room30_20120929
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」にエルさんが現れました。 (09/29-12:46:10)
エル > (昏々と眠っていた少女。 朝日が昇っても中々目覚めず、正午を回り――) (09/29-12:47:49)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」にハイトさんが現れました。 (09/29-12:47:50)
ハイト > (日が高くなっても眠り続ける少女をしっかり看ながらも、本を読みつつ目覚めるのを黙々と待つ) (09/29-12:49:37)
エル > <ピク…>(小さく瞼が揺れると、ゆっくり目を開けて。人の気配に顔を巡らせ) …ぁー。ハイトおねーさーん。(ぽゃ。小さく笑みを向けて) (09/29-12:50:48)
ハイト > (勝手ながら開けさせて頂いた窓から、時折冷たい風が流れ込み――) …おはようございます。 ご気分は、お如何ですか? (本を閉じて傍らに置き、浮かべるのはいつもの微笑) (09/29-12:52:42)
エル > んー。ちょぃ頭重いかなー・・・。 糸、どないなったんやっけ…。(ぼー) (09/29-12:53:23)
ハイト > (三分の一まで解かれた糸玉は枕元に。それに視線を遣り、またすぐにエルを見ると) …未だ途中です。 しかし、あと一息のところまできていますから……今は焦らずに、ゆっくりとお休みになる事をお勧めします (にこり) (09/29-12:57:44)
エル > うんー。(ほゎん。笑みを浮かべ。 ふっと真顔になると、ハイトの顔をじぃ、と見て) (09/29-12:58:18)
ハイト > (凝視されればきょとりとするが) …何か、お飲みになりますか?(またすぐに笑みを浮かべて) (09/29-12:59:37)
エル > ぁ、お水ー。(そう言えばやたら喉が渇いてる。こくこく、と頷いて身体を起こし) (09/29-13:00:43)
ハイト > (相手が起きるのをそっと補助しつつ、無事起き上がったのを確認すれば すぐにグラスにお水を汲んで持って来るでしょう) どうぞ (両手で、落とさないようお手伝いしつつ、差し出すのだそうな) (09/29-13:03:17)
エル > ((『賢い人。そんで優しい人。 気風の良い肝っ玉かーちゃんさ、綺麗な人だった。』))(ある人の言葉が頭に浮かんで。 ぽゃ、とハイトを眺めて。 じわり。何だか泣きそうな気分になる)・・・ぁ、ありがとぉ。(グラスを受け取って。えへ、と笑い) (09/29-13:04:16)
ハイト > (その瞳に起きる微かな変化は、もしもグラスを渡すときお手に触られたなら、ほんの少しばかり感じ取れるのかも知れない) お構いなく (しかし仮に成功しても、言及することはきっとない。 少女がお水を飲む様子を、ただ微笑みを浮かべて眺めているだろう) (09/29-13:07:30)
エル > (こくこくと水を喉に流し込む。 支えてくれる手が優しくて暖かくて、思わず。)…おかーさん…(ぽそ。) (09/29-13:08:24)
ハイト > (その言葉を聞くのは二度目。何も言わずに、開いた手でそっとその背を撫でて差し上げようと。 申し訳ないがこれの手は、普通の人間のものと違ってややひひんやりしている。しかし別の意味で暖かいと感じる事は、十分にあり得ることかも知れない) (09/29-13:10:59)
エル > (ひんやりした手も、優しい母の手なイメージで。少し汗ばんだ肌に心地よかった。 えへ、と小さく笑みを浮かべると、コテリっと寄りかかろうと。んに) …ぁー。なんやエル、汗でべたべたやぁ。 …ちょぃ、汗流してくるわー。 ハイトおねーさん、ごめんね?休んでへんのとちゃう? エルお風呂行ってくるよって、休んでたって?(もそっとベッドから足を下ろして) (09/29-13:14:11)
ハイト > (寄りかかられればそっと受け止め、ベッドから降りるのをお手伝いしよう) お心遣い、痛み入ります (大丈夫ですよ と、クスリ笑むと、枕元に転がる糸玉を空いた手で持って軽く握り、開く。 と、それは風船に変わりふわんと浮かんで) 呪いの糸玉をここに閉じ込めておきます。普段通りの動きなら割れはしませんが、念のため、ご留意を(糸はエルの胸元から出ていようから、きっと手に持つ必要もないでしょう。そのままお風呂までエスコートしようと、ドアまで支えて差し上げたいな) (09/29-13:21:58)
ハイト > (風船は太陽のように、淡い橙色をしています) (09/29-13:23:08)
エル > ふーせんやぁ。(あはーっと頼りなく笑って。)ありがとぉ。(エスコートしてもらいながら、部屋を出て) (09/29-13:23:44)
ハイト > 浴場までお送りします。足元にお気をつけて―― (部屋のドアをそっと閉めつつ) (09/29-13:26:47)
エル > ぅんー。(ほゎ。笑みを浮かべて。浴室まで移動し――) …ぁ。 …お着替え持ってくるの忘れてもーた。(ナィー) (09/29-13:27:44)
ハイト > では、後程私がお持ちします。 早急に必要なものがあれば、今取って参りますが…(お風セットとか?) (09/29-13:31:04)
エル > ありがとぉー。(こくんっと頷いて)石鹸とかも置いてきてもーて…。(たは、と) (09/29-13:32:14)
ハイト > では、少々お待ちを (一礼すると、その姿は炎に包まれて消え―― 然程時間も経たぬ内に再び炎と共に現れれば、お風呂セットをお持ち致そうっ。 少し屈み、そっと差し出して) こちらで宜しいでしょうか?(間違っては、多分ないと、思う) (09/29-13:34:31)
エル > (こくこくっと笑みを浮かべて)ほな、行ってくるよって。(ほゎんっと笑みを浮かべると浴室へと) (09/29-13:35:21)
ハイト > (相手が浴室へ入ったのを確認すると、今度は歩いてお部屋へ戻り、タオルだのお着替えだの、色々引っ張りだしてくることでしょう。それらを脱衣所に置けば、ホールの方へと向かって――) (09/29-13:37:32)
ハイト > (エルがお風呂から上がる頃には、厨房に入っているかも知れない。お粥を拵えているようだが、きっとその味はお察しの通りのものになりそうだ) (09/29-13:40:21)
エル > (着替えを受け取ると、脱衣所で服を脱ぎ始める。サンダルを脱いで、ボレロを脱いで、リボンを解いて。 ―手が、止まる。 髪の間から覗く、小さな角。)―…。(鏡に映った姿をほけり、と眺め。 ふとドアの外に視線を向ける。)…。(―何かに呼ばれた気がした。 ふ・・っと表情が虚ろになる。 裸足のまま、扉を出て、ヒタヒタと歩き出す。厨房とは逆の方角――裏庭の方へと。) (09/29-13:42:04)
ハイト > (お風呂に入っているとばかり思っているこれは、気分よくお粥作りに没頭している。エルが出ていった事も、気付かぬまま――) (09/29-13:43:48)
エル > <キィ…>(裏口の扉が開けば、フラ…っと館を抜け出すようで――) (09/29-13:44:15)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」からエルさんが去りました。 (09/29-13:44:25)
ハイト > (さて見た目も匂いもばっちりなお粥が完成したよ。彼女はまだお風呂かな、と一度浴場方面を見てから、お盆に乗せたお粥をお部屋へ運んでいこう) (09/29-13:46:54)
ハイト > (そういえば僕は一体どこへ行ったのか。ドアの前で控えていたはずの従者を心中で睨みながら お粥をエルの部屋のテーブルに置いて、再びホールまで戻ろう) (09/29-13:51:28)
ハイト > (ホールに戻れば椅子に座り、本を読んで彼女が出てくるのを待ち――) (09/29-13:55:42)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」からハイトさんが去りました。 (09/29-13:59:47)
ご案内:「神隠しの森の館 -ホール-」にハイトさんが現れました。 (09/29-14:00:20)
ハイト > ……。 (本を読んでいると、やけに静けさが耳につく。静か過ぎる。 この屋敷が如何な防音性を持っているかは分かりかねるが、水が床を叩く音も、誰かが身動きを取る音も、気配すら…感じないのは、何故か?) (09/29-14:03:33)
ハイト > (何だか嫌な予感がして、浴場の方へ。そして失礼ながらノックをして脱衣所へとお邪魔すると、脱ぎ去られたボレロとサンダルが視界に映った) …エルさん…? (ガラス戸の向こうにいる筈の相手へ、声を掛ける。勿論、返答などない。ここに入った時には、人の気配なんてなかったのだから) (09/29-14:07:21)
ハイト > (勢い良くガラス戸を開いた直後、それは確信に変わった。浴場から出て、当たりを見回し、ホールへ戻る途中に視界の端に映ったのは、裏口――) (扉は開いたまま、だろうか。ともかく目を離した隙にいなくなってしまった少女の行方を知る為、残された暗い魔力を辿って、外へ――) (09/29-14:11:49)
ご案内:「神隠しの森の館 -ホール-」からハイトさんが去りました。 (09/29-14:11:54)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」にエルさんが現れました。 (09/29-22:15:17)
エル > (昏々と少女は眠る。 双眸からは、戻ってからもずっと涙が零れ落ち続けていた。 呼吸は浅く小さく、不規則に続いている。 少女の意識は未だ戻ることなく、深い深い記憶の中を漂い) (09/29-22:19:05)
エル > (『ごめんなさい…』 意識の底で、少女は詫びる。 『…判ってへんかってん…。 人間や思っててん…。』 意識の底、小さく蹲り、土下座をする様な格好で、見えない何かにただ詫びる。ただ、普通と違う耳が、尾が、付いてしまっただけなんだと、そう思っていた。 誰かに害を齎すなど、望みもした事がなく、そんな力も無いと、そう思っていたのだ) (09/29-22:23:10)
エル > (漆黒の闇の中、本が1冊浮かぶ。 パラリ、パラリ。ページが捲られていく。怯えるように少女は耳を、眼を塞ぐ。それでも脳内に浮かぶ本も、そこに描かれた文字も、見えてしまう。 ――『破滅を齎す者』 ―『処 分 し な け れ ば な ら な い』 ―ピク、と眠る少女が小さく喘ぐ。ぱくぱくと声は出せないまま、口を動かして) (09/29-22:27:11)
エル > (本の向こう、女の影が浮かぶ。長い乱れた髪。 冷たい、凍りつきそうな程に冷たい目線は真っ直ぐに自分を見据えていて。 『お前のせいなの。』 女の背後に浮かぶ銀色の刃。 次の刹那、女の首は宙を舞い、自分の顔の前へと落ちた。 ―それは茶色い毛並みの小さな獣と重なり。 ぐるりと顔が此方を向く。 『お前の、せい』) (09/29-22:32:27)
エル > (無数の声が聞こえる。突きつけられる憎悪の目、目、目― 『化け物め!!!』 恐怖でビクリと小さく体が跳ね上がる。)――ごめ…な、さ…(かすれた声が唇から漏れた) (09/29-22:37:49)
エル > (『生きる価値も資格もない―』『おこがましい―!』『害悪でしかない――』 青年の声と重なる。 フ、フ、フ、と、脳裏に浮かび上がる、良く知る人の姿。 それさえも今は怯えに繋がり) ―― (『ごめんなさい…。 しらなかってん、騙そうやなんて思ってへんかってん、そんなに生きてるのがあかんやなんて、思わへんかってん――』 ただ、嬉しくて、幸せで、一緒に居たいと望んだ。―が、本の内容と青年の言葉と、過去の言葉が結びつく。 『あれら』は皆、自分が齎してしまった事だったのでは無いか――?) (09/29-22:47:10)
エル > ((それでも、傍にいてたい…。 居たらあかんかも知れへんけど、それでも傍に居てたい、よ…))(ぽろぽろぽろっと涙が頬を伝い、零れ落ちる。 意識はまだ、戻らないままに――) (09/29-22:50:55)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」からエルさんが去りました。 (09/29-22:51:27)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」にハイトさんが現れました。 (09/30-07:47:04)
ハイト > (眠る少女の看病をすること二日。先日は自身の不注意で彼女を表へ出してしまったゆえに、今回はしっかりと目を離さないようだ。 勿論寝ずの番であるが、そもそも悪魔には必要ない。睡眠も、食事も――ヒトが必要とするものは、悪魔にとって、要らないものばかり) (09/30-07:50:15)
ハイト > (そう。自分は悪魔だ。 以前聞いた、少女の記憶の断片から響いた声が、頭の中に時折木霊する。それが幾重にも重なって、重なって、浮かび上がる人物は皆、悪魔を囲んで責めている。「 お 前 の せ い だ 」 と――) (09/30-07:53:08)
ハイト > (真っ黒な渦の中で入り乱れたそれは、最早少女の記憶ではない。彼らが放つ言葉の意味も、感情も、何もかも、別のもの。今目の前で涙を流しながら眠る少女とは、関係なんてない。 そう言い聞かせては、首をゆっくりと横に振り…) (09/30-07:57:01)
ハイト > (そう。自分は悪魔だ。関係なんて、ない。 目の前で何人死のうが、誰がどれだけ犠牲になろうが、他人が如何に困っていようが。 悲しむ必要も、嘆く必要も、詫びる必要も、何もかも。) (09/30-07:59:36)
ハイト > (ヒトが必要とするものは、悪魔にとって、要らないものばかり。 それなのに今、眼前で懺悔の言葉を発する少女を救おうとしているのは、やはり――) ………。 (そっと少女の涙を右手で拭ってやると、悪魔は再び膝元の本へと視線を落とした。 彼女が目覚め、彼が識り、それぞれの歯車が狂いながらも噛み合う様は、一体何時になることか) (09/30-08:04:40)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」からハイトさんが去りました。 (09/30-08:05:14)
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