room02_20121218
ご案内:「泉の畔」にmistさんが現れました。 (12/18-19:19:42)
mist > <ヒュゥ…>(上空を旋回し、ゆっくりと降りてくる竜1匹。 ヴァサ、と翼をはためかせれば、泉の畔に降り立ち、ゆるりと膝を折り、翼をたたむ。) (12/18-19:21:57)
mist > (まるでそこだけ時を止めたかのように、泉に向き合い、ゆるりと軽く頭を下げた格好で動きを止める。 静かに目を閉じて。) (12/18-19:23:31)
mist > (僅かな時間、本来の竜の姿に戻る。 呼吸さえもゆっくりと浅くなり、眠っているかの様な佇まいで) (12/18-19:26:55)
mist > (脳内だけが目まぐるしい。 様々な思考が浮かんでは高速で流れていく。 まるで自分を置き去りにして、振り返ればもうそこにその思考が何であったのかさえも見えない程。 立ち止まっている暇等無いが、少しだけ休息が欲しい。 本来の、慣れ親しんだ時間が、時々酷く恋しくなる。 ぴくりとも動かないまま、ただそこに在るだけで。) (12/18-19:31:49)
mist > (飽和しそうな程の思考の渦の中、少しずつ、意識だけが底へ底へと降りていく感覚。 思考が絡まったら。 最初に戻って解いて行けば良い。 身じろぎ1つしないまま、記憶を遡っていく。) (12/18-19:49:11)
mist > (──くつり。 意識の底で思わず笑う。 3000年の年月の中、深く記憶に残っている物の何と少ないこと。 まだ幼い頃に、老師と過ごしたほんの100年程度の時間と、巣を追われた記憶。 名を奪われた記憶。 騙されて全てを奪いつくされた記憶。 正味ろくでもない記憶ばかりだ。 後は、白の谷─   自分が一番好きだったあの巣の中の風景と。) (12/18-20:05:13)
ご案内:「泉の畔」に苞 白明さんが現れました。 (12/18-20:06:09)
苞 白明 > (かさ・・・かさ・・・)(杖が草をわけてくる音とともにひょっこりと姿を現す)・・・ (12/18-20:06:50)
mist > <ピク>(ほんの少しだけ、瞼が揺れる。     ─ゆるり。音のした方へと首を巡らせて) (12/18-20:07:11)
苞 白明 > よい。そのままの姿でいるのぢゃ。(すっと竜へと近づけば、首の傍によいしょっと腰を下ろして、竜に背を向けるように) (12/18-20:08:29)
mist > (そこに佇む竜の姿は、彼が知るまだ抱えられるサイズを思えば、全くの別物の様に映るかもしれない。 悠然と首をもたげ、高みから見下ろして。 姿を変えるでもなく、また静かに佇んで) (12/18-20:10:11)
苞 白明 > でかくなったものじゃて・・・しかしの。こうして背を向けておれば、ワシにはあの頃のままのお主がそこにおるようじゃ・・・(ふふっとどこか懐かしげに笑いながら髭をなぞって) (12/18-20:11:43)
mist > …最初に、僕が老師の納屋に飛び込んだ時も、そうして居ましたよね。 僕に背を向けて。 怯えずとも良い、と。 (12/18-20:12:53)
苞 白明 > ふぉっふぉっふぉっ・・・。よぉ覚えておるものぢゃの。・・・もうどれほど時が流れたのかのぉ・・・(遠くを見るように少しだけ顔を上げて) (12/18-20:14:11)
mist > まだ生まれて間もない頃でしたから。 2500年は経過しています。 …3000年近いかな。 多分。 (12/18-20:15:31)
苞 白明 > それほどか・・・ならでかくなるのも当然ぢゃのぉ・・・(あの時となんら変わらないその背中。大きく見えるのか、小さく見えるのか、それは竜にしかわからないだろう。) (12/18-20:16:56)
mist > ─成獣にはなれなかったみたいですからね。 僕は。 まだ子供のままですよ。 人の姿で幾ら成長しても。 (12/18-20:19:16)
苞 白明 > なぁにワシとて未だに幼子と代わりやせんよ。「世界」に比べれば、ワシらなどちぃっぽけなもんぢゃろ?(親指と人差し指を近づけて小ささをあらわし、それを背後に見せるように手を上げた) (12/18-20:21:10)
mist > 老師がどれだけの時を生きているのかは、僕には判りませんけどね。(クルル、と小さく喉を鳴らし) 人間の時間には、中々慣れる事が出来ません。 あんまり目まぐるしすぎて。 (12/18-20:23:04)
苞 白明 > うむ・・・長き時を渡る者の宿命というやつかのぉ・・・おぬしもその「目まぐるしさ」を感じるようになったか・・・(感慨深そうに小さくうなづいて) (12/18-20:24:45)
mist > …ええ。 今、昔の事を思いだしていたんです。 丁度。 老師に出会わなければ、もっと全然違った道を進んで居たんでしょうね。 僕は。 全て貴方から教わったから。 命の儚さも、尊さも、皆。(ゆるり。目を伏せて) (12/18-20:26:46)
苞 白明 > そぉぢゃの・・・ワシがお主に教えた事は本来「竜」に教えるべきことではなかったのやもしれん。しかしのぉ・・・不思議と教えてしまったのぢゃ。もし、ワシが教えておらなんだら、お主は今頃立派な竜となっていたのやもしれぬな?(背を向けているため表情は見えないだろう) (12/18-20:29:36)
mist > 立派な竜が何を指すのかは計れませんが、後悔はしていませんよ。 人の言葉を教わって、文字を教わって、人に紛れ生きる術を教わって…。 だから今の僕があるから。 誰かを愛すると言うのも、貴方に教わったものでしたし、ね。 …あの時は自分の流した涙の理由はわかりませんでしたが。 (12/18-20:33:15)
苞 白明 > お主がそう思っておるのなら、ワシは満足ぢゃよ。摂理に反した事やもしれんかったが、ワシにも後悔はない。のぉ・・・ミストや? (12/18-20:34:56)
mist > はい。老師。(ゆるり。首を下げて) (12/18-20:35:16)
苞 白明 > お主・・・「今」幸せかの?(遠くを見た) (12/18-20:35:49)
mist > ─幸せ、ですよ。(目を伏せて。 ゆるりと首を地面に横たえれば、老師を包み込むように首を回して) (12/18-20:36:55)
苞 白明 > ふぉっっふぉっふぉっ・・・そうか。「幸せ」か・・・(傍にきた首を優しく撫でて)うむうむ。(小さく瞳の端に雫を浮かべる) (12/18-20:38:15)
mist > …老師から、かけがえの無い者を失う事の悲しみも教わりました。 誰かを信じるという気持ちも教わりました。 仲間が、支えてくれると言う想いを教えてくれました。 夫が愛するという事を教えてくれました。 (クルクルクル。甘えるように喉を鳴らして) (12/18-20:39:53)
mist > ─辛いことも、悲しいことも、苦しいこともあるけど…。 でも、僕は幸せです。 (12/18-20:40:59)
苞 白明 > そうかそうか・・・(その雫は深い皺の中へと消えていく。暖かい笑顔で竜の話を嬉しそうに聞き) (12/18-20:41:05)
mist > …ねぇ?老師。 …僕は少しは変わりましたか?(ゆるり。首を傾けて) (12/18-20:42:19)
苞 白明 > そうじゃのぉ・・・(腕を組んでしばし考えて)変わるべき所は変わり・・・変わらぬべき所は変わっておらぬ・・・というところぢゃの?(ふふっと笑うともう一度首を撫でて) (12/18-20:43:55)
mist > 迷ってばかりです。 何時も。 そういう所は成長して無いのかもしれません。(スリ。鼻先を寄せて) (12/18-20:44:59)
苞 白明 > ふぉっふぉっふぉっ・・・存分に迷えば良い。迷うことがなくなれば、生きる事がつまらなくなるというものぢゃ。(寄せてきた鼻先に優しく手を置いて) (12/18-20:46:46)
mist > そう言うものなんでしょうか…。 こうしてね。迷う時はいつも、あの頃の事を思い出すんですよ。 (12/18-20:47:39)
苞 白明 > うむうむ(竜の話に耳を傾け) (12/18-20:48:28)
mist > 老師が弱っていくのを、何も出来ないで右往左往して。 戻ってきたら息してないし。(ボソ) …最初に手から零れ落としたのが老師ですものね。(数千年立っても今だ根に持ってる) (12/18-20:50:03)
mist > 必死に薬買いに行ったのに。 高かったのに。あの薬。 折角作っていったお粥1口しか食べてなかったし。 (ぼそぼそぼそ。ねちねちねち。) (12/18-20:51:59)
苞 白明 > (苦笑するも小さく微笑みなおして)ワシが最後に教えられるのは「それ」ぢゃったからのぉ・・・本当はの・・・お主の前に二度と姿を見せるつもりなどなかったのぢゃがな・・・ (12/18-20:52:34)
mist > …あの時、思ったんですよ。 もう誰も愛するものかって。こんなに辛い思いをするなら、誰も好きにならずに居れば良かったって。 (12/18-20:54:10)
苞 白明 > されど・・・お主は愛することの喜びを忘れはしなかった・・・ぢゃろう?(にっこり) (12/18-20:55:01)
mist > …悔しいけど、そうみたいです。(目を細めて) …寂しいのは、嫌いです。老師。 だから、もう手から零れ落ちないで下さい。(ぽそり。小さく呟いて) (12/18-20:56:47)
苞 白明 > (その返事はしない。その代わりに優しい笑顔を向けると言葉を続けた)のぉ。ミストや。ワシもの?お主に教えられた事があるのぢゃよ。 (12/18-20:57:51)
mist > (答えは、きっと返らないだろうとそう思っていた。あの時も、同じ様にはぐらかされたのは今でもはっきり覚えている)…なんですか? (12/18-20:59:06)
苞 白明 > (慈しむように竜を撫でつつ)「子を育むという事の幸せ」ぢゃ・・・。ぢゃから・・・ワシは、再びお主の前にのこのこと姿を現してしもぉた。・・・愛する子を忘れる事などできやせんかった・・・。・・・・・・すまんのぉミスト。寂しい思いをさせてしもぉた老いぼれを許してくれ・・・。(困ったような複雑な笑顔で竜の目を見つめて) (12/18-21:02:16)
mist > …。(目を1度2度、瞬いて)…はい。老師。(すり。鼻先をもう一度寄せる。 ─子。 あの頃は、判らずに居たが。 今思えば、一番最初の肉親は彼だったんだな、と。)父と言うより祖父みたいですけどね。(クルル、と小さく笑うように喉を鳴らし) (12/18-21:05:02)
苞 白明 > 祖父であるならお主に酷い仕打ちをせんでよかったというものぢゃ・・・教える事は父に任せれば良い。祖父とはただただ可愛がるだけでよいのぢゃからなぁ・・・(しわしわのその手はもう何度となく竜の首を撫でている) (12/18-21:07:03)
mist > ─それなら、老師は父だったんだと思います。 この名を与えてくれたのも老師ですし。 案外気に入っていますよ。今では。 (12/18-21:08:57)
苞 白明 > そうかそうか(うんうんと頷いて)・・・そこまでお主から聞ければ満足というものぢゃのぉ・・・(撫でる手の力が弱弱しくゆっくりになってきて) (12/18-21:10:04)
mist > その手にはもう引っかかりません。(ぷぃっ) …ねぇ?老師。 (12/18-21:10:36)
苞 白明 > なんぢゃつまらんの。(ぺしっと軽く叩いて)なんぢゃ?(飄々) (12/18-21:11:09)
mist > 勘弁してくださいよ。数日前に纏めて兄弟と慕ったものを失ったばかりなんですから。(眉を下げて) …僕は今でも貴方の    ─娘ですか? (12/18-21:11:40)
苞 白明 > そればかりはワシも嘘はつけんのぉ・・・(にっこり)お主は永遠にワシの可愛い唯一の愛娘ぢゃよ。(竜の鼻先を優しく撫でた) (12/18-21:13:09)
mist > (クルルルル。喉を鳴らし) …良かった。(目を伏せて) (12/18-21:15:41)
苞 白明 > ふぉっふぉっふぉっ♪(杖を手に取ればよっこらしょっと立ち上がり) (12/18-21:17:09)
mist > …老師。どうぞ息災で。(ゆるり。長い首を持ち上げれば、静かに頭を垂れて) (12/18-21:18:46)
mist > (名付け親が立ち上がれば、此方はゆるりと大きく翼を広げて) (12/18-21:19:32)
苞 白明 > うむ。もちろんお主ものぉ。(手を振り振り、ゆっくりと歩き出すと、振り返ることなく、消えるように夜の闇へと歩いていった) (12/18-21:19:45)
苞 白明 > p:お相手ありがとうございましたーw (12/18-21:20:52)
ご案内:「泉の畔」から苞 白明さんが去りました。 (12/18-21:21:30)
mist > (名付け親の姿が見えなくなれば、大きく翼を打ち。 空高く舞いあがれば、上空で旋回し、館の方へ向かって飛び去っていき) (12/18-21:23:08)
ご案内:「泉の畔」からmistさんが去りました。 (12/18-21:23:16)
ご案内:「とある荒野」にリストスさんが現れました。 (12/18-23:19:12)
リストス > (ざし ざし ざし。 桃色の尻尾が右に左に歩くリズムに合わせて揺れる。散歩なスピードでゆっくりと荒野を横断していく影が一つ。) (12/18-23:20:47)
リストス > (ざし。 足元に小さな茶色い虫。立ち止まって声を掛ける) お前 (ぶいーん。 飛んで行ってしまった。)  (12/18-23:23:19)
リストス > (虫が飛んで行った方へと顔を向けていたが、再び歩き出す。) (12/18-23:23:47)
リストス > (だだっぴろい荒野のど真ん中で。ひたっと立ち止まる。) (12/18-23:38:31)
リストス >  迷子 (先日から気になっているらしい単語を呟いてみる) (12/18-23:38:59)
リストス >  俺は迷子か。   迷子ではない。 (自問自答。どこからともなく吹いてくる風に、尻尾が揺れる) (12/18-23:40:27)
リストス > ならば  何だ  (夜空に浮かぶ輪郭のはっきりした月を見上げる。) (12/18-23:53:15)
リストス > (答えは出ないまま。 そのまま荒野を真っ直ぐに横断していった) (12/18-23:54:04)
ご案内:「とある荒野」からリストスさんが去りました。 (12/18-23:54:07)
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