room41_20121001
ご案内:「とある店」にアレックスさんが現れました。 (10/01-17:50:26)
アレックス > (店の扉は開け放たれていた。なぜなら、埃の舞いっぷりが尋常じゃなかったからである。一階の店舗内。昨日の深夜血まみれ(しかも無傷!)で帰って来て、十五時間泥のように眠っていたこの店の主は、警察を金で全て黙らせた挙句、いきなり店の大掃除を始めるときた)旦那ー、メアリーってどれですか!? ――いや、ブルネットに黒目の人形なんて吐いて捨てるほどあるんですけど――これですか? え、これはセシール? 区別つきませんやそんなコタァッ!(唯一の従業員は二階と一階を行ったり来たり。無論、二階でのんびり紅茶を飲んでいる男は、小指一本動かすつもりはないだろう) (10/01-17:54:39)
アレックス > (だが従業員がこの店で勤め始めてこのかた半年以上の間、間違っても店主自ら掃除をするなんて言い出したことはなかった。まるであの店主は、決して開けてはいけない宝箱か何かのように、この店の人形の山をいじるのを嫌がった。人形は増えこそすれ、減ることはなかったのだ。しかも今回は、二階や屋根裏部屋の人形――すなわち彼の個人的なコレクション――も整理すると言い出した。だが残念ながら、あの店主は、全ての人形を名前で呼ぶ)イサベラとリーとアンナと……ったく、名前で区別なんて出来るかっつーの。(ぶつくさぶつくさ。従業員は不満たらたら。店の前には懇意の古道具屋が待っていて、いらない人形を次々に手渡していく) (10/01-18:00:02)
アレックス > (そうやってごそごそと店中を漁り、見つけては古道具屋に渡し見つけては店主のところに確認に行き。屋根裏部屋を一人片付けていると、布や髪や革の入った袋や箱なんかに混じって)……ん?(奥の奥の方から、埃まみれ丈夫そうなケースが出てきた。大きさからして、それは)が、っき……?(ぱか、と錆びついた留め金を外して蓋を開けると、そこには古びたバイオリンが一つ) (10/01-18:07:37)
アレックス > あれ、旦那超絶音楽オンチだった気がするんだけど。(小首をちょっとかしげ) (10/01-18:08:02)
アレックス > (と、下から己を呼ぶ声。まぁこれはとっといていいか、とバイオリンのケースの蓋を閉める。そしてケースを元の場所に押し込んで、あー忙しい忙しい、とばたばた下へ降りていき――) (10/01-18:10:05)
ご案内:「とある店」からアレックスさんが去りました。 (10/01-18:10:11)
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