room01_20130221
ご案内:「太古の森 -聖域-」にみつきさんが現れました。 (02/21-22:10:47)
みつき > (太古の森の奥深く、禁域と呼ばれる神聖な地の滝つぼの近く、ぐったりと横たわる真白き女性、白く長い髪は苔むした深緑の絨毯の上に広がり、白い着物の脇からは赤黒い染みができている、肌は真白を通り越し、青白く、かすかに上下する胸のみが彼女が死者ではなく生者だと告げていた) (02/21-22:15:53)
みつき > (巨木からヒラヒラと緑色の木の葉が幾枚も彼女に降り注ぐ、肌にふれる直前、ぱしりっと言う音と共に千々に砕け、彼女を守るように薄く白い光が半球状の結界となり張られているのがうっすらと見える) (02/21-22:19:53)
みつき > (ふわりと真白に光る、何かが、結界から生え、狐の形を取ると、内側の彼女を柔らく、太い尾で撫でる、心配するように労わるように幾度も幾度も) (02/21-22:23:32)
みつき > (ふいに彼女は深く息をついた、苦しげにうめき声をあげ、やがて、彼女の姿がぶれはじめる、白く長い髪は黒い絹糸のような髪へ、青白い真白の肌は若干黄みを帯びた肌へ、なにより、苦しげに見開かれた朱色の瞳が、金色へとゆらゆらと揺れるように変わっていく
) (02/21-22:26:00)
みつき > (姿がぶれる様子をみて、狐ははっという表情をし、禁域の奥、泉へと顔を向ける)
やはり…此処は、そうであったか…
傷つき、肉体は果てたこの娘の魂に器を与えたが…
こうして、深く傷つくと、元の姿に戻る現象がおきるか
此処が娘にとってなによりの神域、彼女の加護は私以上とは思っておったが
この姿をみると…やはりというべきか、何というものを拾ってしまったのだろうか
(しわがれた老人の声が、真白の狐から禁域全体に語りかけるように響く) (02/21-22:32:18)
みつき > (彼女の姿が黒髪金目の娘に変わると、呼応するように、水が巻き上がり、一匹の竜を象る、竜は彼女の姿をみると、そっと鼻先をつけ、息を吹きかける、その一息、神の息吹をかけられると、その姿は一瞬にして白髪紅眼の姿に変わり)
確かに我が娘、我が妻にして、我が妹、この娘は我の加護を受けし人間
我がものに手を出したこと、本来ならば、我も怒るが
稲荷よ、救ってくれたこと感謝いたそう
人間はあまりに小さき故、我も見失っていた
そなたにこの娘、今しばらく預ける
(水の竜の言葉に、フルフルと震えていた狐は、感謝の意をうけとると、深く深く頭を下げ、やがて、湖に消え行く竜を見送ると、ほぉっと安堵の息をこぼし) (02/21-22:41:27)
みつき > やれやれ…厄介な預かりものじゃ
(それでも楽しげに、愛しげに白髪の娘を撫でると、竜の息吹によって癒えた娘の身体へとするりと身を収め)
はよう、目覚めよ…そなたは、これからじゃ
(一声かけると、完全に彼女の内へと消えていった、のこるはゆっくりと胸を上下させる、真白の娘ただ一人、深い森の奥深く、禁域に横たわる) (02/21-22:44:39)
みつき > (やがて娘は起きると、首を傾けて、ひとしきり森を見渡した後、いずこかへと歩いていく、懐かしい何かを求めるように確かな足取りで) (02/21-22:49:20)
ご案内:「太古の森 -聖域-」からみつきさんが去りました。 (02/21-22:49:28)
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