room10_20120921
ご案内:「闇の集う場所」にレンさんが現れました。 (09/21-19:59:35)
レン > (足場の悪い荒地の中を一頭の狼が苦もなく駆けてくる。 その背に乗った青年は長い髪を後方へと流しながら何かを探す様に周囲を見渡していて) (09/21-20:02:55)
レン > ‥‥そろそろ、だったか? アレがあった場所って‥‥。(誰かに問いかけるような声に対し、返事は自分の内側から返ってくる。 その内容に頷くと狼の黒い背をサラ、と撫で)もう少しだってさ、駆狼‥‥。 (09/21-20:07:31)
レン > (その後も走り続けること十数分。辺りに視線を向けていた動きがふと変わり)―――止まって。(と、荒地の一角で進むのを止めさせると自分も背から降りようかと) (09/21-20:12:14)
レン > (辺りは岩や瓦礫も減ってきて、数こそ少ないものの木々がチラホラと見える場所。そんな中を歩いていくと、一本の木の前で立ち止まる)‥‥‥‥。(根元から徐々に上へ。じーーっと見る視線が自分の背丈より少し上に来たところで‥‥口端がスゥ、と上がり)‥‥‥‥あった。 (09/21-20:19:40)
レン > (劣悪な環境下で満足に成長できていないようだが、その分特殊とも言える条件は満たしていたのだろう。 幹のとある一点で長い時を過ごしていたであろうソレに手を伸ばし、軽く触れてみる。)‥‥さすがに、ポロッと取れるものでもないか。(ふむ、と小さく息をつくと腰から提げていたナイフを抜いて再挑戦。 幹は傷つけないようにと注意を払いながら刃をそっと当てて) (09/21-20:29:24)
レン > ‥‥ン‥‥ッ(剣先を隙間に潜らせると手首だけを捻って採取。卵より一回り小さいくらいのソレ―――紅茶色の琥珀は今度は簡単に外れて落ちてきた。すぐに反対の手を広げると難なくキャッチして) (09/21-20:35:53)
レン > (木肌の様子を見てからての中のソレに視線を移す。 トロリと丸みを帯びた形は雫を固めた飴の様。しかし自然とはいい難い色味に‥‥ほんの少しだけ眉を寄せるとそれ以上は見ようとせず、肩から提げた鞄へとしまいこむ) (09/21-20:46:19)
レン > さて、長居は無用‥と。(再び狼の背に腰を下ろすと軽く目を伏せ)ありがとう、ユークレース。(この場所を見つけてくれた者達に呟き程度の声で謝意を示す。 もう一度だけ周囲を見回すと、一人と一頭(+α)はこの地から去っていき―――) (09/21-20:52:16)
ご案内:「闇の集う場所」からレンさんが去りました。 (09/21-20:52:19)
ご案内:「闇の集う場所」にエリゴスさんが現れました。 (09/21-22:28:56)
エリゴス > (遠くから見れば、それはちょっとした山のようにも見えるだろう。黒々としたその体躯は、身の丈10メートルほど、頭から尾までは30メートルほどの巨大な黒光りする甲竜。荒野に胴を横たえ、尾を丸め、硬質の翼を収め、頭を尾にうずめるようにしている。鋭い両眼は閉じており、静かに息をついて眠っているようだ。そのドラゴンの放つ禍々しい魔力に圧され、辺りに普段闊歩している魔物の姿はなく) (09/21-22:32:26)
エリゴス > (今は常温だが、時折周りの気温が上下する。それは竜の呼吸に合わせるように、摂氏三度ほどの幅で上がったり下がったり)…………。(うつらうつらと、全てを忘れるかのように、ドラゴンはまだ眠り続ける) (09/21-22:35:51)
エリゴス > <<――――…………っ>>(静かに地に響く低い唸り声。それは寂しいような、ともすれば泣くような、そんな気色も含んでいて) (09/21-22:39:54)
ご案内:「闇の集う場所」にレンさんが現れました。 (09/21-22:39:59)
エリゴス > (疲れたのだ――少しぐらい、人間から離れてもいいじゃないかと。そう、今日だけ。このひと気のない地なら、人間でない己の姿を晒しても) (09/21-22:44:11)
レン > (瘴気満ちる一帯の奥地から闇色の狼が音もなく駆けてくる。 その背に揺られる身はまっすぐ出口を指示していたのだが‥‥)‥‥‥‥?(進もうとしていた筈の道筋が消えていた。代わりに見えてきたのは小山のような黒い壁で)((おかしいな、通り方を間違えた筈は無いんだけど‥‥)) (09/21-22:45:33)
エリゴス > …………。(気温の僅かな変化を感じ取れるかもしれない。否、通常の生き物にとっては、三度程度の気温の上下はけっこう大きいなのかもしれないが。生物の気配に、深紅の双眸が薄っすらと開く。そしてぬう、と長い首を上げ、己の睡眠を邪魔したその闇色の狼と銀髪の青年を見やろうか。低く地に響く唸り声を上げ) (09/21-22:48:21)
ご案内:「闇の集う場所」にエリゴスさんが現れました。 (09/21-22:50:53)
レン > (近づくにつれ、それがただの岩でなく巨大な生物だと気づく頃にはすでに気配も知られるのだろう。緩やかな動きと共に受けた眼差しと自分の視線がかち合ってしまった瞬間―――狼もろとも固まったように身動きが取れなくなる)((‥‥何だ‥‥これ、は‥‥‥)) (無論、本能や理性は危険の一色を示しているのだが、目の前のこれを見たいという願望が強すぎて進むも逃げるも相殺状態というところ) (09/21-22:56:22)
エリゴス > (全身は魚の鱗というよりは、甲虫に近いような、そんなどす黒い装甲のドラゴンである。この姿を見ても戦おうともせず、また逃げ出そうともしない相手に、ほう、とでも言いたげに深紅の双眸を細めて)…………。(少しだけ口が開く。ずらりと並んだ牙が覗くだろう) (09/21-23:00:58)
レン > ((‥‥笑っ た‥‥?))(親しい霧竜以外にこういった生物を見ることは無かったが、なんとなく“笑った”というか、“笑われた”ような気がした。 細かな動きにもつい視線を追わせそうになったが、ふと気が付くと狼の背から降り)‥‥御休みのところを申し訳ありません。 この地から去るために、道を通りたかっただけなのです。(地に立った状態で改めて向き合うと謝罪の言葉と共に頭を下げようかと) (09/21-23:10:33)
エリゴス > (面白かった。今までこの姿を見て戦闘にならなかったためしがなかったのだから。こうも話しかけてくるとは――やはりこの世界は興味深い)…………。(相手の言葉を聞き、考えるように少し唸ると、地を揺るがして身体を起こす。首を持ち上げたため、尾を除いても全長20メートル。細い月に照らされた全身は黒く光り、両腕両足の爪は鋭く、太い。竜から放たれる体温が一気に10度ほど上がる) (09/21-23:15:55)
レン > (つられたように見上げる形となった首筋の痛さが相手の大きさを物語る。 姿形、色合い、そして表装の質感や四肢の逞しさ、どれをとっても過去に同じ物を見たことはなく、そしてそれぞれが強い個性を持ちながら一体の竜として存在する事に‥‥何年ぶりだろうか、感動に近いものすら覚えて)‥‥‥‥。(今度こそ言葉もなくなるのだろう。辺りは暑いとすら感じる変化が生じているのに自分の腕は鳥肌が立っているとだけ自覚できる様で) (09/21-23:24:57)
エリゴス > (実に、愉快だ)<<――――>>(まるで挨拶のような響く声を上げて。深紅の眼は人あらざるもののそれながらどこか親しげで。「人間」であるときに再び会いたいものである)<<ヴァサ――ッ!>>(その場で大きくこうもりのような、硬くしなやかな翼をはためかせると、周囲は強い風圧によって砂埃が舞うだろう。もしかしたら、目がよければ、その右腕の爪にきらりと、人間のするような金色の首飾りが引っかかっているのが見えるのかもしれないが――) (09/21-23:30:02)
レン > (翼が広がろうとすればもはや抑えられず、瞬きをする間も惜しいほどに凝視するだろう。そんな状況+視覚情報には人一倍聡い体質。月夜の下で煌いた金色に意識も流れて)((装飾品‥? 金の‥‥‥‥、‥‥ッッ!?))(そんな状況では完全に不意打ち。砂埃を防ぐ間もなく身に浴びてしまうと当然目にも入って)‥‥ッ‥‥‥ゥ‥‥(片手で顔を覆うと頭をゆるく振り―――その間に狼がスッと立つ位置を変え、二者の間に移るとか) (09/21-23:41:06)
レン > (翼が広がろうとすればもはや抑えられず、瞬きをする間も惜しいほどに凝視するだろう。そんな状況+視覚情報には人一倍聡い体質。月夜の下で煌いた金色に意識も流れて)((装飾品‥? 金の‥‥‥‥、‥‥ッッ!?))(完全に不意打ち。砂埃を防ぐ間もなく身に浴びてしまうと当然目にも入って)‥‥ッ‥‥‥ゥ‥‥(片手で顔を覆うと頭をゆるく振り―――その間に狼がスッと立つ位置を変え、二者の間に移るとか) (09/21-23:42:00)
エリゴス > (相手の逃げずにその場でこちらを凝視するさまに、思わず高笑うように)<<……――――ッ!>>(吼えた。そして翼をはためかせれば、あっという間に巨大なドラゴンは青年と狼を超えるように舞い上がる。みるみるうちに高度を上げると夜の空を一度、別れの礼のように旋回した。墨色の装甲が、翼が、星空を埋める。そしてもう一度吼えると、瘴気の地の、さらに奥へと、その姿は飛び去っていった) (09/21-23:46:21)
ご案内:「闇の集う場所」からエリゴスさんが去りました。 (09/21-23:46:28)
レン > (目の痛みに顔を顰めながらも去っていく姿を見上げれば、完全に消えてしまうまでその場に佇む)‥‥‥‥なんだろう‥‥‥意思疎通は出来ていそうな気もしたけど‥‥‥‥(やはり不思議な存在であり、遭遇であり。鳩尾の辺りに手をやれば心音が早まっているのが容易く判る) (09/21-23:57:01)
レン > ‥‥‥‥、‥‥ああ、そうだ‥‥‥‥描かないと‥‥。(今見たものが記憶が薄れる前に、とそれだけ呟くと足元の狼が促すように足をつつく。 来た時と同じように狼の背に腰掛けると、今度こそは―――館に向かってまっすぐ帰るようです) (09/22-00:04:08)
ご案内:「闇の集う場所」からレンさんが去りました。 (09/22-00:04:17)
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