room42_20121207
ご案内:「劇団和武」に龍慈さんが現れました。 (12/07-22:30:00)
龍慈 > (舞台上手から一歩一歩、靴音も高らかに、実に余裕のあるそぶりで中央まで歩いてくる。スポットライト一つを浴びて) 男は考える。そうだ、こういう事をしよう。 (12/07-22:31:12)
龍慈 > だが次に男はこうも考える。時間が無いや。そうやって、気がつけば時計の針は幾重にも周り、庭先に咲いた小さな花がいつの間にか枯れていた。いやあ、いつもの事ですなぁ?(HAHAHA、なんておどけたポーズ) (12/07-22:32:09)
龍慈 > だから男はこうやって、意味も無く、手あかのついた古びた本を手にとって (両手を後ろに回し、戻す。片手には古びた一冊の本) 似合わないのに斜に構えて、流し読みをするのです (本を開きながら、舞台下手へ移動。語り部ポジション) (12/07-22:33:50)
龍慈 > (ぺらり、本を捲る) 32ページ。 (12/07-22:35:51)
ご案内:「劇団和武」にWitchcraftさんが現れました。 (12/07-22:36:37)
Witchcraft > (舞台の正面が一面の赤に変わる。舞台下手から、這いつくばりながら出てくる) 燃えている… 燃えている… 私の全てが燃えている… (12/07-22:37:29)
Witchcraft > 私の愛した街が燃えている… 私の愛した家が燃えている… 私の愛した人が燃えている… (ずる、ずる、と重い体を引きずりながら、舞台中央へ。怪我でもしているのだろうか、左足はぴくりとも動かない) (12/07-22:38:57)
Witchcraft > 嗚呼、幸せを願ってはいけないのか… 嗚呼、明日を望んではいけなかったのか… (泣きはらした顔で、弱々しく、手を伸ばす。何かを掴みかけた瞬間、びくりと身を強張らせる) (12/07-22:40:15)
Witchcraft > …きた! 嗚呼、きてしまった! これが終わりか…! これが、私の……! ≪ ダンッッ ≫ (激しく打ち付ける音と共に、身悶える仕草。正面は消えて暗闇の中、倒れる。同時に床が空いて落ちるように退場) (12/07-22:41:35)
ご案内:「劇団和武」からWitchcraftさんが去りました。 (12/07-22:41:41)
龍慈 > (暗闇の中一人スポットライトを浴びて、本を捲る) 77ページ。 (12/07-22:43:29)
ご案内:「劇団和武」にApricotさんが現れました。 (12/07-22:43:57)
Apricot > (暗闇の中、声だけ) もう何十年前の話になるだろうか… あの時の自分は、どんな姿をしていたのだろうか… (12/07-22:44:32)
Apricot > 確か… (す、と舞台上手から現れる。手帳を片手に、何かを考えるような仕草で大股で2、3歩) …おお、そうだ! こんな恰好をしていた! (自分の姿を確認し、合点が言ったかのように頷いた) (12/07-22:46:03)
Apricot > 過去の自分の形を思い出せば、まるで絡まった毛糸から飛び出した一本の答えを摘まんで引っ張るように、思い出がよみがえってくる! ああ、破天荒な毎日であった! (たんっと軽快にスキップしたかと思うとたたたっと舞台をぐるりと走り回る) (12/07-22:47:38)
Apricot > 山を登り谷を駆け、川を泳いで海を往き、荒野を馬と共に生きて、町から町への大冒険! 例え火の中水の中、自由と孤独を連れて、旅を続けた一匹狼! (ぐるぐると舞台中央へ向かうように円を縮めていき、終点で前転宙返りを決めて着地) (12/07-22:50:12)
Apricot > 辛くもあった、寂しくもあった、愛しさもあった、笑いも、涙も、出会いも別れも、全てがそこにあった! 己が人生のすべてがそこにあり、そして流れて行ってしまった! (くるりと回って手帳を上手に投げる。自身は後ろ歩きでゆっくりと下手へ) (12/07-22:51:44)
Apricot > ああ、懐かしい 全てが懐かしい話だ… しかし一つ、思い出せない事がある (むう、と腕を組んで首を傾げるポーズをすること数刻) (12/07-22:52:11)
Apricot > 一体私は誰なのだろうね?(肩を竦めて、退場) (12/07-22:52:31)
ご案内:「劇団和武」からApricotさんが去りました。 (12/07-22:52:57)
龍慈 > (暗闇の中一人スポットライトを浴びて、本を捲る) 137ページ。 (12/07-22:54:48)
ご案内:「劇団和武」に五武凛さんが現れました。 (12/07-22:56:00)
五武凛 > (証明が茜色に変わる。夕焼け空の下。舞台下手から走ってくる。長い距離を走ってきたのか体力が無いのか息を切らして。大声をあげて、誰かを呼びとめるジェスチャー) (12/07-22:56:58)
五武凛 > (ふうと息を整えて、呼びとめた相手ににこりと笑いかけて、何かを手渡す動作。ううん大丈夫、なんて手を振る動作。そして一緒に歩き出す動作) (12/07-22:57:51)
五武凛 > (そのままのんびりと歩きながら、語りあうような動作。他愛も無い会話にころころと表情を変える動作) (12/07-22:58:31)
五武凛 > (しばらく続いた会話が途切れて、そのまま無言で暫く歩く動作) (12/07-22:59:03)
五武凛 > (相手から声を掛けられて振り向く。いつになく真剣な表情な相手にちょっとドキッとなる動作) (12/07-22:59:29)
五武凛 > (話を聞いていくうち、段々と悲しそうな表情になるが、相手に悟られまいと笑顔を作る動作。相手の背を叩いて激励の声をかける動作) (12/07-23:00:35)
五武凛 > (そして走っていく相手を見送る動作。相手の背が見えなくなった後、鞄から一枚の便箋を取り出す) (12/07-23:01:34)
五武凛 > (今にも泣き崩れそうな表情を必死にこらえながらそれを眺めた後… 決意を固めたようにひと思いに破り捨てる。びりびりに破れた便箋は舞台下手へと流れていく) (12/07-23:02:24)
五武凛 > (同じくそれを見送った後、俯き加減で舞台上手へ。退場) (12/07-23:02:39)
ご案内:「劇団和武」から五武凛さんが去りました。 (12/07-23:02:52)
龍慈 > (暗闇の中一人スポットライトを浴びて、そっと本を閉じる) 今日は、ここまで。 (12/07-23:04:10)
龍慈 > こんな、雑多な三文集は、暇を潰す以外に使い道が無いのが困りものだ (はは、と苦笑しながら両手を後ろに回し、戻す。そこに本は無い) (12/07-23:04:59)
龍慈 > しかしあれだね? 観客も役者も居やしないこの舞台にも、視線を感じるとはね? モノ好きな人もいたものだ (くつくつ、と小さく笑って) (12/07-23:05:25)
龍慈 > 舞台の幕は開いたまま、舞台の上は空いたまま、客席一つも無いままで、時間だけが過ぎていく。さあ、怠惰な日々にお帰りなさい。昨日と明後日の狭間でまた、会いましょう。 (12/07-23:06:32)
ご案内:「劇団和武」から龍慈さんが去りました。 (12/07-23:06:44)
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