room01_20120811
ご案内:「月明かりの草原」にダリア.E.Bさんが現れました。 (08/12-00:57:55)
ダリア.E.B > (草花ざわめく草原の、転がる岩に腰掛けた女)<サァアァァ〜…>(今宵は半月程度の月の形が夜空に輝き、女はそれを見つめている。ぼんやりと、うつろな瞳で。だが、その空っぽな眼差しには、月の光が差し込んで、その光で輝いているかのような雰囲気もあり、謎めいた雰囲気をかもしだしていた。) (08/12-01:00:03)
ダリア.E.B > (涼しげな群青色のワンピース、それに、胸元まで垂らされた赤髪、それに、首から下げたロザリオや、天使の翼でも模しているかのような形の銀の首飾りが、華奢な女の姿を象っている。地味に華やかというのも妙な表現だが、やや小洒落た街娘風の格好とは相反するかのような、その面立ちになってから、まだ間もない。先ほどまでは微笑を浮かべ、優しげな眼差しで夜空の星並や、草原の草花や、その向こうの森の景色を眺めていたのだが…。) (08/12-01:04:04)
ダリア.E.B > 思い出は人を殺す。(厳かささえ感じさせつつも、その声は乙女のもの。低い声ではあるものの、厳しさよりも落ち着きを感じさせる声。) (08/12-01:06:08)
ダリア.E.B > けれど、思い出に私たちは生かされている。(月を眺めながら、その瞳を輝かせながら、ぼんやりとした様子のままに。) (08/12-01:06:49)
ダリア.E.B > 与えるものが無いと思っていても、それは思い込みに過ぎないのでは?(ぼんやりとしたその眼差しと、淡々とした口元に、微かな笑みが浮かぶ。) (08/12-01:09:32)
ダリア.E.B > 私たちは太陽に生かされているけれど、風に生かされているけれど、それに気がつくことが日常の中では出来ないように……。(月に照らされる岩に腰掛けた女の神を、風がさらって遊ばせる。そうして、また、しばらく長い沈黙が続く。) (08/12-01:11:17)
ダリア.E.B > 風は、光は、時には激しく吹き荒れて、人の思いを砕く。(再び紡がれる言葉は踊るような、歌うような、詠唱のようなリズムを持ち、音楽的な響きが加わっていた。) (08/12-01:26:26)
ダリア.E.B > ある人々は、私たちの理想は揺ぎ無いと思っていたが、世の中の移り変わりと、それに応じた自分たちの移り変わりに、理想を打ち砕かれ、理想をかき消され、理想を曖昧にされ、その支えを失った。(まるで昔話を語るかのように、静謐とした様子で瞳を閉じながら、ゆっくりとゆっくりと語った。) (08/12-01:28:23)
ダリア.E.B > 強く激しい嵐に、この人生に吹きまくる強烈な風には、人は完全に無力なのだと、彼等は絶望した。(静かに語る女の唇、落ち着き払った透明な声。) (08/12-01:30:24)
ダリア.E.B > けれども、彼等の人生は続いた。人は、風を避けるために工夫をこらすし、全てを薙ぎ倒されても、また最初から何かをやり直すことが出来るのだと、私たちにがどういう存在で、何が出来るのかを教えてくれた。(微かに目を開くと、ゆっくりともう一度、中空に視線を転じて、今度は柔らかで、優しげで、儚い眼差しになって、夜空の半分欠けた月をまた見上げた。) (08/12-01:33:38)
ダリア.E.B > けれども、彼等の人生は続いた。人は、風を避けるために工夫をこらすし、全てを薙ぎ倒されても、また最初から何かをやり直すことが出来るのだと、私たちがどういう存在で、何が出来るのかを教えてくれた。(微かに目を開くと、ゆっくりともう一度、中空に視線を転じて、今度は柔らかで、優しげで、儚い眼差しになって、夜空の半分欠けた月をまた見上げた。) (08/12-01:34:44)
ダリア.E.B > (しばらく月を眺めると、ゆっくりと呼吸で旨を上下させながら、その胸の上に両手を当てて、安らかそうな力の抜けた顔になり、静かにまた目を閉じて、まるで眠りそうな様子になった。) (08/12-01:38:26)
ダリア.E.B > ああ、今宵も良い月だったわね。(ふっと、柔らかで、静かな喜びに満ち溢れた眼差しのままに、夜明け近くの月をまた眺める。眠っていたのか、それとも、それに近い状態だったのか。) (08/12-03:04:35)
ダリア.E.B > (おもむろに腰を挙げると、風に髪を靡かせられながら、それを手で押さえながら、柔らかな眼差しで草原を見渡すと、しばらくして足を動かし始める。そして、この草原を去っていった。) (08/12-04:11:21)
ご案内:「月明かりの草原」からダリア.E.Bさんが去りました。 (08/12-04:11:22)
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