ウィザード・レガシー【フェボールの塔】
【依頼内容】
魔術師フェボール氏の死去に伴い、スパーブールの街の近所にある彼の塔、
フェボールの塔内にある遺産(巻物)を回収及び遺産の大まかな目録と、塔の見取り図を作成。
(見取り図及び目録はダリアが作成)
※単純に塔の中を探索して、色々内部を確認し、
鍵を入手したり仕組みを把握したりしながら、宝を集めて地図を作れば良いって事っぽい。
近くにスパーブールの街があるので買い物も可。
【フェボール氏について】
- 相当な腕の魔術師で、研究は主にこの塔にて行われていたらしい。
- 魔術実験の最中に爆発事故を起こし、
遺体は見つからなかったものの死亡と判断された。
- 恐らく亡くなったのは最上階の大釜の在る部屋内。
爆発事故で天井が吹き飛び、煙が立ち昇っていると思われる。
- 回収した実験メモには、
火の精霊界の高位の存在との接触を試みる段取りが書かれていたので、
その関係かもしれない。
- 依頼人はフェボール氏の弟。
- 息子が1人居るそう。まだ12〜3歳くらいと思われる。
- 息子はその失敗した現場に居たらしい。
【注意点】
- たまに、ゴブリンが居ついて居たりする時とかもあるから、一応注意。
- 魔術的なトラップ等、要所要所で仕掛けられてる可能性有り。
奇妙な魔法文字とか、魔力を感知したら注意。
【塔の外観】
普通の円柱の塔を縦半分に切り取ったような、半円柱の塔。
銀色の光芒を放ち、石造りではなく、何か別の素材で出来ているかのよう。
ザラついた銀月のような切れ目の無い塔の外壁。
恐らく4〜5階程の高さ。
塔の正面には鉄枠で補強された、頑丈そうな木製の大扉がある。(この扉は分塔のギミックを動かすことで開けられる)
本塔の最上部からは煙が立ち上っている。(これは最上階にある大火鉢からの煙と思われる)
★塔の後方、少し離れた位置に分塔があり、
分塔の仕掛けを動かすと、塔全体に魔力を供給する事が可能。
魔力切れを起こしたら、もう一度仕掛けを動かす必要有り。
【把握済みの情報】
- 誰かのいる痕跡あり(掃除をしたり食事をした跡、食料の補充があったりする)
[客間/廊下/ホール/食堂/厨房/食料庫確認済み]
- レリーフ扉や浮彫扉は魔力で開く自動ドア。鍵がないと開かない。
(アイリス(アヤメ科の植物)のマーク有り)※現在鍵はダリアが所持。
- 分塔のギミックは随分触られていない様だった。
- 塔の下の下層に怪しい魔力あり。
★食料庫内のゴミ捨て場からいけるかも?
【分塔】
-概要-
背は低い作りで、外装も城によく使われている石材で、素朴な建物と言う感じ。
玄関入り口と似たような作りの、
鉄枠で補強された城門などでも使われているような作りの扉。
木板を下ろすだけという原始的な窓が1Fには取り付けられているが、
上階にはまったくそれらはついていない。
★かなり重量があるので腕力の在る者が必要。
-内部1F-
※分塔1FMAP
大扉の奥は、殺風景な石畳。
匂いも特に無し。
埃やら泥などの汚れなども見当たらない。
辺境の領主の城の小広間くらいの広さ。
奥の壁にレリーフ有り。
★鍵を使用。
-レリーフの扉-
中心にある何かを抱くように
アイリスがあしらわれたレリーフ。
中心の部分に炎の形の穴が空いていて、穴の中にも細工。
此処に鍵の珠を入れる。
扉奥には人が3人並んで歩けるくらいの登り階段。
-分塔2F-
※分塔2FMAP
蒼い光が仄かに照らす空間。
階段を昇りきると壁。
反対側に台座。
-台座-
台座の台の上には円盤が嵌めこまれている。
円盤の上に大人の握りこぶしよりも少しだけ大きい程度の蒼水晶珠が二つあり、
そのうちのひとつが明るく輝いている。
水晶珠は、祭壇のような台座の上に固定されていて、
台座は緩く円を描くような滑らかな階段のような段差の上にある。
片方は強い輝きを保ち、これは奥。
片方は淡い輝きを保ち、これは手前。
円盤には浅浮彫が施されている。
花輪が被されたヴェールを頭に身に着けた乙女のレリーフで、
その乙女は片方は水晶を両手で掲げ持ち、
片方は捧げ持っているような表現がされている。
そのレリーフで表現された乙女の足元には、
アイリスの花のレリーフがたくさん施されていて、乙女たちを飾っている。
水晶と水晶の間には、何かアーチを描くような突起物がある。
まるで水晶と水晶の間に橋でもかかっているかのようで、
円盤と同じ材質であり色である。
手前の水晶の前には、半円柱の塔が輝いているかのような意匠のレリーフが、
奥の水晶の前には、滾々と湧き上がる泉を中心に、
植物が繁茂しているようなレリーフが施されている。
円盤の縁には解読不能な不思議な文字が施されている。
塔のレリーフが施された側の水晶は、淡い光を穏やかに放っている。
円盤がはめ込まれた台にも不思議なレリーフが施されていて、
どれも水晶の近くに施されている。
★淡い光を塔のレリーフが放っているのを確認。
突起物を持ち上げ、二つの水晶が、最初の位置とは逆の位置になるように、円盤を回転させる。
【本塔】
※本塔1FMAP
【1F】
■ 裏口から入って直ぐに客間。
■ 塔内は暗く、照明の類はない。装飾もない素朴な作り。
奥へと進んで行くと、石造りの重い雰囲気の回廊が続く。
天井はそこそこ高い。木製の下ろし窓の隙間から、日差しが薄っすらと差し込んでいるのみ。 魔法での明りが必要。
以前はゴブリンが居たが、現在は居ない様だ。
確認済み。
-客間-
■ 人の姿は無し。
何処の部屋も窓はなく、飾り気のない部屋で、
大雑把な作りのベッドや椅子、テーブル、
衣服や道具類を収納するためであろう長持ち(木箱的な)が置いてある。
掃除はされているが、微妙に拭き残し有り。
確認済み。
-1F ホール?-
裏口から入って客間を抜けて直ぐ。
等間隔に柱が3本。
右手奥にスケルトンウォーリアー。
その先に扉がある様だが内部はまだ未調査。
(恐らく食料庫の扉の先の階段から続いたフロアが此処だろう。)
正面壁の向こうに正面玄関、調理場と食糧庫に続く部屋がある。
-スケルトンウォーリアー-
骸骨の周りには負のエネルギーが取り巻いているように感じる。
それは亡者のように感じられるものの、魔力的な働きも混じっているよう。
武器からも微弱なエネルギーを感じる。強化の類の呪力の様。
※マスターの戯言。
「大切な物には守るべきものが必要だと言っていた。
アイリスの花壇に誤って足を踏み入れたときも、彼はそうだった──」
※つまり、大切なもの=アイリスのマークの入った場所 には、
護る者=スケルトンウォーリアー等が居る、ということか。
-正面玄関-
正面玄関付近は、正面の門から入ると、
受付的なカウンターのようなでっぱりが壁に取り付けてあり、
そこには呼び鈴のようなものが釣り下がっている。
左手には簡易的な構造の大扉があるという構図になっている。
左手の扉奥に食堂。
-食堂-
円形の木製のテーブルや、丸椅子が並んでいる広々としたこのスペース。
正面突き当たりの少し左には神々しい女神が、
アイリスの花々に囲まれている絵画が飾られている。
左手にはテーブルと椅子が少し離れた位置にそっけなく置いている他は何も無い。
右手の奥には暖炉があり、炭化した木材や、灰色が中にある。
暖炉の右手には奥へと続くと思われる簡素な扉。
その手前には、この部屋から出るためのこれまた簡素な扉があり、
位置関係的には「呼び鈴」のあった石壁の後ろ、
すなわち、スケルトン・ウォリアーの近くの場所に出られる扉のよう。(調査済み)
-暖炉内-
暖炉内部から通気口へと入れる。
約幅50cm前後と言ったところか。
最初の分岐から紅い光が確認できる。
紅い光の方向へと進めば"燃えさかる部屋"にたどり着ける。
別ルートへ行くと、下へ下へ続き、さらに分岐がある為、
探索しきるのは困難かと思われる。(蒼炎確認済み)
-調理場-
中央には作業台のような大きなテーブルがあり、
現在地から見て作業台の左手には、鍋が三脚と言うべきか、
そのような台の上の乗っかっていたり、
天井から鎖で吊るされたりしている。
他にはヤカンが三脚の上に乗っかっていたりしていて、
どの鍋やヤカンの下には火鉢があり、炭化した薪があったり、
あるいは、それらが以前あったような痕跡として黒粉や灰に塗れているようだ。
★調理した形跡チェック
テーブルの奥には棚があり、釜がある。
棚には木製や陶器の皿が並べられていて、
包丁などの調理具が立てかけられたりしている所もある。
棚の右手には、何やらアヤメ科の植物が幾重にも編み上げられて絡まり、
中央にある炎の形をした突起を包み込むような意匠の浅浮彫(レリーフ)が
壁面に刻まれている。
他、鍋などが吊り下げられている辺りの左手には、簡素な扉がある。
現在地の扉と似たようなつくりだ。
-レリーフ-
レリーフに開いた穴に鍵の石を入れて使用。
奥には地下へ通じる階段があり、食料庫へ通じている。
-左手の扉-
外に通じている。
井戸がある。
井戸は、釣瓶とかがある多少丁寧な作りだが普通の井戸で、
中には水が湛えられている、まだまだ使える水が豊富にある井戸。
どうやら地下水のよう。
★細かい調査はまだ。
※本塔B1食料庫MAP
-食料庫-
広さの部屋。
地下室になっていて、樽や木箱や吊るされている干し肉等が保管されている。
階段を下りて左手は壁、正面には樽や棚が置いてあるものの、すぐに壁。
右手には麻袋の大袋、小袋に包まれ小麦粉や、
肉類が塩漬けにされて吊るされている場所がある。
奥に続いてる並んでいる棚の中にはチーズやワインらしき瓶。
階段から右手に進み、奥へ進んで行く方向から、右手の方には棚などに混じって、
両開きの丈夫そうな扉が見える。
食料庫の奥の左の壁際の壁は出っ張っていて、
右側の面に何やら竈に据えられた扉のようなものがあるが、
竈とは違い、その扉は木製。
-竈の様な扉-
柱のような壁から出ている突起。
何かモノを置くようなカウンターのような作業台が前面に取り付けてあり、
その上に木製の両開の扉がある。
そして、何やらその上に木のプレートが打ち付けてあり
『危険。必ず、扉を閉めて動かしてください。』の文字。
扉の右側に↑、↓のボタン。
ゴミ捨て場の様。
★未確認(一応ちみを上に上げてみたけど無事。)
-大きな扉-
ぶち壊し済み。
奥は上に続く階段。
-1Fスケルトンウォリアー奥-
地下経由。
玄関の裏手にあるスケルトンウォリアーが居たホール的な所ほどの広さがあり、
ずっと右手の向こうには、レリーフが施されてるように見える壁が
薄っすらと見える距離にある。
正面には円形の段差が壁際にあり、
それを二段程登ると、さらに上へと続くだろう階段。
階段の左右に、ハニワっぽい人形のような物体。
身動きはしていない。何も手に持っていない。
★魔力有り。恐らく守護者。
- 1F食堂暖炉先〜最上階の部屋〜-
最上階に恐らく精霊を呼ぼうとした際に使用したと思われる大火鉢があり、
そこで火が焚かれている。
内部には熱さと煙で長時間居るのは不可能。
火の精霊が居る可能性大。火の霊力を放ちまくっている。(蒼炎が確認済み)
内部に通じる通気口からは煙が確認出来なかった。
(恐らく天井が空いていて、そこから煙が外に出ていると思われる。
塔外から見た際の煙がそれかと。)