room03_20120918
ご案内:「月明かりの草原」に紫さんが現れました。 (09/18-21:00:09)
紫 > (耳に入るのは虫の声、草の触れ合う音) (肌に感じるのは夜風) (空は暗い) (けれど明るい) (灯りの要らない草原の、草の浅い場所に敷かれた絨毯の上) (紫の衣と黒髪が広がっていた) (09/18-21:02:44)
紫 > (転がった酒瓶は空) (死体のように転がった手。 そこに漂い、留まる羽虫) (伏せていた瞼が震えながら広がると) (鈍く光る紫の視線が指先を見つめる) (指先を這っていた羽虫も、風が横切れば飛び立ってしまった) (09/18-21:07:48)
紫 > (それを見届けると) (大きく息を吸って、吐いた) (伏せる、瞼) (鈍い感覚。 意識を支配する睡魔と倦怠感。 肉体は重たかったけれど、心地は悪くない) (眠る。 眠る) (眠り姫にでもなった気分だ) (そんな可愛らしい頃合は過ぎてしまったけれど) (鈍い意識の中で、そんなことを思い) (09/18-21:12:16)
紫 > (眠る。 眠る。 思えば随分と眠っている) (己が草花にでも成り始めているかのようだ) (胎児のように身体を丸めると) …。 (「それはそれで面白い」) (唇が呟く) (09/18-21:22:02)
紫 > (僅かに震えながら喉へ伸ばした指先) (触れる喉は少し熱かった) (擦れるような痛み、感じる程ではないけれど、熱。 渇きに似た感覚) (黒髪の合間で紫の光が燈れば、身体を反らして見上げるような姿勢) (転がった酒瓶) (口の中から喉まで干からびたようで気持ち悪い) (広げた手の平。 そこに落ちる巾着。 紐を解くと、中から黒塗りの球が何粒か絨毯の上に転がった。 一粒抓んで咥える) (苦い…) (09/18-21:33:57)
紫 > (喉から鼻へ抜ける香草の香り。 喉の痛みも和らいだ) (弱り目に祟り目というか…、弱ってるなぁ) (変調を苦々しく思いつつ) (鳩尾に辺りに手を当てて) 思えば随分と長く付き合っている…。 (呆れるくらいの悪友に、全身から取り出すように深い息をして) (09/18-21:45:28)
紫 > (ぱたり) (絨毯の上に手が落ちる) 楽しいばかりが良い友達付き合いとも言えない、ねぇ。 お正月に縁切りはお参りに行った気がするんだけれど…。 (神でも切れない関係だったか) (がり) (奥歯で飴を噛み) (駄々っ子のように暴れてやろうか) (09/18-21:54:42)
紫 > (そんな歳でもないし、柄でもないし、何より似合わないか) (がり がり がり) (噛んだ。 苦い) (今度こそ。 溜息) (目を伏せた) (眠ろう…) (09/18-21:57:22)
ご案内:「月明かりの草原」から紫さんが去りました。 (09/18-21:57:25)
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