room21_20120825
ご案内:「白亜の海岸」にカヲルさんが現れました。 (08/25-22:33:49)
カヲル > (森の方から一瞬にしてここまでテレポートしてくる。しかし、血が足りない中でのテレポートは体に負担がかかる) ……くっそ、お礼なんて言えるわけねぇよ。絶対に。(己の通り名に泥を塗るようなものだと感じているようで、お礼を言いたくても言い出せなかった。足の切り傷はそのまま、ふらふらとおぼつかない足取りで歩きだす) (08/25-22:36:01)
カヲル > (あしまった、腹の傷もあった。どちらにせよ、十分けが人) ……俺、弱くなったんかね。(ふと、呟く言葉。弱々しい声音で語られるその言葉は、悔しさでいっぱいだ) ……っ。(意識が一瞬遠ざかりそうになる。その反動で砂浜の上に倒れこんだ) ((…くっそ、血がたりねぇ。)) (少年は体の中で血が作られるまで動くのが困難だと悟る。やはり息は荒い) (08/25-22:40:19)
カヲル > (なんだか、波の音が心地よく感じる。少し動けるようになるまで、ここでじっとしていようか) ((そういや、海に来るのって呪いにかかって以来だよなぁ。俺も年を取ったもんだ。くっそ、メジロ…))(己の脳裏に焼け付く、昔の人を思い出す。呪いにかかってから、自分から離れて行った、片思いの人) (08/25-22:44:24)
カヲル > ((………い、いかんいかん。意識飛びそうだった))(下手に考え事はしない方がいいか。首をフルフルと振り、考え事を飛ばすと同時に意識も戻そうとする。逆に頭がぐわんぐわんってなるんだが) …ちっきしょー!あの化け物、次はぜってぇ倒してやる!(仰向けになって、第一声。悔しさを思いっきり月の浮かぶ空へ投げかけよう。その声もむなしく響くのみで、吸血鬼などに届くはずもない) (08/25-22:50:33)
カヲル > (しかし、意識の維持が難しくなってきた。だんだんと虚ろになる目。悔しさと己の弱さを改めて知ったことにより顔をしかめて) ……死ぬ前に、メジロにあいてーな……あいつ、なにやってっかな…。(小さく弱々しい声でそう呟く。そのまま、体がいうことを聞かないまま、意識が遠のいて行った。あの吸血鬼に吸われた分は、体の半分ちょっとぐらいだったのだろう。これなら、きっと生きている。目を閉じ、そのまま暗い意識の中へと堕ちていく) (08/25-22:55:33)
カヲル > (波が少年を笑うように波打つ以外、ココにはこれ以上音は存在しなかった) (08/25-22:56:16)
ご案内:「白亜の海岸」からカヲルさんが去りました。 (08/25-22:56:19)
ご案内:「白亜の海岸」にレティアスさんが現れました。 (08/25-23:24:08)
レティアス > (ふゎ。と白いサンドレスの裾を靡かせながら、ゆったりと海岸へやってきた娘。夜の潮風は心地よく、波の音が耳に響いて。 砂浜に小さな足跡を付け――たところでふと、少し先の波打ち際の何かに気付いて) (08/25-23:29:07)
レティアス > ぇ?(何か、それは人影に見える。しかもどう見ても波打ち際の水の流れを楽しんでいるのではない。むしろ行き倒れの姿に見える) ――っ!(のんびりと散策を楽しんでいた表情を一瞬で蒼くし、慌てて人影の元へと駆け寄って) (08/25-23:33:48)
レティアス > だっ、大丈夫ですか!?(膝を着き、けれどまだお体に手を掛けることはなく、大声で呼び掛ける。揺さぶるという手もあるが、それが却って悪くする場合もある。何度か呼び掛け、反応が感じられなければ、ピッ。と手袋を外し、そっ…とその頬に手を伸ばす) (08/25-23:36:12)
レティアス > っ…!(冷たい。と一瞬、反射的に触れた指先を引っ込めた。 致命傷に近い血を失い、気絶して夜風と波に晒された身体、きっと死人と見まごう程なのでしょう) こ、これ…結構、大変なんじゃ……(ォロリ。肩から、唇から、呼吸の様子は見て取れるでしょうから、死んではいないことは確認できたとしても) (08/25-23:40:17)
ご案内:「白亜の海岸」にカヲルさんが現れました。 (08/25-23:41:16)
カヲル > (倒れていた少年はかすかにだが呼吸をつないでいる。首には包帯が巻かれているが、腹には刺し傷、足に切り傷ができている。どれもまだ最近のもので、どの傷からは血がにじんでいる) (08/25-23:42:57)
レティアス > (肌の色も、魔族である自身よりずっと白く見えた。否、青白い、というべきか。 誰か、と助けを呼ぼうにも、時狭間からも館からも、結構な距離がある。そもそも医療の心得がある方がいらっしゃるか如何か) ………(改めて見れば、少年の身体は傷だらけで。じゎ、と滲む血が止まらないところを見れば、それが負ったばかりであることを示していて。 ならば) (08/25-23:45:35)
レティアス > (ならば、自分の力でも助けられるかもしれない。せめて傷を塞ぐくらいは) ―――(一度瞳を閉じ、意識を集中して。そっ、と少年の手を取ると、小さく詠唱を始めた。人の言葉ではない、魔力を持つ言葉を。 同時に淡い月明かりのような光が、ふんゎりと少年の身体を、傷を覆っていく) (08/25-23:50:02)
カヲル > (少女の魔法により、傷が塞がっていく。その魔法を感じ取ったのか、少年が一つ大きくせき込んだ。せき込みのあと、うっすらと目が開き、虚ろな青目が少女を映し出す。その姿が、どこか記憶に残る姿に似ていたのか) ……………メジ、ロ…。(掠れる声で誰かの名前を呼んだ。が、意識を戻せたのもそれが限界のようで、またすぐ意識が途切れてしまい、ぐったりとする) (08/25-23:53:38)
レティアス > (魔術が効く身体であるか否か、が懸念されるが、今は迷っていても仕方ない。唇から紡がれる呪文と共に、光の強さも輝きを増して。スゥ…と傷はゆっくりと塞がれていく。 その様子を見れば、ホッ。と取り合えず一息ついて) 良かった…… ぇ?ぁっ。(一瞬、意識を取り戻した少年がこちらを見やった。けれど声を掛ける間もなく、再び意識は闇に沈められたようで) (08/25-23:56:11)
カヲル > (傷が塞がれたことで、少年の命は繋ぎ止めたことになるだろう。が、体の中の血液が少ないのは変わらない。意識も続くはずもなく途切れ、そのまま、次の日ぐらいまでは目を覚まさないかもしれない。目を覚ましても、暫く安静にしていないといけないだろうが) (08/26-00:00:04)
レティアス > めじろ……(って、仰った気がした。もしかしたら、聞き間違いかもしれないけれど) 何方かの、お名前かしらね。(完全に傷が塞がったのを確認した後、ス…と詠唱を止め、眠る少年を見やって。 必死でそんな暇はなかったが、よくよく見れば自分と近しい年齢に思えた。そして何だかお可愛らしいパーカーを羽織ってらして) ん……運んじゃって、いいかしら。(自身の屋敷なら、掛かり付けの医者もいる。少なくとも、安静にできる場所は提供し得るので) (08/26-00:03:57)
カヲル > (メジロの意味は彼の口から直接聞かなければわからないだろう。謎に包まれた言葉と成り果てている。か細い呼吸だが、しっかり命を繋ぎ止めている。ややパーカーコートの首元あたりや、腹のところには血も滲んてしまっているが、なんともパーカーの猫耳が愛着あることか。きっと連れていかれた先で、目を覚ませば驚きの連続かもしれないのはまた別のお話だろう) (08/26-00:08:15)
レティアス > (突然怪我人――ではなくなったが、行き倒れの方を連れて帰れば、屋敷の者にも、一緒に住む恋人にも驚かれそうではあるが) ………食べちゃだめ、って、言っておいたら大丈夫よね。(メイド達にはきっと、と何やら不穏なこと口にしてますが) (08/26-00:10:17)
カヲル > (この少年は人間だが、何やら違う力も体の中に働いているので呪いを感じ取ることができれば、この少年がただの人間ではないことは分かるかもしれない。そして、この先また人間から遠ざかる出来事もおきるのはまたまた別のお話…。 運ばれるなら、細い体にはあまり重さもなく、魔族の力だったら問題なく持ち上がるだろう) (08/26-00:12:49)
レティアス > (ス、と取っていた手を降ろし――掛けたところでふと、相手の身体から何かを感じ取って) ぁら、これは……ほんとにちゃんと、言っておかなきゃだわ。(唯の人間――でなさそうだと感じれば、尚のこと。 食すな、の旨は徹底させなければ。と改めて思った。 行き先は魔族の屋敷。当然そこに仕えている者も、魔族なのだ。中には人を捕食者とするものも、いる) (08/26-00:19:09)
レティアス > (普通のヒトと異なる者であれば、きっと興味をそそられる者もいるはずで――そうなってしまっては、元も子もない。 そこまで考えた後、再び少年の手を取り、詠唱を始める) (08/26-00:22:25)
カヲル > (少年の体に刻まれた呪いは、時を止める呪いでもあり、壮大な魔の力を与えるものでもある。それこそ、呪い自体は魔族と同じような気配なのだろう。屋敷の者たちにどう思われるかはわからないが、運ばれた本人はそんなこと知る由もない。起きてからの、お楽しみである) (08/26-00:22:41)
ご案内:「白亜の海岸」からカヲルさんが去りました。 (08/26-00:22:54)
レティアス > (先程より、もっと強い光が一瞬で二人を包み込み、そして霧散してすぐに消えた。 後には誰もいない。少年の流した血だけが、波に攫われるまでの間、残されていたのでしょう) (08/26-00:24:44)
ご案内:「白亜の海岸」からレティアスさんが去りました。 (08/26-00:24:49)
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