room41_20130316
ご案内:「神隠しの森の館 -書庫-」にエリゴスさんが現れました。 (03/16-20:34:26)
エリゴス > (扉を開け、書庫に足を踏み入れる。この世界に来て以来、毎日のようにここに通っている。そのうちここの本を読みつくしてしまうんじゃないか、という心配もあったが、それは杞憂だったようだ。心なしか、本のラインナップが時折勝手に変わっている気がする)…………。(本棚の間をうろうろ歩く。) (03/16-20:36:06)
エリゴス > (本の背表紙の群れを見上げる。目を細めて背表紙のタイトルを見やっていく。目についた本をス、ス、と抜き取っていく。片手に本を抱え、もう片手で本を物色していく) (03/16-20:39:41)
エリゴス > (ズラリと並んだシリーズものの本がある。同一世界のものだろう。このシリーズはけっこう読む。)……アリストテレス、(ぶつぶつ、と本を抜き取っていく)ニーチェ、サルトル……。(何冊か本を抜き取れば、さすがに重くなってきて、よたよたと机まで歩いていく。そこにドサッ、と本を積み降ろした) (03/16-20:43:43)
エリゴス > (ぱらぱらとそれらの本をめくっていく。細かい文字がびっしり並んでいる。目をこらして、顔をずいぶんページに近づけて読んでいく。そういえばずっと前に、「眼鏡かければ」と黒猫に言われたな、と思い出す。でも眼鏡ってどこにあるんだろう。) (03/16-20:46:23)
エリゴス > (本をめくる。この作者は、人間とは“ポリス――社会的動物”だと言っている。そこで考える。果たして自分はそうだろうか。昆虫社会じゃなくて、理性によって整えられた社会)……違うな。(不満そうな表情。人々を結びつける“友愛”も、秩序である“正義”も、自分には理解できない。) (03/16-20:50:24)
エリゴス > (別の本をめくる。人間は“みずから造るところのもの”らしい。人間とは、自覚的に己の本質を決める、自由な生き物だと。そこで考える。果たして自分はそうだろうか。)……んー。(この著者によれば、自分の問いかけ自体がバカバカしくなってしまうではないか。) (03/16-20:56:13)
エリゴス > (自分の行動が“自分”を決めるのなら、)……やっぱり、違うか。(自分は人間じゃない。自分の行動は、多分、周りにいる人間とは大きくかけ離れている。) (03/16-20:59:51)
エリゴス > (この書庫の本を自分はかなり読んでいる。だいたいの書物を好き嫌いなく読むが、どうしても好きになれないジャンルがあった。それは、物語。)判らん……。(なんとか理解したいが、人間の感情は如何ともはや。ぱらぱらと本のページをめくっていく) (03/16-21:01:57)
エリゴス > (例えばある人はこう言っている。人間、仁が一切の徳の根本であると。)ジン?(酒か? と一瞬思うが、そうではないらしい。忠恕。仁。)アイジョウ……。(愛情。愛情って何だ。) (03/16-21:08:19)
ご案内:「神隠しの森の館 -書庫-」にオルヴァーさんが現れました。 (03/16-21:10:13)
エリゴス > (だんだん読む気が失せてしまって、本をぱたりと閉じ、その上に突っ伏してしまう。)…………。(ぼーっ。左右には分厚い本が山積み。) (03/16-21:10:53)
オルヴァー > (ぽよん、と書庫に突如現れる小さい姿。ここは、前傷ついた女性を運んだ時にやってきた館だ。しかし、この書庫は初めてだった。いっぱいいっぱい、知識の束がずらり) (03/16-21:12:26)
エリゴス > (ぼへーっと本の山に囲まれて、ひとりの男が机に突っ伏している。なんというか、疲れた。目も疲れたし頭も疲れた。) (03/16-21:13:54)
オルヴァー > (あ、誰かいる。ひゅるり、とそちらに近づいて、突っ伏してる男性の顔をジッと見てみようと) ……〜〜??(電子音の声を出して、首をかしげて。機械的な声はどこか0と1で構成されたようなもの) (03/16-21:16:48)
エリゴス > ……ぁ?(薄っすらと深紅の目を開き、其方に顔を向ける)こんばんは。(相手の姿を視認すれば、挨拶して)うるさい。(自然とそう言った) (03/16-21:18:41)
オルヴァー > (うるさいと言われてしまった。そうか、この声は耳障りなのか、と思って、ごめんなさい、とぺこりと頭を下げた。そこから、テーブルの端でふわりと光に包まれて、人の姿を取って) …あの声は、耳障りデシタか。 こちらの声ナラ、大丈夫デスか? (03/16-21:23:14)
エリゴス > 違う。(人の姿に相手が変わっても、さしたる興味は見せず。)お前の出す音がうるさかっただけだ。(声も音だ。)お前は人間か。(唐突に問うた) (03/16-21:25:29)
オルヴァー > …あれは、僕の本当の声デスから。 これは、マスターに、読み込んでもらった声デス。(マスターはもういないけども。問いかけられて、ゆるりと首を振って) ボクは、分かりません。デスが、人間デハ、ないデス。 マスターは、人間デシタが。 (03/16-21:28:40)
エリゴス > マスタア? 時狭間のか。(マスターと呼ばれる人物はそれしか知らない。むくりと身体を起こし)……そうか、違うか。(少しだけ残念そうな声色) (03/16-21:31:41)
オルヴァー > イイエ、ボクに常に色々教えてくれた、不思議なヒトデス。時狭間のマスターとは、ずいぶん違いマス。(体を起こした男性を見て、自分も椅子に座って、話しやすいように) …人間を、探しているのデスか?(こて、と首をかしげて) (03/16-21:35:32)
エリゴス > そうか。(色々教えてくれる人がいるとは、羨ましかった。)違う。(首でかぶりをふり)人間が何なのか知っているのは、人間だと思ったからだ。(淡々と) (03/16-21:37:49)
オルヴァー > …オニイサンにはいないのデスか?マスターや、共に知識を共有するヒトが。(こて、首を反対に傾げて。自分の問いの答えには、キョトンとした顔で) …それは、少し違うと思いマス。人間は、人間ダカラ、自分たちについてヨクワカラナイ、と、マスターはおっしゃってイマシタ。きっと、人間を見ている別の種族の方が、よく知ってると思いマス。意見は様々だとは思いマスが。(ただ、自分の意見を伝えようと) (03/16-21:42:28)
エリゴス > いない。(淡、と答えた。いや、ひとりふたり、いるにはいるかもしれないが、めっきり疎遠となっている)……ふむ。(相手の論説に従えば、多分この本を書いたのは人間だから、そりゃ当てにならない)じゃあ、お前は、人間は何だと思う。(そう問うた) (03/16-21:45:28)
オルヴァー > いないのデスか。ならば、共に知識を共有するヒトを見つけるといいかもしれまセン。ボクもそうやって育ちマシタから。(黄色い目がにっこり笑みを浮かべて) そうデスね…ボクから見た人間は、とても欲深くて、知識を欲しがり、力を付けたがる。全てというわけデハないのデスが、人間は力が乏しい存在だ、と、旅をするうちに教わりマシタ。 (03/16-21:53:44)
エリゴス > うるさい。(いなかった自分が悪いみたいだ。やや不満げにそう返した)……成る程。(相手の言葉に返した)……肉体は、やはり、人間は人間のものでなくてはならないか。(そう問いかける) (03/16-21:56:51)
オルヴァー > そうデスか。なら、この話題はもう出しマセン。(更にうるさいと言われれば、あっさり話は切る。こういう所は、妙に機械的だ) …オニイサンは、己の種族が分かるのデスか?(逆に、問うてみた) (03/16-21:58:44)
エリゴス > 分からない。多分人間だ。(そう返した)少なくとも、今は、だいたい、人間だと、思う。(ひどく曖昧な答え) (03/16-22:00:59)
オルヴァー > …それデハ、人間ではないという可能性もあるのデスか。 オニイサンも、ボクと同じで、人の姿は偽りなのデハないのデスか?(こて、と再び首をかしげて) (03/16-22:04:37)
エリゴス > ……じゃあ、人間じゃなかったら、何なんだ。(嫌そうな声色)定義に困る。どっちが偽りかだなんて誰が決めた。(苛立った調子で) (03/16-22:06:44)
オルヴァー > …オニイサン、落ち着いてくだサイ。ボクだって人間デハアリマセン。マスターからは、指定された言葉を声に出して音程を変えたりして、出すよう指示を受けるのみの存在デシタ。 それに、ストレスを抱えることハ、余計に疑問を深くさせるのみデス。落ち着いて、リラックスすることで、見えてくる答えもある、と、マスターはおっしゃってイマシタ。 (03/16-22:12:40)
エリゴス > お前は確かに人間じゃないな。そういうのは、たしか、蓄音機とかいうんだったな。 ……どうやら、マスターはお前の神らしいな。(じろりと相手を見やり) (03/16-22:16:56)
オルヴァー > …蓄音機、デスか。デモ、ボクは硝子の画面のある箱の中にいまシタ。 …マスターが神?何故、そう思ったのデスか?(不思議な人だと思って、首をかしげる) (03/16-22:19:34)
エリゴス > お前の言葉の端々に“マスター”がいる。お前を作ったのは“マスター”か?(そう問いかけた) (03/16-22:21:10)
オルヴァー > …そうだと思いマス。マスターが、声しか出せぬボクに、色々知識をくれて、歌という物も教えてくれマシタ。広い世界のことも、人間のことも、その人間の生活も…。 でも、もうマスターはいまセン。(目を閉じて、ゆるりと首を振って) (03/16-22:25:42)
エリゴス > そうか。(男は立ち上がった。何の感情も無い声でそう言った。)そのものを造った者を、多く神という。(淡々と)ならばマスターはお前の神だ。(そう結論付けた)神がなんなのかが分かるお前が羨ましい。(まったくの無表情のまま) (03/16-22:27:53)
オルヴァー > …神は、創造主ともいわれてイマス。デスが、ボクのマスターはただのマスターデス。神でもなんでもない、ただの。(そう、マスターが言ってたのだ。間違いはないだろう) 神は、知識では知っていますが、実際に会ったことがありまセン。なので、この知識もあいまいかもしれまセン。 (03/16-22:32:26)
エリゴス > ……そうか。(うーん、難しい。)お前は、自分が何なのか分かるのか。(そう問いかけた) (03/16-22:33:55)
オルヴァー > ……ボクは…(問われて (03/16-22:37:49)
オルヴァー > ……ボクは…(問われて思う。自分は、何者なのだろうと。マスターに与えられたことをこなしてただけで、本当は種族はなんなのだろう?自分は何のために生まれてきたのだろう?) …わからない、デス。 (03/16-22:38:52)
エリゴス > そうか。(頷いた)ならいい。お前に用は無い。(そういうなり、本をいよっと抱え上げて、すたすたと歩きながらひょいひょいと手際よく本をしまっていく) (03/16-22:39:30)
オルヴァー > ……デハ、オニイサンは、自分が何なのかわかるのデスか?(更に、逆に問う) …なんだか、オニイサンからはボクと似た雰囲気を感じるのデス。姿も違うし、初対面なのに。(何故か、それが分からなかった) (03/16-22:43:07)
エリゴス > 分からない。だから分かるやつを探している。(そう答えた。本を全てしまい終えれば、)おやすみ。(やたら律儀にそういった。書庫の扉を開け、すたすたと歩いて出て行ってしまう) (03/16-22:44:16)
ご案内:「神隠しの森の館 -書庫-」からエリゴスさんが去りました。 (03/16-22:44:20)
オルヴァー > …そうデスか。 ハイ、おやすみなさいマセ。(出ていくその後ろ姿を見送る。自分はなんなのか、それを探すその根性とも意志ともいえるモノが、なんだか格好良く見えた。自分も、あんな風に追及できたらいいのに、とも思ってしまう) …無の感情は、なにも味がシマセンネ。(ふと、その表情を思い出す。全く味もしなければ腹も膨れなかった。あの感情は久しぶりに見た) (03/16-22:48:57)
オルヴァー > (不思議な人に出会ったものだ。次も出会えたら、名前を聞きたいな、と思いつつ、今日は適当にどこかで寝るのだろう。しゅるん、と姿が消えて) (03/16-22:51:58)
ご案内:「神隠しの森の館 -書庫-」からオルヴァーさんが去りました。 (03/16-22:52:00)
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