room42_20130324
ご案内:「東方造りの家屋」に綾歌さんが現れました。 (03/24-21:48:51)
ご案内:「東方造りの家屋」にルカさんが現れました。 (03/24-21:49:42)
綾歌 > (後数日で満月となる初春の夜。森の境目を渡った、とある異世界にある東方造りの家屋の主から、ルカへと自宅へ招く旨の手紙が寄せられた。 普段は家を覆うように張り巡らされた結界も、今宵はこのために道が開かれていて) (03/24-21:55:24)
ルカ > (トランクも手にせずに一人、手紙を懐に屋敷を訪れる。玄関に向かい、ごく、と唾を飲み込む。招かれているような気配を感じ、少しだけ安心する。扉を叩き、来たことを告げよう。) (03/24-21:58:39)
綾歌 > (手紙は古風ゆかしく筆と巻物仕様で書かれてたりする。一房の添えた枝は、先日春の草原で見たものと同じ桜の花。 扉を叩けば カラカラ…と引き戸が開かれる。玄関には明かりが灯され、来訪者を招き入れるように煌々と照らしている) (03/24-22:03:24)
ルカ > (東方の古式ゆかしい文に初めは大層驚いたものだ。桜の枝は部屋に置き、手紙のみを懐に。扉が開けば待っていたのかな?と思うが誰もおらず、少しびくっとする。 よし、と玄関の灯りに勇気づけられ、靴を脱ぎ、上がり込む。自分が来たことは知れていよう。廊下を、歩いて行こうと。) (03/24-22:11:23)
綾歌 > (下駄箱の上にも、手紙に結んだのと同じものだろう桜の枝が飾られている。しかし肝心の玄関には人気がない。否、玄関どころか廊下にも。  唯人の気配がない訳ではなかった。廊下の更に奥、以前訪れた際に通った中庭辺りには、手紙の主の気配が感じられるかと) (03/24-22:12:56)
ルカ > (幽玄、という言葉を少年は知らないがどことなくそんな雰囲気がするのだろう。廊下を歩いて行く。徐々に感じられるこの家屋の主の気配に表情を引きしめ。) (03/24-22:17:08)
綾歌 > (廊下を進めば、ふゎりと春の夜風が入って来るのを感じるだろうか。中庭に面する硝子戸は開かれ、そこからヒラリ ヒラリ と薄紅の花弁が舞い込んでいる。桜の花びら、だ。 中庭へ目を向ければ、庭先に見事な枝ぶりの樹木が聳えている。その下に、手紙の主は居た。真白い着物に風に揺れるストール、遠目からすれば幽霊と見間違えられそうな出で立ちで、ス と顔をそちらに、にこりと微笑む) いらっしゃい。突然お招きして、ごめんね?(そう、以前迎えた時より砕けた口調で小首を傾げた。じゃり、と土を踏み、草履を脱いでスルリと廊下へ上がって来る) (03/24-22:21:43)
ルカ > (うっすらと温もりの感じられる、しかしまだ冷さもある風が柔らかに吹きこむ。春の匂いがした。どの草原のように。舞い込む花弁は雪のようでいて、異様に薄紅の主張が感じられるような気もした。 夜桜にこの家屋の主を見る。その笑みはぞっとするほど美しく。白くて白くて白い。掛ける言葉に迷っていると、思いがけず砕けた調子で返ってきた。)…ぁ、いいえ。 お招きありがとうございます。お邪魔しています。(ぺこりと廊下へあがる相手に頭を下げ。) (03/24-22:28:14)
ルカ > (うっすらと温もりの感じられる、しかしまだ冷さもある風が柔らかに吹きこむ。春の匂いがした。あの草原のように。舞い込む花弁は雪のようでいて、異様に薄紅の主張が感じられるような気もした。 夜桜にこの家屋の主を見る。その笑みはぞっとするほど美しく。白くて白くて白い。掛ける言葉に迷っていると、思いがけず砕けた調子で返ってきた。)…ぁ、いいえ。 お招きありがとうございます。お邪魔しています。(ぺこりと廊下へあがる相手に頭を下げ。) (03/24-22:28:43)
綾歌 > (相変わらず、男女どちらとも取れない容姿に仕草でしずしずと廊下を挟んだ向かいの部屋に足を踏み入れる。以前お通ししたのとはまた別の部屋だが、最低限の家具と戸のすぐ傍に向かい合う形で座布団が用意されている。上座になる席には、淹れたてのお茶と生菓子共に)  どうぞ。寒くなければ折角なので、戸は開けたままに。(袖から覗く白い指でルカを部屋へと促し、上座を勧めた。座ればちょうど、桜の木は見上げるような形でその視界に映るでしょう) (03/24-22:30:45)
ルカ > (男性だと知っているから、女性らしいなぁと感じる少年。着ている物も以前正月にルイが着ていたものに良く似ているが、非常に似合っている。 部屋に通されればわかりました、と扉を閉めずに。 勧められた席に座りこむ。 見上げれば見事な桜。)…サクラ、綺麗ですね。 (03/24-22:38:55)
綾歌 > あちらの世界にも、桜の咲く地があると聞いたけれど。此処のも中々でしょう?(横顔で見上げる桜の木を金の瞳に映し、微笑んで。相手が座ってから、こちらも腰を降ろした。大振袖には同じく、庭にあるものより幾分淡い色彩の桜の花びらが散っている。 袖をそちらに向けてお茶を勧め、改めてルカへと向き直って) ――あの子と共に来て下さるつもりだったようですが……先に君と二人で話したくて。(柔らかな口調のまま、ス と話を始める)  僕に、聞きたいことがあるのでしょう?(女性のような青年は自分を僕と言った。砕けた口調を残すのは、娘の客人ではなく自身のそれとして招いたが故か) (03/24-22:44:29)
ルカ > はい。むこうで初めて見ましたけど、綺麗な花ですよね。 なんていうんでしょうか、こういった場所にあるとまた違った感じがします。なんていうか…。(上手い言葉が出てこないが、少年は風情のような物を感じていた。相手の袖を見れば、桜という花はそれほどまでに愛されている物なのだろう、と納得して。 お茶を勧められれば口にして。そこはかとなく青い味がする。 話が始まれば表情を改め。)……はい。聞きたいことが沢山…何から聞いたらいいのか……(少し考えを巡らせ。)……僕とルイは相いれないのでしょうか……? (03/24-22:51:25)
綾歌 > 僕の故郷の花なので。もっと東へ行けば、辺り一面桜の咲く道もあるよ。(お茶は、甘い新茶を使ったのだが慣れない人にはそれでも苦いだろう。問い掛けに、そっ と袖で口元を覆って)  あの夢魔から色々とと、揺さぶるようなことを言われた……らしいね。(小さく、細めた目はもしかしたら苦笑しているのかもしれない。こく、と首を傾げながら言葉を続けて) そうであれば、離れるつもりかな? (03/24-22:58:53)
ルカ > ええ、大量の花が散る姿も綺麗だとか。並木にないていたら、綺麗でしょうね。(お茶の味は少々の苦味は感じたが、それはそれで良いものだと感じたようだ。生まれから、味覚は比較的に東方の人間に近く、繊細である。 袖で口を覆う独特の仕草を見れば、ごくり、と唾を飲み込んで。)…ええ。色々と。 ……いいえ。クルスにも言いましたが、どうにか出来る道を探すつもりです。そんな簡単に諦める事なんて出来ません。(ぎゅ、と無意識にカソックを掴み。) (03/24-23:04:35)
綾歌 > えぇ。(とても、と一度思い出すように金の瞳を伏せる。瞼にはきっと、その光景が浮かんでいるのでしょう。 色々と。そう聞けば、仕方ないなぁ。とでも言うように くす と微笑が零れた。僅かに華奢な肩が揺れる) ――そう。ありがとうございます。そんなにあの子を想って下さって。(袖を降ろし、瞳にルカの姿を映して礼を言う。両手をそれぞれ膝の上に置いて) 君は、吸血鬼のあの子と人間のあの子、どちらと共に居たいですか?(唐突に、そんな質問を投げ掛ける) (03/24-23:12:42)
ルカ > (故郷を思っているのであろう、相手の雰囲気に小さく笑い。お茶を一口頂き。 僅かな仕草まで洗練されているようにも見える綾歌の様子にまた表情を引き締め。)いいえ。…僕が勝手に好きになってしまっただけですから。(続く問いには、少し考え込むような様子で。)……難しい、ですね。どちらもルイなら、僕はどちらでも共に居たいと思いますが…僕もまた吸血鬼です。……一人では、決められません。 (03/24-23:17:42)
綾歌 > それでも、口に出してはっきりそう言うのは容易いことじゃない。君も知ってることだろうけれど。(ゆるりと微笑み、示唆するのは以前訪れた時にそっと、彼へと投げ掛けた言葉のことでしょう。返事には、また少し こく。と首を傾けて)  どちらになっても、中身はきっと変わらない。けれど、吸血鬼になれば人の血を求めるあの子を見ることになる。逆に人間であれば――ほんの数十年で、君は置いていかれるよ。人の寿命はとても短いから。 (03/24-23:24:58)
ルカ > ええ、確かに勇気は必要でした。でも、もう大丈夫です。(こくりと頷き。 続く言葉に、少し頭を下に傾け。)……はい。どちらも良いところも悪いところもある選択です。でも、ルイは… ……そのどちらかなのでしょうか?それとも今も境界を彷徨っているのでしょうか?(やや口早に問い。) (03/24-23:30:14)
綾歌 > 勇気……(くす、と少年の言葉に微笑ましそうに笑う。悪い意味ではなく、唯心に響いたのだろう) 後者が近い――かな。昔は、それこそあの子を迎えたばかりの頃は、今よりずっと僕の血が色濃く出ていたのだけれど。(自分の瞳、金の相貌を指差して) 瞳も同じ色だった。吸血鬼としての、能力らしい能力を受け継がなかったところは、変わらないけれど。 (03/24-23:36:02)
ルカ > (何か微笑ましそうにされた。少し照れくさく、またお茶を飲み。)そうだったんですか…。(ルイの吸血鬼らしい所は確かに吸血痕以外思い当たらない。それどころか、反発するような力を感じることすらあって。) ……ルイは一体何者なのでしょう。 言われてみれば不思議な所は沢山あって…。 (03/24-23:40:47)
綾歌 > (自分にはとうに失ってしまった感覚。初々しさというのだろうか、そんなものを感じたようで。問い掛けのような言葉には、スル…と身に纏うストールを外した。何かしらの力を感じられるものなら、途端、圧力にも似た強い魔力を感じられるでしょう) 唯の人間、ですよ。けれど、僕たちとは相反する性質を持って生まれている。(夢魔が答えなかったことを口にして。スィ と人差し指でルカの纏うカソックを指差す)  西方の、聖職者の装いですね。初めてお会いした時は少し驚きました。 (03/24-23:49:34)
ルカ > (探知能力を持てる程ではないが、気配には敏感に目を瞬く。)……相反する、性質… 光や聖なるもの、そういった性質をもっている…ということですか?(カソックを示されればああ、と頷いて。)ええ…着ていると少しだけ苦しいのですが、お世話になった方の肩見で……。 (03/24-23:56:01)
ルカ > (探知能力を持てる程ではないが、気配には敏感に目を瞬く。)……相反する、性質… 光や聖なるもの、そういった性質をもっている…ということですか?(カソックを示されればああ、と頷いて。)ええ…着ていると少しだけ苦しいのですが、お世話になった方の形見で……。 (03/24-23:58:13)
綾歌 > (改めて見れば、そのストールに見覚えがあるかもしれない。赤い夢魔が纏っているものと瓜二つだと) えぇ、そう考えてもらえば良いかと。成長するにつれて、それは顕著になりつつあります。 ……僕の血を、欠かさず与え続けているのに、遂に瞳の色は生来のものに戻った。(君は、蒼い瞳のあの子しか知らないでしょう?と尋ねて)  異なる世界故、吸血鬼の特性にも違いはあるようですが……日の光は、平気なのですね。(自身は逆に、象徴となるだけのものや西方の宗教に力を抑えられることはない。日中出歩けるのは、街に出掛けたことを娘から聞いたのでしょう) (03/25-00:04:24)
ルカ > (は、とストールを見つめ直す。 明るい場所で見たことが無かったが、それには見覚えがあった。)そうですか…(夢魔の言葉の意味が突き刺さる。) …ええ。僕の知っているルイは、ずっと青い目をしています。(そういえば自分も吸血鬼としての力を振るうと瞳の色が変わる、と世界は違えど思い当って。)そうですね。違いはあるようです。(この前ニンニクで大騒ぎしそうになったのを思い出す。自分の特性はというと、驚くほど、自分が吸血鬼といって思い当たることばかりの特性を持っているのだが。少しは疑ってもいいだろうという程に。)…はい。少し以前より眩しく感じられるような気もしますが、日中も平気です。 (03/25-00:11:16)
綾歌 > ……君が人間なら、そのことに気付くことも、なかったでしょうが。(言っても仕方がないことと知りながら、ぽつりと言葉は唇から零れる。不意に開けた戸から覗く夜空と満月に近い月を見上げて)  僕は逆に、日中外に出ることはまず叶わない。クルスも、灰になることはないけれど進んで日の下に行こうとはしない。 そういう存在なんです、この世界の魔は。(それは、日の光をまるで厭わないあれが異端だということを示していて) これも……もう慣れましたが、負担になることは変わりない。(ふゎ と意思を持ったように降ろしたストールはヒラリと靡き、そちらの指先をツィ と掠めようとする。その瞬間、聖属に耐性のないものであれば、ビリッ!と強い痛みが襲うでしょう) (03/25-00:22:37)
ルカ >  ……そう、ですね…(首を垂れる。 ふと、名無しの魔女の告げた言葉が悪意を持ったように鎌首をもたげ思い出される。『お前さんに噛みつかれた相手はみーんな、“自分がこうであろうと思い描く吸血鬼”になってしまうのさ。いや、今の話しは忘れていい。』と。いや…と心の中で首を横に振る。)……そう、なんですか。(それはなんだかさみしいことのような気がして、自分も普通の生活とは別れを告げた気ではいたが。)っ!(クルスと戦ったおりその効力は知っている。咄嗟によけようとするが、その生き物のような動きに対応しきれず、指を掠める。) (03/25-00:30:00)
綾歌 > 最も僕らは、生まれた時からそうですから。それが当たり前で、不満に思うこともありません。(にこ、とちょっと微笑んで見せて) けれど人から、変わったものはそうではないでしょう。完全な吸血鬼になれば、あの子もきっと。(何かを得る代わりに、何かを失うだろうと淡々と話す。 君も、そうだったでしょう?と問うように) ――これくらい、耐性がなければあの子の傍にいるのは恐ろしいのです。(失礼しました、とすぐに ぐぃとストールを引き戻して) (03/25-00:37:58)
ルカ > そう、ですか。(相手の笑みに薄く笑みを返すが顔色がすぐれない。 ……何故今まで忘れていたのだろう。ふと思い出した魔女の言葉が頭を巡る。)……ええ、そう、 ですね。(答える言葉が震えそうになる。なんとか声を震わさずに答え、違うことを考えよう、と頭を切り替える。)いえ。 同じようなものをクルスも持っていましたが…お二人とも耐性が? (03/25-00:43:13)
綾歌 > ……何か?(お顔の色が優れませんよ、と見透かしたように短く問う。相手の動揺を、見て取ったのかもしれない) えぇ。長らく身に付けていたので、だいぶ耐性は。 あくまで耐性は、ですが。 (03/25-00:47:14)
ルカ > ……いえ、少し、思い出してはいけないことを思い出しました。………気にしないでください。自分のことですので……。(冷めたお茶を一口。)そう、ですか。ルイはこれからどんどん力を増して行くのでしょうか? (03/25-00:50:37)
綾歌 > そう…(追及はしない。一度瞳を閉じ、開いて) 僕の血で、抑えていた筈のものが抑制が効かなくなりつつある……つまりはそういうことでしょう。だから、尋ねたのです。 吸血鬼に成り切るあの子と人間に戻るあの子、どちらを、と。(少し言葉を変えて、最初に尋ねた問いを再度口にする) (03/25-00:55:39)
ルカ > そうですか…。(一度目を閉じ。しばらく考え込むように黙りこんでから、口を開く。)でも、僕も大切なことに気が付きました。お日さまの下を歩けないルイの姿なんて、見たく、ないです。あの子には、日だまりの中が似合っているから。……僕が、どうにか出来ればいいだけ、です。(どこかふっきれたように、口にして。) (03/25-00:59:02)
綾歌 > ……そっか。(くす、と今一度微笑む。それはどういった意味の笑みなのか。 不意に膝を着いたまま、にじってそちらの目の前に進もうと。そっ と白い指で少年の頬に手を掛けようとする) (03/25-01:05:20)
ルカ > (相手の笑みの意味は計り知れない。近づいてくればぱちりと瞬き。頬に手をかけられればきょとん、と。) (03/25-01:08:39)
綾歌 > (触れる指は、彼の娘のものとは正反対に冷たい。ひんやりと、血の通わない死体のように。 プツ とカソックの詰襟を外し、その首筋に指を這わせようとする) 血を、頂いても良いですか?(唐突に、尋ねた) (03/25-01:13:46)
ルカ > (自分の物よりも冷たい手。これが、日の下を歩めぬものの手か、と少しだけ寂しくなる。本人は気にしていないと言っていたが。詰めエリを外されれば少しだけ驚く。相手の体温に比べれば温かな首筋。)……どうぞ。今日は、色々と聞かせて頂きましたから、お礼になれば。(こく、とちいさく頷き。) (03/25-01:18:05)
綾歌 > (温かい、と口には出さず内で思う。少し、考えるような間を置いて)  ありがとう。(微笑み、薄い唇を首筋に寄せる。話している時は隠していたのだろう鋭い牙が、チク と柔らかな肌を喰い破った。こく、こく。とほんの数口だけを含んで身を離し) (03/25-01:24:35)
ルカ > (少しだけ、自分が吸血鬼になった瞬間を思い出す。少しだけだ、すぐにその感覚は薄れる。居た身に僅かに3回目を瞬き。)……これだけで、大丈夫ですか? (03/25-01:31:18)
ルカ > (少しだけ、自分が吸血鬼になった瞬間を思い出す。少しだけだ、すぐにその感覚は薄れる。痛みに僅かに3回目を瞬き。)……これだけで、大丈夫ですか? (03/25-01:33:17)
綾歌 > (熱を帯びた血が喉を通る。その瞬間、ほんの僅かに自分の身が温かさに包まれるのを感じた。それから、触れた相手の肌のぬくもりも。 影となって見えないだろうが、金の瞳を曇らせ、しばし沈黙して) ――えぇ。少し乾いただけだから。(ペロリと首筋を舌でなぞれば、傷口は何事もなかったかのように消えた。ほんのり赤に染まった唇で、頭を下げてお礼を言って)  これで十分です。――君の気持ちも、聞けて良かった。 (03/25-01:38:30)
ルカ > (相手の思惑は知らず、少年は今日も自分の目に映った世界を真っ直ぐに見ている。)…そうですか。 はい、ならよかったです。(にこりと笑みを浮かべ、詰め襟を締め。) (03/25-01:41:27)
綾歌 > ……(何か、口を開き掛けて、止めた。今はまだ、と小さく首を振って) 長らく引き止めてすみません。今度、此の話をする時は――二人でいらっしゃい。どの道を行くのかを、話し合って。 それは何れ、僕があの子と話すべきことだったでしょうが……今は違う。それを決めるのは、君たちであるべきだと僕は思います。(そっ、と瞳を伏せ、胸に手を当てて)  あぁでも、また遊びにも、来て下さいね?(最後は柔らかに、最初に会った時のように微笑んだ) (03/25-01:48:23)
ルカ > …?(何か言いたげな様子に少しだけ首を傾げ。それからの様子にきっと来るべき時が来ればまた話してくれるだろう、と思い。)いいえ。あ、お茶御馳走様でした。美味しかったです。  はい。ルイと、一緒に行くと約束しましたから。……はい。一緒に決めます。ルイを大切に思っていますから。(少し目を閉じ。それから開いて。)はい!是非。このお家はなんだかふしぎな感じがして、綺麗で好きなんです。またお邪魔させていただきますね。(ゆっくりと立ち上がり。) (03/25-01:53:54)
綾歌 > お待ちしてます。(立ち上がる姿に、両手を畳に付いて頭を下げる。流れるような所作で立ち上がれば、お見送りしようと廊下へ進んで) ……何処に惹かれたんですか?あの子の。(玄関先まで付けば、最後にそんな問い掛けをして) (03/25-01:57:53)
ルカ > (本当に仕草の一つ一つの美し人だなぁと少年は思う。 玄関先で、そんな問いかけを受ければ、少しだけ照れくさくなって。) ……今となっては全部です。でも、あえて挙げるなら、そうですね。明るくて優しい所でしょうか。あの頃の僕は荒んでいましたから。光明がさしたように見えたんです。生きる糧が見つかったような。(微笑んで、そんな風に答え。) (03/25-02:01:01)
ルカ > (本当に仕草の一つ一つの美しい人だなぁと少年は思う。 玄関先で、そんな問いかけを受ければ、少しだけ照れくさくなって。) ……今となっては全部です。でも、あえて挙げるなら、そうですね。明るくて優しい所でしょうか。あの頃の僕は荒んでいましたから。光明がさしたように見えたんです。生きる糧が見つかったような。(微笑んで、そんな風に答え。) (03/25-02:06:07)
綾歌 > 荒んで頃の君、か。ちょっと見てみたかった気もするけど。(くす、と笑う。勿論冗談なのだろう。玄関まで降りて、戸の所で見送るつもりのようで) 明るいのは――そうかも、ね。だから今の今まで、完全に僕と同じ種にすることを……躊躇ってたのかもしれない。(僕たち、ではなく敢えて僕、と青年は言った。手を組み、静かに頭を下げて)  おやすみなさい。良い夜を。 (03/25-02:07:03)
ルカ > 暗かったですよ?クルスにでも聞いて下されば解ると思いますが。(こちらも冗談っぽく笑い。)そうですね。ルイにはお日さまの下がよく似合っているんですよ?(先ほど二回も言ったが、改めて。)はい。失礼します。 …おやすみなさい。(ぺこりと頭を下げて、屋敷を後にする。) (03/25-02:10:08)
ご案内:「東方造りの家屋」からルカさんが去りました。 (03/25-02:10:15)
綾歌 > そう。(クルスの名を聞けば、そんな彼にどんな風に絡んでいたのか想像できたのだろう。くっ、と笑いながら) ふふ、そうですか。……僕は一緒に日の下で見ることは、叶わないけどね。(相手に聞こえないくらい小さな声で呟き。 去っていくその背を、見えなくなるまで見送った) (03/25-02:13:17)
綾歌 > ……吸血鬼、か。(今はもう、元の通り冷たくなった己の手を握って。 少年の身体は温かかった。脈打つ心臓が感じられた。明確には口にはしていないが、彼は自分とは違い、人から吸血鬼になった者だろう。 ――なら、何故……)  クルスを呼んでみるか。(色々と、そう簡単にはいかなさそうだ。娘のことはある程度、理解しているつもりだけれど――あの少年もまた) (03/25-02:20:49)
綾歌 > (そのまましばらく、夜風に吹かれながら思考に耽る。まだ涼しい風に晒されても、この身は風邪を引くこともない。 やがてその姿は不意に、玄関先から掻き消えた) (03/25-02:23:00)
ご案内:「東方造りの家屋」から綾歌さんが去りました。 (03/25-02:23:05)
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