room10_20120916
ご案内:「闇の集う場所」にエリゴスさんが現れました。 (09/16-20:08:56)
エリゴス > (瘴気たゆたう地を、新月の星空の元、ゆらりと歩む者が一人。濡れ烏色の髪をたなびかせ、夜闇に溶け込む衣を纏い、深紅の瞳のみがじっと周りを見渡す)…………。(この世界にも少しは慣れた――、と信じたい) (09/16-20:11:19)
エリゴス > (はて。昨日かの虹の竜からもらった鱗は、いまだ誰にも売り払っていない。そう、この世界で何ができるか色々試したかったのだ。とりあえず、適当な異空間を作り出すことはできた。そこに鱗はひとまず放り込んである) (09/16-20:13:22)
エリゴス > (何はともあれ腹が減った。このような変化は面白くもあるし、また面倒くさくもある。――と、遠方に手ごろそうな魔物の一群を発見。どうやら狼のような魔物の群れらしい。数、数十匹)…………。(ぼそぼそっと呪文を唱える。そして右腕を一振りすると、その手には先ほどまで無かった、紫炎で出来た長剣が握られていた) (09/16-20:16:31)
エリゴス > ん。魔術はやはり普通に使えるか。(ほえー、と己の右手にある紫炎の長剣を見上げて。さて、とすたすたと魔物の群れに距離五十メートルほどのところまで近づく。一匹の狼の魔物がこちらに気づき、はたと振り向いた)せいっ。(やる気の無い声を出して男は剣を宙に向かって、一閃)<<ヒュ――――ッ!>>(剣の軌道に沿って紫炎の刃が生み出され、高速で回転しその魔物の首を一刀両断する!) (09/16-20:20:34)
エリゴス > (それが合図だった)<<ウォォオーン――――ッ!>>(一匹の狼の魔物が遠吠えした。いっせいに数十匹分の爛々と輝く金色の獣の眼が男に向けられる。ぼりぼりと男は血の色に塗られた爪でほほをかいて)無駄死に、ってところかな。(ため息。ぱちん、と指を鳴らすと、)<<ぼわっ>>(空中に何百もの紫炎の拳大の弾が生み出される)ほいっ。(再びやる気の無い掛け声と共に剣を群れに向かって振ると、その何百もの紫炎の弾が――) (09/16-20:24:59)
エリゴス > <<ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュンッ!>>(狼の魔物の群れに向かってあらゆる方向から一斉に重力に任せて降り注いだ。がぎゅっ、ごぎゅ、と嫌なうめき声を上げて次々と魔物達は潰れ、あるいは燃え上がり、あるいは逃げ惑う他の仲間達に踏み潰されていった。男はもうちょっとか、と呟き、もう二、三百の紫炎の弾を再び魔物の群れに降らせる――)…………。(――数瞬の後には、辺りはすっかり静かになっていた) (09/16-20:28:28)
エリゴス > ふむ。(まるで道端の雑草をうっかり踏み潰してしまった、といった雰囲気の、特に何の感情も表れていない顔。男はやっとその場からすたすたと歩き出した。戦闘中、男は結局一歩もその場から動いていなかった。戦闘というよりは、ただの虐殺、いや、屠殺だった)んー。(死屍累々と積み上げられた魔物の死体の中を、品定めするように眺めながら歩く。たまに僅かでも息をし動く魔物がいれば、右手に持ったままの紫炎の剣を軽く振って首を淡々と切断していく) (09/16-20:33:38)
エリゴス > (そして血臭漂う山の中から、傷の少なそうな屍骸を一匹引っ張り出す)こいつでいいか。(死んだ金色の眼が男の白っぽい顔を映し出す。そして男は周りの屍骸を適当に蹴り、その死肉の山の天辺に腰掛けた) (09/16-20:37:09)
エリゴス > (右手の紫炎の剣は、手を離せばしゅるりと消えた。そして屍骸を足元に置き、右手をすい、と腹に這わせれば、指先に生み出した風の小さな刃が毛皮を切り裂き、その赤黒い内臓を、桃色の筋肉を、山吹色の脂肪を露にしていく。血がどっとあふれ出し、男の指先は紅く染まった) (09/16-20:41:47)
エリゴス > (さて。どうやって食べればいいものか。如何せん「食べる」という経験が昨晩のあの酒場で食べたカラアゲたる代物しかない。自分の身体はどうやら今は人間――だと信じたい――だそうだし、毒でもなければよほどまで何でも食えるか、と思って)ん。<<ぐちゃ>>(内臓を手でわしづかみにし、大口を開けて――口に入れた) (09/16-20:45:47)
エリゴス > (もごもごと口を動かして咀嚼する。飲み込む)……あまり美味いものじゃないな。(だが食えないほどではない。というか味覚がちっとも発達していないため、大体のものは大丈夫だった。数回同様に内臓やら脂肪やらを口に放り込んで食べる。この男に調理するという概念は無い) (09/16-20:48:28)
エリゴス > (なんとなく腹も満たされれば、口を袖でぬぐって立ち上がり。もちろん食べていた屍骸は随分食べ残しがあり、周りには数十匹の骸が。屍骸の山を降りれば足元でぐちゃりぐちゃりと柔らかい感触)…………。(深紅の双眸は何の罪悪感もなく。己の一食のために何十の命が犠牲になったことか――なんて思考も無く。口元や手が随分血で濡れてしまったな、とは薄っすら思って) (09/16-20:53:19)
エリゴス > (そう言えば昨日、住めそうな館を見つけたんだった)……行ってみるか。(ぼそりと呟いて。そして積み上がった屍骸の山を振り返ることなく、ゆらりゆらりと夜闇の中に消えていく) (09/16-20:55:08)
ご案内:「闇の集う場所」からエリゴスさんが去りました。 (09/16-20:55:13)
:::: PbsChat v2.5.1改変版 ::::