room10_20120807
ご案内:「闇の集う場所」に仮面の忍者さんが現れました。 (08/08-00:01:22)
仮面の忍者 > (風が吹く荒れた地に、逆巻く一陣の風。ある木の上に、その者は腕組みをして直立していた) (08/08-00:02:13)
仮面の忍者 > ふむ。かような場所に繋がるとはな。あの女狐の言も、あながち虚勢では無いか… (どこか考えるように呟き。ぐるり、周囲を見回す) (08/08-00:03:53)
仮面の忍者 > ならば良し (うむり、納得するようにひとつ頷けば、どこに仕舞っていのか、大木を丸ごと切ってきたかのような巨大な丸太をひとつ取り出し、徐に地面へと投げる) (08/08-00:05:06)
仮面の忍者 > (ずしん、と地響きを立てて落ちたそれは丸太 ではなく、左腕。主の元から断たれても尚逞しい生命力を感じさせるそれは、まさしく巨人の腕、であろうか) (08/08-00:06:28)
仮面の忍者 > (そしてその腕に、何やら取り出した水晶の欠片のようなものを手首のスナップのみで投げる。さくり、と刺さる水晶の欠片は、まるで意思を持つかのように、ずぶりずぶりと腕の中へと入っていく) (08/08-00:08:30)
仮面の忍者 > …よし (その様を眺めた後、一度、息を吐き。組んだ腕を解けば、眼前で両手を印の形に組み直す) ―――――! (同時に発する、呪言。それはおおよそ、人間が発するような音ではなかった) (08/08-00:10:01)
仮面の忍者 > (低く響く呪言、その音の調子が変わるたびに組み変えられる印。まるでそれに呼応するかのように、巨人の腕は蠢き始める。いや、正しくは埋め込まれた水晶の欠片の力、だろうか) (08/08-00:11:29)
仮面の忍者 > (ずるずる。と、擬音にするならこうなるだろうか。この場に漂う瘴気や邪気、念がゆっくりとだが確実に、巨人の腕に吸い込まれてゆく) (08/08-00:13:14)
仮面の忍者 > (ごぼり、ごぼりと、水が湧くような音が、巨人の腕の切断面から、広がって行く。まるで今しがた断たれたかのように、おびただしい量の血が流れ出す。その血はまるで、腕に繋がっていたものを再現するかのように、ゆっくりと形を作っていく) (08/08-00:15:55)
仮面の忍者 > (腕から始まる血の海が巨人の全身を象れば、今度はまるでその血の中から産まれてくるかのように、骨が、筋肉が、象られていく。どくん、と心音のようなものが、虚空に響いた気がする) (08/08-00:18:00)
仮面の忍者 > (その周囲にはもはや、目視できるほどの瘴気の渦が出来上がっていた。それらをまるで貪るかのように、巨人の腕は、血は、肉は、吸い取り、形をより綿密に作っていく) (08/08-00:19:47)
仮面の忍者 > (どくん、どくん。心音は現実とものとなる。どくん、どくん。それは大地を揺らし。どくん、どくん。大気を震わせた。どくん、どくん。) (08/08-00:21:35)
仮面の忍者 > (やがて瘴気の渦が無くなれば、そこには一体の巨人が立っていた。身の丈は、5メートルを超すだろうか。太古の神話から切り取られたかのような存在が、悠然と、そこに立っていた) (08/08-00:22:31)
仮面の忍者 > ふむ。まずまず、といったところか。面だけがあっても、中身が空では木偶の坊だからな… (眼前の巨人を見上げながらも、男は納得のいかない様子で唸った。だがまあいい、これでひとまずは完了である。音も無く、足首のバネだけで飛び上がれば、次の瞬間には巨人の肩に立っていた) (08/08-00:24:34)
仮面の忍者 > (そのままくい、と顔を動かせば、それに応えるように、巨人は動きだす。一歩、一歩。) (08/08-00:25:55)
ご案内:「闇の集う場所」に二尾白娘さんが現れました。 (08/08-00:26:41)
仮面の忍者 > (巨人が足を踏みしめるたび発せられる地響きは、まるで巨人の雄たけびのようであった。二度目の生を受けての… それは 歓喜か嘆きか 知る由もないが) (08/08-00:27:25)
二尾白娘 > <<ヒュンヒュンヒュンッ シャキーン!>>(と、どこからともなく飛んできた鉄扇がその巨人の足下に突き立った) (08/08-00:27:27)
仮面の忍者 > む。(突然のそれに、この忍者は気づけても巨人は気づけない。降ろす足の真下であればそのまま踏みつぶすような形になるだろう。そうでなければただ跨いで終わるだけであるが) (08/08-00:29:45)
二尾白娘 > (一歩分くらいの距離は開けているようだ)どこのどなたか存じませんが。そのような怪異、外に出すわけにはいきません!(そしてゆっくりと歩いてくる紅白) (08/08-00:32:49)
仮面の忍者 > (では仕方があるまい。巨人は歩みを止める。その肩に立つ忍者は腕を組み、憮然とした声音を出す) むう。かような場所に、かような輩が現れるとはいな。いや失敬、正義感とはみな、そういうものであったか (ハハハ、と馬鹿にしたかのような高笑い。仮面の下の瞳は冷たく、現れた者を射抜いている) (08/08-00:34:37)
二尾白娘 > (離れた位置で手を引けば、紐で引かれたように鉄扇が引っ張られて手元へ飛んできた。キャッチ)正義感ではなく、ただの自己満足ですが。ともあれ! (それを突きつけ) そこの巨人、謹んでお還り願います(バッ。そして広げた。張り物はないが鳥居と言の舞う鉄扇) (08/08-00:37:53)
仮面の忍者 > ふむ。生粋の巫女か、あるいは力を授かった化生か。何れにせよ邪魔立てされる筋合いはないな。仕方あるまい、小々踊ってもらおうか ハァッ! (たんっと肩から数メートル斜め前に飛び上がりながら懐から十字手裏剣をひとつ、投げる。ライフル弾のそれに似た速度で迫るそれは途中で二つに、いや、三つ、四つ、五つ… 十! 一瞬にして十数個になった手裏剣が雨霰のごとく一直線に襲いかかってくるだろう) (08/08-00:42:19)
ご案内:「闇の集う場所」から二尾白娘さんが去りました。 (08/08-00:45:02)
ご案内:「闇の集う場所」に二尾城子さんが現れました。 (08/08-00:45:14)
二尾城子 > (光速で工事完了(何) かような瘴気。ヒトに害成すは成敗です! 二尾城子……押して舞入ります!(さらに、空手にも扇子を取り出せば、バッと開いてくるりと回転。両の扇子よりこぼれるように鳥居と言が宙を舞い)防御術式「瑞風」!(その鳥居を追うようにして周囲に瑞々しい風が浮かぶ。手裏剣を絡め取るようにして包み、威力を落として落下させるような風) (08/08-00:50:55)
仮面の忍者 > (ではその風に触れるや否や、手裏剣は全て ぽん、と跳ねるように飛んだかと思えば、次の瞬間、それらはすべて、仮面の忍者へと姿を変える。骸骨の仮面をかぶった忍ぶ気のない奴らが十数体。それらは一瞬にして巫女を取り囲めばわずかな時間差を絡めての真下を除く全面から攻撃を繰り出す。ある者は素手で、ある者は刀で、ある者はクナイで。まるで巫女の身動きを止め、視界を遮るかのように荒々しくも綿密に) (08/08-00:54:36)
二尾城子 > ! (驚いた。これが忍術というものですか! アサシンのサーヴァン……違った) くっ!(術式はまだ生きているが、人間大を押しとどめられるほどの勢いではない。せいぜい軽く動きを遅くさせる程度だ) 術式転化 (迫る刃物類に身体を掠めながらも、身を回して回避運動を行い、素手で捕まれるギリギリの所で)「風巻」!(勢いよく両手を広げ、扇子を閉じた) <<パチン>> (という小気味よい音が響いた瞬間、舞う風が吹き荒れる暴風となって周辺の忍者sを押しとどめ、吹き飛ばしにかかる) (08/08-01:01:01)
仮面の忍者 > (では忍者たちは驚くほど簡単にその風に寄って吹き飛ばされるであろう。が、その姿勢は両手で印を組んでいるのだが。巫女がその事に気づいて次の行動に移すかどうかのタイミングだろう。印を組んだ十数人の忍者は叫ぶ) 火遁! (次の瞬間、巫女へ向かって四方八方から、火炎が放射されるであろう。先ほどと同じく、動きを、視界を閉ざすように) (08/08-01:04:15)
仮面の忍者 > (吹き飛ばした忍者達の先、火炎が飛ぶ瞬間までに見える景色は恐らく、いつのまにやら巨人の足元に出来た沼地のようなものに、巨人は自らその身を沈めている光景、だろう) (08/08-01:05:15)
二尾城子 > (風の勢いで炎はここまで届かないが、代わりに風に流された火炎が火柱となって視界を塞いでしまう。視界の端に身を沈めていく巨人を捕らえたがそれも数瞬、炎によって見えなくなる。ここで風を解除すればこんがりロースト狐のできあがりだ)くっ (水系術式に切り替えようとしたが、走る激痛に左腕を押さえた。回避はしたが、予想以上に深手を負ったらしい)((毒は……))(ここで意識を飛ばすわけにも行かず、まずは自己の管理優先) (08/08-01:08:08)
仮面の忍者 > (では絶え間なく火炎が四方八方続く中、巫女がそれを防衛している間、巨人はずぶずぶと沼地へと身を沈めていく。もう首まで沈んだところで火炎は止まり、囲んでいた忍者達の姿も跡形も無く消えるだろう) (08/08-01:09:35)
仮面の忍者 > いや、これは失敬した。足を止めてしまえば、踊る事も出来んのだったなぁ (これは愉快、とでも言いたげな声音で、沼地の前で腕を組み立っている忍者はカカ、と笑った) (08/08-01:10:30)
二尾城子 > (火炎が消えた瞬間、髪を梳くような動作を入れてから防御に回していた風を苦し紛れに攻撃へ転化させた)「疾風」(とは言うが、自己の毒サーチ中でもあるので、タイミングば微妙。威力も微妙なので巨人にはダメージはほぼないだろう。忍者に当たって呷るかどうか程度) (08/08-01:12:48)
二尾城子 > (相手の皮肉には無反応だった。鋭い視線を投げるだけだ) (08/08-01:13:22)
仮面の忍者 > わざわざ追い風とは、心遣いに感謝する。 アーッハッハッハ! (たん、と後方へ向けて飛びながらその風を受ける。ダメージになっているようには、少なくとも外見上は見えない。そしてそのまま沼地へと消えていく。おそらくは異世界へ続く扉の役目をしていたのだろう。忍者の姿が消えると沼地もまた地面に吸い込まれるように消えていく) (08/08-01:15:51)
仮面の忍者 > (あ、多分毒は微量ですぐ回復するよ) (08/08-01:16:07)
ご案内:「闇の集う場所」から仮面の忍者さんが去りました。 (08/08-01:16:09)
二尾城子 > (ではご愛敬。わざわざ風を受けてくれたならば、一緒に乗せた髪の毛が衣装についただろう。もとい、憑いただろう)うっ (毒でフラリとする意識を支えつつ、ここでさらに襲われると危険なので離脱することにした。布石は打った、と) (08/08-01:17:47)
ご案内:「闇の集う場所」から二尾城子さんが去りました。 (08/08-01:17:54)
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