(職人頭に歩み寄れば、椅子1個分の代金を渡しておく。先ほど稼いだお金もその中に混ざっているようで) (04/03-14:48:53)
アザミ > …うん、わかった……頑張って作る…。(小さくうなずいて。ミストがお金を支払う様子を見てから、職人へとお願いします、と深々と頭を下げるようで) (04/03-14:49:32)
mist > (職人は樹の選び方、削り方、それを丁寧に教えてくれる。 実際にやってみると、カンナの使い方1つさえ難しいのが判るだろう。 少し力加減を誤るだけで、歪になったりして) (04/03-14:50:35)
mist > 夕方、迎えに来るよ。 じゃ、頑張ってね。(ふふっと笑えば工房を後にする。 夕方迎えに来れば、神殿の部屋を貸すようで。 てな訳で数日間頑張ってくださいw) (04/03-14:52:11)
アザミ > (教えてもらう事、やり方、全てをしっかり学ぶ。初めて扱う道具はやっぱり手に馴染むにはまだまだ時間がかかるんだろう。ミストが夕方、迎えに来るころには沈んでた気分も直ってきて、真剣に勉強しながら悪党苦戦してる様子がうかがえるかもしれない。もちろん、手とか指先に傷ができていそうだけども) (04/03-14:53:25)
ご案内:「※ 偏狭の地」からmistさんが去りました。 (04/03-14:53:51)
ご案内:「※ 偏狭の地」からアザミさんが去りました。 (04/03-14:53:59)
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