room44_20130203
ご案内:「怪仏庵」にヌコさんが現れました。 (02/03-21:02:15)
ヌコ > << ちりん ちりん >> みゃおーん。 ( 霧が煙る道を歩み抜けた先に、鈴の音と猫の鳴き声が響く。踏み締める土の感触の空気の香りが変わったのを察し、すん、と鼻を鳴らした。 ) よし、来れたみゃ! 「ニャオン」 (02/03-21:03:43)
ヌコ > ( 記憶を頼りに歩き出す兄妹猫の腰にはポシェット、その手には籠。見えた山の麓、鬼の像に護られた鳥居を抜けてその奥にある庵へと辿り着く。 ) ごめんくだみゃーい…と言いたいところだが。 「ニャオ」 ( 猫耳を軽く揺らす。人気は感じない、恐らく出かけているのだろう。 ) (02/03-21:05:27)
ヌコ > では目的を果たすとしようか。 「ニャ」 ( 兄猫と頷きあい、温い足取りで庵の縁側へ。目立ちそうなところを見つけると、其処に置くのは持参した籠。中には色とりどりの棒つき飴が一杯だ。 ) さて、一筆ひつよーだな。ニコ、たのむ。 「ニャオ」 (02/03-21:14:57)
ヌコ > ( ポシェットから取り出す取って付きのペンと紙。妹猫は紙を支えるように持ち上げて、兄猫がそれにペンを掛ける。 ) 「ニャーオ…」 ( 「家屋や置物の特徴から察するに、適切な言語は…」 思考に数秒かけてから、さらさらと書き入れる流暢な日本語。 ) 「ゴボウへのプレゼントを置いておきます。雨降り小僧によろしく。味はみかん、ぶどう、パイン、レモン、りんご、なしです。 ヌコ&ニコ」 ( 「うむ、こんなもんか」 納得顔の兄猫に頷き、籠の傍にそっと添えよう。 ) (02/03-21:26:23)
ヌコ > いやはや、仕事があったとはいえずいぶんおくれてしまったな。 ( だが、ほっとした。約束事を何十にも積み重ねる癖がある中でやっとこ一つ消化できたのだ。 ) ちゃんと見つけてくれるといいのだが…まあわたしとちがって一回出て行ったら数週間帰らない、なんてことはなきように祈るしかないみゃ。 「ニャオン」 ( 平素の自分を思い起こし、腕組。 ) (02/03-21:37:56)
ヌコ > ( さて、用事も終わった。しかし帰る前にと立ち寄るのは、仏像の立ち並ぶ場所。その光景に一種、神聖なものすら感じ取れる。 ) 前にきたときも見とれたみゃー。ニコ、これは一体なんなのだ? 「ニャウニャウ」 ( 「仏。修行を重ねた人間が成るもので、人を助けたり悟りを開いたりとかするらしい」 ) なるほど、要は偉人さまであるな。 ( ありがたやありがたや、と手を合わせ。 ) (02/03-21:49:05)
ヌコ > ( 一頻り仏像たちを鑑賞した後。 ) よし、戻ろうか。 「ニャ」 ( 頷き合って兄妹猫は来た道を戻っていく。ゴボウの笑顔が待ち遠しいみゃー。 ) (02/03-22:09:59)
ヌコ > << ちりりん >> (02/03-22:10:03)
ご案内:「怪仏庵」からヌコさんが去りました。 (02/03-22:10:06)
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