room02_20120831
ご案内:「針山の頂」に卍さんが現れました。 (08/31-20:50:03)
卍 > (見渡す限り、同じ様な尖った山が雲を貫いて下方に見える。その一際高い位置に胡坐を掻き、キツく腹に包帯を巻いている男。) (08/31-20:51:27)
卍 > …ッ…ぅし。(これでマシに動ける。と立ち上がり、見下ろす景色。) (08/31-20:51:59)
卍 > アレに梃子摺ってる様じゃ― <ゴォォォォォ!!!>(魔球が散らした深い雲。今まで見えなかった更に遠く、今立っている針山よりも更に高い山々が剣山の如く膨大な数聳えて。) ―俺の最強はまだ遠い。 (08/31-20:54:47)
卍 > (今回見えたのは、一度目、あまつさえ命を捨てて挑んできた相手に対して背中を見せかけた己の甘さ。二度目、死中に置いて小細工に嵌り、隙を許したツメの甘さ。 緩み。 ソレだけだ。) (08/31-20:57:09)
卍 > (苛立ちは増す。己に対して。 自分が見た男達の背中は、今の己の様に情けなかったか?志を、思いを、己に託し己の中に眠った武人達は―) ―情けねェ。 (08/31-20:59:57)
卍 > ((俺が目指した『最強』の二文字は―)) ―情けねェ…! ((あの日全ての憎悪、悪意、己に向けられる全ての負の感情を蹴散らし背負った『鬼』の一文字は―)) ―情けねェ…! (08/31-21:03:24)
卍 > (過去にも囚われた己の弱さに対する苛立ち。―もう、囚われない。 全てを解決する方法は一つだ。)―強く、なりてェ…。 (08/31-21:06:16)
卍 > (目を閉じ、遡る時間。どの時間にも必ず命を駆けた死線があった。)((アザミ、mist、リュウヤ、太一、エルト――))((―ショウ、エデン、ダイム―))(更に遡る。)((百鬼、幕府、ゴロツキ共―))(何時も同じ。ソコまで来て幼少の己と出会う。) (08/31-21:11:08)
卍 > ((沙耶―))(幼少の自分と今の己が重なる。緩み切った今の自分に、幼少の自分、狂おしい程に力を欲した頃の自分の感情が叩きつけられ、雑念は宙に舞う。)((俺は――))――もっと強くなる…!! (08/31-21:14:33)
卍 > ((―俺以上に『高い山』の存在は許さねェ―))(無言の気合と共に放たれた魔弾は、山々を塵に帰し、雲を割った。目の前に広がるのは無限の星空だ。) (08/31-21:16:41)
卍 > (開いた腹の穴から血が溢れ痛む。これは己の油断が招いた『恥』の痛みだ。と同時に、緩んだ己とは違い、全身全霊を賭けて戦った男が意地で己の体に刻んだ痛みだ。) (08/31-21:19:43)
卍 > (mistなら。互角の相手ならこうは思わなかっただろう。己は至弱から始まった。チンピラ数人にさえ良い様に弄ばれた場所から、自分は此処へ来た。そんなコトを、思い出す機会を与えられた気がして。) (08/31-21:24:04)
卍 > (生死は確かめては居ない。だが昨日以上に確信が持てた。)―上がって来い…!((俺はテメーから教わらなきゃなんねェ事が山ほど出来たンだ。)) (08/31-21:27:11)
卍 > (ふわり浮かび上がると、見つめる眼下。そして頭上の星。針山に囚われている様ではやはり己は駄目だ。星を捕まえる様に、高く高く飛翔し、男は消えた。) (08/31-21:29:59)
ご案内:「針山の頂」から卍さんが去りました。 (08/31-21:30:05)
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