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ご案内:「※ 時狭間(深夜)」にロネさんが現れました。 (08/02-20:19:08)
ご案内:「※ 時狭間(深夜)」にmistさんが現れました。 (08/02-20:19:43)
ロネ > <<カランコロン……>>(誰もいない酒場にふらふらと入ってくる男が一人。中身の膨れた丈夫そうなボストンバッグを持ち、杖をついて引き摺るように歩く。目の下に濃い隈が出来、今にもぶっ倒れそうだ)……さすがに誰もいないな……(マスターに会釈をし、カウンターの隅の席にどっかり。今にも眠ってしまいそうだ) (08/02-20:21:30)
mist > (あっちにばたばたこっちにばたばた、そして時刻は真夜中に。 ぐたーっとしつつ店の扉を開けて)っは~~~っ。 (08/02-20:21:31)
mist > マスター、アイスティ…。やぁ、ロネ。(へろっ。片手を上げて)どう?人形は出来た?(カウンターに移動をすればぐてーんっと垂れて。) (08/02-20:22:55)
ロネ > (何と言うタイミングでしょう。すっかり見慣れてしまった霧の竜に)……また好都合なときに。ああ、景品用なら何とかできたよ。(と言いつつカウンターの上にバッグをどかりと乗せる)随分疲れているようだね。(マスターに思いっきり濃いコーヒーを頼む。自分も相当へろへろなのだが) (08/02-20:24:21)
mist > ん、急がせてすまないね。 助かるよ。 ・・・そりゃぁ、どっかの馬鹿が花火の用意忘れてたとか今日になって言い出して急遽花火を手配したり、他にもあっちこっち何とか知人のツテ辿って屋台を出してもらう手筈取り付けたり、逃げ出すうちの騎士とっ捕まえて強引に屋台の売り子やらせる手筈を整えたりで朝から休みなし。(ぐでーー) (08/02-20:26:59)
ロネ > (うわぁと気の毒そうな目)それはそれは、お疲れ様だな。(言いつつバッグを開けてとっとと品物を取り出す。大体40㎝ぐらいの高さの、一抱えある箱が二つ、横に倒したままカウンターに慎重に並べられる。両方とも丈夫な紙箱で、まだラッピングはされていない)一応中身を見てもらおうかと思ったんだが……どうする? 開けてのお楽しみ、という手もあるけれど。(問いかける) (08/02-20:32:04)
mist > んー。見たいかな。(顔を上げると笑みを浮かべ。 少し覗き込むようにして) (08/02-20:32:39)
ロネ > では……こちらはちょっと大人びた雰囲気で、(そっと一つの箱の蓋を開ける。中の人形が纏っているのは黒いビーズを縫い付けた黒い上着に深紅のワンピース。同じく赤いつば広の帽子に黒い羽が差してある。鮮やかな金髪のちぢれ毛に青の瞳)こちらは少女らしく。(もう一つの箱を開ける。こちらは白を基調とした、ふんだんにフリルをあしらったワンピース。上には群青色のケープ。ド同じく白のボンネットに白い花飾りを。髪と目は茶色で三つ編みに) (08/02-20:42:03)
ロネ > (相手の様子をうかがうように)……いかがかな? (08/02-20:42:37)
mist > わ・・・。(目を見開いて)・・・凄いな・・・。今にも動き出しそうだ・・・。(人形とかには余り興味があったわけではないが、素人でも一目でわかる。そっと伸ばしかけた手が止まり。)これ、布も随分上質な物を使ってるね。 (08/02-20:45:13)
ロネ > お褒めの言葉、ありがとう。(くすりと笑って)まあ、自分で布も選ぶし服も仕立てるからな。(しばらく考えて)……実のところ、金貨百枚の大半が布に吹っ飛んだね。(苦笑い) (08/02-20:47:48)
mist > へぇ・・・。祭りの景品には勿体無いな。これは。 …綺麗。(目を細めて。 触れようとした手は元のカウンターの上へ戻されて) (08/02-20:49:54)
ロネ > (それでは、と箱の蓋を戻し、バッグから紙袋を取り出して膝の上に。中から出るわ出るわ、上等な深紅の包装紙や白のレース、蒼いリボンや造花と、ラッピング用品が続々と。慣れた手つきで箱を包装しながら)いやいや、普段は貴族ばかり相手にしているからね。こういう機会は楽しい限りだよ。(コーヒーが届けられるけれど、ちょっと脇に寄せて箱の飾り付け) (08/02-20:52:31)
mist > 恩にきるよ。 (目を細め)君が何かで手が必要な時は言って。 その時は僕も君に手を貸すから。(人差し指を唇に当てて) (08/02-20:53:55)
ロネ > 手を貸す、ねぇ……(少し手を止めて。あまりにも第一印象のインパクトが強く)……私の住む世界は今は平穏だから、安心してくれ。(物騒なイメージばかり) (08/02-20:56:06)
mist > (くす、と笑い)この世界でも色々起こったりはするしね。 それに何も僕は戦闘ばかりしてるわけじゃないよ?・・・嫌いじゃないけどさ。 (08/02-20:58:15)
ロネ > (最後の小声で呟かれた言葉を、この人気の無い酒場で聞き逃すはずもなく)もうあんな目は二度とご免だな。(コーヒーを一口。包装作業再開しつつ)そう言えば……ここに来ている人達は、君がドラゴンということを知らない人が多いのかい?((皆さん普通にこのバケモンに接しているしなあ……)) (08/02-21:02:12)
mist > ン、大半は知ってるんじゃ無い? 特に古い仲間は皆知っているよ。(微笑を浮かべ) (08/02-21:03:30)
ロネ > (ちょっとジト目。自分より遥かに幼い少女とかがごく普通に接しているのを思い浮かべて、やれやれと首を振って)私もまだまだだな。(はぁ、とため息)すっかり君はこの世界出身かと思ったけれど、どうやらそうでもないようだし……この世界は分からないことが多すぎるよ。 (08/02-21:06:22)
mist > ・・・僕の世界はもう無いよ。(静かに目を伏せてアイスティーを口に運び) 僕は普段は竜の姿は取らないんだ。 自分の国から此処への行き来の時くらいで。 当然戦う時も竜の姿じゃなく人の姿で、だよ。 ・・・君に最初に会った時は、言ったでしょう?厄介なのが近づいてきているからって。 あの手のものには真っ当な手段は大抵通用しないんだ。 とりあえず早急に避難する方が良いと思っただけだよ。 君もレミも、戦う事を楽しむタイプには見えなかったんでね。 (08/02-21:10:19)
ロネ > (突然深刻な話を切り出され、手を止めかけるも、逆に失礼かと思い直して手は動かしながら聞く)…………。(世界が無いとか壮大な話はよく理解できないが、このドラゴンが軽薄な印象に似合わない過去を持っていることは確かなようだ)……あの時のことは感謝している。私は一介の人形師に過ぎない。(だけど、微笑んで続けて)――例えば、ほら。君と私はこうして会話できる。張り紙の文字も読める。何故か「別世界」の貨幣さえ揃っている。ふふ、些細なことかもしれないが、もしかしたら君なら理由を知っているんじゃないか、なんて思ってね。 (08/02-21:16:29)
mist > 憶測の域で、ならね。(にこ。笑みを向けて) 昔、ある所に1人の魔導科学者が居たんだ。 彼が研究をしていたのは、異世界について。 彼の居た世界は、人がとても増えすぎて、森も海も大気も汚れてしまっていてね。 ロネは、自然界がどうやって生命のバランスを取っているか、知ってる? (08/02-21:19:23)
ロネ > (ほう、と話に耳を傾け。包装する手を止めて、コーヒーを口に運び)私はその手の方面にはとんと疎くてね。ただ、私のいた場所も……(ぼんやりと考えて)……空気も川も澱んでいた。ああいうのが生命に良いはずがない、ってことぐらいは分かるけれど。 (08/02-21:23:29)
mist > その彼の居た世界では、人間は『滅びの種』と言われていたんだ。 生命が調和されるのは、増えすぎない様にそれぞれに天敵が居るから、って言われてる。 彼の世界のカミサマは、増えすぎた人間の天敵を作って、戦わせることでバランスを取ろうとしたんだって。 でも、結局滅びてしまったんだ。 で・・・。300年くらいかけて、ね。色々な世界の神話や文献を読み漁ってみたんだけど。 (08/02-21:27:05)
ロネ > (何と言うかこう、神だとか滅びだとか話が大きくて、理解するのにたっぷり数秒)……その「マドウカガクシャ」とやらのいた世界が滅んで……?(先が読めない。そもそもこんな人の手には余るような話、想像がつくわけが無い) (08/02-21:30:30)
mist > 多くの文献にね。通じる話があるんだよ。 心に光を宿すものを、別の世界に誘う話って言うのが。 その魔導科学者の手記に、ね。綴られていた言葉と重なるんだ。『もしも、人が、魔物が、光の心を強く宿す、そんな世界があったなら それこそが理想郷では無いだろうか。 神がもしも居るのなら、そんな世界がどこかにあるかもしれない。』 (08/02-21:34:36)
ロネ > 『光の心』?(その手記の言葉を数秒間たっぷり考えて、くすりと笑う)……嫌な冗談だ。出来の悪いおとぎ話じゃあるまいし。(無論冗談でないことは分かっているが)その手記に書かれた世界が、ここだって言うのかい? その科学者の想像した理想郷の世界が? (08/02-21:37:46)
mist > 強ち間違いでは無いのかもしれないよ。 その魔導科学者の世界が何処だったのかは、不明。だけど、この店の裏を下った先にある館が、恐らくその魔導科学者の屋敷だった場所じゃないかって僕は考えてる。 その科学者は、その理想郷で生きる為に、幾つかの魔導科学を用いて屋敷を改造したんだ。 曰く、微弱な電波を使い、魔力を周囲に満ちさせて、脳に伝わる信号に直接言語の理解を変換させる作用を持たせる方法。 曰く、異世界と自由に行き来出来る機械。 曰く、魔力の持つリュウシを変化させて無効化させる。 人間にそれが可能なら、カミサマなら簡単にやってのけるんじゃない?何せ世界を作り出すくらいだからね。 (08/02-21:42:11)
ロネ > …………。(特に話の後半はポカーンとした表情。あの館の存在は知っているものの、詳細は何一つ知らなかった)……神、か。(唯一理解出来た最後の言葉に、ぽつりと。“一応”信仰している宗教はあるが、大して信心深くない)異世界の者達を巻き込みたがるなんて、とんだ寂しがり屋の神だな。 (08/02-21:46:33)
mist > 証拠と言えるかは判らないけど…。(視線をゆるり、とロネに向け。ツ、と人差し指を立てて見せて) ロネ。君自身にも、当て嵌まるコト。 (08/02-21:47:29)
ロネ > 私に?(相手の指からその不可思議な蒼い瞳へと目をやり)何が? 私はただの人間だ……特殊な力も、能力も、無い。 (08/02-21:50:38)
mist > 君は僕を余り快く思っていなかったでしょう?(くす、と笑って)なのに、僕が祭りの用意に困っていたら、快く引き受けてくれた。尚且つ値段自体は決して安くは無いけれど、でも破格過ぎるほどの破格の値で、それだけの出来栄えの物をこの短期間で作り上げた。 来た時の顔を見る限り、寝て無いんじゃない?君。 …何故そこまでしてくれたの?(穏やかに目を細め、微笑して) (08/02-21:53:17)
ロネ > …………。(再度の沈黙。このドラゴン、嫌なところを突いてくる)見栄っ張りな貴族を相手にするのも、疲れていた頃だったしな。それに、期間が短いからって質を落としたら私の沽券に、(はぁ、と息を吐いて)……何でだろうな。正直、自分でもよく分からない。(ああ、と思い出して)あのリリス嬢が……とても純粋に喜んでくれたから、ってのもあるかな。自分の富を誇示するためだけに、人形をご丁寧に飾る金持ち連中と違ってさ。(自分に呆れて苦笑) (08/02-21:59:09)
mist > (ふっと目を細めて笑み) 僕が困っていたから。 リリスの喜ぶ顔が見たかったから。 ・・・そういう『想い』、『心』 を持つ者が、此処には多く誘われるんだ。 例えばさ? 僕を殺して鱗を剥ぎ取って牙を抜き取り角を切り取って売れば、莫大な金が手に入る。 僕の種は恐らくもう世界に僕ともう一匹だけ。希少種だ。 ・・・殺したいと、思う? (08/02-22:02:33)
ロネ > !?(いきなり殺伐なことを言われ)そもそもそれは無理な話だし……(リボンで箱をくるみつつ)実にくだらない。くだらないよ。(投げやりな調子で言う。ピンで新たなリボンを留め、豪奢な星型の飾りリボンへと手早く形を整える)私か……そうだな、私の「家族」が君に食われそうになったら、全力で君を殺しにかかるよ。(ぽつりと付け加える) (08/02-22:10:01)
mist > (くすっと笑って)そう。君には出来ないはず。 家族や、君の大事な者を奪われない限りは。 けれどね。 僕やレミの様な存在は、ただ金を得る為に、利用する為に狩られる環境にあったんだ。 レミは、恐らく自分の世界ではあの翼を隠してきたはずだよ。誰にも見られない様にね。 僕も然り。 人の姿を取るのは、狩られない為。 けれど、『此処』でなら、元の姿に戻る事が出来る。 自由に自分の翼で飛べる。 それは、此処に居るものが、君と同じ様に自分の利益や欲の為だけに自分達を狩りはしないだろうと、恐らく本能的に察しているから。 (08/02-22:13:46)
ロネ > レミさんが……(あの金色の翼を持った天使の凛々しい姿が目に浮かぶ)……私は少なくとも、会話が出来るモノを殺しはしたくないし……(くすりと苦笑い)何より、労力と代償が釣り合わない。豚を殺すのは簡単だが、君たちを殺そうとしたら逆に殺される。(冗談交じりに) (08/02-22:18:06)
mist > それを抜きにしても、ね。(にこり。笑みを向けて)理想郷、と言うのもあながち間違いでは無いとは思わない? 君の様な人間が居る。 僕の様な竜や天使がいる。 ガイルの様な幻獣が居る。様々な種族が居て、でも、皆普通に付き合える世界。 ・・・僕は夢だったよ。自由に飛べる世界が、ね。 (08/02-22:20:12)
mist > もしも言葉が通じなければ、分かり合えなかったかもしれない。 ・・・だから、この世界を作った神は、言葉を1つにしたのかも、ね。 (08/02-22:21:37)
ロネ > (ミストの言葉に何ともいえず)……皆普通に付き合える世界……理想郷、ねぇ……(いささか不気味にさえ思えてくる話ではある。言葉を1つに、ということに)……太古の昔、人間が高い高い塔を造った。(突然の神話講釈)塔は天に届きそうになるほどの高さまで建てられた。それに怒った神が塔を壊し、さらに1つだった言葉が散り散りになってしまった。(講釈を止め、ふっと微笑み)……この世界の神は優しいな。 (08/02-22:30:32)
mist > ・・・通じるでしょう?欲の為に高い塔を建てた『ニンゲン』。 欲により滅びた『世界』。 なんだったかな。ノア?大きな船の話。 (08/02-22:33:46)
mist > ・・・ま、全ては推測で憶測だけどね。(チロリ。舌を覗かせて) (08/02-22:35:05)
ロネ > (300年間あらゆる世界の文献云々とか言ってたなぁ、と。釈迦に説法と言う奴である)……ありがとう。ま、深く考えても私の手に余るよ。(最後に両方の箱に造花を添えて、ラッピングの完成)ほら。(カウンターに飾り付けられた箱が二つ並ぶ。それぞれ赤、白を基調にし、レースやリボン、造花で豪奢な装丁)こんなものでどうかな? (08/02-22:38:12)
mist > お見事。 これ、開けるの楽しみになるね。(ふふっと笑って) (08/02-22:39:13)
ロネ > 然るべき人に当たって、喜んでくれれば、人形師冥利に尽きるよ。(ふあぁと大きなあくび一つ。実はこの男、頼まれてから約一週間寝ていない。疲労と眠気は仕事が終わった後に一気に来るのだ。深刻な話が終わって気が緩み)……さて、うむ。(コーヒーを一気に飲み干し)もうそろそろ帰るよ……歩きながら寝てしまいそうだ。(立ち上がってコートと帽子を身につける) (08/02-22:44:03)
mist > うん、僕もそろそろ。まだ遣り残してる準備があるから。 ありがとう。ゆっくり休んで?祭りは明日の夜からだから。(にこ、っと笑みを向けて) (08/02-22:45:50)
ロネ > そうさせてもらう。祭りは……そうだな、(カウンターにコーヒー代を置く。張り紙を見て)一ノ祭なら来られるな。いやなに、店をあのバカに任せっぱなしと言うのも心配だし……(最後あたりはぼそぼそと。そして向き直って微笑み)君も休みたまえよ。霧のドラゴン殿とあろう方が、身体を壊したりなんてしたらとんだ笑い話だ。(帽子を取って一礼)じゃあ、また。(扉を開け、杖をついて、朝日の射し始めた外へと)<<カランコロン……>> (08/02-22:50:49)
ご案内:「※ 時狭間(深夜)」からロネさんが去りました。 (08/02-22:51:00)
ご案内:「※ 時狭間(深夜)」にロネさんが現れました。 (08/02-22:53:59)
ご案内:「※ 時狭間(深夜)」からロネさんが去りました。 (08/02-22:54:05)
mist > そんなにヤワじゃないさ。(んびっと舌を出して)さてと・・・っ。 もう一頑張り行ってくるか。(のびっと腕を上に上げると、残りのアイスティーを飲み干して)ああ、マスター。例のヤツは明日の夜まで冷やしておいて?開始前には取りに来るから。それじゃあね。(コインを置くと、そろそろ白み始めた空に、やばっと舌打ち1つ、急いで店を後にして) (08/02-22:54:23)
ご案内:「※ 時狭間(深夜)」からmistさんが去りました。 (08/02-22:54:34)
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