room40_20121219
ご案内:「※ キャラバンガード」にルカさんが現れました。 (12/19-18:07:40)
ご案内:「※ キャラバンガード」に状況さんが現れました。 (12/19-18:08:21)
状況 > アミブルからシャーフランへの街道はひたすら左右に森が続いている。
そんな道のりを行く日々で今日で4日目だ。
君はキャラバンの後ろをジグムンドかバレンチノンと共に歩いて、夜は野営の準備をし、夜番をする日々が続いている。
石畳の街道がずっとずっと続いている。
デズモンドによれば、この街道が敷設されたのは100年前らしく、街道の敷設が完了するまでにもそれくらいの時間を要したらしい。
道を作ると言う事が、この世界の人々にとって以下に困難かを物語る話だ。

雨の心配もなく、順調に進む旅路。 (12/19-18:09:39)
状況 > ホブゴブリンの強襲部隊を交えたゴブリンの一団だ。

「デュランは左だッ!マグナースは右を守れッ!」

ジグムンドは気迫を漲らせた声で次々と指示を飛ばした。
愛用の大剣ツヴァイハンダーをぐるりと翻す。

「私は正面に行く。バリー、全体の援護だッ!」

「ジャコモ!私以外を援護しろッ!クーパーッ、馬車に奴等を近づけるなッ!」

「ルカ!君は後ろだッ、背面攻撃を食い止めろッ!」 (12/19-18:10:54)
状況 > 戦闘開始。

戦闘結果を判定する事。

行為判定

使用能力・スキル:戦闘スキル、筋力、敏捷などの身体スキル
使用能力・スキル2:状況判断、注意力


目標値:8 (12/19-18:11:16)
ルカ > はい!(ジグムンドの声に短く返事をして、食い止めに入る……) [6面2個 2+3+(1)=6] (12/19-18:12:45)
状況 > ゴブリンは追い払うことが出来たが、キャラバンの荷物をいくか掠め取られた。
危険手当として日々の給与+銀貨10枚を君は受け取る。 (12/19-18:13:59)
状況 > 「ほい。起きな。」

野営時の就寝中にゆさゆさと君は揺さぶられる。
バレンチノンが君を起こそうとしているようだ。君が目覚めたことを確認すると「あいつらに見られてるぜ。騒がず静かに戦闘準備だ。」そう言って他の仲間達の方へと行った、

「そういうわけで、冷静に対処をお願い致します。」

そんな声がしたかと思えば、手近な馬車からジグムンドがひらりと出てくる。既に完全武装だ。鎧と大剣で身を固めている。

「ルカ。君は戦いが始まったら、ジャコモと一緒に撃ち漏らした敵を掃討してくれ。特に馬車の中にヤツ等を入れないように。」 (12/19-18:17:44)
ルカ > (眠い目をこすりながら、という程ではない。覚醒は早い。)おはようございます。(条件反射で挨拶しながら身を起こす。お仕事だ。) (12/19-18:19:15)
状況 > 森の中からゴブリンが襲撃のために現れるとディランは跳ね起きてハルバードを掴みあげた。

「ヒャッハー!おまえらヘマるなよ。ぜってー近づける前にヤるんだぞ!」

ゴブリンが現れる。一匹、二匹、と前方にもいるが、ほとんど音も立てずに背後を取るように、後ろの側面からも次々とゴブリンは現れる。


君はキャラバンの背後を取ろうとしているゴブリン達の相手をすることになった。 (12/19-18:19:41)
状況 > 戦闘結果を判定する事。

行為判定

使用能力・スキル:戦闘スキル、筋力、敏捷などの身体スキル

目標値:8 (12/19-18:20:01)
ルカ > (ショートソードを抜く。) [6面2個 5+5+(1)=11] (12/19-18:21:38)
状況 > 完全に君が優位だ。キャラバンに近づける事なくゴブリンを追い払うことが出来た。
危険手当として日々の給与+銀貨10枚を君は受け取る。 (12/19-18:22:22)
状況 > のそ、のそ、のそ、のそ、のそ
森から現れたのは、キャラバンの誰よりも大柄な種族だった。
はげ頭の緑色の肌で、長い手足は非常に太い。
でっぷりと太っているものもあれば、筋肉質のものもいるが、共通していることは高い背丈と丈夫そうな四肢で、緑色の肌をしていることだ。

「おいおい、トロルかよ。仕事してんのか、エンパイアの兵隊さんたちは。」

バレンチノンがこぼす。 (12/19-18:24:43)
状況 > 乱闘になった、マグマースやディランは応戦しているが、今回ばかりはゆとりがない。
力比べではあちらの方に分があるからだ。なおかつ、彼らは傷つけられても、どんどん傷を塞いでいく。


「よし!ルカ、しばらく耐えててくれよ!あいつらの弱点は火だ!俺が火矢を雨あられとお見舞いしてやるから、それまで我慢してくれよ!」


バレンチノンは君に後ろを託すると、火鉢を馬車から持ち出して火をつけて、油を染み込ませた布をやじりに巻き始めた。それをいくつも作ろうとしている。

「すぐに済むからな!」


君はバレンチノンの準備ができるまでトロルの猛攻に持ちこたえなければならない。
トロルは君へずしんずしんと地面をならしながら突進してきたかと思うと、長く太い手を振りかぶり、君を弾き飛ばそうと薙ぎ払った。


暴れるトロルの攻撃をさばきつづけるながら、自分に引きつける。 (12/19-18:25:13)
状況 > 必要スキル・能力1:回避運動、瞬発力、持久力などなど。
必要スキル・能力2:剣術

目標値:9以上 (12/19-18:25:37)
ルカ > (初めて見た。その大きさや威圧感に圧倒されている場合ではない。何とかして時間を枷が無いと……瞬発力、持久力により補正1) [6面2個 3+5+(1)=9] (12/19-18:27:24)
状況 > 君はトロルの猛攻をしのぎ切った。
次々とバレンチノンが火矢を放ち、トロルは体を燃やしながら果てていった。
危険手当として日々の給与+銀貨10枚を君は受け取る。 (12/19-18:28:26)
ルカ > (ほっと胸をなでおろす。燃える巨体をぼんやりと見つめた。) (12/19-18:29:26)
状況 >
そろそろ6日ほど移動をしている。
途中、宿場町に宿泊したり、野営を繰り返しながら移動を続けている。
北には丘が並び立っているのが見える。木々に覆われている所もあれば、草ばかりの丘もある。

「広くなったなァ。」

バレンチノンは君の隣で呟いた。
(12/19-18:30:09)
ルカ > (確かに景色を見渡せるようになった。ええ、と頷き。) (12/19-18:31:22)
状況 > 「ああ、あそこはな。あそこと同じように木がたくさん生えていたんだが、羊毛がコミューンで流行りだしてからか、移牧が盛り上がってな。それで、もっと羊が食えるものを増やすために、あそこの丘の木を切ったんだ。」

彼が指差した場所には、今は一面が草地の丘だ。
「あそこから、あそこまでが木だったんだがなぁ。」と、彼が指し示すのは丘が4つぶんほどの範囲だ。
実際にはその奥に連なっている丘も含めてなのだと考えると、そこそこの広さの木がなくなった事になる。 (12/19-18:31:59)
ルカ > 随分広い範囲ですね…(ほう、と目を細め、草地の丘を眺める。) (12/19-18:33:35)
状況 > 「たまに思うんだが。人間の数が増えて、もっと羊毛が流行り始めたら、この辺りから森が消えちまうかもしれないな。この辺りの連中が金に困らなくなるのはいいんだが、鹿狩りとか出来なくなるんじゃないかと思うと、世の中うまく出来てるなぁ、と思うね。誰かが得したら、誰かが損をするってな。」

バレンチノンは少しだけ笑う。 (12/19-18:34:34)
ルカ > …確かにそうですね。 森がなくなってしまうのは、なんだか淋しい気もしますし…(とはいえ自分が来た世界は大分森が切り開かれている。緑を残すのは山に近い自分の生まれ故郷や似通った村ぐらいのもので。) (12/19-18:36:47)
状況 > 「あと、ちょっとでシャーフランだぜ。あそこで食うラム肉にシチューはハートまでぽっかぽかになるくらいうまいんだぜ。なんてったって俺の愛しいマイスウィートが作るモンだからな!」

がっはっはと笑うバレンチノン。

「ちくしょう。なんで、あいつがモテて、俺がモテないんだ…。デカさじゃあ負けないのに!」

キャラバンの側面を歩いているマグナースが嫉妬に駆られて叫んだ。 (12/19-18:37:23)
ルカ > ((………モテるのか…))(密かに気に止まった。 マグナースさんが叫び出すのはいつものことなので気にしないことにした。) (12/19-18:39:02)
状況 >
「クシシシッ。おまえがデカイのは図体とぷらんぷらんだけジャン。」

「おま、おま、ち、ちくしょうっ。泣いてやる!」

かなり痛いところを疲れたのか、本当に悲しそうに顔を歪ませて涙目になり、顔を覆って咽びはじめるマグナース。


「ムラムラムラムラ…!」
(12/19-18:39:50)
ルカ > (こんなやり取りにはもう慣れた。進んで口を出そうとは思わないが、聞いていて不快ではない。) (12/19-18:40:37)
状況 > ディランは静かだ。今までは静かだった。
だが、何かに辛抱するように忍耐強い顔を今までは保っていた。
だが、ここに来て、何か独り言を言い始めた。

「フンッ、ムンッ、フゥンッッ。」

「ディラン〜〜。どうどう〜〜〜。そのうち、とーぞくが来てくれるよぉ。」

クーパーは宥めるように、彼の背中をポンポンと叩く。
ちなみに、ディランの武装はマグナースと同じく斧槍で、防具の類は全く身に着けていない。
クーパーは背中に短弓を背負い、腰に短剣。鎧はなめし皮の胴着を身に着けているだけだ。
この二人は兎に角素早さ重視らしい。
ディランに至ってはいつでも上半身を裸にしてやると豪語している。
バレンチノンの話では、彼は雪山の中でも上半身裸にスキンヘッドというスタイルでいることに何の抵抗もないらしい。

「神よ、あなたに出会うために、我に戦いを与えてください。」


あまりの寂しさ?のためか、彼は厳かな声で祈りはじめた。
しかも、跪いて。

「ディラン…。祈りは休息時にやってくれ!」

前で先導をしていたジグムンドはあきれたような声でディランを叱咤した。

「嗚呼嗚呼ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああいいいいいいいいいいいいいいいいあああああああああああああああああああああァァァーーーーーーーーーーーッ!!」 (12/19-18:41:09)
ルカ >  ………。(だがどうにもディランは苦手だ。静かにしているのならいいのだが、やはり『神に捧げる祈り』というのは聞いていて気分の良いものではない。致命的に苦手なわけではないのだが、なんとなく気分が悪くなってくるのだ。) (12/19-18:43:11)
状況 > あまりの事?にディランは叫び始めた。
斧槍を手にとって立ち上がる。

「ひゃっはっはっはっはっはっは!!」

大笑いを始めるマグマースとジャコモ。
バレンチノンまで笑みを噛み殺している。クーパーは目を丸くしている上に耳を押さえている。至近距離の絶叫で耳がおこしくなりそうだったのだ。

「ジグムンド!!すまん!俺と神のために生贄になってくれッッ!!」

「な、なにい?」

ディランはそういうと、ハルバードを振りかぶって猛烈な勢いでジグムンドに突進した。


「やれやれぇ!」

マグマースがはやしたてる。

「うっほぉー!決闘だァァアァ!」

トラブル大好きクーパーが飛び跳ねて手を叩く。

「いやあ。ジグ。いつも大変だが。今日はまた突拍子もねえなあ。」

バレンチノンはのほほんとしていた。

「くしししっ。旦那、期待してるぜ。血が見てえ。クシシッッ。」

ジャコモは飄々と笑っているようで、目つきがちょっと血走っているように見える。 (12/19-18:44:05)
ルカ > !?(いやまて、何でそうなる、と突っ込みたい少年。 ……どうやら矛先はジグムンドのようで、ああ。まあこれならすぐに何とかなるな…多分。と納得して。)……御愁傷様です。 (12/19-18:45:43)
状況 > 「お、お、愚か者ガァァァァァァァァァッッッ!!」

ジグムンドはあまりの事に頭に血が上ったのか、愛剣ツヴァイハンダーを抜き放つと、大またにディランに向かって迫っていった。
ゆらゆらと周囲に陽炎でも出ているかのような雰囲気が生まれた。

「ハレルヤ!イスリーーーイィル!!」

ハルバードをジグムンドの脳天を目掛けて振り下ろすディラン。轟風が周囲にブォンッと巻き起こる。

「隙だらけダロウガァァァァァァアアァアァァァーーーーッッッ!!!」

ジグムンドはあっさり低い姿勢になって右手斜め前に体をずらしながら、剣を瞬間的に振りかぶると、電光石火の速さで頭上に振り払った。


ガキィィィンッッ!

凄まじい轟音と共にディランが振り下ろしたハルバードが飛ばされて、草地にばさりと転がった。 (12/19-18:46:28)
ルカ > (見事にハルバードが飛べば拍手の一つもしたくなるが、おお。と簡単するにとどめて。) (12/19-18:47:58)
状況 > 「……おおっ。見事だ。それでこそ神の戦士。俺の神も満足したようだ…。」

「少しは反省せんカァァァアァッ!体罰を与えるッ。」

どごおっ。鉄拳がディランの顔に叩き込まれ、打ち倒された。

「はーーー……。」

うんざりしたように息をつくジグムント。
周りは拍手喝采だ。

「いやあ、いいもの見せてもらった!さすがジグムントの旦那だ!」

マグナースは手を叩いてうんうんと頷いている。

「クシシシッ、思春期の少年を宥めるのはお手の物だな。血はまたの楽しみにしておこう…。」

ジャコモは少しだけ残念そうだ。

その他、キャラバンの商人やした働きの男達もやんややんやと喝采を送っている。 (12/19-18:48:08)
ルカ > (最早見慣れた光景となったそれにひとtりごちに笑う。一人で笑っていれば、バレンチノンがぽんと肩を叩いてくるが。……そういえばすっかり肩の傷も治ったな…等と傷自体を覚られないようにはしていたが、己の中でやはりもう人間ではないのだ、と少しだけ寂しい風が吹く。) (12/19-18:51:20)
状況 >
「おいおい。見世物だったのかこれは。」

ジグムンドは困った顔になりながら、剣を治めた。


「そうだったんだよ、ジグムント君。」

バレンチノンは笑いながら手を叩いてそう言った。

「やれやれ。」

ジグムンドは嘆息した。 (12/19-18:51:28)
ルカ > (バレンチノンが離れていけば、やはり遠巻きにキャラバンと護衛達を見る。そこに自分の居場所はあるが、深い溝は自分の心の中から消えないのだった。) (12/19-18:53:39)
状況 > 昼間のディランとジグムンドの騒ぎについては必ずしも肯定的に捉えている人物ばかりではないようだ。
それについてわかるのは野営時だ。
焚き火を囲みながら、護衛チームとは別の場所で食事をしているデズモントを中心とした商人達からこんな会話が聞こえてくる。

「だから、いつまで彼らを好きにさせておくのかね?ワシらの心臓がこれじゃあいくつあっても持たないわい。」

「はっはっはっは。そう言うなグレゴール。彼らほど優秀で勇敢で、しかも、僅かな賃金で働いてくれる護衛はなかなかいないのだよ。」

「むう。たしかに賃金の問題はイスリルの名に誓って重要ではあるがな。だがだ、目の前であんな大きな斧を振り回されて見ろ…!あやうくワシはこの若さでぎっくり腰になるかと思った!あいつらにまちがって殺されたりせんだろうな、と気が気ではないのだぞ。」 (12/19-18:54:35)
状況 > 「ほう。そういうこともあるかもしれないな。彼らは善良ではあるが、ちょっとした片手落ちでそうなることもあるかもしれない。」

「デズモント!ワシは真面目に話をしておるのだぞ!」

「ふむ。だが、私も真面目にこう思うのだよ。グレゴール。彼らほど使命感があり、勇敢で、しかも、低い賃金で働いてくれる戦士たちは滅多にいない。だから、彼らを使い続ける。」

「そうか。だが、せめて、ワシの命を少しでも大切に思ってくれているのなら、もう少し彼らを大人しくさせられんか。あんな風に兵隊のデカイ武器を目の前で振り回されてたら、ワシは金勘定どころじゃなくなってしまうぞ。」

「ふむ。そうか。それはそうだな。」 (12/19-18:54:51)
状況 > 商人グレゴール以外にもそれぞれ、護衛チームに関する不満をいくつか述べた。
デズモントは真面目に応答したり、笑み混じりにもの柔らかくそれらに対応していた。
やがて、デズモントは腰を上げると、別の焚き火の周りで食事をしていたジグムンドに声をかけ、なにやら気楽そうな調子で彼と話を始めた。
ジグムントはそのうち、頭を何度も下げては、何かを懸命に主張したり、静かに話を聞いたりしている。 (12/19-18:55:19)
状況 > やがて、二人の話は終わり。ジグムントは護衛チームの焚き火に戻る。

「ジグー、おかえりー。」
「どうだった?」
「クシシシッ。」
「神よ神よ神よ。」
「うーん、腹減ったなぁ。」

クーパー、バレンチノン、ジャコモ、ディラン、マグマースはそれぞれ反応を示したが、全く戻ってきたジグムントに対してのものではないのが大半だった。 (12/19-18:55:52)
ルカ > おかえりなさい。(後半ジグムンドさん宛じゃない…と思いつつ、苦笑を浮かべながらもジグムンドの帰りを喜び。) (12/19-18:57:22)
状況 > 「ごほん。ディラン。デズモント氏より、先ほどの俺とお前の振る舞いについての苦言を受けた。わかるな?」

「オー、マリィィィァァァァ〜〜。ヨーーーォォォォルミィィーー…。」

聖母賛歌に夢中でディランはそれ所ではない。
恍惚とした顔でマザーへの礼拝と賛美を込めて歌を歌っている。

「あー、ディラン。確かに、私も軽率だったが、元はと言えばおまえが唐突に襲い掛かったことが問題なのであってだな。」

「アアーーーヴェーーーマリィィィィィァァアァァァァッ!」

ジグムンドの頭の上の大気が揺らいだように見える。

「あ、はじまった。」

クーパーはすぐにそれを見て、ジグムントから離れた。
ジャコモはディランの傍から離れた。
マグマースはにやにやと再びこしらえたシチューを器に持って食べ始めている。
バレンチノンはにやにやと二人を見守っている。

「体罰を与えるッッッ!」

バキィィィィィッッ!

マザーへの愛の中にいたディランは現実と言う名の鉄拳を受けて、目が覚めたようだ。 (12/19-18:57:54)
ルカ > (距離をとりつつ、苦笑を浮かべながらも自分もにやにやと見守る方に入るのだろう。) (12/19-18:59:02)
状況 > 「はっっ。なんだ、ジグムンドよ。俺はマザーに俺の戦いぶりについてどう思うか心の中で100回くらい尋ねていたのだが。」

「なんだそりゃぁあぁぁぁ!いいか!そんなことはどうでもいいんだ!」

「むっっ。そんなことではないのだが…。」

「いいか。よおく聞くのだ。私とおまえの日中の決闘についてデズモンド殿の苦言があったのだ。おまえがあまりにも唐突に気でも狂ったかのようにその斧槍を振り回すから、商人の中でいつ「ちょっとした事故」で死ぬかもしれないと、怯えるものがいる始末だ。おまえと私のせいなんだ!黙って聞け!いいか!我々の使命はキャラバンを護衛し、平和的に交易を続けさせる事なんだ!それがエンパイアとコミューン間の接点を作り続けることに繋がり、両国の平和にも繋がるのだ!これが続く限り我々の賃金が保証され、おまえのためにもなる!」

「いや、俺は戦争が起こってくれたほうがむしろ有り難いぞ。神と聖母によき戦いを見せることが出来るからな。」 (12/19-19:00:03)
ルカ > (随分と物騒な信仰だなぁ…と眉を顰める。) (12/19-19:00:49)
状況 > 「それは神の望みか?それともおまえの望みか?ディラン。」
「どういうことだ?」

「おまえは神の名を騙り、自分の行いを全て神のためと称しながら、すべては自分の低俗な欲望のためなのだ。ディラン。」

その眼差しは激しくも厳しい。憎しみで燃える炎ではない。嫌悪すべき低俗なものに対する純粋なる怒りの炎だった。

その眼差しをまともに受けて、ディランは怯えたように肩を縮こまらせた。
背丈は明らかにディランが大きいはずだが、この時ばかりはジグムンドの方が何倍にも大きく見えるだろう。 (12/19-19:01:40)
ルカ > (まともに相手をするジグムンドさんが不憫で仕方がないが、その眼差しは大真面目からくるものだ。真っ直ぐすぎる。) (12/19-19:03:03)
状況 > 「ディラン。おまえは人間としての高潔さを何処に置いてきてしまった?いつそれを失ったんだ?おまえが生まれたときにはそれは持っていたのではないか?戦場がおまえからそれを奪ってしまったのか?」

「おまえに何がわかる?武人として卓越したものを持つおまえが、この畜生の犬どもの気持ちがわかるとでも言うのか?」

「わかる!私も殺戮の悪魔だった頃があるのだからな!安易な殺戮と闘争がどれほど虚しいものなのかおまえにはまだわからないだろう。それに酔っている内は真の戦士の次元を見つけることは出来ない!ヴァルシードを思い出せ!彼もまた私に問うたのだ。ジグムントよ、おまえは人間としての高潔さをいつ失ったのか?と。」

「俺は……俺は……!」

ディランは泣き崩れた。 (12/19-19:03:21)
ルカ > (ジグムンド氏にそんな時代があったとは意外だ。目を丸くして、聞き耳を立てる。……ヴァルシードさんか。彼との出会いがジグムンドさんの何かを変えたのだろうか。少年はほのかに考える。) (12/19-19:05:15)
状況 > 「立ち上がれ。何度でも立ち上げれディラン!衝動的な殺戮。欲望に駆り立てられる戦いは何も生まない!本当に神のために戦いたいのならば、神の真理と愛に目覚めて見せろ!」


「そうだ!俺はそうするために生まれ変わったのだ!それを俺は忘れていた!二度と犬畜生に戻りたくない!もう二度と血を求めて彷徨う哀れな獣になりたくないのだ!」

そう言ってディランは咽び泣いた。
ジグムントは静かに頷いてそれを見つめている。
バレンチノンはやさしげな眼差しで二人を見つめている。
マグマースはシチューを食べながら彼もまた泣いていた。
クーパーは寝ている。
ジャコモは何を考えているかわからない顔で黙ってそれを見つめていた。 (12/19-19:05:55)
ルカ > (ルカはあの歴戦の戦士に思いを馳せた。それから少しだけ長い金髪の少女のことを考えた。懐の手紙を撫でる。) (12/19-19:07:12)
状況 > 男達の夜は更けていく。
今宵もまた。 (12/19-19:07:36)
ご案内:「※ キャラバンガード」からルカさんが去りました。 (12/19-19:07:53)
ご案内:「※ キャラバンガード」に状況さんが現れました。 (12/19-19:08:18)
ご案内:「※ キャラバンガード」から状況さんが去りました。 (12/19-19:08:24)
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