room42_20121007
ブラック・ダリア > 苦しんでいる事に、気づいていないのね……。悲しみも、怒りも、快楽も、重荷であることに……。真の満足をもたらすものが何なのか、わからずにいる……。(一言、一言、静かな慈しみが込められた眼差しと共に、ゆっくりと、自分に向かって荒れ狂っている花々に対して、言葉を紡ぎ、投げかける。そして……。)生まれてきた場所を感じなさい。重荷をここで下ろしなさい。私たちが作り上げた幻を今は脇に置いて、安らかに「私」に帰りなさい。何も無い、あの空のように、あの宇宙(そら)のように、在るがままの世界に帰りなさい。(まるで子守唄のような、その詠唱、その詩は、一言連ねる度に、そこには何ともいえない静寂が生み出される。なんともいえない静寂が、この場を、そして、花たちを「満たす」) (10/07-12:01:03)
リン > (音を聞き入れるための耳は、花には付いていない。しかしてダリアの口から紡がれた言葉に、不思議と花達は開いていた花弁をそっと閉じ、ゆっくりゆっくりと、つぼみの状態へと戻ってゆく。 まるで本当に飢え、求めていたものに満たされて眠る幼子の如く、静寂に抱かれながら…) ……。 (そんな様子をぽかんと眺めていたリンと、中庭の壁に沿って植えられた木々達。本当に訪れた静寂に、未だ一番に声を発するものはなく) (10/07-12:09:03)
ブラック・ダリア > 生まれて来た時は、生まれる前だった時は、私たちは何も持っていなかったのよ。楽しい事も、悲しい事も、何一つ無いままに、私たちは生まれてきた…。(静かに佇んで、微笑を浮かべている。彼女から生じているそれは「存在していない」はずなのに、「存在している」何か。決してそれは「癒す」わけではないが、決して「邪魔」をしない。静寂は続く。万物があるがままになり、風も、水も、火も、土も、その生まれてきた源へ帰り、この静寂が終わる頃には、静かな命の輝きを、取り戻しているのかもしれない…。) (10/07-12:18:43)
ご案内:「魔界」からブラック・ダリアさんが去りました。 (10/07-12:18:56)
ご案内:「魔界」にダリア.E.Bさんが現れました。 (10/07-12:19:34)
ダリア.E.B > (目を瞑り、その、静寂の余韻に浸っている。ゆっくりとゆっくりと、静寂の時間は消えてゆき、活動の時間が、始まるかのように、その雰囲気は元に戻ってゆく……。) (10/07-12:20:26)
リン > ……。 (流れてくる言葉をただ黙して聞いていれば、やがて戻ってくるのはいつもの感じなれた空気。見えざるもの、しかし確かに存在するものは、花を本来の姿へと戻し、束縛から解放する事に成功するのでしょう。可憐に咲くそれらは、恐らく、ダリアが見慣れたものとそう変わりはない形をしている) …おm…… (言おうとした言葉は風に溶け、途切れてしまった。それだけ目の前で起きた光景は、驚くべきことだった) (10/07-12:25:09)
ダリア.E.B > きれー。(ほんわりとした笑顔は、リンに背を向けてるので、見えないだろうが、両手を胸の前で合わせて、本来の姿に戻った花々を見て喜んで眺めている。先ほどの月のような、それでいて、冴え冴えとした夜空、空気の薄い高見のような荘厳とした雰囲気は無くなり、唐突に昼間に戻ってきたかのような、ほんわりとした温かみのある様子へと少しずつ戻っていくようだ。) (10/07-12:29:37)
リン > (呆気に取られている間に聞こえた普段のダリアと変わらない声に、掴まれ引き戻されるかのようにハッとすると) お前、今を何した…!? (困惑やら何やら、複雑な表情で花を眺める背中に問う) (10/07-12:34:29)
ダリア.E.B > うーん。見たとおり…というか、感じたとおりのこと、と言うしかないなぁ……。(振り返りつつ、と、こちらも別の意味で困惑している様子だが、慌ててるリンとは違い、ぼんやりというか、おっとりとした様子で、頬を掻きながら、首をかしげている。) (10/07-12:38:06)
リン > はぁ……? (元のぼんやりした様子に思わず間抜けた声を漏らすと) 見た通りって言われてもな… (見えざるそれを、これはあまり感じたことがない。 花が人間界の花らしい姿になる呪文、程度にしか見えなくて、腕を組んで唸った) (10/07-12:42:42)
ダリア.E.B > ご飯を食べると、お腹がいっぱいになるけど、心もいっぱいになる、そんな感じのこと、と言えば、近いかも。(頬に手を当てて、かしげている首がますます傾げられる。けっこう身体は柔らかそうだ。そして、先ほどの沈黙の余韻なのか、ほんのり微かな甘い香が漂っているのだが、その香は儚くて、夢の中で嗅ぐ香のように実体がはっきりと感じられないようなものだった。) (10/07-12:45:33)
リン > …ほーん…… (つまりこいつらは腹いっぱいになったから大人しくなったのか、なんて、花壇を見下ろした。 仄かに甘いような、しかし気管に届くまでには幻のように消えてしまう香りは、きっと中庭中の花から漂っているのだろうと自己完結させつつ…) ――って話してたら、腹減ってくんのがお決まりだよな。 (時狭間で食したロールパンはもう空っぽ。お腹を摩りながら) いい時間だし、飯食いに行こうぜ。あの店も美味いけど、ここの飯も結構イケんだ (にししっと悪戯っこのように、何の悩みもなさそうな顔で提案) (10/07-12:53:48)
ダリア.E.B > うーん、そうだねえ。ちょっと、軽食くらいはそろそろ……。かぼちゃパンに、かぼちゃポタージュに、かぼちゃパイ…。(と、時狭間でも繰り返した言葉を、何やらうっとりとして頬に両手を当てて繰り返し言うと、喉をごくりと鳴らした。) (10/07-13:05:45)
リン > わかったわかった、頼んどいてやるよ。 (聞き覚えのある言葉に苦笑じみた笑みを見せると、来たときのように 行こうぜ、と歩みを進めていくのです。 きっと食堂へ向かう途中にも、首のない甲冑やペンギンの姿をした悪魔とすれ違ったりするのでしょう。 階段を上って降りて、迷路を進んだ先に待っているのはダリアが望んだ通りのメニュー。きちんと二人分用意されたそれらを平らげつつも、次はどこへ向かうか、今日は泊まっていくのか、世間話も色々しながら、楽しく時を過ごしてゆくつもりのようで――) (10/07-13:13:01)
ダリア.E.B > うふーっ♪かぼちゃー♪(はしーっとリンが頼んでおいてやるよ、と言うと、両手でリンの片手を掴んで、くっつきそうになる。そして一緒にうきうきとした様子で食堂に行く…。)

(ペンギン!ちょっとはしゃぐかもしれない。階段を登ったり、下ったり、そんな些細な事さえも、なんだか楽しいようだ。秘密の隠れ家みたい、等と言ったりして、喜びながら、うきうきとついていく。そして、かぼちゃづくしのメニューに眼を輝かせて、思わず食べ過ぎてしまいそうになり、最後には、ぐっ、という顔でこらえているダリアの顔が見られるかもしれない。そして、楽しい時間は続くでしょう…。) (10/07-13:19:12)
ご案内:「魔界」からリンさんが去りました。 (10/07-13:19:34)
ご案内:「魔界」からダリア.E.Bさんが去りました。 (10/07-13:19:46)
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