room44_20130408
ご案内:「とある街」にロネさんが現れました。 (04/08-08:59:16)
ご案内:「とある街」にあざみさんが現れました。 (04/08-08:59:42)
ご案内:「とある街」からあざみさんが去りました。 (04/08-09:00:05)
ご案内:「とある街」にアザミさんが現れました。 (04/08-09:00:14)
ロネ > (からころと辻馬車が走る。辻馬車の中は様々な人間がごった煮だ。貧しい身なりの乞食や、事務員らしき男、必死に着飾ったご婦人――だが、この時間から外に出ているのだから、たいした身分ではない。そんな中、男とその未来の妻は、押しつぶされそうになりながら座っている。やがて馬車はある街で止まる)降りるからどいてくれ!(男は無遠慮に叫び、アザミを先導して馬車を降りるだろう。今日も街は陰気に霧に包まれている。冬よりはましだが、それでも霧は晴れない。馬車を降りれば、普段住んでいる地区よりさらに嫌な悪臭や人の臭いが鼻につく) (04/08-09:03:26)
アザミ > (馬車によって連れてこられた場所。普段住んでいる場所より酷い悪臭と色々な人々が見えるんだろう。手にはいつでもメモができるよう、メモ用の紙とペンがしっかり握られていて。ロネが降りていくなら、自分もごめんなさい、と謝りながら気を付けて降りようか) (04/08-09:06:01)
ロネ > 本当はおとといの夜か昨日の早朝が一番いいんだけどね。貧乏人から一ペニー巻き上げようと必死な輩で埋まるから。(川沿いの通りをのんびり歩く。露天の店がぎっしりというわけでもないが、あちこちに見える。様々な人が忙しそうに歩き回っている。そうかと思えば、道に這いつくばり、ズタ袋に何かを放り込んでいる人もいる。ぐちゃ、と馬糞やごみを踏むのは日常茶飯事) (04/08-09:10:23)
アザミ > (ロネに色々言われて、周りを見渡す。露店も見えるけど、何より目についたのは人々。前の自分だったら遠慮なくお金などをめぐんであげていたが、それはもうできない。街の状況を忘れないよう、しっかりメモしたりと、「かわいそう」や「助けてあげたい」などといった戯言は全く言わなくなった。表情は学ぶ学生のように真剣だ) (04/08-09:14:27)
ロネ > (やたらメモしているアザミが気になるが、まあこっそりやってくれるんなら特に何も言わない)土曜の夜と日曜の早朝は、あちこちに市場が立ったり、呼び売り商人が集まったりする。この界隈だと――まあ、露天商は三百はくだらないかな。(慣れた様子で、足が曲がった乞食をかわしたり、花売りの少女を突っぱねたりしていく。この街においては、男やアザミの身なりは良い方なのだ) (04/08-09:20:06)
アザミ > …そう。(短い返事。聞いたことを全てメモして、半ば俯いたままの移動。流石にゴミやなんやらは個人的に嫌なので避けるけども) (04/08-09:22:09)
ロネ > ほら、ちゃんと街を見なよ。メモは後でもできるだろ。(俯き気味のアザミに、くすくす笑って)木材で小物を作るなら、直接買い付けるよりも、古家具屋でぼろを仕入れたほうが安上がりで済む。それで納得できないなら材木屋と交渉しないといけないけど、大量に買わないとまけてはくれないだろうな。 (04/08-09:26:55)
アザミ > ん、うん。(言われれば少しは街の方へ気を向けるけども、それでも時々メモしてたりと勉強は欠かさないよう) 古家具屋でぼろを仕入れた方が安上がり…最初はそれで稼いで、お金に余裕が出来た頃に材木屋と相談、かな。(そんなの、どれだけ先になるかわからないけども。今は安さ最優先。無駄遣いはできない) (04/08-09:30:46)
ロネ > 「そこの奥さん、婦人帽がたったの四ペンスだよー!」「マッチ、マッチ、マッチを買ってくれませんか」「ナツメグのおろし金、ナツメグのおろし金が一ペニー」(ナツメグのおろし金売りは、手足が萎縮してしまっていて、膝だけでよちよちと歩いていた。通り過ぎた。あちこちから声が飛ぶ。色んなにおいを振りまいている人々が通り過ぎる)……今の君に必要なのは、暗記よりも見ることだよ。君はおひとよしだから。(ため息混じりに)でも君、売るとしていつ売るんだい? 店番と事務処理、店の手入れ、電報や手紙の整理も頼みたいし、その他諸々君を店員としてこきつかうつもりだけど。(あっさり。まあこれぐらい普通なので。) (04/08-09:35:50)
アザミ > (どれもこれも自分から見れば、もうくだらないものばかりと思えてしまう。そんな余裕なんてないのに。ロネの横でただ付いていくだけで、商人には口を一切開かない) …見て状況をメモしてるの。それに、ここでお人よしっていうの、やめて。(一瞬気が強くなる。すぐにいつも通りの雰囲気に戻すけども) それは、本当に時間に余裕が出来た時だけ。最悪、ここで売れなかったら時狭間にまで行けばいいもの。店番はしっかりやるよ。こき扱うなら遠慮なく言って。もう甘えん坊の子供だなんて言わせないから。(もうロネを絶望させない。それが自分の最終目標だ。ちょっと今日の自分は気が強すぎるかもしれない。気にしすぎかもしれないが) (04/08-09:45:10)
ロネ > その文字が全てじゃない。君はこの街の市民だよ。(強気な言葉が来ても、穏やかに返す)それに買い物をしたり、不用品を売ったりするなら、ちゃんと彼らと話さなきゃならない。君が彼らをどう思おうと勝手だけど、友好的にしておいた方が何かと得だ。(つらつらと語る)……まあ、危ないことせずに、損しなければ何も言わないけどね。自由時間は君のものだ。(眉尻下げて) (04/08-09:50:28)
アザミ > (そこまで言われれば、流石にメモ紙とペンはしまおう。後で覚えてる限りでメモすることにしよう) …友好的に。(周りを見渡す。酷い臭いとごった煮の街並み。下手したらスリとかもでそうなほどに思えた) 大丈夫、危険な事にはもう首をつっこまないから。僕が自由時間でこれからすることは、自分の資金稼ぎと、社会勉強。疑問があったらたくさん聞くからね。(どこまでも強く真剣に。もう戦うだけの女じゃないと、馬鹿にするならそれが間違いだと言わせて見せるだけのコト) (04/08-09:57:18)
ロネ > (その言葉を聞いて、ゆるやかに微笑んだ。まあスリならましな方かもしれない。)……君は昨日言っていたね。君が仕事したところは、みんな楽しそうだったって。(ぽつりと呟いた。) (04/08-10:02:00)
アザミ > …楽しいだけじゃないよ。(ロネの目を真剣な眼差しで見つめて) モノづくりをする上で大事な素材、僕がいたところは家具だったから、木材に、皆語りかけていたの。丈夫になってほしい、長く使われて欲しい、そうやって、全ての素材に感謝していた。モノづくりはただ作るだけじゃなくて、これから使ってくれる人と、素材を作り出してくれた自然に感謝してるんだ。 (04/08-10:07:29)
ロネ > ――幸せだ。(その言葉に嘆息した)金が無い無いいうわりには、私も恵まれているんだ。別に明日に食うものに困っているわけじゃないし、幸い教養もそれなりにあるから。 疲れたね、ちょっと休憩しようか。(アザミは疲れてないかもしれないが、自分は歩き続けて疲れたので。その辺りで一杯半ペニーのレモネード売りがいたので、二杯買おうと) (04/08-10:12:23)
アザミ > ……作り手の想いと、大切に使いたい人の想いが合わさった時に、手作りのモノは輝いて見えるの。僕も、直接作りながら、色々職人の人に教えてもらって、学習したから。(幸せだというのなら、その通りなんだろう。ロネも、職人の1人なのだから) …うん、そうだね。(休憩しようと言われて、コク、と頷く。自分は疲れていないので、ロネと一緒に休憩しながら、その時間を使って街の露店商の様子やらなんやら、思い出せる限りでメモするつもりだ) (04/08-10:21:20)
ロネ > (レモネードを手渡せば、適当な場所の汚れを払い、座ってレモネードを飲む)例えばアザミ、(ひょい、と男は路上を指差した。そこには一人の若者が、取っ手と蓋つきの籠を持っている。しきりに路上や何やらをきょろきょろしている)彼のようなのはここいらじゃ珍しくないが、何してると思う? (04/08-10:28:28)
アザミ > (レモネードを受け取り、自分も座って飲み始めよう。指さされた先に見える光景に、暫くジッと眺めていたが) ………何をしてるの?(分からなかった。結局疑問になった) (04/08-10:31:56)
ロネ > 純物拾い。(“Pure”と、冗談のように言った)犬の糞だよ。 (04/08-10:34:13)
アザミ > …糞拾い? 農家の肥料として使うの?(糞といえば、畑の肥やしによく使われるのを知っている。でも、ここにいるということは、農家と程遠い関係なのか、色々考える。考えすぎて少し眉間にしわが寄りそうだけども) (04/08-10:36:37)
ロネ > 違うよ。アザミも革製品を使うでしょう。革をなめすときに使うんだ。革にこう、糞をこすりつける。(ゆるゆる言った)彼らだけじゃない、骨や脂汁、ロウソクのカスや灰、ああ、ぼろ布は実に真剣に値段をはかる。製紙業界の景気がいいから。(つらつらと。)どぶさらいもたくさんいる。悪い空気の溜まっている下水道に潜り込んで、下手するとその辺の事務員より儲けているやつらもいる。夜になれば物売りやそういうやつらは、パブや一ペニー劇場で踊ったり観劇したり騒ぎまくっているよ。(長々と話して息を吐く。)――彼らは彼らなりに楽しく生きていると思うけど、私やその職人達のように、何かを残すことはできない。 (04/08-10:45:59)
アザミ > …革をなめすのに使うの?そう、色々な使い方があるんだね。(今教えてもらったことを全てメモ紙に書いていく。そうそう、メモ紙に使っている紙は古くボロボロだったのを再利用している) …生きることを全うしながら、自分なりに人生を楽しんでいるんだね。楽しみを見つけることは良い事だと思う。(可哀そうとして見るのではなく、それが彼らなりの生き方なのだと逆に捉える。思わぬことで儲かるなら、それもまた運の生み出したモノ。全ては生きることに感謝しなきゃ、と) (04/08-10:52:00)
ロネ > (レモネードを一口。)さらに下を見ればきりがない。寝るところが無くて路上で寝ている女子供はごろごろいる。飢饉で農地から追い出されたアイルランド人がここ数年でどっと増えた。ずっと農業をやっていたせいで商売が下手だから、五人のうち四人ぐらいは食いはぐれて、飢え死にするか身体を売るか乞食をするか……(乞食でも上手くやるととても儲かるのだが。)何のために生きるかなんて考えていない。彼らは今を生きていて、未来や過去は無意味なことだ。文字の読み書きができるのは、十人に一人もいないだろうね。フランスが海の向こうにあることさえ知らないだろうな。 (04/08-10:57:14)
アザミ > …そう。(また短い返事。厳しい環境の世界というのはよくわかった。そうやって考えれば、自分たちはとても恵まれた環境にいるんだなと実感できる。サラサラとメモしていくが、その内容はきっとここにいる人々(ロネ含め)には読めない字だろう。なんてったって日本語なのだから) (04/08-11:06:55)
ロネ > (返事が短くても気にしない。メモの字が読めないが、どうせ異世界の言葉なのだろう。正直こんな話メモしなくたっていいのだが、まあほっとく。レモネードちびちび飲んで)まあ、どうしても外で売ってみたかったら、露天で自分で売るより、どこかの劇場や飲み屋の物売りに卸したほうがいいよ。彼らの方がうまく売ってくれる。そういうツテはあるし。 (04/08-11:10:55)
アザミ > (日本語で書いていることが多いが、一部、数字や英語での単語が書かれていたりするところが現代的だろう。難しい漢字もしっかり覚えているのか、どんな字だってさらりと書きだしていく。ぎっしり書いていくうちになんだかどこぞの下手な芸術作品よりはましのような、そんなものが出来上がっていく)  (04/08-11:13:01)
アザミ > (日本語で書いていることが多いが、一部、数字や英語での単語が書かれていたりするところが現代的だろう。難しい漢字もしっかり覚えているのか、どんな字だってさらりと書きだしていく。ぎっしり書いていくうちになんだかどこぞの下手な芸術作品よりはましのような、そんなものが出来上がっていく) …じゃあ、もし出したいと思った時にそうしてみる。ロネがツテを知ってても、僕が知らない事もあるから、その時は聞くからね? (04/08-11:15:05)
ロネ > (もうメモは気にしていない。どうとろうがアザミの自由だ)構わないよ。今日はこういう場所もあるんだよ、って見せに来ただけだから。一人であまり奥に行かないほうがいい、人攫いや追いはぎもザラだし。(グラスを空にする。紙コップじゃない、グラスは使いまわしなのだ) (04/08-11:19:35)
アザミ > (ある程度メモし終われば、またそれを仕舞って、レモネードをサッと飲んでしまって空にする) うん、奥にはいかないようにするよ。さらわれたくもないし、ここまで危険な場所に露店を開こうなんてこと、思わないし。(こんなに色々あるとお店を出してる間に自分の体調が崩れそうだから。空のグラスを持ったまま、ス、と立ち上がって) (04/08-11:23:05)
ロネ > ((……危険、ねえ。))(自分で言っておいて難だが微妙な気分になる。危険、というより、生きるのに必死な人が多いだけかもしれない。)まあ、でも、食べ物やちょっとしたものが安く買えるのもこういう市場だし、慣れるまで買い物付き合うよ。(アザミから空のグラスを受け取って、レモネード売りに返す)帰ったら店の仕事も教えるから。 (04/08-11:27:13)
アザミ > (ロネにグラスを渡して、返してもらう) うん、じゃあ慣れるまでお願い。お金の使い方も、1から学び直さなきゃ。(こく、と頷いて。仕事の件もちゃんと覚える気満々だ) (04/08-11:30:27)
ロネ > (その言葉に微笑して、ぽふ、と帽子越しに頭を軽く撫でちゃおうか)頼もしいね。さすが新妻。(お前の妻だ。)じゃあ帰ろうか。適当に馬車捕まえないと。(そう言って、アザミに右手をスッ、と差し出す。) (04/08-11:33:12)
アザミ > (帽子越しに頭を撫でられれば、くすっと笑って。褒められるのは好きだから嬉しい) うん、帰りましょ。(右手を差し出されれば、こちらも左手を差し出して、その手をつないじゃおうか) (04/08-11:35:44)
ロネ > (そして二人して店に帰れば、山のような書類やら何やらの処理とか、人形の手入れ方法だとか、ゴミはいかにして売りつけるとか、色んなことを教えるのでしょう――) (04/08-11:37:49)
ご案内:「とある街」からロネさんが去りました。 (04/08-11:37:55)
ご案内:「とある街」からアザミさんが去りました。 (04/08-11:38:14)
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