room31_20120920
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」にエリゴスさんが現れました。 (09/20-19:49:13)
エリゴス > (身体が丸二日休んだらそこそこ動くようになったので、マティアスの部屋を後にして館をうろうろ探検していた。書庫で本を読んだり色々していたが、外に散歩しようと。一つ分かったことは、己の普段の格好は動くにはあまり向いていないということだ。着慣れているから普段着には構わないが――)……ここか。(――前見たときからちょっと気になっていた、拓けた場所。長ったらしい髪は首元で束ねて編んでおり、格好も黒い上衣に白いゆったりとしたズボンと普段より動きやすめ。何、少々身体を動かしたくなったのだ。今は――瘴気の地に行く気力は起きない) (09/20-19:52:22)
エリゴス > (赤毛の青年と戦ったときは傷にあまりにも鈍かったせいでほぼ捨て身だったが、別段武術は苦手ではなかった。かつこつと小屋に歩み寄り、扉を開ける。適当な一振りの剣を手に取って) (09/20-19:54:59)
エリゴス > (剣はどこにでもあるような、刃渡り七十センチ程度の両刃の剣。誰もいない修練場の中央付近へと歩んでいき、立ち止まって片手で正眼に構える)<<――ヒュッ>>(剣が風を切る。一度、二度。袈裟懸け、正面、相手の脳天打ちを懐に飛び込んでかわして胴を薙ぎ、小手への刃を身体を引いて首を狙う。見えない敵を相手に剣を流麗に動かして) (09/20-20:01:47)
エリゴス > (剣を振るっている間、男は終始無言だった。短く息を吐く音と、刃が空を切る音のみがしばし修練場に響く。夜闇のひんやりとした涼しい風が吹いた)…………。(ひとしきり振るい終わると、軽く袖で汗をぬぐって、その場に座り込む。寝込んでいた身体を動かしたせいか、疲労が早い) (09/20-20:06:03)
エリゴス > (ぼーっと三日月の浮かぶ夜空を見上げる。星が砂のように散りばめられて瞬いている。剣を振るえばやはり、思い出されるはあの赤毛の青年)…………。(戦いで死に瀕したとき、確かに自分は愉悦を、快感を感じていた。生を自分でつかめるかもしれない――「勝てる」かもしれない、「生きられる」かもしれない。その可能性は甘美な果実酒のように死に際の男を酔わせていた) (09/20-20:13:55)
エリゴス > (だが戦いで傷つくと、マティアスやヌコが自分を心配する、というのは分かった。それは嫌だった。何が嫌なのかはよく分からないが、自分のためにあれこれ動いてくれた、というのが嫌で嫌で仕方なくて)……はぁ。(だが、目下の心配事は――――金がないということだった) (09/20-20:17:27)
エリゴス > (どうやら変化のある世界で生きいていくためには、食糧以外にも何かと金が入用だというのは、ここ数日の観察で理解してきていた。だが金を稼ぐための、たとえばマティアスのような便利な術などは男は持ち合わせていなかった。何かを狩って売るのが手っ取り早そうではあるが) (09/20-20:19:58)
エリゴス > (剣を持って、小屋にすたすた歩いていく。ちょっと自室で休んだら、また書庫かどこかへ行こうか、なんて考えたりして――――) (09/20-20:22:17)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」からエリゴスさんが去りました。 (09/20-20:22:24)
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