room40_20121014
ご案内:「※現実と精神の狭間」にアザミさんが現れました。 (10/14-19:05:13)
アザミ > (プロフはっていないのはわざとなんだぜという中身の言い訳) (まるで深海のような空間。そこに、ただ浮いている、目に光のない少女。何故、ここにいるのか、それは、自分もよくわかっている) ……………ごめん、ね…。(小さく、呟いた) (10/14-19:07:16)
アザミ > (背を下に、顔を上に。所謂、仰向けの状態で浮いている。自分が施設に運ばれてから、ガラスの筒状の檻へ入れられ、意識と、身体とを引きはがされた。きっと、今はそのガラス筒の中も、己を包み込む保存液でいっぱいなんだろう) ……ずっと一緒だって言ったのに、なんで、僕は悪い子なんだろうね……こんな形で、お別れなんて…。(精神の海底を漂う自分は、無責任すぎて、まさに嘘つきだ。彼を、あの約束を、こんな形で裏切ることになるなんて) (10/14-19:11:14)
アザミ > (あぁ、せめて、最後に、あの人に会えたのなら、今の自分をそれこそ叩き、叱り、追い払うほどに突き放してほしかった。ゆっくり、体を回転させて、視界が地面をみる。黒い砂の地面を) (10/14-19:14:06)
アザミ > (今の自分は一体どんな醜い状態にされるのか。魂とも同じように取れる意識を剥がされてしまい、向こうにいる自分の体の状態はわからない。覚えているのは、意識を剥がされる手前までだ) ……お父さん、お母さん………。(脳裏に思い浮かんだ、懐かしく、記憶にかすんでいる顔。回想はそこから始まり、少女が、時狭間へと足を踏み入れるまでの記憶が、脳裏に再生されていく。あぁ、これが走馬灯というモノなのだろうか。今の少女には、死んでいるのか、生きているのか、自分の体が無事なのか、もう帰れぬ体になっているのか、それすらもわからないままで) (10/14-19:18:28)
アザミ > (今、彼はどうしているだろうか。己のことで必死に悩んでいるのだろうか。それとも、何処かで戦っているのだろうか。どちらにせよ、少女が望むのはただ一つ、「彼だけでも生きてほしい」ことだった) ……先に、僕がこの世を去ることになるのかな……僕がいなくなったら、僕を忘れてくれるのかな…。(ゆっくり膝を抱える。水の中というだけじゃないが、今の少女には痛みも苦しみもない。悲しみと寂しさだけが、意識を支配している) (10/14-19:21:41)
アザミ > (不安定な空間の中、言葉のとおり、一人ぼっちになってしまった少女。あぁでも、この感覚は初めてではなかった。2度目である。父母と一緒に過ごしていた時に、彼らを襲った戦争の火花。その時が、最初の一人ぼっちだった) ………。 (あの時は、仕方がないことだと思って投げやりになっていた。でも、今回は、隣にいるはずの姿も、周りからかかる声もない。水の音と、自分の呼吸と、すすり泣きしか、この空間には響いていない) (10/14-19:24:58)
アザミ > ………もう一度、だけ……。(あぁ、どうか神様。自分を、もう一度あの人の元に行ける力を自分へ。そう、願うも、神へこの声は届いているのだろうか。もう、魔物として生きることを選んだ自分を“見放して”しまったのだろうか。あぁ、いっそのこと、彼に、彼の最初の恋人のようにすべて食らい尽くしてもらって、この世になんていなかったことになればよかったのに。そんな、残酷な願いまでも、少女を支配する) (10/14-19:28:32)
アザミ > (足を抱えていた手を緩める。足を延ばす。ゆっくり、泳ぐように足を動かして、空間を移動してみる。だが、見えるのは黒い砂と白い天井と、おなじ景色だけ。自分以外の、この空間以外、誰も、何も視界に映り込んでこない。それでも、泳ぐ。足は、不思議と動きが滑らかだ。それも、異常だと気付かないままで) (10/14-19:33:47)
アザミ > (やがて、地へ足を付いて、水の中を立つ。長い髪が水の抵抗を受けるようになびいたままで) ……。 (暗がりに手を伸ばすように、己の手が前へ伸ばされていた。己の影の力は、使えない。使えなくなっている。精神状態では、何もできない、人そのもの。やるせない) (10/14-19:37:32)
アザミ > (やがて、少女の姿が歪み、光となる。黒い光が、同じ色の小さな光をこぼして、どこか、別の空間へ飛ばされるんだろう。意識と体は、遠く遠く、離れていく―――) (10/14-19:41:26)
ご案内:「※現実と精神の狭間」からアザミさんが去りました。 (10/14-19:41:33)
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