room42_20121121
ご案内:「リドリー人形店」にロネさんが現れました。 (11/21-22:45:11)
ロネ > (しとしと。しとしと。外は今日も雨模様。きっと明日も雨か霧)…………。(真冬になればそれこそ極寒の屋根裏部屋はもの寂しい作業室だ。薄暗いオイルランプの鼻につく臭い。どっしりと据えられた壁づけの作業机に向かって、ひたすらに小さな白いペチコートを縫っている男が一人。ちくちく。ちくちく。壁にひっかけられた古い時計が、ちくたく。ちくたく。埃っぽさが拭えない、大小さまざまな箱や袋が積み上げられた床。机の向かい側の壁にある大きな戸棚には、それこそ何が入っているのか判らない箱やチェストが目白押し) (11/21-22:49:36)
ご案内:「リドリー人形店」にアザミさんが現れました。 (11/21-22:51:29)
ロネ > (ちらりと時計を琥珀色の目で見上げる。そして、目元を擦り、また針を動かし続ける。細やかな刺繍が施されるはずのペチコートの縁を縫う。今は何の装飾もない) (11/21-22:52:19)
アザミ > (下の階でカタコト、と音がする。キッチンで紅茶の茶葉を探してるところだった。今日は雨が降っていていつもより寒く感じる日なので、暖かい紅茶を用意してあげようと思っていた。この街の水はちょっと不安なので、こっそり持ってきた自世界の水入りボトルを取り出して、その水を沸かしている) (11/21-22:55:02)
ロネ > (滑らかな繻子が指によく馴染む。裾には花の小枝模様を編みこもうか、裏地には白い絹を。ひだ飾りもいいかもしれない、網目のレースなんてどうだろう? ――静かにそんなことを考えながら、針を動かす。その双眸は穏やかで) (11/21-22:59:56)
アザミ > (暫くして、紅茶の香りと一緒にミルクティーを運んでくる。邪魔をしないよう、作業台から落ちないあたりの隅へと置いてあげよう。何を作ってるのか気になって、邪魔にならない位置からちらっと覗き見しちゃいたい) (11/21-23:04:44)
ロネ > (人形サイズの、下に履いてドレスを膨らませるペチコートの地の部分を縫っている。白い繻子を、細い針に細い糸を使って、手早いながらも細やかに縫い続けていて。足音にちらと目を向けて、)ありがとう。(そういってまた作業に戻る。机の上には、大きなどっしりとした、引き出しのたくさんある針箱と、色んな布地のサンプルやら、ラフや何やらが書き殴ってある紙が乱雑に置かれている。壁には名刺やメモ書きがこれまた大量かつ乱雑に留められていて) (11/21-23:10:03)
アザミ > えへへ、どういたしまして。(ふわ、と笑って。色々と机に乗っている物達を見て、わー、とちょっと驚く。そうそう、今日はばっちりドレス姿である。髪は邪魔にならないように結っているが。ラフの描かれた紙を見て、今作ってる人形のものだろうか、と興味津々で見ていたり) (11/21-23:13:44)
ロネ > (一周回ってまた一周、と縫っていって。視線はばっちり感じている、が、できるだけ意識の外に追いやって。しとしとと雨が屋根を打つ音が、この部屋だと良く聞こえるか) (11/21-23:16:33)
アザミ > (集中してるんだなー、と思いつつ、布を縫ってる動きを視線で追う。んー、と少し考えて、邪魔しないようにささっと1階まで降りていこう。下の方で、カウンターに座りながら木彫りの道具を取り出して、彫ってる途中だった鳥の木彫りを取り出す。それを彫る作業に取りかかって、ロネが集中できるようにしておこう。時折扉の方を見たりして、街並み見ながら) (11/21-23:20:33)
ロネ > (ちくたくちくたく時計の針が回る。灰色の街並みは時折馬車や人影がまばらに通り過ぎるぐらい。ふと気がつけば、視線が消えていた。すっかり折角淹れてくれたミルクティが冷めてしまう頃に、ようやく針を動かす手を止めた。まぶたを擦って、うーん、と伸びをして)……もったいないことしたな。(湯気の消えたカップを見やってぽつり。地の出来上がったペチコートを丁重に油紙に包んで畳んで、更に机の引き出しのボール箱の中に入れる。壁のメモ書きを一枚びりっと破りとって、その箱の蓋にピンで刺して留めた。道具も針箱に収めて針箱は机の横へ置いて。そうして、やっと、すっかり冷め切ったミルクティに口をつけた) (11/21-23:25:44)
アザミ > (水はアザミの自世界のものを利用しているので、口当たりがだいぶなめらかに感じるだろう。そんなアザミは1階のカウンターで木彫りを彫りながら、むー、とカウンターにへにょりながら外で歩く人々を見ている。木彫りは小さい物なので、大幅形はできてしまっている。あとは細かいところを彫っていくだけなので、ニードルに近い道具を取り出して、カリカリ、と細かく掘っていく。上の動く気配にはチラ、と空気の流れが変わった程度に気づいただけなので、まだ上がりにはいかないようにしておいて) (11/21-23:30:58)
ロネ > …………。(冷めたミルクティはそれはそれで美味しかったが、物足りなさは否めない。カップをかちり、と置いて。しばらくぼうっと天井を見上げて、そして、)……十二月かぁ。(もうすぐそんな季節である。すごく嫌そうに眉をしかめ、けれど否応なしにそれを感じさせる寒さに、だらりと脱力して机に突っ伏した) (11/21-23:33:21)
アザミ > (暫く掘り続けて、ちら、と時計を見る。ふと、上から流れてくる風の流れが止まった気がする。木彫りを彫る手を止めて、削ったカスなどをせっせと片付ければ、屋根裏の方へと移動してみよう。やがて机に突っ伏す姿が見えて、ついくすっと笑ってしまった) (11/21-23:37:54)
ロネ > (笑われても反応はなし。起きてはいる。まぁ、この男がこんな調子になるのは、鶏が朝に鳴くようなものだ) (11/21-23:40:13)
アザミ > (笑い声にも反応がない様子に、ちょっと心配になる。口元に人差し指置いて、眉下げて困った顔。首かしげて、うろちょろ、ロネの後ろで行ったり来たりしてみて、反応がないか確かめる) (11/21-23:42:08)
ロネ > (反応皆無。今日の理由は単純――冬の訪れを感じたから。あと多分、仕事の疲れ) (11/21-23:46:30)
アザミ > ……む〜。(どうしても反応しない。なら、とその背中にぴとー、とくっついてロネの肩に両手をぽん、と置いてみよう。重さはあまりないので別に苦しくないと思われる) (11/21-23:48:47)
ロネ > (何か重力を感じるが、半分瞑想状態化しているのでやっぱり反応しない。――冬は嫌いだ。大嫌いだ。雪は降るし、手はかじかむし、自分の誕生日が来る。一年で一番嫌いな日が。) (11/21-23:50:36)
アザミ > (流石に反応しなさすぎて(=A=)←な顔になった。ぺっちぺっち、と交互に両手を動かしてロネの肩をたたき始めちゃったりして意識を戻そうとちょっかい) (11/21-23:53:13)
ロネ > (恐らく叩き始めた当初は土嚢を叩いているがごとく手ごたえがないだろうが、多分十回も叩けば、)……ぁ。(生体反応的なうめき声と共に、身体突っ伏したまま上半身だけを横向きにして、視線を後方にやる。何となくぼーっとした表情) (11/21-23:54:47)
アザミ > (やっと反応した。顔そのままに口をへの字にしてて) やっと反応したー、ロネ、人形みたいだったよー。(むぶー、と口膨らませてちょっと不満げな顔しつつ心配はしっかり) (11/21-23:58:13)
ロネ > んー、あぁ……(ぼりぼりと頭をかきながら、のっそりと起き上がって、どっかりと椅子にもたれかかるようになって)放っておけばいいんだよ。勝手に治るから。(あくびをかみ殺した)もうすぐ12月か、って思ってただけだから。 (11/22-00:00:32)
アザミ > (起き上がるならパッ、と離れてあげて。表情戻って、ロネを見ながら) 12月かぁ…季節が過ぎるのは早いねー。うーん、こっちはすごい冷え込むかなぁ。(元々暖かいところの出身なので、寒さにはあまり強くない。眉下げて、困り顔) (11/22-00:03:12)
ロネ > (相手の困り顔に、)まぁ、雪は降るよ。(相手の故郷がどのくらいの気候か判らなくて。そして、杖を支えにゆっくりと立ち上がる)どれ、そろそろ寝るかい。……くっついて寝れば寒くはないだろう?(冗談交じりにくすり、と笑いながら) (11/22-00:05:39)
アザミ > やっぱ雪降るんだー。僕、実は雪あまり見たことないの…僕の故郷が雪が降らないぐらい暖かい場所だったから。台風はすごかったけど。(どうやらもう寝るらしい。言葉を聞いて、フフ、と笑って) うん、くっついて寝たら寒くないよ。(えへへ、とロネの笑みに釣られて嬉しそうな笑み) (11/22-00:09:27)
ロネ > (笑みを浮かべる相手の頭をぽんぽんと撫でて、そしてオイルランプを右手で持って。杖をつき、少女と共に、屋根裏部屋から寝室へと降りていくのだろう――) (11/22-00:12:45)
ご案内:「リドリー人形店」からロネさんが去りました。 (11/22-00:12:53)
ご案内:「リドリー人形店」からアザミさんが去りました。 (11/22-00:13:19)
ご案内:「異世界 -3-」にアザミさんが現れました。 (11/22-00:14:04)
ご案内:「異世界 -3-」からアザミさんが去りました。 (11/22-00:14:06)
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