room10_20130322
ご案内:「闇の集う場所」にエリゴスさんが現れました。 (03/22-21:22:34)
エリゴス > (男の眼差しはいたって真剣だった。瘴気吹きすさぶ荒野。その中心で、ひとりしゃがみこみ、目前のそれをじいっと見やる)…………。(ぺた。それの表面に触れてみる。すると、ぐじゅ、と指が沈み込んだ)……腐ってるよなあ。(男が手をあてているのは、腹がばっくり裂け、はらわたを晒している犬のような獣の屍骸だった) (03/22-21:25:27)
エリゴス > 腐っているのはよくないな。(立ち上がった。指先についた腐肉を、行儀悪く服で拭う)よくない。(うんうん、と改めて納得するように頷いた)だが、言葉を喋るのもよくない。(復習復習。) (03/22-21:26:38)
エリゴス > (屍骸を背にすたすたと歩き出す)言葉を喋るのと、腐ったのと……(ぶつぶつ呟きつつ歩く。寒風が身に染みる。) (03/22-21:28:04)
エリゴス > (じゃらじゃらと、歩くたびに、首にぶらさげた金の首飾りが鳴る。空を見上げる。すっかり見慣れた、変化のある空。変化のある世界。半年以上の月日が経って、思い知らされるのは、この世界における己の歪さ) (03/22-21:30:46)
エリゴス > (遠い日、この地で戦い、死に掛けた。あれ以来、死に掛けるということはない。視力が悪くなることはあったが。あのとき感じた奇妙な昂ぶりはもはや思い出せない。それは、なにか大切なものだった気がするのだが。男はぶらぶら歩く。) (03/22-21:34:28)
エリゴス > (そして男の姿ははるか彼方に消えていき――) (03/22-21:35:32)
ご案内:「闇の集う場所」からエリゴスさんが去りました。 (03/22-21:35:36)
:::: PbsChat v2.5.1改変版 ::::