room30_20120930
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」にエルさんが現れました。 (09/30-17:14:29)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」にさんが現れました。 (09/30-17:16:43)
> (両手に自分で作ったおにぎりを持ってもっさもっさとやってくる犬。)蒼炎、ほんまここでええのんー?(5号室でよかったっけ。なんて首を傾げて。5号室の前で立ち止まり。) エルちゃん、どないしたんやろ。起きとるとええんやけど。 <コンコン。>(ノックをしてみて) (09/30-17:18:04)
エル > (意識不明で未だ昏睡中の少女。時折涙は止まるものの、時を置いてまたあふれ出す。 呼吸は中々定まらず、死人の様に青白い顔と死人の様に冷えた肌。 浅い呼吸が続く) (09/30-17:18:06)
> 蒼炎:エエ、間違いナイトオモイマスガ・・・何分、ナニモキイテオリマセンノデ。(声のトーンがいつもより低く、そわそわしながらノックの返事を待っている) (09/30-17:19:25)
エル > (ノックに返事は出来る筈も無く。 部屋の中は静まり返っているようで) (09/30-17:21:14)
> おかしいなぁ。おらへんとはおもえへんのやけど。 邪魔するでー?(鍵が開いているなら、扉を開けてしまおうと。中を覗いてエルがいるかどうかを確認しよう) (09/30-17:22:05)
エル > (ベッドに寝ている姿は、部屋を覗けば見えるかもしれない。ベッド脇に椅子が1つ。) (09/30-17:24:23)
> は・・・っ!エルちゃん!! (ぱたぱたと音を立ててエルの眠るベッドへと駆け寄り。) あかん、酷い状態やん… いったいなにがあったいうん。 (おろおろとエルを見下ろして。) イルル、ドゥーク。悪いんやけど、水とタオルもってきてくれるやろか。 (周りに飛び交うドラゴンに声をかけると二匹のドラゴンは頷いて水とタオルをとりにいくようだ) (09/30-17:27:40)
> 蒼炎:・・・コレハハイト様の結界。 ハイト様もイラッシャルトイウコトデショウカ? (姿は見当たらないようで、あたりを見回している) (09/30-17:28:26)
エル > (辛うじて浅く呼吸をしている以外は、ぱっと見殆ど死体の様。 閉じた瞳から涙が溢れては零れ落ちて) (09/30-17:31:46)
> 少し前までおったみたいやけど。(ベッドの近くのテーブル(見取り図の右にある棚)におにぎりを置いて、エルのところに戻ってきて。) エルちゃん、大丈夫───やあらへんよなぁ。 (涙を流す姿に少し曇った表情を浮かべて、指で何度も何度も涙をぬぐってあげようと。) 何があったかわからへん。でも、まけたらあかんで? 僕には何もできひんのやけど・・・友達としてそばにいさせてぇな。 (眉を下げて。) (09/30-17:36:05)
エル > (少女から返答の声は無く、涙は拭えど止まらずあふれ出しては零れ落ちる。 ―小さく、ぱくぱく、と唇が揺れて) (09/30-17:39:20)
> ・・・え?何? (口がパクパク揺れているのに気づきそっと耳を近づける。何かいっているのだろうかと。) (09/30-17:40:25)
エル > (ぱく、ぱく。声は出ない。唇の動きに呼応するように、ぽろぽろぽろっと涙が零れ落ち――そして、また昏睡状態に入る。) (09/30-17:43:04)
> 何か、伝えたいことでもあるんやろか・・・ (眉を下げて。 ふと扉が開けば、水とタオルを持ってきた二匹のドラゴンが亮のところへとやってきて。) ありがとう。 (にへっと笑ってタオルを濡らせば、エルを起こさないように顔を拭いてあげようとする。汗はかいてないようなので顔だけ拭いてあげる形。) (09/30-17:45:46)
エル > (顔に布が当てられても、少女に動きは無い。喘ぐように息を付き、一拍 ―― 呼吸が止まる。   程なくまた、小さく浅い呼吸が戻り――) (09/30-17:48:49)
> (ドラゴン二匹はやることを終えると、おにぎりの置いてある方へ飛んでいき、きゅいきゅいと鳴きながらおにぎりをたべようとする。それをみた蒼炎が いけませんよ! なんて叱ったりする外野組) (09/30-17:49:45)
> (一通り顔を拭いてあげると水の入った桶にタオルを入れて。そっとエルの手を取って握ろうと。ぬくもりが届けばと、何かと闘っているように見える犬は「負けるな」と言葉ではなくてぬくもりで伝えようと。届かなくてもいい、自己満足でもいい。 でも、いつぞやのテラスで大泣きしていたエルを思い出すと、この試練の向こうに笑顔があるんだと信じたいと思う。だから今は頑張ってほしいと思った。) (09/30-17:52:20)
エル > (昏々と眠る少女は、未だ目覚める気配は見せず。 死体の様な冷たい手。握られてもその手が握り返すことも無く、だらりとして) (09/30-17:55:43)
> 冷たい。まるでしんどるみたいや・・・ (へちょ。と耳を垂らして。しばらく手を握っていたい。両手で冷たくなった手を握りしめて。) ・・・ハイトの結界ゆうことは、ここに戻ってくるんやろか。 ((ハイトと話したい気もするけど、そやなぁ・・・外にでなあかん時間まで待ってみよう。だれもけぇへんようやったら、手紙おいてったらええやんな。)) (09/30-17:59:47)
> 蒼炎:ワタクシ、ハイト様の様子見てきます。厨房カラ、マリョクヲカンジマシタノデ。 (はた。と亮のほうを見ると飛び立って) (09/30-18:07:38)
> ああ、うん。頼むわぁ。 お邪魔しとるって伝えておいてくれへんかな?(ひょいっと顔をあげると蒼炎を見送り) (09/30-18:08:42)
> 蒼炎:ワカリマシタ。 (短く返事すると器用にドアを開けて厨房へと向かい) (09/30-18:09:07)
エル > (少女はただ、何も知らずに昏々と眠り続けるようです――) (09/30-18:18:00)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」からエルさんが去りました。 (09/30-18:18:04)
> (蒼炎を見送ると、エルへと視線を戻し。) 昏睡に会いながら涙を流すなん、呪いでもかかっとるんやろか。 悪夢にしては長すぎる・・・  ・・それに、これは血の匂い? (いろいろ推測してみるも、答えなど見つからないわけで。目でみたわけでも聞いたわけでもないのだから。) (09/30-18:21:05)
> ((ハイトに聞いた方がはやいんかな・・・でもあまり足を踏み入れないほうがええよなぁ。))(気になるけど、知られてほしくないものは誰にだってあるもので。自分だって同じわけで。 そっと右手で眼帯を触れて。) (09/30-18:26:26)
> (またあふれ出すだろう涙をそっと拭って。)・・・エルちゃん。はよぅ元気なるん、まっとるから。 もうちょっと一緒にいたかったんやけど、仕事いかな。 (名残惜しそうに手を離して立ち上がり) (09/30-18:31:51)
> あれ?蒼炎まだ帰ってこぉへんの?(エルの手を握ったままふと二匹のドラゴンをみて 二匹のドラゴンはふるふると首をふり) (09/30-18:34:27)
> 手紙残さな。 このおにぎりなんやねんてなるわ。(あははっと笑って見せて、棚にメモとペンを置けばかりかりーっと文字を描き始め) (09/30-18:37:42)
> (しばらく文を描くのに試行錯誤して、首をひねってはカリカリ。うーんと唸ってはカリカリ。) (09/30-18:40:54)
> おっし、こないなもんやろか。 (満足!手紙をおにぎりの下において。) 蒼炎大丈夫かいな・・・部屋もどっとるかもしれへんなぁ。 イルル、ドゥーク一度部屋もどるで。 (部屋を出ようと歩きだし。扉の前で一度足を止めればエルが眠るそこへと視線を移して。)((また、来よう。)) (09/30-18:43:13)
> (迷惑かもしれないけど、心配なのだ。次来たときには少しでも元気になってればと願って部屋をでていくのでした) (09/30-18:43:43)
ご案内:「神隠しの森の館 -5号室-」からさんが去りました。 (09/30-18:43:46)
ご案内:「※神隠しの森の館 -エル部屋前-」にエジさんが現れました。 (09/30-20:10:08)
エジ > (何時か聞いた身の上話、呪いの話、数日前から届く事の無い朝食、館の至る所に在った足跡、気配。そして第六感。全てが嫌な予感を告げる。相手の部屋の前、ノックが出来ず、佇む自分が居て。) (09/30-20:11:41)
エジ > (悪い憶測であれば良い。が、人生で何度も感じた事のある、嫌な予感が扉の向こうから漂って消えない。) (09/30-20:13:29)
エジ > …ッ…。(何かあったとして、己に出来る事なんて無いかもしれない。ソレでも、と、意を決して歩み寄る扉。) (09/30-20:23:37)
ご案内:「※神隠しの森の館 -エル部屋前-」にハイトさんが現れました。 (09/30-20:24:20)
ハイト > (お盆に乗せたお粥を持ってやってくる悪魔が一匹。エジの姿を見かければ、おやと声を漏らして) これは エジさん…こんばんは(浮かべるのは、会った時と同じ笑顔) (09/30-20:28:24)
エジ > …ぁ。(今正に、ノックってトコで掛けられた声に、はたと止めた手。) あ、ハイトさん、でしたっけ。今晩は。(表情は以前と違って幾らか浮かない。ささっと上げた手後ろへ隠すと、目を丸く。)…ソレ、お粥、ですか? (09/30-20:30:19)
ハイト > …ええ…まぁ (匂いも見た目も美味しそうに感じられると思われる。こちらも浮かない顔、と言うより、曖昧な言葉を短く返して) …エルさんに、御用ですか? (09/30-20:32:59)
エジ > …何か、知ってるンですか。(このタイミングに相手の持ち物、そして言葉。己の中の嫌な予感を鑑みれば、自然とこの状況が頭の中で符合してしまう。勿論、嫌な方向に。訝しげと言うよりかは、何か知っているなら教えてくれ、と言う切羽詰った調子が伺えよう。) (09/30-20:35:04)
ハイト > …まぁ、まずは中へ (ここで話すには、少々人目が気になった。エルの部屋のドアを結界ごと開いて、部屋主には誠に失礼ながら、殿方を室内へお通ししませう) (09/30-20:37:22)
エジ > …。(会釈を一つ。逸る気持ちが足早にさせた。最初に目に入るのは、ぱっと見は眠っているように見える相手の姿だ。)…エルちゃん…。(とは言え。傍らでその顔を覗き込めば尋常な体調で無いことはすぐに伺える。)何が…。(あったのですか、と、恐らく続くのだろうが言葉が出ない。眠る少女の頬に触れつつ。) (09/30-20:40:25)
ご案内:「※神隠しの森の館 -エル部屋前-」からエジさんが去りました。 (09/30-20:41:25)
ご案内:「※神隠しの森の館 -エルの部屋-」にエジさんが現れました。 (09/30-20:43:17)
ご案内:「※神隠しの森の館 -エルの部屋-」にエルさんが現れました。 (09/30-20:43:42)
ご案内:「※神隠しの森の館 -エルの部屋-」にハイトさんが現れました。 (09/30-20:44:08)
エジ > …。(会釈を一つ。逸る気持ちが足早にさせた。最初に目に入るのは、ぱっと見は眠っているように見える相手の姿だ。)…エルちゃん…。(とは言え。傍らでその顔を覗き込めば尋常な体調で無いことはすぐに伺える。)何が…。(あったのですか、と、恐らく続くのだろうが言葉が出ない。眠る少女の頬に触れつつ。) (09/30-20:44:32)
エル > (ベッドの上、泣きはらした顔をした少女は、今は浅い吐息を繰り返しながら眠っている。触れればひやりとするかもしれない) (09/30-20:45:45)
ハイト > (お部屋へ入ればお粥をテーブルに置く。エジへ視線を寄越す途中でおにぎりと書置きを見掛けたが、今は触れる様子もなく。 何が、という問いには、自分が見た事だけをかくかくしかじかぱくぱくうまうまとご説明を)>エジ (09/30-20:46:23)
エジ > …(話の途中で湧き上がる殺意と、後悔。それらは全て中に押さえ込み、話を聞いていた。見えぬこの少女の体には、己の居ない場所で刃が突き立てられたのだ。驚くほどに冷たい頬を、すっと撫でては、離し。やっと相手に視線を。)―エルちゃんの、容態は。 (09/30-20:48:18)
ハイト > ご覧の通り …あれから、一度も目は覚ましていません (一度ゆっくりと瞬いて、エルを見遣りつつ) (09/30-20:50:55)
エジ > …そう、ですか。(痛かっただろう。苦しかっただろう、きっと。眠る少女の傍ら拳を握って項垂れた。)…ゴメンな…!エルちゃん…。(涙目でもう一度触れた頬。目を閉じ、聞いた情報の全てが頭の中を駆け巡る。急速に頭が冷え切っていくのを感じる。)((あの時と、同じだ――)) …傷の治療、ハイトさんが?(振り向く表情は静かで。瞳の中には何も写していない様でもあり。) (09/30-20:54:11)
エル > (意識の底、遠くで声が聞こえる。 ぱく、ぱく、と唇が揺れて) ――さ、ぃ…(掠れた声が小さく小さく漏れる) (09/30-20:55:38)
ハイト > (静けさ湛えた瞳を、こちらはただじ、と見遣る。その表情は無とも見え、また、冷たくも見えるかも知れない) 私に治癒魔法は扱えません故、エルさんの魔力を増幅し、自然治癒を促しているだけに過ぎません。 …大切な方をこのような目に遭わせてしまい、どうお詫び申し上げれば良いか…―― (胸元に手を添えて、深々と頭を下げ)>エジ (09/30-20:59:29)
ハイト > (少女の唇から紡がれた言葉を微かに聞き取りながらも、頭は上げず、ただ彼の言葉を待って) (09/30-21:01:54)
エジ > (ふるふる、振った首。)…元来人助けを好んでする方じゃないのは解ってます。エルちゃんの事、有難う御座いました。(深々と下げる頭、そのままの姿勢で。)―俺が…こんなこと頼んで良い立場じゃないのは、解ってます、でも恥を忍んでお願いします。…目が覚めるまで、彼女の…傍に居てやって下さい。お願いします。(男の胸には1つの歪んだ覚悟。すぅっと、頭を上げ。)―相手の事、教えてもらえませんか。容姿と名前だけで良い。>ハイト (09/30-21:02:34)
ハイト > (頭を上げれば、エジを真っ直ぐに見る。 人助けを好んでしない。その言葉には、否定も、肯定もせず、真っ直ぐに) …それを訊いて、貴方は如何なさるおつもりですか? (09/30-21:04:56)
エジ > …。(うわ言が聞こえると、再び見つめる相手。傍に居たい。死ぬほど心配、だけど。腰元につけたブローチを外し。そっと相手の傍へ置いた。)…すっげェ短い時間だったけど、俺ホントに人生で一番シアワセな時間だったンだ。アリガトね、エルちゃん。ソレと―ゴメン。(相手の額に己の額ぶつけて、微笑した。己に出来る事は――)>エル (09/30-21:05:45)
エジ > 殺します。彼女の為じゃない、俺は、俺の為にソイツを殺します。(その言葉が相手にとって己を止める理由にはならない。何故だかそんな気がした。)>ハイト (09/30-21:07:14)
エル > ―ごめん、な、さ―…(こつり。当てられるおでこ。 ぱく、と切れ切れにうわ言が漏れる。 ぽろ、と涙が筋を作って) (09/30-21:07:49)
ハイト > ッ――!! (一連の言動、そしてエルの呟きを見聞きすれば、弾かれたように床を踏み、エジの胸倉を掴みにかかる。 掴むことが出来たなら、そのまま壁までダンッ!と押し付けてしまいたいところだが、如何か) (09/30-21:09:42)
エジ > ―意外と、『そういうコト』で熱くなるンですね。(相手を見ている様で見てい無い視線は、逸らすことなく相手を見つめている。)俺は『化け物』になります、彼女が金輪際一人にならない様に。>ハイト (09/30-21:11:38)
ハイト > 貴方が個人的な事情で誰かを殺すのは構いません。 ですが… (相手を見据える瞳は赤く、紅く) ただでさえ不安定な彼女を、貴方自身の手でこれ以上の闇へ引きずり込んで、それで貴方は満足ですか…!(湛える表情は、徐々に暗く)>エジ (09/30-21:18:14)
エジ > ―全て、黙っていて下さい。俺がココへ来た事。ココで今日起こった事、俺がコレから何処へ行くのか、何をするのか。(悪魔には敵わないかも知れない。しかし相手の手首を静かに握り締める力は、人間という領域を遥かに超えている。)―そうすれば彼女は…いや。嘘は吐きたくないな。俺は、彼女の中でだけは「いつもの俺」で居たいんです。(ココから先はもう違う。人間として、錬金術師として、男個人として。あらゆる禁忌を犯すつもりだ。)―もう一度だけ、お願いします。ソイツの、名前と、背格好を教えてください。 (09/30-21:21:55)
ハイト > (自分自身でさえ、何故エジを止め 更に講釈染みた言葉を吐いたかは解らない。ただ、目の前で起きていることがどうしても許せなくて。 許せない理由も、今は、解らない―― それでも目の前の人間が、錬金術師が、男が、拘束した手を掴んでくるなら、その手はそっと離すのだろう) …約束は出来ません。彼女にとっての最善を、私は尽くすだけです (男に対し 少々俯き加減で答えると、そのまま、森で見かけた男の特徴を、告げるのだろう) (09/30-21:26:38)
エジ > ハイトさん、申し訳無いです。本当に、感謝してます。(もう一度深々と頭を下げた後、エルの元へ。相手の頭を軽く撫でて、こんな状況でもついつい笑みが浮かんでしまう。)…早く元気ンなれよ?呪いとか、闇とか、そんなんどうだって良いから。…元気ンなってくれな?(名残惜しげにもう一度、撫でた後、足早に部屋を後に。己の部屋で、マスクと、囚人服を見に着けた後、館を後にした。) (09/30-21:29:43)
ご案内:「※神隠しの森の館 -エルの部屋-」からエジさんが去りました。 (09/30-21:30:07)
エル > ―― (小さく唇が紡いだ言葉は音を発せず、部屋を出た男に届くことは無い様で――) (09/30-21:32:30)
ハイト > ……。 (何も言わなかった。言う必要も、言う意味も、ないと感じたから。 そして悪魔は知っていた。残される気持ちも、残す気持ちも。 出て行く男を見送ることなく、悪魔は少女の枕元に置かれた椅子にすとんと座り、ほんの少しばかり、項垂れる) (09/30-21:33:18)
ハイト > (少女が、声無き声を発している。幾度となく繰り返される懺悔の言葉は、やがて悪魔の中に渦巻く何かと混じり、合わさって、流れ―― そして、また呑み込まれていくのだろう。自分には、関係ない事、と) ………。 (座ったばかりだのに席を立ち、そのまま音もなくエルの部屋を後にする。結界は張ったままに…) (09/30-21:37:24)
ご案内:「※神隠しの森の館 -エルの部屋-」からハイトさんが去りました。 (09/30-21:37:28)
エル > (誰も居なくなった部屋。 少女は深い意識の底に居た。 ―漆黒の闇の中、少女は糸を手繰る。 『あの』闇色の糸なのか、それとも別の何かなのか。 手の中の糸を、指先で解し、スルリと解いて行く。) (09/30-21:40:39)
エル > (流れて行く、声と影。 ぺたりと座り込んだまま、手の中の糸を解く。 『化け物め―!!』) (09/30-21:43:00)
エル > (『化け物やっても、かまへんねん…。』 ―するり。糸を解く。  化け物でも、構わないのだ。 それが自分なのだから。 愛されない事も、忌み嫌われるのも、とうの昔に慣れ、今は何とも思わない。 ―だから。『かまへんの…』) (09/30-21:45:41)
エル > (『せやけど――』  スルリ。糸を解く。 解いた糸を逆の手で滑らせて。 『知らへん――  んーん。 せやないって、思おうしててん―』 つん。引っかかる糸。 指の先を使い、解く。気付けばその爪は醜く鉤型に尖り。 暫し、その手に視線を落とす。 尖った爪の先を使い、糸を解く。) (09/30-21:49:56)
エル > (糸を解く闇の中、浮かぶ1冊の本。捲れるページ。繰り返し見た、意識の底のその光景。 見なくても、もう書かれた文字は覚えてしまった。 それにあわせる様に、古い古い記憶から、順に光景が流れて行く。 少女は糸を解く手を止めない。 ―スルリ) (09/30-21:52:42)
エル > (ス、と浮き上がった女が、少女の前にしゃがむ。 少女は女を見ないまま。 『お前は化け物なの。』 淡々と、女が口を開く。 『―うん。知ってる。』 少女は頷き、糸を解く。) (09/30-22:00:37)
エル > (『だから愛されようなんて思っては駄目よ?』 女は少女を覗き込む。 『―うん。判ってる。』) (09/30-22:02:53)
エル > (『全部、お前のせいなの。』 『だからこれは私の復讐よ。』 うん、と少女は頷く。 ―絡まる糸を、指先で擦り、絡む部分を解して。『―せやけど、お母さん。』 顔を上げる。 女の姿は消えていた。) (09/30-22:06:24)
エル > (『お前のせいなのよ?』 女の声だけが響く。 『あの人が私の元を去ったのも、私が 殺されたのも―』    ぴた。手が止まる。) (09/30-22:08:55)
エル > (『―せや、ね。』 思い当たる事は、沢山あった。 此処に来る以前。此処に来てから。 自分と関わったから――『…ごめんなさい。』 何度目かの詫びの言葉が口から漏れる。)――ごめ、な…さ…― (09/30-22:13:59)
エル > (少なくとも。 ―糸を解きながら、意識の底の中、つらつらと思う。 これは自分が撒いた種。 エルピーだからでも、化け物だからでもなく、自分の軽率が招いた種。 それこそが罪で―― 『エルのこないなとこが、災い齎してまうんかも、しれへん、ね。』) (09/30-22:19:45)
エル > (『せやから、解かにゃ。 頑張る約束しててん…。 エルが阿呆なせいで、誰か傷つけるんは、絶対止めなあかんの…。』 ―スルリ。 糸が解ける。 後少し。) (09/30-22:23:24)
エル > (ポロ。涙が零れる。口元には、静かな笑み。『…エジくーん。』 小さく、甘えるように名前を呼ぶ。 スルリ。糸が解けて行く。) (09/30-22:26:47)
エル > (『ほんま、めっちゃ嬉かってん。 エジくんも、エルとおんなし気持ちやって、ほんまむっちゃ嬉しかってんよー。』 スルスルと糸が解ける。 後、1箇所。 手が止まる。) (09/30-22:29:02)
エル > (最後の絡まった糸を解く時、その覚悟をしなくてはいけない気がした。   ―ゆっくり、最後の部分を引く。『ずぅっと、一緒にいてたい、よ。』 ・・・スル。最後の糸が、解けていく。『―けど…。』 ―はらり。 最後の糸は、あっけなく、あまりにもあっけなく解けて、風に靡くようにたゆたう。 『―きっとまた、零れ落ちてまうのかも、しれへんね…』 ―離れたくない。 ずっと一緒に、あの日みたいに手を繋いで、何処までも歩けたら、良い。 でもそれは、自分には決して叶わない、叶うことの無い願いなのかもしれない。 流れる糸は手から離れ、サラサラと散って行く) (09/30-22:39:51)
エル > (『…傍に、いてたい、よ…。エジくん…っ』  漆黒の闇の中、顔を覆う。 枯れた筈の涙がとめどなく零れ落ちて) エジ…くん…(思いは唇から外へと漏れる。 意識はまだ、沈んだままに、呪いの糸は解けているかもしれない――) (09/30-22:48:01)
ご案内:「※神隠しの森の館 -エルの部屋-」からエルさんが去りました。 (09/30-22:48:40)
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